姫神を訪ねる旅〜その2 棚田のある場所 | かんながら

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旅の記録です

朝は6時半から厳島神社に参拝。
旧暦のお正月。

前の日すっころんで腰を強打して間違いなくヒビか折れたか。
身体からの意識はずしの術発動。



もう6時半だというのにまるで夜。




明けてきた。
7時。


夜が明けるのが一瞬。
なんかおかしなくらい。
わたしの周りで話題なのだ、突然朝が来るようになった異変。
徐々に明ける繊細な時間が好きだったのに。





歩いててきづいたんだけど、厳島神社は階段を降りて拝殿に入る。
神社を寺が見下ろすつくり。

秋田の唐松神社では、道路より低くくせよと言われてそうしたと言っていたけど。

神さまより高い場所を歩き、見下ろす違和感。



宿のおじさんとなかよくなり、ボートで海から見物に連れて行ってもらう。



改修中の大鳥居。
まだ調査中で着工の目処も立っていないらしい。




だから今かわりに人気の長浜神社。

海からの正式参拝。


そして内地に渡って、ここからはご案内いただきながらの旅。
雨を心配されていたが、お互いに晴れ人なので、青空広がる。





不思議な旅だった。

棚田のある場所、鵜飼のある場所、そして寿司の文化のあるところは、とある縁のある場所らしいのだが、

棚田のある場所をめぐり、
伊勢、熊野、宇佐、出雲という名をたくさんみて、

ちょっとみてください、って言われて海を覗いたら、黒いものが魚を加えて泳いでて、

鵜ですよ

って教えてもらったら、
その鵜は水から上がって飛んでいったのだった。

あんな姿は初めてみた。

ちなみに鵜飼は川でするけど、使うのは海鵜である。


いくはずの場所に行けず、いくはずのなかった場所に呼ばれてた。
そして目的は達したなってちゃんとわかった。

つづく