1個のサイコロを3回続けてふり、出た目の数を順にa、b、cとする。
(1)ab=6となる確率を求めよ。
(2)(ab-6)(bc-6)(ca-6)=0となる確率を求めよ。
(3)(ab-4)(bc-4)(ca-4)=0となる確率を求めよ。
(注)
ab=6→a×b=6(他も同様)
確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう。
(ab-6)(bc-6)(ca-6)=0→(ab-6)×(bc-6)×(ca-6)=0(他も同様)
灘高の入試問題ですが、小学生でも解ける問題です。
灘高入試の場合の数・確率の問題にありがちなことですが、灘中の入試問題よりも簡単でしょう。
(1)は(2)を解くためのヒントになっています。
(2)と(3)はダブりに注意するだけです。
(2)と(3)の違いは、トリプルカウントがあるかどうかだけです。
トリプルカウントがあろうがなかろうがその可能性に注意を払わないといけないのだから、(2)と(3)の両方を問う意味はないような気がします。
(2)でトリプルカウントの可能性を検討したときに、6が平方数でないからトリプルカウントがないという結論に至るので、当然6が4になった場合は、トリプルカウントがあるだろうと(2)の時点で見切ることができますからね。
詳しくは、下記ページで。