マッハです。
以前、ルイス・バラガンをムリヤリ取り入れるという記事でメキシコの建築家ルイス・バラガンの設計を自宅に反映したいと書いたので、その結果の写真を載せたいと思います。
1. 階段
浮いたような階段を取り入れました。
■ルイス・バラガンのオリジナル
■自宅
折り返しまでの数段だけですが、期待通りにできました。
また、モルタル風タイルの部分は玄関の土間なんですが、階段を浮かせたことで玄関が広く見えるのにも役立っています。
ここが単なる壁だとかなり圧迫感が出たんじゃないかな。
うちの玄関狭いですからね。
なお、一段目にデカいのが入っていますが、これは元々通常の階段の寸法で計算されてしまっていたところ、この形状だと蹴込みが無くなる分、踏面が狭くなることを懸念して後から一段強引にねじ込んで蹴込みを確保したことで生まれたものです。
ネットから借用
蹴込みが無い階段を検討している方は、踏面のサイズが通常より狭くなっていないか確認した方がいいです。そうしないと私のように後からの帳尻合わせが大変になります。
2. 大窓
■ルイス・バラガンのオリジナル
■自宅
雰囲気を頑張って近づけた点は評価いただきたい。
W1690×H1830mmサイズです。
ガラスも透明にしようか迷ったのですが、隣家が密接しており夜中でも半裸でうろうろしたいのでフロストガラスにしました。
ちょっとイメージと違ってしまったけど、本家のようにキレイな庭が見える訳でもないし、カーテンも不要なので良かったです。
3. トイレ
トイレ、というか黄色の間接光ですね。
■ルイス・バラガンのオリジナル
■自宅
ちょっと写真じゃ伝わらないと思うんですけど、色味はかなりルイス・バラガンのものに近いです。
ちなみに下図の青く塗った薄壁を一枚挟んでいて、その後ろにある黄色く塗った窓の明かりが間接的に差し込むようになっています。
我が家のように左右に余裕がなくて窓を入れるスペースが無いという方も、前後にスペースが取れるなら外部の明かりを取り込めるのでアイデアとしては良いのではないかと思います。
(換気としては使えないですが、窓と薄壁の間に15cmほどあるので床掃除くらいはギリギリできます。しんどいですが。)
ちなみに先ほどの階段の大窓と比べると光が黄色くなっているのが良く分かります。
やりたいと伝えたことをカタチにしていただいた設計事務所には感謝しかありません。
以上、マッハでした。