マッハです。

 

これまで要所要所で分けて内覧会を書いてきましたが、雑に2階全部をやり切ります。

 

 

階段を上って左を向くとこう。

手前の黄色は壁紙ではなく、以前の記事で書いたトイレの窓の明かりです。

 

 

奥は妻の寝室とサンルームがあり、寝室側のみ壁をピンクに塗っています。サンルームに大きな窓が2面にあるのですが、寝室との間にガラスドアを入れたことで暖気や冷気やシャットアウトされ、寝室側はエアコンがなくても年中快適です。

 

 

トイレ内手洗いは小さくて床が濡れるので好きではなかったため、1階も2階も中に手洗いはなく、出てすぐのところに洗面台を備えています。

2階の洗面台はサンワカンパニーの安価なものを入れました。

2階洗面の水栓はホースが伸びるタイプにしたのですが若干伸びる距離が小さく、加湿器の給水時には少し不便です。

 

 

妻の寝室側から見るとこう。

正面の2つのドアのうち、左が私の寝室、右が子供部屋です。

 

 

上の写真の左手(階段を上がった正面)はWICです。

IKEAのPAXというワードローブを入れたくて、WICのサイズをPAXに合わせて作ってもらいました。

お見苦しいですが、現状こんな感じになっています。

 

 

子供部屋はお隣との距離が近いので小さめの窓が2つですが、方角がよいので明るさは十分です。

また、線路が近く夜はうるさいかもと思い、防犯合わせガラスという防音性の高い窓を入れています。

ほとんどダウンライトの我が家ですが、私の寝室と子供部屋のみシーリングライトを使っています。

 

 

残るは私の寝室ですが、特筆すべき点がないので割愛します。

強いて言えばタバコが吸えるベランダがある、この一点のみ満たせれば後はどうでもいいという部屋です。

 

以上、マッハでした。

 


マッハです。

子供が産まれたドタバタで入居から一年近くブログを放置していましたが、帰省もできず家にこもっている生活に飽きたので玄関について書こうと思います。

 

玄関はLIXILのジエスタ2です。

タッチキーにして、かつパナソニックのインターホンでリビングからも開錠できるようにしてもらいました。

余談ですが、この組み合わせにするとパナソニックのアプリで外出先からも開錠・施錠ができますので、「あれ?そういえば鍵閉めたっけ?」という夫婦喧嘩の火種を回避できます。

 


我が家は玄関に階段があります。
リビング階段のデメリット(音や匂い漏れ、エアコン効率)を聞いていたので、間取り提案前からリビング階段はやめて欲しいと要望していました。

玄関タイルは名古屋モザイクのコットメントの60㎝角です。玄関は大判タイルの方がよいと設計士さんに薦められたので60㎝角から選んだ結果、コットメントにしました。

ちなみにキッチンには同じタイルの60x30㎝を敷いています。キッチンは奥行きがあって細長い面積だったので、その方がすっきり見えるためです。

 

 

我が家はシューズクロークを作るスペースがなかったため、階段を浮かせて少しでも玄関が広く見えるようにしました。

普段は階段下スペースにベビーカーを置いています。
基本的に来客もないので、今でもシューズクロークはいらなかったと思っていますが、階段を浮かせたことで圧迫感がなくなり、体感的に玄関が広くなったことは本当に良かったです。オススメです。

 

奥は階段下収納です。うちは通販の利用率が異常に高いので段ボール入れとして活用しています。
ICさんの最初の提案では収納内に照明はなかったのですが、夜使うことが多く玄関照明も階段で遮られるのではないかと考えて、人感センサー付きのダウンライトを入れています。付けておいてよかったです。


 

玄関を入って右手の一番奥はハンガーパイプ、その手前に天井高の靴箱が3つと腰高の靴箱が1つ並んでいます。
靴箱は白を基調としたため存在感がなく、玄関を入ると自然と視界が正面に抜ける感じが気に入っています。






玄関入って正面はガラスドア(YKK ファミット)を隔ててリビングなのですが、ちょうどその先に窓があり外の景色が抜けて見えるようになっています。(借景という感じでもなく、隣の畑が見えるだけですが・・・)

 

お見せしたいのですが、子供が小さく人目にさらすには悲惨すぎる状態ですので、逆にリビングから玄関を見た写真を載せておきます。

玄関からリビングが丸見えなんて、と抵抗がある方も多いと思いますがちょうどこのドアの前には家具が来ない想定だったこともあり、思い切りました。子供がいなければまさに想定通りになっていて、玄関から見える範囲に何もない状態になっていたはずです。

今はちょっとアレですが。

 

 

以上、マッハでした。

 

マッハです。

 

以前、ルイス・バラガンをムリヤリ取り入れるという記事でメキシコの建築家ルイス・バラガンの設計を自宅に反映したいと書いたので、その結果の写真を載せたいと思います。

 

1. 階段

浮いたような階段を取り入れました。

 

■ルイス・バラガンのオリジナル

 

■自宅

 

 

折り返しまでの数段だけですが、期待通りにできました。

また、モルタル風タイルの部分は玄関の土間なんですが、階段を浮かせたことで玄関が広く見えるのにも役立っています。

ここが単なる壁だとかなり圧迫感が出たんじゃないかな。

うちの玄関狭いですからね。

 

なお、一段目にデカいのが入っていますが、これは元々通常の階段の寸法で計算されてしまっていたところ、この形状だと蹴込みが無くなる分、踏面が狭くなることを懸念して後から一段強引にねじ込んで蹴込みを確保したことで生まれたものです。

 

ネットから借用

 

蹴込みが無い階段を検討している方は、踏面のサイズが通常より狭くなっていないか確認した方がいいです。そうしないと私のように後からの帳尻合わせが大変になります。

 

 

2. 大窓

■ルイス・バラガンのオリジナル

 

■自宅

雰囲気を頑張って近づけた点は評価いただきたい。

W1690×H1830mmサイズです。

ガラスも透明にしようか迷ったのですが、隣家が密接しており夜中でも半裸でうろうろしたいのでフロストガラスにしました。

ちょっとイメージと違ってしまったけど、本家のようにキレイな庭が見える訳でもないし、カーテンも不要なので良かったです。

 

 

3. トイレ 

トイレ、というか黄色の間接光ですね。

 

■ルイス・バラガンのオリジナル

 

■自宅

ちょっと写真じゃ伝わらないと思うんですけど、色味はかなりルイス・バラガンのものに近いです。

ちなみに下図の青く塗った薄壁を一枚挟んでいて、その後ろにある黄色く塗った窓の明かりが間接的に差し込むようになっています。


 

我が家のように左右に余裕がなくて窓を入れるスペースが無いという方も、前後にスペースが取れるなら外部の明かりを取り込めるのでアイデアとしては良いのではないかと思います。

(換気としては使えないですが、窓と薄壁の間に15cmほどあるので床掃除くらいはギリギリできます。しんどいですが。)

 

ちなみに先ほどの階段の大窓と比べると光が黄色くなっているのが良く分かります。

 

 

 

やりたいと伝えたことをカタチにしていただいた設計事務所には感謝しかありません。

 

以上、マッハでした。

 

マッハです。

 

メインとなるリビングとダイニングです。

ちなみに1階の間取りはこうなっており、今回は上半分を紹介します。

 

 

一番右(道路に面した側)がペット部屋になっています。

以前住んでいた賃貸マンションではケージから出す時は毎日リビングに柵を作っていたのですが、これが邪魔で邪魔で仕方なく、家を建てる際には絶対にペット専用部屋を作ると決めていました。

 

ケージから出している間も様子が見えるようにリビングの脇にスペースを確保しています。

普通は和室などにする場所かな。

唐突ですが、これがうちのプーチンです(マンション時代の様子)。

 

 

ペット仕様のため床はPタイルにし、仕切りドアはガラスです。

また、音に敏感なので大窓は防犯合わせガラスという防音性の高いものにしています。

 

 

ちなみにこのPタイル、玄関やキッチンに敷いているコットメントとかなり似ていて違和感がありません。

右の大きいのが名古屋モザイクのコットメント(本当のタイル)、左がサンゲツのスムースモルタル(Pタイル)です。

 

 

ペット用品を入れるための収納棚(3段)。

上部にはペット専用エアコン(リビングの共用だと電気代がもったないので)、下部にはケージが入ります。

 

 

 

お次はリビング。

リビングとダイニングは一面のみ緑色に塗っています。

妻は自分で塗りたかったようですが、妊娠のためプロにお任せしました。

ラグはIKEAです。

 

 

リビングと続きでダイニングとキッチン。

写真では暗く見えますが日中はかなり明るいです。

 

 

 

右側の白い扉はパントリーは天井高になっていますが、どうせ上の方は手が届かないので右側の最上段は分電盤、左側はネットワーク機器を収納しています。

 

 

こういう機器や、よくある床下点検口などを極力隠したかったので目に付くところに出さないよう気を付けました。

 

以上、マッハでした。

 

 

 

 
マッハです。
 
キッチンはタカラスタンダードのオフェリアです。
タカラスタンダードの売りの一つでもある「家事らくシンク」を検討していたのですが、うちのグレードだとステンレスシンクしか選べないとのことで、人大シンクを優先させました。

取手はスッキリしたJ型取手にして、シンクの下だけタオルがかけられるよう通常の取手にしています。
下段の開閉時にタオルを巻き込むので若干ストレスですが、ここにタオルは必須なので仕方ないかなと思います。

IHコンロはフラット庫内に惹かれてパナソニックにすると最初から決めていましたが、タカラスタンダードだとパナソニックのコンロは割高になるため、IHなしにして施主支給しました。
施主支給品でもレンジフードとは連動できます。

また、キッチンの奥に薄壁を付けて冷蔵庫はそこに隠しています。向かいはパントリーで、固定棚に電子レンジを入れ、下部はゴミ箱スペース、上段は日が当たってもいいものを入れています。
※窓から西日が入るため。
 
カップボードは造作です。メーカーの純正品より造作の方が安かったため造作にしました。
面材はアイカのメラミン化粧板を使っています。指紋が付きにくい加工がしてあり、汚れも一拭きで取れます。

タカラスタンダードは仕様にかなり融通が利くため、本当はカップボードと同じ面材をキッチンに使用したかったのですが、仕様としては取り扱いがあるものの、ある程度の取引数があるハウスメーカーのみに提供しているとのことで、私が依頼した工務店の年間の取引数が少ないためNGとのことでした。残念。
 
キッチンカウンターも造作です。
ダイニングテーブル側にニッチを付けてコンセントを付けました。
正面から見ても分からないくらいに上手く隠して付けてくれました。
 
我が家は70㎝より上(机上)のコンセントは全てこの横長のタイプにしたのですが、見た目がスッキリして気に入っています。

以下は入居後の様子。
存在感のある電子レンジと冷蔵庫を隠したことでカップボード周りがスッキリしました。
冷蔵庫が奥にあると買ってきたものを収納したり、水を飲むのに面倒かなと思ったのですが大した距離ではないので全く気になりません。
 

以上、マッハでした。
 
マッハです。

記念すべきWeb内覧会一発目はまさかの脇役お風呂です。
お風呂はタカラスタンダードのリラクシアにしました。


■リラクシアの良かったところ
・ホワイトの壁が選べる

 ↑カウンターは無しにしました。

 他のメーカーだとホワイトと言っても薄っすら柄が入っていたり、ラメが入っていたりと真っ白がない印象です。なぜだ。
 うちは家全体で色を入れる箇所を絞りたかったため風呂の壁は白しか頭になく、他のアクセントパネルは見てもいないです。

・床に大判タイルがある。
 他メーカーだと細かいタイルしかなかったのですが、目地が多いと赤カビが生えそうなので。
 但し、ビルダー向けのリラクシアでは一色しか選べません。

 ↑脱衣室のPタイルとの比較。上側が風呂。
 ビルダー向けでないタイプならもっと近い色もあったが20万くらい上がるとのことで断念。

・壁がホーローでお掃除が楽(天井を除く)

・全方位とも断熱材が標準


■リラクシアのイマイチなところ
・凸凹の多い浴槽は洗いづらい。
 これは他メーカーも一緒かな。唯一賃貸マンションの安っぽいツルツル浴槽が勝っていたところ。

・洗い場の水はけが悪い
 この隅のとこに溜まった水がスムーズに排水口に流れていかない。
 ※写真はシャワーを当てながら撮ったものです。


・パナソニックの水盤LED照明に憧れてダウンライトにしたがダウンライトの位置が端っこ過ぎて全然関係なかった。

    パナソニックHPより引用


 ↑どこ照らしてんの?という位置

 ただ、これはタカラスタンダードが悪い訳ではないですね。そもそもダウンライトを一つだけ残して他を消さないとパナソニックのやつみたいにならないのに勘違いしてました。

・水栓の上の棚は水はけのために前方に傾斜しており、ボディーソープなど置いても滑り落ちる。



イマイチポイントもあるものの、全体的には満足です。

以上、マッハでした。



マッハです。

 

私は広島の地場の工務店で建てました。

設計事務所がトランスデザイン、工務店がトランスワークスという会社で、これにインテリアショップのLoopを合わせてイエコト。というブランドで売り出しています。

 

我が家も無事に1月25日に引き渡しを終えた訳ですが、これまでの家づくりを踏まえて、担当者別に不満に感じたことを書いておこうと思います。

なお、今回はイマイチだった点を書いていますが、イエコト。で建てて後悔しているかというとそんなことはなく、「仮にもう一度家を建てることになったらイエコト。に依頼するか?」と聞かれたら、即決ではないにせよ候補には入れると思います。

最高ではないけど、一方で施工不良ばかりの欠陥住宅にはならないという安心感もあるためです。

 

 

■設計(トランスデザイン)

 ・事前に予算を伝え、問題ないとの話だったので間取り提案を依頼。その後打合せが進む中で催促しても見積は提示されず、依頼から2か月後に提示された見積は予算を200万以上オーバー。

 →もっと早く言ってくれたら他のHMに行ったが、当時は消費税8%で契約したかったため時間的に間に合わず。

 

 ・提案力に乏しい。結局、別の設計事務所に間取り作成だけ依頼し、その方に提案いただいた間取りを(自分で書いた風に装って)こちらから提示することで決着した。

 ・長期優良住宅を要望した関係で間取り以降の構造設計などは外部委託になった。

 →大手HMと違い、設計料という名目で建物工事代金とは別に250万支払っているが、結果的に最終間取りも設計図面も設計士が作ったものではなく、営業に250万払った感覚に近い。このお金を建物本体に回したら諦めたこと全部入れてもお釣りが来ただけに悔やまれる。

 

 ・スケジュール感が無い。いつ提案を受けていつまでに回答が必要か知りたいのに、全体のざっくりした期限しか示されないため、提案が遅れるとその分うちが厳しくなる状態。逆にこちらの期限には厳しく、「今日中に決めてもらわないと確認申請に間に合いません」と当日の夜にいきなり言われる。

 

 

■インテリアコーディネーター(トランスデザイン)

 ・ミスや物忘れがとにかく多い。壁紙のサンプルを取り寄せるのに2か月かかったり、「このコンセント不要です」といって図面から消してもらうのに同じ指摘を3回もしたりなど枚挙にいとまがない。

 →結果的に着工が2か月遅れた。

 

 ・同じグループということで安心していたが、現場監督との連携ができていない。頼んだ通りになっていなかったり、ICの提案通りに進めたのに現場監督から「施工は技術的にNG」と言われるなど。

 

 ・約束を守らない。次回打合せ内容を聞き、そこに向けて準備をして臨んだのにICの準備ができておらず、打合せできないこと数回。

 

 

■現場監督(トランスワークス)

 ・EVコンセントを地面から55cmのところに取り付け、「メーカーの規定はなく、これがうちの標準位置です。」と言い張る。

 →ウソ。メーカーは90㎝以上を推奨。55㎝だと地面に這いつくばらないとケーブルを抜き差しできないため、こちらで施工説明書まで調べて証明したが、そうまでしないと対応してもらえなかった。

 

 ・契約時の見積明細で決めた施工内容を勝手に変える。分電盤だけは「施工都合で変更予定です」と事前に報告があったため、家に帰ってから調べたところ、定価10万→4万のものへの変更だった(もちろん差額は戻ってこない)。他にも契約と違うところがいくつかあったが、事前に相談がなかったため防げず。

 

 ・工程表を提示しない。催促してようやく提示されたのは工事が終わる2週間前。

 →第三者機関の検査を依頼する予定だったが、タイミングが計れず見送りに。わざとか?

 

・現場に入る場合は事前連絡が必要。

 →これはトランスワークスのルールなので仕方ないが、ブログでよく見かける「しょっちゅう現場に通って棟梁との会話を楽しみました!」みたいなことができなかったため少し残念だった。工程表もなく、今どんな工事が行われているのかも分からない家を週末に行って外から眺めることしかできなかった。

 

 

以上、マッハでした。

 

マッハです。

法務局には無料の相談窓口があるため、これを利用して抵当権登記以外は全て自分でやりました。

広島法務局の無料相談は1枠20分(複数枠の事前予約不可)で、私はいつも前日の午前中に予約していたのですが、それだと希望通りの時間枠が取れました。

当日だと終日予約で埋まっていると断られることもありましたので、遅くとも前日の午前中に予約をされた方がよいです。

 

私が行った登記と、難易度や金額を纏めてみました。

前提として私は既に自分名義の土地を持っており、その上で新たに建物を建てたという流れです。

 

1.土地地目変更登記

 難易度:★☆☆☆☆

 手間:★☆☆☆☆

 費用:☆☆☆☆☆(無料)

 

 購入した土地は「雑種地」だったため、これを「宅地」に変更するための登記です。工務店経由で司法書士に依頼すると地目変更だけで5万円かかると言われたため、表題登記にまだ自信がなかった私は取り急ぎ最低5万円浮かそうと先立って行いました。

 そのため、上棟後1か月ほど経った時点で地目変更だけを行ったのですが、法務局の方が現地に行って実際に家が建っていることを確認するので表題登記と同じタイミングで行った方がお互いに楽です。

 持参が必要な書類は法務局の方が現地に行くための地図(GoogleMapなどでOK)のみです。申請書は相談窓口でもらえます。予約して行きましょう。

 私はこの時に表題登記の相談も行いました。

 

2.登記名義人住所変更登記

 難易度:★☆☆☆☆

 手間:★★★☆☆

 費用:★☆☆☆☆(¥1,000)

 

 私の土地は元々家屋がなく、住所が割り振られていなかったため、工務店が市役所で住所を取得してくれた後に住民票を異動し、1.と同じタイミングで土地の住所変更登記を行いました。

 これも申請書を書くだけですが、地目変更と異なり1,000円かかります。法務局で印紙を購入できるので、異動前後の住所の証明として住民票だけ持っていけば大丈夫です。

 法務局以外に市役所で異動手続きをしなければならないので手間は星3つです。

 

3.建物表題登記

 難易度:★★★★☆

 手間:★★★☆☆

 費用:★☆☆☆☆(登記自体は無料。B4用紙代がかかった)

 

 司法書士に頼むと8万円と言われた登記です。基本的には完了検査と同時期に行うのが望ましいのですが、それだとローンの手続き上間に合わない可能性があったため、壁紙が入ったタイミングで行いました。

 登記で最も大変だと言われるのが表題登記の図面作成なのですが、「表題登記 自分で」と検索すると先人たちの情報がいくらでも出てきます。わざわざ本など買わなくてもこれで理解できると思います。初見だと意味の分からない数式が書いてあったりして途方にくれますが、一歩ずつ理解していけばなんてことはありません。

 私が戸惑ったのはネットで拾ったサンプルのフォーマットが印刷すると意図したサイズで出力されないことだったのですが、プリンタの「用紙に合わせて拡大/縮小」のオプションが有効になっていたためでした。これに気付くまで1時間以上かかりました。

 

 提出から確認結果の電話連絡が来るまで丸一週間かかるのですが、私はダメ出しを受けてしまい、妻に修正版を持って法務局に行ってもらう羽目になりました。

 私がハマった一番の理由は「確認申請と登記の延床面積の考え方が違う」ことでした。

 我が家は形状が少し特殊なので丸々同じ状況が当てはまる方は少ないと思いますが、参考までに記載しておきます。

 

  ■指摘1:バルコニー

 壁芯で91㎝のバルコニーがあります。確認申請ではこのバルコニーも延床面積に含まれて出ていたのでそれを真似したのですが、 NGを食らいました。

 理由はバルコニーの壁に通気のために穴の開いた部分があり、これのせいで「三方を壁に囲まれた」という条件に合致しなくなったためです。

 

 

 

  ■指摘2:駐車スペース

 我が家は1階の一部がえぐれた形になっており、そこを車庫にしているのですが、2階が出ている幅が大きくなったため、一部に柱が入っています。(写真では見えずらいですが、柱の奥は人が通れる隙間が空いています。)

 

 

 確認申請の床面積はこの柱までが床面積に含まれていたのですが、登記ではこの駐車スペースは丸ごと床面積に含まれないとのことでした。あくまで住居スペースの延床面積ということですね。

 

 

 

4.建物保存登記

 難易度:★★☆☆☆

 手間:★★★★★

 費用:★★★★★(我が家の場合9,800円)

 

 表題登記が終われば後は惰性で保存登記をすれば完了かなと思っていました。しかし個人的に一番キツかったのがこの保存登記です。

 私は会社員ですので有休をそう何度も取れず、平日に法務局に行く回数は極力減らさなければなりません。その場合、一日の流れは以下のようになります。

 ①表題登記の完了報告を受け、表題登記完了証をもらいに法務局へ行く。ついでに建物の登記事項証明書を取得。

 ②登記事項証明書を持って住宅用家屋証明書をもらいに市役所に行く。(長期優良住宅の場合、工務店から事前に「認定申請書の副本及び認定通知書の写し」をもらっておく)

 ③住宅用家屋証明書を持って再び法務局に行き、無料相談を経て提出

 

 エアコンの効いた部屋でのんびりできる表題登記の図面作成とは異なり、一日であちこち飛び回らなければならないので手間でした。うちには車がなく全て公共交通機関での移動だったこともあり、地味にしんどかったです。

 あと申請費用高すぎ。我が家は長期優良住宅を取得したので少し安くなりましたが、それでも1万円ほどかかりました。

 

 

<まとめ>

 手間もかかり、有休も取得しないといけないことなどを踏まえ、何度もやっぱり司法書士に依頼しようかと思いました。

 ※会社の年末年始休暇が平日を含んだため、保存登記の完了証はこれを利用して取りに行ったのですが、それでも計3日の有給を使っています。

 

 ただ、結果的に表題登記の図面作成は楽しかったし、家づくりに自分自身が関われる数少ない機会でもあるのでやって良かったです。

 有休を取りやすい、または平日休みの方にはオススメです!

 

以上、マッハでした。

 

マッハです。

サンワカンパニーの東京ショールームに行ってきました。
広さは福岡ショールームより少し広いくらいでしょうか。
1階にはカフェスペースもありました。

 

 

サンワカンパニーの魅力はオシャレで安価なことに加え、HMや工務店による価格差がない(施主支給でも同一価格)ことだと思います。
逆にこのせいでHMによっては断られることもあるようですね。

我が家の2階洗面、ラートは4万円(水栓・送料別)でした!安い!

 



ショールームは2階建てで、1階はキッチン、2階がその他の水回りやタイルになっています。




カタログだけで選ぶとサイズ感や色味がイメージと違っていたりするので、検討されている方はショールームに行くといいですね。
ただ、我が家で採用を考えているタイルは実物がなかったので、見たい商品が決まっている方は事前に問い合わせた方がいいです。

 

 

MOEBE のトールウォールミラー。HPに載っていなかったので現在は取り扱っていないのかな?仕方なくヤフーショッピングで買いました。ポイント分を引いて実質6万円なり。

 

サンワカンパニーはセレクトショップ的な意味合いも強く、販売元メーカーを探すとカラーバリエーションが多かったりしますが、価格は同じです。

以上、マッハでした。

 

マッハです。

 

家ってそうそう何回も建てるもんじゃないので、厳密に言うと今の流行りなのかずっと前から言われていることなのか分からないんですけど、「これ人気だな」っていう間取りのキーワードってあるじゃないですか?

 

 シューズクローク!

 一階で完結する家事動線!

 回遊動線! みたいな。

 

実際に住んでいる方が満足ポイントとして挙げていることからも、やはり「暮らしやすさ」に直結するんだろうなと思います。

うちも例に漏れず、間取りの検討の際はこういった言葉を持ち出して設計士の方を混乱させていました。

 

で、ある日気づいたんですよ。

これって建坪の大きい家の人のやるやつやん、って。

通路=デッドスペースなんですよね。

うちは狭小住宅なんでデッドスペースなんて作ってる余裕ないわと。

 

なので、我が家はそういうのは割り切りました。

住みづらくてもしゃーないと。物理的な限界を超えられんと。

 
建ってから不便だと感じることもあるかもしれないですけど、あれだけ考えてどうにもならなかったんだから仕方ないと思えるくらいは考えに考え抜いてダメだと判断したので、まぁ諦めも付くかなと思っています。
 
 

※本日の我が家
 

以上、マッハでした。