好みの問題
週末もノートルダムの鐘。私も「キリエ、エレイソーン、主よ憐れみを~」「私なら大丈夫~」と唐突に頭に浮かぶ台詞群があります。気づけば、今年に入ってからの観劇数は今週末分で8回目となり、年内4回を含めると2桁を超えてしまいました。四季の作品で、演目重視とはいえ、何となく、このキャストの方がいいなあと個人的好みを抱いてしまうのが人というものです。今の時点での好みを書いてみる。カジモド→海宝君が圧倒的に好きなのですが、みてると思い入れが強すぎまして、民衆に虐げられる姿をみてると「少女に何がおこったか」のキョンキョン(当時、好きだった)がいじめられているのとみて、心が苦しすぎた状態を思い出します。「スワンの涙」で宮澤りえがいじめられているのをみても「ああーカワイソーダナ」と思うくらいなので、私の共感性には非常にムラがあります。だんだん、海宝君がカジモドにしか見えなくなってきたので、観る方も雑念は消えてきましたから、今は、異常なヒリヒリはしないです。「陽射しの中で」で、外に出たい気持ちを抑圧させている度合が高くて、一番出ることに慎重だったような状態で、外への憧れが強いから、その後の展開が一番、辛くて見てられないのは海宝君です。閉じ込められているカジモドの心の動きをひしひしを感じて、役者さんとしての演技に惚れ惚れとして観てます。エスメラルダへの恋心は「憧れ」にちかそう。エスメラルダの恋はきっかけにすぎなくて、フロローとの確執部分(外の世界が完全に、危険であるか、閉じこもることがベストなのか)の方がメインに感じます。恋物語よりもこじれた親子感情とかのほうに私はとても興味があるせいか、海宝君のは、観るたびに、ぐったりします。達郎カジモドは、みてるうちに、愛着度がどんどん、キョンキョンクラスに近づいてきたため、今は海宝カジモド観る時くらいしっとり泣いています。世界の頂上で、で、「力持ちなのね」にたいし、「そだよ」と言うのが可愛いです。田中カジモドは1回しか観ていませんが、エスメラルダ、好き好き感が出ていて、フロローの教えに従順で、罪を犯したとされる自分の父に対する嫌悪感を一番わかりやすく、フロローに洗脳されてる度が高い。このお二人は、エスメラルダの純愛を貫いたのね、良かった良かった、と思うので、みた後に、それほどダメージが来ない、というのが私の個人的な分析です。フロローは今年に入ってほぼ野中フロローです。ここの所、観るたびに盛大に台詞をかんだり、言いなおしたりすることが多いので、ここ数回は今日は大丈夫かなあと、ちょっと変に心配してしまうことが多いのですが、役作り的には、自分の中に雑念が生まれていること(エスメラルダへの欲情)に自分が気づいていないところ(エスメラルダに指摘された時のキレ方)、普通の人が怪物になること(地獄の炎の迫力)、火あぶりになっているエスメラルダへの最終確認の声のひそめかた(ほかの人に聴こえない様にこっそり聞いている風)。芝フロローは、とにかく、ねちっこい。多分、エスメラルダに指摘されるまでもなく、自分の中の雑念、欲情の存在にはすでに気づいていて、出会う前から、夜な夜な、庭で、自分の体を鞭でビシビシ叩いて律していそうなイメージです。世界の頂上で、でカジモドが、「彼女は僕に優しくしてくれました」で、一瞬のうちに、優しく直接何かしてもらったのではないかと勘ぐって、そんな勘ぐってしまった自分をびしっとたたくつもりで、やつあたりでカジモドのほほを打ってるかと。カジモドにも厳しいし。回数みていないからちがうかもしれませんが、海宝カジモドにはより厳しめで、達郎カジモドには少しやさしめに感じる、演技になっているような気がします。個人的感想ですが、達郎カジモドには芝フロローの方がくみあわせ的には私は好みです。今週はこのままなら、これです。エスメラルダは今年に入り宮田エスメラルダ。みてるうちに、見慣れて、聞きなれてきましたがそろそろ岡村さんが観たいので、今週は嬉しい。ダンスで悩殺するような色気は宮田さんには強くあり、メインの歌で包み込むような母性は岡村さんに強くあります。どっちが好みか、感じ方は人それぞれ。恋要素がとても強そうな達郎カジモドと田中カジモドは、宮田エスメラルダ憧れ要素強そうな海宝カジモドは岡村エスメラルダが合っているような気がしてます。フロローが迫るのも芝フロローと岡村エスメラルダだと真正面から見てられないわ~と思う。小さいころにテレビでその手のシーンになると気まずくなった感じ。今週はそんな二人の組み合わせ。久しぶり、楽しみ。フィーバスは顔と演技は断然、佐久間さんです。声と体格は断然、清水さんです。どちらが好みか、感じ方はそれぞれでしょう。組み合わせ好み順には、1、清水×岡村、2、清水×宮田、3、佐久間×宮田という感じ。佐久間×岡村さんはいつかみれるか、待ってます。歌が強くて、存在が強い二人が寄り添う感じで清水×岡村の奇跡もとめて、いつか、はかなり泣けます。今週はこれがみれます。クロパンは、うさんくささはワイスクロパン。アニメに近い風貌でしっくりきます。兄貴感は阿部クロパン。最初はアニメと異なり、かっこいい阿部クロパンに違和感あり、エスメラルダも、わざわざフィーバスじゃなくてクロパンで良いじゃん、って思ったのですが、だんだん胡散臭い感じも出してきて、阿部クロパンが好きです。今週、ここはワイスクロパンなのです。この作品、アンサンブルさんが場面転換でもセットを組み替えたり、いろんな役をつぎつぎにしたり、流れを説明する台詞もあったりで出ずっぱりなので、主役級よりも結構、好みに左右されます。一応、キャスティングされている人は全員みました。キャストによっては、どっちの人もいいというところもあったり(男性1・男性6・男性7)圧倒的にこっちがいいというところもあったり(それ以外の男性アンサンブル、女性アンサンブルすべて)と、今週はそういう意味ではベストアンサンブルなんです。圧倒的こっち、が全部好み側なので。どうぞこのままで。以下雑談男性アンサンブル1枠は、顔、身長等の形は野村さんが好み、歌、声は鈴本さんが好みです、あと、カジモドの影武者、上手です、あの歩き方。演技プランにも癖なし。野村さんは、演技が分かりやすいプランで、目に留まります。フィーバスに「金なら要りません」というとことか、教会出撃命令の十字切るところ、書き出すとキリなし。2枠は、山田さんは記憶に残っていないけれど、安部さんはルイ11世の場面が回を重ねるごとに熱演です。3枠は、それ以外のキャストは1回しか観ていませんけど、大空さんの方が単純に色々、諸々お上手だったように思います。4枠も、それ以外のキャストは1回しか観ていませんけど、賀山さんの方が単純に色々、諸々お上手だったように思います。5枠も、回数の問題もありつつ、高舛さんの方が単純に色々、諸々お上手だったように思います。6枠は、平良さんの渋さもたまらなく好きなのに、オペラ座の怪人のお稽古だから仕方ない。金本さんになると、酒場の主人がエスメラルダに近づいて、リフトするのが、マスターにもチャンスがあるのね、下心はあるのね、と思う。7枠は、佐藤さんのきっちりした歌声も好きでしたが、ここ最近宇龍さんの鐘の音に苦労するジェアンや、勉強嫌い(手ヒラヒラ)とか、とっても演技がわかりやすくてだんだん見慣れてきました。8枠は、八百さんにも見慣れてきたけど、単純に、吉田さんのほうが諸々お上手に感じる。女性陣は今週末予定キャストの方が好きです。声、歌、演技、存在感すべてにおいて。