7個の数字2、3、4、5、6、7、8から異なる4個の数字を選んで並べ4桁の数ABCDを作り、選ばなかった3個の数字を並べ3桁の数EFGを作ったところ、ABCD÷EFG=9となりました。
(1)このような4桁の数ABCDのうち、A、B、C、Dのいずれかが8であるものはただ1つです。その数を答えなさい。
(2)このような4桁の数ABCDのうち、A、B、C、Dのいずれも8でないものは全部で2個あります。それらの数を答えなさい。

 

記事のタイトルでは一応覆面算としていますが、数の性質の問題です。

従来1日目に出されたタイプの問題ですが、(2)を処理するのに若干時間がかかるので、2日目に出されたのでしょうね。

 

 

 

ただ、2日目の最後の問題としてはずいぶん軽い問題のような気がします。

答えの個数が明記されているため、指定された個数の答えを見つければ、作業を途中で打ち切ることができますからね。

まず9の倍数判定法を利用(上の2017年の問題と同様の手法ですね)すると、E、F、Gの和がすぐに確定します。

与えられた式を筆算の形にして考えますが、その際、かけ算ではなく引き算で処理するのがポイントです。

9倍する計算において、10倍したものからもとの数を引くという計算の工夫と同じ作業です。

筆算をよく観察すると、A、B、C、D、E、F、Gに関する条件があぶりだせるので、調べる場合が激減します。

詳しくは、下記ページで。

 灘中学校2026年算数2日目第5問(問題)

 灘中学校2026年算数2日目第5問(解答・解説)

 

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 右の図において、四角形ABFGと四角形BCDEはどちらも長方形で、3点A、B、Cは一直線上にあります。
(1)省略
(2)省略
(3)四角形HKMLの面積は[ ]cm2です。

   

 

誘導はカットしています。
問題文の図を見た瞬間に右上が不自然に欠けていることにすぐに気づくはずです。
また、図形問題に取り組む際に対称性を常に意識している子であれば、BDとBFがなければ線対称になっていることにも気づくでしょう。
さて、問題を解いていきましょう。
不自然に欠けている右上の部分を補います。

   
三角形NGEと三角形NADのピラミッド相似(2つとも直角二等辺三角形ですね)に着目すると、GEとADは平行となることが分かります。
すると、三角形CEGと三角形CLHがピラミッド相似(相似比はCG:CH)になっていることも分かりますね。
ここで、三角形CDHと三角形GAHのちょうちょ相似(相似比は10:6=5:3)に着目すると、CG:CH=(5+3):5=8:5となるから、三角形CEGと三角形CLHの面積比は(8×8):(5×5)=64:25となります。
三角形CEGの面積=三角形FEGの面積+三角形FCEの面積×2=4×4×1/2+4×6×1/2×2=32cm2だから、三角形CLHの面積は32×25/64=25/2cm2となります。
あとは、三角形CMKの面積を求めて引くだけです。
三角形ACGと三角形BCIのピラミッド相似(相似比は10:6=5:3)に着目すると、BI=6×6/10=18/5cmとなります。
三角形KCDと三角形KIBのちょうちょ相似(相似比は10:18/5=25:9)と点Mが対角線BCの真ん中の点であることに着目すると、BK:KM:MD=9:8:17となり、三角形CMKの面積=三角形BCDの面積×8/34=10×6×1/2×8/34=240/34(2と通分するので約分してはいけません)cm2となることが分かります。
したがって、求める面積は25/2-240/34=185/34cm2となります。
文章で書くと、上記のように多少端折ってもかなり面倒な感じになりますが、図に長さや比を書き込んでいけばかなりすっきりとした感じになります。

なお、右上の部分を補わずに、最初に述べた線対称を利用して三角形CLHの面積を求めてもよいでしょう(こちらの方がはるかに楽になります。ただ、今年の灘中の1日目の最後の問題がそうでしたが、不自然に欠けているところがあればそれを補って考えるということは大切なことなので、この問題では遠回りになりますが、あえてその解法を選択しました)。

式だけ書いておくので、その意味を考えてみましょう。

 10×10×1/2×(5-3)/(3+5)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Aは50以上80以下の整数で、Bは整数です。B÷Aを小数で表すと0.061・・・となります。このとき、A=[① ]、B=[② ]です。

 

今から30年弱前の神戸女学院中学部の問題(神戸女学院中学部1998年算数2日目第3問)の劣化版という感じの問題です。

神戸女学院の問題と異なり、答えを1つだけ求めればよいから、本格的な処理をする必要はないでしょう。

上限チェックと下限チェックを行うとBがすぐに確定するので、あとは大雑把に見当をつけてAを求めるだけです。

詳しくは、灘中学校2026年算数1日目第2問の解答・解説で。

因みに、上の神戸女学院の問題と下のジュニア数学オリンピック(JJMO)の問題が灘中志望者向けの灘中対策演習問題の中に入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 右の図で、四角形ABCDは長方形、四角形DEFGは正方形です。点Fは対角線BD上にあり、点Gは辺BC上にあります。このとき、GCの長さは[① ]cmです。また、辺ADと辺EFが交わる点をHとすると、AHの長さは[② ]cmです。

   

 

斜めの正方形の処理(最難関中の受験生であれば常識レベルです)をしっかりマスターしていれば簡単に解けます。

 

 

 

 

 

 

斜めの正方形を水平な正方形の中に埋め込み、直角三角形の合同・相似とピラミッド相似を利用するだけです。

詳しくは、下記ページで。

 灘中学校2026年算数1日目第9問(問題)

 灘中学校2026年算数1日目第9問(解答・解説)

 

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 ある商品を1個560円で何個か仕入れ、仕入れ値の40%の利益を見込んで定価を付けました。1日目は定価で売ったところ、76個売れ残りました。そこで、2日目は定価からいくらか値引きして売ったところ、すべて売れました。その結果、利益は最初の見込みより14896円少なくなりました。
(1)2日目の売値は定価の何%引きでしたか。
(2)1日目の終了時点での売り上げから仕入れ値の総額をひくと15680円です。このとき、1日目に売れた商品は何個でしたか。

 

売買算の基本問題です。

(1)は、見込み利益が減った理由が76個の値引きにあることに着目するだけです。

(2)は、計算の面で差がつく問題です。

1日目の総利益がどうなるか見抜ければ、1日目の1個あたりの利益で割ることにより簡単に答えを求めることができます。

1日目や2日目の総売り上げを求めるようなことをすると面倒なことになります。

詳しくは、下記ページで。

 愛光中学校2026年算数第2問(問題)

 愛光中学校2026年算数第2問(解答・解説)