眼窩腫瘍・・・ 君の名は腺様嚢胞がん -43ページ目

手術後(後半)


入院も後半になると、
傷口に軟膏を塗るときに
お岩さんのような、醜い自分の顔貌を
鏡で見る時のショック以外は、
非常に快適な生活でした。


食欲も戻り、
食事時間が来ることに恐怖を感じていたのに、
待ち遠しくなりました。
現金なものです。


気分もとても良く、
細かな作業も苦にならならくなりました。

早速、上司に退院の予定と会社への出勤予定を
メールしました。

モバイル機器としては、携帯電話と
イーモバイルのPDAを持って入院しました。
携帯は問題無くつながりますが、
海側の部屋のためか、イーモバイルの
接続はつながりにくかったです。

しかし、携帯で長い文字を打つのは苦手なので、
10年前のパソコン通信みたいなPDAで頑張りました。


また、手術後の出来事を思い出しながら、
メモ帳に書き出しました。
ブログのネタ帳作りですね。


健康を取り戻したのですが、醜い顔なので、
必要最小限しか部屋から出ませんでした。

外来への診察と
ヘアサロンでのシャンプーの時、
日に2回だけです。

ヘアサロンは、普通にカットもできるし、
抗がん剤で脱毛した人のカツラの提供等も
行っていました。


部屋の中での自由時間が多い生活でしたが、
朝食後、TVのワイドショーを観て、
昼食後、昼メロをTVで観て、昼寝して、
夕食・・・ と、
とても素敵な時間を飽きずに過ごすことができました。

怠け者の専業主婦生活が性に合っているのかも。
もし女として生まれてきたなら、
最悪の主婦になる自信があります。(笑)


観ていた昼メロの続きが観たなぁ。(笑)

手術後(前半)その3


最大の問題は目の腫れです。

傷口を覆うガーゼも徐々に小さくなっていき、
手術した方の目も露になるのですが、
瞼が大きく腫れているために、
目を開けることができません。

そのため、暫くは片目生活です。

しかも、2日後には、反対の目も腫れ、
こちらの目も全開にできず
非常に見づらい状況になりました。

見づらいだけではなく、凄い顔になりますので、
精神的なショックは大きいです。

ラーメン、ツケメン、僕イケメン・・・ ではありませんが、
それなりに、ショックでした。(泣)

ブログを書いている今も、
完全には腫れは取れていませんが、
見違えるように良くなりました。
目の腫れについては、
後日、写真も載せて、改めて書きたいと思います。



今まで、食欲不振になった経験は
殆どありませんでしたが、
手術後数日間は、食欲がまったくありませんでした。

ただ、看護師さんに誉めて貰いたくて
頑張って食べようとしていましたが。

食欲があれば、出された物は必ず食べる私も、
まったく、胃腸が働いていないような感じの
食欲不振では、無理です。

そのため、嫌いなおかずは妻に食べさせ、
好物をおかずを買ってきて貰って食べていました。(笑)

でも、本当に数日は、食事時間が来ることに対して、
恐怖さえを感じていました。


また、この期間は多くの悪夢をみるようになりました。

大半は忘れてしまいましたが、
スリに遭った夢をみて、そのスリを捕まえ、
殴りつけたら・・・、









ベッドの柵を殴り、
その痛みで目が覚めたこともありました。


あと、ボケました。(笑)

病院食をデジカメで撮るようにしていたのですが、
撮ったばかりで、デジカメがベッドの上にあるのに、
撮ったかどうか忘れたり、
外来に行くとき部屋に鍵をかけたかどうか忘れたり、

全身麻酔の副作用なのか、
何もしない入院生活のためなのか、
本当に一時ボケていました。








違います。
まだ、ボケる年齢ではありません。(笑)



手術後(前半)その2


幸い、手術した傷口は余り痛みはありませんでした。

ただ看護師さんが、
「痛みませんか?」と心配してくれるので、
寝る前に痛み止めを飲んでいました。

それも前半だけで、本当に痛みは感じないで済みました。


細菌感染を防ぐ抗生剤と眼圧を下げる薬を
点滴で入れていましたが、
刺さっているところが痛くなったので一時中止となり、
抗生剤も経口薬に切り替える時期で、
症状も良かったので、
最終的には予定より早めに
抜くことができました。

片手が使えないことは大変不便でしたので、
幸いでした。

点滴のリードを濡らさないようにシャワーに入り、
片手で身体を洗うなんて、今考えても、
良くやったと自分を褒めてやりたいと思います。(笑)


また、点滴をしている手の薬指と小指が痺れていました。
点滴をしている手は、手術中、
手術室の寒い部屋の外気に晒されていたはずなので、
血行不良を起こしたのかなと思っています。

痺れは数日で取れました。


声の掠れは、全治1日程度でしたが、
2日程度は喉がいがいがしていました。

痰が出やすくなるが、飲み込むと気管に入り
肺炎になる危険性があるので出すようにと
言われていましたが、
幸い痰は殆ど出ませんでした。


一番大事なところは、全治4日程度かな。
その間は排尿の度、痛みました。

本当に排尿のときに、
「どうか痛みませんように」と祈って
トイレに入りました。

本当ですよ。

敏感なところ痛みは耐えがたいです。(泣)


あと、後頭部が痛いです。
中ではなく、頭皮が・・・赤くなっているのですが・・・。

手術中、思い切りどこかに押し付けられたとか。(笑)

だから、まともに仰向けでは寝れませんでした。

どうしてだろう。原因不明です。

ブログを書いている今も、少し痛みがあり、
その部分の抜け毛が多いので、
市販の皮膚湿疹用の薬を塗っています。
 

手術後(前半)その1



手術後の入院生活も前半、後半に分けると
生活の質に雲泥の差があります。
QOLと言うほどの内容でもありませんが。(笑)


実際の入院日程と主な出来事は、
次の通りとなります。

5月14日 入院
5月15日 手術
5月16日
5月17日 首から下のシャワー解禁 
5月18日
5月19日
5月20日 床屋さんでの上向きシャンプー解禁
5月21日
5月22日 抜糸
5月23日 退院(シャンプー、洗顔解禁)


なんて言っても辛かったのは、
手術から手術後の前半(5月15日-18日)でした。


入院していたときのタイムチャートは、
次の通りとなります。

6時   起床、点眼
6時半 (先生の回診が時々有り)
7時半  朝食
8時   シャワー
9時半  外来での診療
10時  体温、血圧等バイタルチェック 
12時  昼食、点眼、軟膏塗布
16時  点眼
18時  夕食
19時  バイタルチェック
20時 (先生の回診が時々有り)
21時  点眼、軟膏塗布、就寝
空いている時間はTV観たり、昼寝をしたり・・・。


3食・昼寝・ナース付で、
とても楽そうな生活でしょう?(笑)


でも、前半は辛かったのですよ。

まず、この期間は微熱があり
気分が晴れることはありませんでした。
殆どグタッとして何もしたくない気分でした。

手術翌日 その2


膀胱カテーテルが取られ、この時点での不自由さは、
顔の半分を覆うガーゼにより片目であること、
点滴チューブで点滴台に繋がれていることだけになりました。

看護師さんが出て行った後、早速トイレに行きました。



痛いです。(泣)

尿道が痛いです。(泣)

でも、自分で排尿できる喜びを感じることができました。

その勢いで、まだまだ気分は悪いのですが、
部屋中を歩きTVを付けたりしていたところ・・・












6時半前という早朝に関わらず、
先生が回診に来てくれました。


先生 「TVが観られるなんて元気な証拠ですね!
    手術後はTVを観る元気も無い人が多いのですが。」

私  「ハイ!お陰さまで(私もまだまだ気分は良く無いのですよ)。」

先生 「痛みはどうですか? 午前中に外来で診療しますね。」

私  「何ともありません。ありがとうございました。
    よろしくお願いします。」

学校の先生、病院の先生、お巡りさんには、
とても弱い私は、丁寧な言葉遣いとなってしまいます。(笑)


午前中、外来へ診療に行きました。

点滴台を転がしながらの移動です。
この時の診療の往復だけは、
受持ちの看護師さんが付き添って暮れました。


この日は、金曜日。
受持ちの看護師さんは、
産休明けで、日勤のみのシフトなので、
翌日土曜日、日曜日は休暇、

しかも、翌週もずっとお休みとなり、
チームBはあっけなく解散となりました。(笑)

私の退院日には出勤されましたが、
お子さんが熱を出していたようです。


先生の診療のときに、目薬と軟膏を渡され、
点眼と軟膏塗布の指導を受けました。

それ以降、日に4回の点眼と2回の軟膏塗布を
自分で行うことになりました。

最初は看護師さんが側で見ていてくれるのですが、
腫れた、不気味な目を見せるのは、とても忍びなかったです。