あのね会の参加条件は、

かなり絞っているので、すみません。





でもこうやって、嬉しい言葉を

かけてくれて、有り難いです。



出版社からも読者会をして欲しい!

何かイベントを!とは、全く言われて

いないので、あのね会は、私からの

プレゼントですね。



もちろん、ネットで購入されて

感想を書いてくれた方も本当に

感謝です。



ただやはり、本屋さんはめんどくさいです。



車を使ったり、電車で行ったり、

自分の大事な時間を使って行くのは、

今の時代、中々できることでは

ないです。



さらには、感想を書くことも、

めんどくさいです。



そんなめんどくさいことを

3つもやってくれてる人に、

やっぱり何かギフトをしたいし、

そうゆう人にまず感謝を伝えるのが

人としての道理だなと感じています。



あのね会が楽しかったり、

みんなが喜んでくれたら、

また何かしようかな?と思うかも

しれませんが、それは強制でも

義務でもないので、未定ですが。



というか、今現在、あまりにも

やりたい事が多すぎて、毎日

多忙なので。笑



私はそうゆうめんどくさいことを

無償で見返りを求めず、してくれる方に、

過去の自分と同じものを凄く

感じます。




私はいつも友人らの真ん中にいて、

友達の誕生日企画とかは、

いつもリーダーになって、

サプライズからプレゼントから

念入りに計画を立てて、

その子の喜びそうな場所を探して、

アポをとるということを、

小さい頃からしていました。



友達が喜ぶ顔がとても嬉しかったから

ただ、やっていたのですが。




それこそ、これも『あのね』に

繋がる内容なのですが。



10歳の時のクリスマス会は、

500円という制限があって、

プレゼントを買ってこようという

のがありました。



私は何ヶ月も前から、

ワクワク、ワクワクとしていて、


500円という中で、

どんなものを詰めたらみんなは

喜んでくれるかな??



そう思って、色々なお店を探して

いました。



あまりにも私が熱心に探していたから、

お店の人が、これおまけして、

100円で良いよと言ってくれたりして、


凄く嬉しかったです。



それならあと4つも詰められると!



そうやって何ヶ月もかけて

集めて、ワクワクのクリスマス会。



自分のところに回ってきたのは、

500円のお菓子でした。

ただ、ひとつだけ。

しかも、その子のお母さんが適当に

買ったというもの。



その瞬間、とても悲しくなって。


それなら私が選んだ500円の

プレゼントが自分に欲しかったなぁと。



何だか、人生でよく、

私が世界を愛して大事にしてるように、

私も同じくらい大事にされたい、


そうゆうのが心のどこかに

いつもあったと思います。



見返りは求めてはなく、ただ

喜ぶ顔が嬉しいからしているだけだけど、


それでも、何だか少し寂しい。。。



心の奥がツンとする。



みんな違う人間だから、それぞれの

価値観があって当たり前だけど、


私は自分と同じような人に

会いたいなぁと。



お互いが同じくらい大事にして

くれる人。



500円のクリスマスプレゼントを

同じように、何ヶ月前から悩んで

考えて、ワクワクとできる人。



寒い空の下で、星を見ながら



『あのね、おばあちゃん。


 私は、もっと愛されたい。


 私は、もっと大事にされたい。』



そう言っていたのを覚えています。



乳がんで早くに亡くなった

おばあちゃんは、


『ユリちゃん、私はお墓にはいないからね。


 私は、お星様になるから、お空で

 ユリちゃんのことをずっと、

 見守ってあげるから。


 だから寂しくなったら、おばあちゃん

 を見て。


 ユリちゃんが星を見て、一番綺麗だと

 思った星が、おばあちゃんだから。


 その時、その星におばあちゃんはいる

 から話しかけて。』



おばあちゃんはそうにっこりして

笑ってこの世界から旅立ちました。



だから私はいつも、子どもの頃から

おばあちゃんに話しかけていました。



『あのね、おばあちゃん、

 今日は飼っていたはむちゃんが

 死んだよ。悲しいよ。』



『おばあちゃん、今日は料理研究クラブで、

 爆発が起きたよ!チャーハンみんなで

 作っていたら鍋が爆発して。


 黒焦げにチャーハンがなったけど、

 みんなで笑って美味しかったよ!』



嬉しいことも悲しいことも、

星に向かっておばあちゃんに話しかけて

きました。



今でもずっとしていますが。



だから私はこの想いは、

子どもの頃からもっていたのですよね。



でもそうしたら、今は隣にいる

旦那さんが、自分の人生の中で、

誰よりも私を大切にしてくれる人でした。



私を産んだ両親よりも、

彼の方が私のことを大事にしてくれる

ぐらい、本当特別な人です。



彼といたらいつも笑顔でいられます。



誰よりも私のことを思って、

大切にしてくれるから。



いつも私が泣いていたら、

自分のことのように泣いてくれるから。



私が、星空の下で、撮りたかったのは、

おばあちゃんにウェディングドレスと

彼を見せたかったからです。



カメラマンの人が、

こんな星空の写真を撮れるのは

10%の確率ですと言われました。



『めちゃくちゃ、運がいいですね!』



でも、私はきっとおばあちゃんが

見にきてくれたからだと思っています。 



『あのね、おばあちゃん。

 この人が私のことを世界一、大事に

 してくれる人だよ!』



おばあちゃんはきっとたくさん、

笑ってくれたと思う。



本屋さんで購入してくれて、

感想を送ってくれて、またサイトでも

書いてくれた人って、きっと、

過去の私と同じタイプの人だと思う。



不器用で真面目で、でもいつも

人のことを思っていて考えていて、


それなのに、世界から与えられる量は

何故だか、自分が与える量よりも、

少ないという、


それがどこか寂しくて、


いやいや、でも見返りはいらないし、、


そういう私の過去と同じものを

持っている人だと思う。



だから、私はまずそうゆう人を

一番に大事にしてあげたいのですよね。



そして伝えたい。


『大丈夫。大丈夫。きっとそんなあなた

 のことを、誰よりも愛して、大事に

 してくれる人が現れるから』



私は彼に、夜、あのねと話しました。



『あのね、子どもの頃のクリスマス会、

 寂しかったんだぁ。私以上に、

 プレゼントに本気をかけている人が

 いなくて。』



彼はいつもそんな小さい頃の寂しさを

受け止めて、大丈夫だよと話してくれます。



『ユリちゃんは、心は誰よりも美しい。

 子どもの頃のユリちゃんにあったら、

 僕が抱きしめてあげたかった。


 いつも、優しいね!いつも、友達想いだね!

 だから僕が誰よりも大事にしてあげるよ!』



彼からそう言われて、じーんとして、

嬉し涙が溢れてきます。



小さい頃の私がとても喜んでいるのが

分かるから。



だから私が今度は伝えたい。

『大丈夫だよ。あなたはとびきり美しい心を持っているから。それを分かってくれる人が必ずいるから』



もっともっと愛されていい。

大事にされていい。

大丈夫だから。



『あのね、おばあちゃん、私は今、

 本当に幸せだよ!』



昨日おばあちゃんにかけた言葉。


あのねは過去と今と未来を繋げてくれる

魔法の言葉。



あのね会で、話せるのとても

楽しみにしています。



いつも、ありがとうございます。

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