私にはずっと忘れられない

女性がいる。

それがおばあちゃん。



私がいつも情熱的に生きている

人ばかりに惹かれてきたのは、

おばあちゃんが原点だからだと

思う。



お家はいつもチリ一つない

ピカピカで、お花を活けていて、

お抹茶をたてて、毎日着物を

来ていて、素敵なデスクで

エッセイを書いていた。



お料理はとんでもない美味さで、

今でもおばあちゃんの味を

再現しようとしても、

難しいとトホホとなる。



とにかく、おばあちゃん大好き

だった。だからこそ、そんな

おばあちゃんが乳がんになった

時は悲しくていつも祈っていた。




でもおばあちゃんは乳がんに

なっても愚痴文句言わずに、

いつも笑顔で、エッセイを

書き続けていた。


そのうち、手が麻痺で書けなく

なり、でもおばあちゃんはそれでも

諦めなかった。



右手がダメなら左手があると

笑って、左手でも右手と同レベル

の達筆な文字が書けるまで、

訓練し、そしてまた書けるように

なると、エッセイを書き続けた。




それは亡くなる寸前までそうで、

そんな命が消える最後の瞬間

まで自分の魂を燃やす情熱的な

おばあちゃんの中に圧倒的な

光を見た。




その光はいつまでも心の中に

残って、だからゴッホや吉田松陰、

高杉晋作、ベートーヴェンとか、

情熱的に生きてきた人に

惹かれたのだと思う。



ばあやを引き寄せたかったのも、

おばあちゃんと一緒に

もっと料理や掃除をしたかった

からだと思う。




でも、今は大富豪おばあちゃん

がいたり、ばあやがいたり、

心がとても満たされていた。




そんな私の前に、奇跡が起きた。


家の前に一軒だけ、家が立っている。


その家は大きな庭に花がたくさん

咲いていて、桃源郷のような

家だ。



こんな美しい庭がある家が

前にあるなんてとても幸せだと

思った。


家からいつも美しい花畑が

見れる。



どんな人が住んでいるのだろうか?

とワクワクとしていた。



そして引っ越しがある程度

整ったから、引っ越しの挨拶に

行った。



玄関から出てきたのは、

おばあちゃんと瓜二つの

女性だった。



顔も雰囲気も上品さも

玄関にお花をたくさん活けている

ことも、穏やかな声も微笑みも

何もかもソックリで、

声を失った。



何だか泣きそうになった。


ずっとずっと会いたかったと

叫びそうになった。



でも何とか誤魔化して、

挨拶をして帰宅をした。



その日、私は父にメールを

送った。おばあちゃんソックリな

人が目の前に住んでいると。



すると、父は知っていると

話してきた。引っ越しの手伝いに

来た時に偶然お庭で出会って

話をしたそうだ。



おばあちゃんソックリだね。

素晴らしい人が目の前に住んでいて

とても安心だと父は言った。



これは奇跡なのだろうか?


これは現実なのだろうか?



私の目の前に起きる出来事

全てに脳が追いつかない日々。



一体この現実は何?

ここはどこ?


実はもう異世界に住んでいる?


色々なことをロジカルに考えられる

のに、自分に起きる現実が

あまりにも脳を超えていく。




でもそれからおばあちゃんとは

とても仲良しになった。

いつも朝に出会う。



おばあちゃんと色々な話をする。

おばあちゃんは私の本当の

おばあちゃんのように、

とても良くしてくれる。



今日は晩ご飯をたくさん作った

からおばあちゃんにお届けに行った。



おばあちゃんはとても感謝して

喜んでくれるけど、

私の心はそのたびに満たされていく。



ずっとこうしたかった。

大人になってから、おばあちゃん

孝行をもっとしたかった。



私が小学校の時に亡くなったから

おばあちゃんには何も出来なかった

から。



鎌倉物語と何だか似ている。


私の毎日は物語だ。


今毎日、奇跡に満ちた

素晴らしい日々を生きている。



おばあちゃんにもまた会えた。



登場人物は、素晴らしい人間

ばかり。みんな本当に良くしてくれる。

素晴らしい愛をたくさん与えて

くれる。



なんて美しい日々なのだろう。

今日も素晴らしい一日だったと

うっとりしている。




さて、そろそろまだ仕事を

頑張っている旦那さんに

夜食を作ろう。



土鍋で炊いたキノコの炊き込みご飯

と具だくさんお味噌汁。



愛する人にお料理を作ってあげられる

なんて、それだけでとても

幸せだなと思う。



やっぱり幸せ、幸せ、幸せが

溢れてくる。

でも

『DoN'T Worry」



今日も幸せを発信しよう。

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■読者様ご感想

📕『この本は、私にとって本当に本当に必要な本だった。今まで言葉にできなかったこと、苦しかったこと、蓋をしていた感情が溢れてきて何度も泣いては、目を拭いたので目がヒリヒリしています。ゆりさんにメッセージを書いていても涙が溢れてきて止まりません…。』

 

📕私のために書いてくれたの?と思うほどです。

私の魂が私に読ませたかったんだと思います。

ほんとにありがとうございます。感謝で泣けてきます。』

 

📕恋愛の本なのですが学問であり、こんなに潜在意識が関わっているんだと驚きです。ご自分が経験されてないパターンの心理や傾向まで分析されどれだけの想いで向き合われたのか、本当に専門書レベルです。

 

📕ここ最近、自分でも幼少の頃の気づかなかった思いがひきづっているのだろうか?と思っていたところ、まさに優里さんのこの本を読んで、腑に落ちました。人の心には本当に潜在意識の深いところまで、セメントの足跡が固まっていたのですね。涙が溢れます。私も あのねノートで完全にセメントを溶かしきりたい思います。

 

■ご感想vol.1

 

■ご感想vol.2

 

■ご感想vol.3