八朔(はっさく)に起きたこと 〜小田原から旧東海道も、コマへ繋がる。 | かんながら

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旅の記録です

生きてます。
無事に。
 
 
コロナワクチンその後からの、つづき。
 
(神奈川の)大山に登った。
大山のキーワードは、「コマ」だ。
コマは高麗。
 
実は前回の山(お盆の八ヶ岳がみせたもの 〜アカルヒメと牛頭天王と天神さん)で、伊勢平氏おじさんは「(埼玉県の)高麗」に行ったことを思い出した。
そして、誰と行ったのかは知らないが、もう50年以上前に行った「高麗」はとても美しくおだやかな景色だった、と言って、それをとても懐かしんだ。
 
 
だから、大山に行こう、って思ったわけじゃない。
関西入りして、伊夫岐神社、鏡神社(アメノヒボコ)とお詣りして、夜行バスで東京に戻り、そのまま長野の山に行った。
そして東京に戻り、いつも通り明治神宮を参拝して、津島神社(牛頭天王)をお詣りしたら、「大山石尊大権現」の石碑が待っていた。
 
天神祭で関西入りする前に、すでに、明治神宮が鎮座するずっと古くから、そのエリアは天王橋から天神橋をつなぐ道が「大山街道」と呼ばれてて、かつて茶畑があったり、いろいろあるってわかっていた(天神さまへつづく道 〜てんのうさんから天神さんへ 牛と梅)。
関西入りでなにかが整ったのか、すぐ「大山」に上がることになった。
 
しかも、祭の日だというのに、完全に人祓いされていて、登山中、ほぼ誰にも会わなかった。
 
そんな不思議な流れで「高麗(こま)」がきたんだから、なにかがくるって思ってた。
 
 
すると、きたのは、「ワクチン」だった(コロナワクチンその後)。
伊勢平氏おじさんがコロナを恐れるから。
 
もういいかげん、「コロナ」を理由にするのやめてほしい。
わたしを拒絶する(振り回す)理由にコロナつかってるだけ、にしかわたしには思えないんだもの。
 
ワクチンがリスクあるかも、って接種をみあわせている伊勢平氏おじさんに代わってわたしが打つことにした。
なにより、ワクチン推進 VS ワクチン反対の対立にももううんざりしてきたし。
 
 
近頃は、どっちも極端すぎる意見で、どちらの意見もツッコミどころ満載。
 
 
美志摩かなは、毒蛇を食べてなお、災難を滅し、安楽を得るという孔雀明王さながら、
毒しか吐かない伊勢平氏おじさんを飲み込む修行にチャレンジ中なので、
ワクチンが毒であったとしても、それで伊勢平氏おじさんの心の平安に多少でも貢献するならいいやって思った。
 
 
もう、ほんと、終息して欲しい。
コロナはなくなんないだろうけど、わたしたちの混乱する気持ちの方。
 
次はロックダウン、とかになったら大変じゃん。
ワクチン接種率が上がればロックダウンしない、って言うんだったら(根拠に乏しいとは思う)それに貢献する。
だって、わたしワクチンそのものはどうでもいいんだもん。
 
ワクチン打つのが嫌な人に強制することも、
法的な根拠がないのに(科学的にも根拠や合理性があるとも思えないが)、
都市封鎖(ロックダウン)するとかいうのも違うと思う。
 
 
わたしは、不要不急の外出は元からしないから、
どうしても行きたければいのちをはっていくけどね。
 
自由というのは、わたしにとっていのちと同じだけ大事だ。
自由のない人生なんて、わたしにとってはクリープを入れないコーヒーどころか、生きる屍(しかばね)と化す拷問である。
 
 
で、前振りが長くなったけど、「美志摩かながワクチン打った」って聞いて、たくさんの愛が届いたけど、その中のひとつ。
伊勢平氏おじさんが欲しがってたとあるレメディがあって、頼んであったけど、手に入んなかった。
 
 
なのに、
「1日、友だちと九頭龍神社いくんですけど、一緒に行きませんか」
っていう誘いとともに、
 
「○○持ってますけど、いります?」ってきた。
 
しかも、彼女には探してる、って言ってなかったのに。
これ
「行きます、要ります!」と即答。
 
「では8時に小田原で」
じゃ6時に出れば楽勝。
お詣りして、出かければちょうどいい時間、って思って当日。
 
 
暑いけど、空はすっかり秋の気配。
 
 
予想通りといおうか、早朝に起きた人身事故の影響で、ダイヤは大幅に乱れていた。
普段乗らないから、駅名言われてもどこなのかわからない。
 
「小田原には、どうやっていったらいいですか。」
「現時点ではわからないので、都度アナウンスを聞いてください」
 
うーーーこの展開は、昨年の山中湖行きで、バスが突然運休したときと同じじゃん(そして、くくりの日。 〜富士山へ)。
 
 
結局ようやくきた電車が、行先変更になったり、
なんだか本当にいろいろあって、40分遅れで小田原着。
彼女たちは、早朝出発したいから前泊していたというのに、ごめんなさい。
 
でも、「ちょうどゆっくり話できてよかった」みたいに言ってくれて
さすが我が友。
 
もう彼女とは25年のつきあいになる。
でも一緒に旅をするのは、前回(姫神を訪ねる旅〜その3 仙酔島)につづき2回目。
前回もいろいろあった。
走り慣れた道のはずなのに、迷子に。
 
 

みろくの里などに呼ばれたり、淀姫神社に呼ばれたり。平って文字があったり。

淀姫か。あの当時は知らなかった。

 

 

淀媛神社っていうみたい。

なんだか七夕と関係あるし。

 

いつも不思議なメッセージをくれるエカヒエルアのちぇりさん

最初に飛び込んできたのは、小田原城。

伊勢平氏おじさんが言ってた北条氏と豊臣秀吉

?を思い出したのと、

「入り鉄砲に出女」。

 

わたしたち、出女?

でもなんだっけ、それ。

 

今回は、わたしたち、なぜか旧東海道を走るということに。

 

 

街道沿いにはいろいろあったでしょうからね。

ましてや、箱根関だもん。

わたしたち、まちがいなく、お掃除隊。

浄化の塩ならぬ、女子的Happinessをまきちらしていくよ!

 

 
九頭龍神社(箱根神社)には祭礼の時にしろくまさんと行ったことがある。
船で。
たぶん亡くなる前の年。神様旅総仕上げみたいな2018年。
 
「その日しか渡れない」って聞いてたから、島だと思ってたら、なんと陸続きで歩いていけて驚いた。
 
ほんと、わたし何にも調べてなかったなー。
あの頃は記録もしてないから、ほんっとになにも知らないで思いついた場所をいったら、
しろくまさんが調べて、手配して、連れていってくれた。
しかも運転までしてくれて。
 
 
 
なんて美しい日なんだろ。
 
 
 
以前にきたときは、祭礼の日ですごい人だった。
くまさんは、ちゃんと言われた通りの順番でお参りしてたな。
わたしなんか、行列あったら並ぶこともしないのに。
 
 
ここでなんか塩とか古代米か何か、お供物を流した気がする。
しろくまさんの姿がなんとなく思い出される。
この日ははからずしも、湖水祭翌日。
 
そして、当日はなんか、意味ありそうだけど、なんだろって思ってたけど、
今これを書きながら調べててわかった。
 
 
どうも湖水祭っていうのは、「箱根延年」っていうのと関係があるみたい。
「延年」って何?
よくわからないけど、
 
箱根神社の社務所日記によると、
鎌倉幕府の正史を現す「東鑑」にも箱根権現の稚児が参籠して奉納した記述があり、それに倣って行われるものです
 
 
って書いてある。
鶴岡八幡宮と、箱根神社で奉納、だって。
 
 
なんかふしぎ。
鶴岡八幡宮って、わたしの独断と偏見によるみたてでは(っていうか、茅ヶ崎の鶴嶺八幡宮の記載が正しければ)、
 
しかも、そこで出会うのは、「高麗(こま)」につながる、高麗若光(こまじゃっこう)。
埼玉の高麗神社(こまじんじゃ)!!(四谷大木戸から高麗(こま)神社へ
 
伊勢平氏おじさんがつい先頃50年前に訪れたおだやかな記憶が蘇った、「高麗(こま)」である。
 
やっぱり繋がった。
 
 
大山のコマ、茅ヶ崎の高麗、埼玉の高麗。
それを束ねるようにある箱根の九頭龍。
 
 
もちろん、九頭龍といえば、わたしにはあと2つ注目している九頭龍さんがある。
 
ひとつは、高校時代から馴染みのある戸隠の九頭龍さん。
そして、もうひとつは、相模国の大山と同じく良弁(ろうべん)が開いたことで繋がる東大寺とかかわる福井の九頭龍(菊理媛神さまミーティング ふたたび 〜白山山麓三馬場巡り倶利伽羅(くりから)出たものは)。
 
いよいよ福井くるかな。
最初のお義母さんは福井だったな。
彼女の方は何もこだわってなかったけど、すべて阿吽の呼吸でウチの母と通じてた。
 
「(結婚式の)引き出物は萬古焼の急須」ってなんかの暗号なのかな、って思うようなことがさらさらっと出てきてた。
 
大野、って言葉が浮かんで、
そういえば、福井に大野があったな(天空の城「越前大野城」)、って思ったのと同時に、
「相模大野」もあるなって思った。
 
 
で、天空の城って聞いて、竹田城も気になる!!って思ったのであった。
ちなみに、わたしにとって大野というと、なぜか里芋である。
(大野を旅したとき、くまさんがとてもうれしそうに大量の里芋を買って、それを畑にうえたことがあるため)。
 
 
 
箱根神社(新宮)には、安産の木なるものがあって、お子さんをつれたお母さんらしい女性が、
「ママがあなたがお腹にいるときここに祈願にきた」みたいなことを言っていた。
 
わたしもそういうときあったよな。
戌の日に腹帯まくとか。
 
そんなことしたの最初の一回だけだけど、ありがたいことにその後も効果は持続した。
 
 
元祖ダメンズ ニニギ
男の勝手な願望 コノハナサクヤヒメ
 
あんまりいいイメージない。
神様のせいではない、人間の願望というか、わたしの意識の問題。
いい悪いでジャッジするからおかしなことになる、って思ってる。
 
 
 
おひるはおそば。美味しかった!
 
ちぇりさんは、JRで東海道線に乗るって言ったから、わたしは節約のため小田急にしたんだけど、
「湘南新宿ライン乗れたんで、もう新宿の某所」って連絡きたので、いくことに。
 
ちょうどヨギの治療師と近くの駅で合流することになってたので、一緒に合流。
 
 
ヨギの治療師はなにげに、わたしの交友関係を紹介する流れになっている。
だから、言ってある。
「わたしにもしなんかあって、高そうなワインが万一残ってたら、伊勢平氏おじさんとか、元ダンナとかと追悼ワイン会やって」って。
 
絶交してるけど、故人になったらいいよね。
それくらい供養と思ってやってもらおう。
 
 
地元を共有しているので、このところきている渋谷の天神ー天王ルートを共有。
 
 
 
最近、空になにかをみつけることが、増えたな、って思う。
 
 
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