玉石混交のコンテンツ時代に抜きんでる方法とは?
こんにちは、樺木宏です。
昨年は「電子出版元年」と言われたのは記憶に新しいですね。
しかし、アメリカと違い日本では、電子出版の市場もまだまだ形成されているとは言えない状況です。
対応を急ぐ必要はないのですが、それでも準備しておくべき事はあります。
それは、
大量のコンテンツに埋もれない準備
です。
なぜかと言うと、
電子出版の時代は、電子自費出版の時代でもあるからです。
コンテンツが大量に量産され、大量に流通します。
そうなれば、残念な品質の大量の電子書籍に紛れて、あなたの電子書籍も
埋もれてしまいます。
すでに現在でも、そうした状況になっています。
昨年の末に、商業出版された本を電子書籍にした人がいました。
特に自分で販促などを行わず、数ヶ月後調べた所、
売上は、10部だったそうです。
プロのクオリティでも、埋もれればこうなります。
こうなってしまえば、電子書籍の印税率が仮に70%だったとしても、
全くビジネスにはなりませんね。
ではどうすればよいのか?
結論としては、
自分で売る努力をする
ということになります。
もちろん、品質が一定のレベルにあることは前提です。
その上で、
・自分が書きたいことでは無く、世の中に求められている事を書く
・世の中の人が何を求めているかを知る努力をする
・自分自身で売れる、見込み客のリストを手に入れる
といった事が必要になってくるのですね。
それぞれについては、ここの記事でも過去に何度かお伝えしていますが、
明日から数回に分けて、改めて情報発信して行こうと思います。
ご参考になれば幸いです。
残念な人を反面教師にして学ぶ、著者への最短距離
こんにちは、樺木宏です。
世の中は、互いに貢献しあって,支え合って成り立つもの。
いきなり、道徳めいた事を書きましたが、これはビジネスでも、出版の世界でも同じですね。
とくに出版の世界では、関係者がみなWin-Winにならないと、企画が通りません。
商業出版で皆がWin-Winになるとは、その企画が、
・世に出す意義があり
・売れること
ですね。
この2つが満たされれば、関係者皆がWin-Winになりますし、
皆さんの企画も通ります。
では、その為には何が必要か?
具体的に言えば、私がこのブログでも良く書いている、
・読者のニーズ
・類書との差別化
・著者としての書く資格
の3つのポイントですね。
とはいえ、こうしたいわゆる「チェックポイント」は頭で分かっても、心に残りずらいもの。
そこで、あえてネガティブな残念事例を知る事で、反面教師にしてみる、というのはいかがでしょうか?
例えば、
・読者のニーズが無い企画なのに、時代に合わない企画に固執する
・ライバルと比べて平凡なのに、差別化を考えようと思わない
・実積がないのに、客観視できず自慢ばかりする
いかがでしょうか?
こんな考え方をしている人がいたら、企画は絶対に通らないのは明白ですね。
たとえ何十社の出版社に提案しようと、老人になるまでやっても、いつまでも状況は
変わりません。
世の中に対する不平不満がたまり、人相も人格も悪くなるでしょう(笑
こうして文章に書くと、「こんな愚かなことを自分はしない」
と誰もが思いますし、実際ここまで残念な人はほとんどいません。
ただ、反面教師として役に立つので、皆さんにシェアしてみました。
これの逆を行けば、上手く行きます。
ご参考になれば幸いです。
熟読のススメ
こんにちは、樺木宏です。
書店には「速読」に関する本は沢山ありますが、その逆の「熟読」はあまり見かけませんね。
では、速読>熟読 なのかと言うと、全くそんなことはありません。
知的生産に関わるビジネスパーソンであれば、むしろ「熟読」の方が大切だとすら思います。
そこで今回のお題は『熟読のススメ」と題して、私の考えをお届けしたいと思います。
なぜ「熟読」なのか?
結論から言えば、「目的を達成するのに役立つから」です。
ちょっと説明が要りますね。
誰しも、本を早く読めれば、それに越したことはありません。
今まで2時間かかっていたものが、30分で読めたらいいですよね。
貴重な時間を他に充てることが出来ます。
しかし、良く考えると、ちょっとおかしい事が分かります。
なぜなら、読書はただの手段に過ぎないからです。
読書で時間が短縮出来ても、それ自体は目的ではないのです。
では、何が目的なのか?
それは「結果を出すこと」です。
営業パーソンであれば、売上が向上することでしょうし、
課長であれば、部下と上司のマネジメントが上手くいくことかもしれません。
士業の方であれば、顧客を獲得し続けることも考えられます。
これらが「結果」であり、読書の目的とする所です。
そう考えると、「速読は速く読めるから良いことだ」というのは、ちょっと違うと思えてきます。
実際は、「速く問題解決できるのが良い方法」なのです。
本を読んで問題解決するとは、新しい視点、知らなかった知識、異分野の考え方、などを、
自分の問題に当てはめて考え、解決のヒントにすることに他なりません。
ここで「自分の問題に当てはめて考え」と言いましたが、ここがまさにポイントになります。
世の多くの速読法は、要約と斜め読みの組み合わせです。
確かに速く読み終わるかもしれませんが、考える時間も同時に減らしているのです。
これでは、知識を得たり、ヒントを得る事は出来るかも知れませんが、問題解決は先送りされます。
もちろん、潜在意識に入った知識が,後日何かのタイミングで組み合わさり、突如解決策がひらめく可能性はあります。
ただ、人間の脳は、1回読んだだけではそのほとんどを、3日後には忘れてしまうのです。
記憶を定着させるには、1日後、1週間後、1ヶ月後、そして1年後に復習することが必要ともいわれています。
現代社会の情報量を考えると、これはかなりの時間と努力を要することです。
であれば、じっくり読みながら考えることは、実は結構時間の効率が良いのです。
読んだその時に、自分のビジネスに使えないか繋げて考えることで、まず新しいアイデアが出る可能性が高くなります。
脳の他の要素と結合するので、記憶に定着する効果も期待できます。
そして読後のテンションの高い状態で新しいアイデアが浮かぶことで、それをすぐ実行に移す可能性が高まります。
これが一番大切な「目的=結果を出す事」に直結するのですね。
いかがでしょうか?
時間効率が悪いと思われている「熟読」も、ビジネスパーソンの視点から見ると、
意外と合理的ではないでしょうか?
逆に言えば、たとえ速読が出来ても、全ての本をそれで読んでしまっては、逆に効果が下がってしまうのですね。
ぜひ心置きなく熟読をして頂き、皆さんの知的生産力をさらに向上させて下さい。
ご参考になれば幸いです。