今日はこのあとは、皇居平川門から真っ直ぐ伸びる、白山通りを通って白山神社まで行く。
その後の行程は決めていない。
白山神社までだって5キロくらいある。
和気清麻呂(わけのきよまろ)像。
わたしが将門塚に行くようになってから、ずっと工事中で姿が見られなかったが、復活していた。
和気清麻呂は、宇佐八幡宮神託事件 が有名だが、
wikiによると、摂津大夫として以下の事績がある、とあって、
延暦4年(785年)神崎川と淀川を直結させる工事を行い、大阪湾から長岡京方面への物流路を確保した。
延暦7年(788年)大和川を大阪湾に直接流入させて水害を防ぐことを目的に、のべ23万人を動員して上町台地の開削工事を行ったが費用が嵩んで失敗している。この事業は自然地形も利用していたが、堀越神社前の谷町筋が窪んでいるところと、大阪市天王寺区の茶臼山にある河底池はこの開削工事の名残りとされ、「和気橋」という名の橋がある。さらに東へ河堀稲生神社から寺田町駅付近へ続いていたらしい[7]。
とあって、土木技術の知識なりがある人だったみたいだ。秦氏?(月の光に誘われて 安曇野から京都へ 〜その2 秦氏の水路を辿ったら)
京都ともつながるのか。
平川門からまっすぐ伸びる白山通りは、一ッ橋をこえていく。
その交差点は、「一ッ橋河岸」という。
昔は小石川と日本橋川の合流地点だったらしい。
川も、人の手によって姿を変えていく。
もともと、徳川が入る前は、東京の土地は沼地だったという。
水路があって、人の賑わいがあって、新鮮な魚を帝に届けた海の民。
成田山(誰に呼ばれて成田山 〜祇園の匂いと白山、金毘羅、今宮戎)で感じた海の匂いと何かがかぶる不思議な感覚。
白山通りは靖国通りとも交差する。
しかし、なにわの審神者(さにわ)は歩くのが速い。
足長いからな。大正生まれなのに、180センチを超えていたわたしの祖父もそうだったが、歩幅が大きい人って自分の歩くスピードが速いって気がついてない。
待たせて怒らせた負い目があるから、とにかく合わせておこう。
日焼けが恐ろしいくらいの晴れ。
このコンビで歩くんだから、予想というか、確信してたけど。晴れるのは。
そして、到着。白山神社。
手水鉢にある社紋を見て「白山比咩神社と一緒や」と、なにわの審神者(さにわ)はいった。
正式な名称は「三子持亀甲瓜花(みつこもちきっこううりのはな)」。六角の亀甲の形を七五三に配した三つ子持ち、すなわち三条の構えをめぐらし、その中に瓜の花を描いたものです。亀甲はおめでたい長寿を表わし、また三つ子持ちは、親から子、子から孫へと、過去から未来へ絶えることのない家運長久を意味しています。 また、瓜は古代においての珍菓であり、それを神に捧げて子孫の繁栄を祈るという神まつりの表現です。
白山さんのご神紋は、生命がますます栄えるめでたさを象徴しており、家運長久・子孫繁栄・神人和楽のしるしとして仰がれています。
(白山比咩神社のHPより引用)
瓜、か。
最近来てるな。瓜。((追記あり)豊橋の瀬織津姫がみせたかったもの 〜五ヶ所湾から豊橋へ そして。(その1))
呼ばれた場所は、瓜郷だったし、阿波の玉ちゃんが寄せてくれたコメントも、「素戔嗚尊の氏子は胡瓜は食べない」ってやつ(記事の最後に転載:剣山の秘密も!)で、素戔嗚尊と何か関係があるのかな。
亀の中の瓜。それの意味するものは、何。
亀は、(白山比咩神社の社紋の解説によると)七五三、ってなってる。
七五三もなんか意味があるんだろうな。
亀は出雲、瓜は素戔嗚尊、としたら。
しかも、相撲発祥の地の出雲は、奈良にある。
わたしにとっての素戔嗚尊は牛頭天王で熊野権現。和歌山だ。
それにしても、なんか不思議なイメージが浮かぶのだ。
伊勢平氏おじさんは、お月さまが大好きで、月に反応して、「月読様!!」っていうんだけど、今まで旅してきてわたしには素戔嗚尊のご縁で会ったとしか思えない。
他にもわたしのツクヨミさんがいるのだが、その人も素戔嗚尊のご縁である。それは「素戔嗚尊は、熊野権現のことですよ」って言ったら「?」って顔をされたけど。
熊野と平家。
「源義経に仕えた弁慶の父が熊野水軍の湛増だった」って聞いたけど、よくわからないけど、なんか、ある。
伊勢平氏おじさんは「平家が(神事で)何かを間違ったから、湛増が味方してくれなくて平家が負けた」みたいなことを言っていたけど、そういうのじゃないらしい。でもおじさんはそう思っている。
月読命と、素戔嗚尊。素戔嗚尊の祀りが解かれたら、何が目覚めるのか。
何度かここには来たが気づかなかった。家みたいな社殿。
松尾大社?松尾大社は今年の2月ごろに行った。(月の光に誘われて 安曇野から京都へ 〜その3 西の猛霊 松尾大社 )
しかも、安曇野から。
確かに書いてある。嵐山の松尾大社から勧請。
白山通りを歩いていたら、なんとなく感じた秦氏。
それってビンゴ?なんか、「月の光に誘われて 安曇野から京都へ」の旅がここに繋がってたとは。
しかも、当時、白い蛇がきたって 夢の記事を書いていて、その頃、飛鳥で、自然農の川口由一さん(飛鳥の里にいた神は 〜川口由一さんの乾坤塾(その1))と初めて会うのである。
ぐるっと回って裏をお詣りしたら、光が差してきた。
さて、次は。
(つづく)
▶︎瓜について
(阿波のTさんより)
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