創作ラボ2 -690ページ目

ルビ訳付き 『グレート・ギャツビー』

ちょっとした決心だけど、今年は、英文字で書かれた本も読んでみることにした。


英文字といっても、ルビ訳がついた本だ。


ルビの文字が小さくて、青い文字なので、たいへん読みにくい。


しかし、難しい単語とか、表現は、ルビ訳で分かる。


本のタイトルは、『グレートギャツビー』。


スコット・フィッツジェラルドの代表作。


この本は翻訳で何度か読んでいるけど、英語で読んでみると、ずいぶんと雰囲気が違う。


使っている単語とイディオムが難しい。


翻訳で読んでも表現が分かりにくいところがあるくらいだから、英語で読むのはけっこう厳しい。


現在半分くらいまで読み進んでいる。


内容も半分くらいしか分からない。


それでも、読むと決心したから、最後まで読んでみる。



文字を書くのは頭のスポーツ

大した文字数ではないが、毎日ブログを書くというのはけっこう疲れる。


文字を書くのはスポーツではないから、そんなに疲れるはずはないと思うのだが、実は疲れてしまう。


身体のどの部分が疲れるのかというと、キーボードを打つ指ではない。


指ではなくて、なぜか全身が疲れる。


脚とか腰とか肩とか、ただ、椅子に座ってキーボードを打つだけで疲れる。


まだ疲れる部位はある。眼は間違いなく疲れる。そして、もっとも疲れるのは脳細胞だ。


どの部分の脳細胞なのかは分からないが、とにかく、疲れる。


文字を書くということは、いうなれば、頭のスポーツなのだ。


職業作家は、毎日、文字を生みだすのに、地獄の苦しみを味わっているのだ。

シェイクスピア ロミオとジュリエット

いまさらですが、やっと、『ロミオとジュリエット』を読み終えました。


この物語というか、戯曲のことは、シェイクスピアの名前を知らなくても、知っている人は多いことと思います。


モンタギューと、キャピュレットという二つの中の悪い家があって、ロミオがモンタギュー家の息子で、ジュリエットがキャピュレット家の娘で、親が仲が悪いのにもかかわらず、ロミオとジュリエットが恋に落ちてしまいます。


ふたりは、ひそかに結婚してしまいます。しかし、ジュリエットの父親は、ジュリエットがロミオと結婚したことを知らず、パリスという別の男と結婚させようとします。


これでは重婚になってしまいます。


そこで、ジュリエットは薬で仮死状態となり、ジュリエットが墓の中で目覚めるころに、ロミオがジュリエットの元に来て、二人はどこかに身を潜めて暮らすという計画だったのですが、ロミオに届けられるはずの手紙が届かないことから、ロミオはジュリエットが死んでしまったと思って、毒を飲んで死んで、墓の中で目覚めたジュリエットは、ロミオが死んだのを見て、自分も剣で、胸を刺して死んでしまうという悲劇です。


この戯曲の中でもっとも悲劇的な目に遭ったのは誰でしょうか。


ロミオとジュリエットでしょうか。


そうではありません。ジュリエットの婚約者のパリスです。何も事情を知らないままに、ロミオに殺されてしまいます。


では、もっとも悪いのは、誰でしょう。ロミオと、ジュリエットの両家の親でしょう。あるいは、ジュリエットに仮死状態にする薬を渡した、修道僧ロレンスでしょうか。


いつの時代も、子供が親の犠牲なるというのが、この戯曲の教訓でしょうか。



レイモンド・チャンドラーの短編集の『赤い風』

本日は、平成22年2月22日です。“2”が5個並びます。ということで、記録しておきます。



いったい、何週間前から読み始めたのか覚えていないけど、やっと、レイモンド・チャンドラーの短編集の、『赤い風』を読み終えました。


今は、『源氏物語』をメインに読んでいるので、チャンドラーの短編集は途切れ途切れに読んでいました。


探偵小説を細切れに読むと、ストーリーとか、登場人物の関係が分からなくなってしまいます。ただ、活字を目で追っているだけになります。


それでも、とにかく読んだとうことには間違いはありません。本というのは、当たり前ですが、きちんと、最初のページがあって、終わりのページがあり、ここまで読めば終わるということがはっきりと分かります。終りのページがはっきりと分かっているということはゴールが見えているということですから、ゴール目指して、がんばることができます。


内容を理解したかどうかは別にして、一冊の本を読み切るということは、達成感を感じられることは間違いありません。


細切れに読むといえば、シェイクスピアの、『ロミオとジュリエット』も数週間前から読んでいます。これも、もうすぐ終わります。とにかく、最後まで読むつもりです。


戯曲というのは、ようするに、台本ですから、話し言葉で書いてあるので、読みやすいことは読みやすい。

源氏物語の謎 ④

紫式部が実在したとして、紫式部とは、もちろん、本名ではないが、なぜこのように呼ばれていたのかということについては、いくつかの説がある。


よほど高貴な身分でもない限り、平安時代は、女性の本名の記録は残らなかったらしい。


式部とは、父親が式部の丞だったらから、式部と呼ばれたということだが、自身の官職名ではなくて、父親とか、兄弟の官職名で呼ばれるというところが現代の感覚からすると、奇妙に思われる。


『紫』というのは、たぶん、源氏物語の『紫の上』から由来するものだろうといわれている。


いずれにしたところで、『紫式部』とは、通称だったということで、実名は分からない。


現代でも実名と、通称が違うということはありえる。




紫式部は、一条天皇の中宮の彰子の女房兼家庭教師として仕えたということで、その任期は1006年から1012年の間だろうと推測されている。


女房は一人ではなくて当然、何人もいただろうと思う。


この期間に源氏物語が書かれたとしても、時間的には、可能だろうと思う。しかし、女房という女官には大河ドラマの源氏物語を書く時間がほんとにあったのだろうかと疑問に思う。


当時の中宮の女房の一日の仕事はどういうものがあったのかが分かれば、源氏物語を書く時間があったのかどうかはある程度推測はできる。


女房の仕事はおそらく中宮の部屋付きであっただろうから、外に出ることはほとんどなかっただろうし、実際に紫式部が明石や須磨に行くことはなかっただろうと思う。



女房としての公的な仕事の合間に、はたして、五十四帖の長編小説を書く時間があっただろか。



その当時、日本国内でも、世界の他の国でも長編小説を書いた者などいなかった。そいうことを考えても、一人の女房が長編小説を書いたとは思えない。