姫神を訪ねる旅〜その3 仙酔島 | かんながら

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旅の記録です

Day3
20年以上の付き合いのちぇりさんと仙酔島に。

ちぇりさんはラクーアでも働いてたことがあり、風呂ブログとかも書いていた風呂ソムリエである。

でもいつもウチでしか会ったことがない。
思えばどこか行くってことなかった。
最後に外で会ったのは10年前に開業一周年でイベントに来てくれたときだ。

それから私は離婚→表参道に引っ越し→家引き払ってカミーノデサンチアゴ巡礼→震災→引退→結婚→死別といろいろありすぎた。

彼女のことはプライバシーに配慮して書かないが、いろいろあった。
だからこの2人がこんなところで会うというのは何が起きるかわからぬ。
すでにいろいろ起こりはじめているが。





やはりちぇりさんも天気予報を心配していたらしく、晴れてよかったと言っている。
でもどうしても大雨のイメージないのよね、旅先で。

龍神の神事のときは大雨降られるけど、あれは龍神さんが来るからである。



鞆の浦の沼名前(ぬまくま)神社。別名:鞆祇園宮
祇園といえばスサノオ。
スサノオといえば熊野権現。

そして、クマといえば熊本で、八代妙見。

と私のなかではキーワードがパラパラと出てきたが今のところはわからない。


日焼け心配。
すっかりすっぴん。


通い慣れたはずなのに、道中、ちぇりさん、予定外のところに連れて行かれ、みろくの里などに呼ばれたり、淀姫神社に呼ばれたり。平って文字があったり。平家?


そして、遊女さんの匂いがすると思うとあった、遊郭。
ここでイベントしてたというんだもの。
そういうところなんだね、ここも。
湊町には女の寂しさと悲しみが染み込んでる気がする。




仙酔島へ。




お昼。


江戸風呂にちぇりさんの案内ではいり、
冬土用の瀬戸内海に2度入る。
海の禊。
いつもは神事で違うモードだからわからなかったけど、痛い。水が。
でも、アドレナリンでるのか変にスッキリする。

ちぇりさんは家に帰るので泊まりは私だけ。
部屋の鍵もらって送っていったらなんとなく目に入った弥山の文字。

しかも、小弥山、中弥山、大弥山。

登るでしょう、これは。
腰の痛みを忘れて登る。



中弥山。




大弥山。




帰ったら夕暮れだった。

そして、部屋の鍵がなかった。
日が暮れたので、明けてから探すと約束して合鍵で部屋は開けてもらった。


どうなるんだろう。
まさか骨折した身でまた登山とは。

つづく