※個人で調べたものです(治療法は主治医さんにご相談ください)
月経時FSHが初の20台になってしまったためか、加齢のためか、刺激しても卵胞が育たず消えてしまいました
次また採卵周期に入れるようFSHを下げる方法を調べたところ、不妊治療でFSH下げたい時と更年期障害の治療法がよく似てると思いました。
更年期障害は、FSHの乱高下により不調が出るので、HRT療法はE2補充によりFSHがブチ上がるのを抑える治療法だそう。
今回も要約する余裕なく、参考にさせて頂いたWebサイトをバシバシ貼らせて頂きます
高FSHを下げるには、E2薬を単体で。E2薬+黄体ホルモン薬(いわゆるピル、カウフマン)は使わない。
リプロの松林先生もブログで何度も言及されています。
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E2薬あれこれ…
ジュリナ、プレマリン、エストラーナテープ
【プレマリン】
歴史があり廉価。肝臓で代謝される時、中性脂肪を増加、凝固系を亢進、長年の使用により血栓症リスク。
【ジュリナ】
後発薬。血栓症のリスク上がる事はないとされる。中性脂肪を上げにくい。
【エストラーナテープ】
卵巣から分泌されるのと同じエストラジオールというホルモンで、肝臓で代謝されず血管に直接取り込まれるので、中性脂肪を上昇させたり、血栓症を引き起こす危険がほとんどない。
【プレマリン】
1錠0.625mg 。純粋な E2製剤ではなく、内服中の E2濃度は通常用いられている測定系では他のエストロゲン様物質とクロスするために高めの値になる。
【ジュリナ】
1錠にE2が0.5mg含まれ、血中 E2濃度は約24pg/mL程度
【エストラーナテープ】
E2が0.72mg 含まれ、血中 E2濃度は約50~60pg/mL程度
【プレマリン】1錠あたりE2値として15~30pg/mL程度、1日6錠内服して100~200pg/mL前後。
【エストラーナテープ】1枚貼付あたり70~150pg/mL程度。貼った日と貼った翌日ではホルモン値は異なるので、例えば常に2枚貼っている場合、2枚貼ったものをまとめて2日に1回取り換える場合は、貼り換える日と貼り換えない日で値は異なり、1枚ずつ交互に貼り換える場合は前者に比べて血中濃度は平坦となる。
エストロゲン製剤の力価比は?プレマリン1錠=ジュリナ2錠
E2薬だけをのむリスク
子宮を有している方の場合、エストロゲン製剤を単独で長期に使用すると、子宮内膜増殖症や子宮内膜癌のリスクが増加。
そのため、子宮を有する人は黄体ホルモンを合わせて処方し時々月経を起こさせる。子宮を有する人に対してE2単体処方は禁忌との記事を散見。
更年期障害について
低用量HRT…不正出血リスク少ないのがメリット
性成熟期の女性では女性ホルモンである血中のエストラジオール濃度は平均100pg/ml程度に保たれている。このエストラジオール濃度は徐々に低下し閉経後には20pg/ml以下になる。
通常のHRTでは血中エストラジオール濃度は40-80pg/ml程度まで上昇する。低用量HRTでは、骨への刺激は20pg/ml程度、ほてり・のぼせなどの血管運動症状は40pg/mlまで血中エストラジオール濃度が上昇すれば効果があるとされている。
プレマリン1.25mg (2錠)/日の服用ではエストラジオールの血中濃度は50~100pg/ml
https://womens-clinic-nunotani.jp/wp-content/uploads/2016/03/680fbe7d5ce7b0449d804813802a0e86.pdf
今後お世話になるかもしれない更年期障害のHRT療法の予習にもなりましたE2値だけ見れば、ここ数年の月経時E2値は20未満(計測不可)ばかりなので、既に更年期とか閉経に片足突っ込みまくってると思う
母に更年期障害について聞いてみたところ、ホットフラッシュのような分かりやすい症状はなく、更年期障害で受診する事も無かったそう。
更年期障害は人により程度が様々と聞きますものね。
鬱っぽい感じ、不眠体質はあるけど、それは更年期障害が原因とも言い切れないし結局病院には行かなかったそう。
私も更年期障害をはっきり自覚しないまま閉経していくのかな…
FSHが高いと(E2が低いと?)睡眠障害や多夢になるんだそう。
↑私めっちゃ当てはまります…