Cherish a feeling -7ページ目

家族の病理 "子宮の家"

子どもにとって家庭が安全基地でないと、

健やかな心の成長にまず必要な

基本的信頼感が育たず、

生き辛さや虚無感、人間関係のつまづきを抱えて

生きることが辛く、苦しいものになってしまいます。



そうした機能不全家族も、

一見、仲の良さそうな家族に見えたり、

また被害者である子ども自身にも

自分が親に言動を支配され、

道具にされていることに気づかない、

ということが実は一番多い、

とわたしは思っています。



そんな家族の病理を

非常にわかりやすく分析されている記事を

ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思い、

ここに紹介します。




家族カウンセラー 中尾英司さんのブログ

あなたの子どもを加害者にしないためにより

川口中3女生徒父親刺殺事件-「子宮」の家


親から受け止められないまま大人になった

男女がつくる家庭の姿、が書かれています。



いくつか文章を抜粋すると、

旗男性の場合、仕事かマイホームにそれを求める。
仕事を子宮とする場合、(中略)殆どの時間を仕事(職場)に費やす。質もしくは量で他を圧倒するのである。家は寝座としての子宮でよいので、造作に気を遣わないこともある。家庭を子宮とする場合、家庭は自分の価値で染め上げる。“仲良し家族”という構図自体が子宮を補強する“鎧”なのだ。家族はその鎧にふさわしい役を演ずることが要求されており、自由意志は認められていない。


旗女性の場合、そういう子宮を創ることのできる男性を選ぶ。(中略)この時、男性が仕事に居場所(子宮)を求めるタイプであれば、家(器)は女性が乗っ取る。あとは、子どもを味方につけて父親を疎外していき、家の中を支配するようになっていく。(中略)自己認知の飢えがあるから仕事をすることなどにより適度に人と関わる。ただ自分の心のコップは一杯一杯なので、人と深く関わることはしない-それが、夫や子どもであっても。


旗共依存の夫婦
互いに心のコップが一杯の者同士の結婚であるから気持ちを受け止めあうことはできず、成長はストップする。というよりも自分の居場所をつくるために結婚しているので、最初から相手を自分の道具にしているため成長できない。このように相手を自分の道具にしあう人間関係を共依存という。





こういう家族、めちゃめちゃ多いと私は思います。




あとは、そうした家族の生み出す

見えない不安・見えない恐怖

見えない息苦しさ・親の親をする子ども
など、

いろいろと詳しく書かれています。

ぜひお読み頂き、こうした家族の持つ闇、

闇をつくりだすしくみを知って欲しいです。



それが、事件発生を防ぐことに繋がると思います。


もう3つ目です!

アップルくんの折り紙作品、

エンシェントドラゴン(神谷哲史作品集より)

3体になりました!!





3体目になると

折るスピードもアップして、

出来上がりも精巧に合格


今回アップルくんが折ったのは、左側のドラゴンです。

写真ではわかりにくいけど、一番大きいんですね。

こちらです左下矢印









夏休みを利用して、創作の実力も

レベルアップしていっているようです男の子







すごい迫力ですよねクラッカー







アップルくん、今年の夏休みも

マイペースで有意義に過ごしています虹





写真はこちらにもありま~す音譜 →→ plain photo

”べき” ”ねば” よ、さようなら

親としてする "べき" こととは?

親として、こうあら "ねば" ならない




わたしはこういう考え方が苦手です。

"べき" "ねば" という言葉がつくと、

四方から追い立てられているような

イメージがあります汗



元々、私自身はそういうふうに考える

タイプではないのですが、例えば周囲の声、

親なんだから、もっとこうすれば?

とか

親なのに、そんなことでどうする

みたいな意見は、

直接ではないけれど、よく耳にしてました。

言い方は違うけど、

”ねば・べき”と意味は同じなんですよね。



どちらにも、せま~い枠に押し込める感じ、

意見を押し付けるような感じを受けます。



そう感じるのは何故か?



それは、

そこに "気持ち" がないから

だと思います。



不安になったり、

気持ちがモヤモヤ、ザワザワして

カウンセラーさんに

「どうしたらいいのかなと思って」

と相談すると、よく言われました。


どう "したらいい" か、じゃなく

どう "したい" のか、でいいんだよクローバー




自分にとっての最善は、

自分が知っている。

いつも気持ちが教えてくれるから、

どうしたらいい、いけない、じゃなく、

自分がどうしたいか、なんですよね。



望みは何か。

本当に必要なもの、求めているものは何か。



それこそが、今の自分に最も必要なものなんです。



なのに、

気持ちの前に

"するべきこと" を決めてしまうと、

気持ちは置いてけぼりになります。

これは、抑圧です。



森田ゆりさんも言ってました。


感じて、考えて、行動する。

感情こそが言動の源であると。



なのでわたしは、

ずいぶん前になりますが、

"ねば" "べき" という考え方とは

さよならしました。


快適です音譜

治療の期限

例えば風邪の発熱ですと、

3日とか1週間とか、

怪我をした場合ですと、

全治何週間とか何ヶ月とか、

治るまでのだいたいの目安がありますよね。



いつまで、という期限があって、

あと何日かすれば、苦しみから解放される、

というふうな目安があれば、

かなり気が楽だと思うのですが、



うつやパニック障害などは

回復までの期間や方法も人それぞれで、

あとこれくらいで治ります、

と言えるものではないと思うので、



いつになったらこの辛さから解放されるのか、

という不安はあると思います。



そう言えば私もあったな~と

思ったことがありまして。



到達するまでの時間がわかってて歩くのと、

いつ着くのかわからないまま歩くのでは、

やっぱり精神的な負担も違いますよね。



楽しいことなら期限はいらないけど、

辛いことは早く終わって欲しいですもんね。



死別の悲しみの場合は、よく

"3年経つと少しはラクになるよ"

って言われたように覚えています。

3年経った時、

"あぁ、なるほどな"って納得しました。

(もちろん個人差はあると思います)



うつやパニック障害の場合は、

付き合っていく、と、

ある意味あきらめに似た気持ちを持てると

少しラクになれるのですが、





"いつになったら" と思うと気持ちが焦るので、

折り合いをつけていくしかないかな~と思います。



これは、死別のように

3年経ったら、というようなものではないと思うなぁ。



"どのように付き合っていくか"

で、かなり変わってくると思うなぁ。




わたしは、夏休みの宿題など、

期限つきのものはギリギリにするタイプで、

期限があると、焦る、という側面もあるけれど、



期限がないならないで、先の見通しが立て難く、

ゴールが見えないという点でやりにくい面もある、



これら二つは、どちらも逆に考えれば

一方は期限があることで目標を設定しやすく、

他方はそれがないことでゆっくりと取り組める、

など利点もあると思うわけで、




視点を変えると見えてくるものは違ってくるし、

同じことでも考え方次第で受け止め方が違って、

自分を追いつめることもできれば

解放することもできる。




やっぱり自分次第なんだよなぁ。

・・・そんなようなことをつらつらと思う今日この頃です。




エンシェントドラゴン

アップルくんの折り紙作品です男の子
(神谷哲史作品集より)



以前も折ったものを、

大きさを変えて再挑戦したそうですクラッカー







相変わらず、職人芸のような細かい仕事合格








幾重にも重なっています虹

折る回数の多さはハンパないですクローバー








折っている最中の集中力には

たくましさすら感じます音譜



ピーカン

今日も青空に魅せられて晴れ





写真を撮りましたクローバー







キレイだけど、外出はしたくないヨ・・あせる











よかったらこちらの写真も見てね音譜 →→ plain photo

"キレる子にしないためにはどうしたら?"

こんなニュースを見ました。


バスジャック 少年の中学校の母親らにPTSD 相談倍増
7月22日2時31分配信 毎日新聞

愛知県で発生したバスジャック事件で、逮捕された山口県宇部市の少年(14)が通う中学校の生徒の母親たちにPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が表れていることがNPO法人「山口カウンセリング協会」の調べで分かった。母親らは車が行き交う音におびえたり、不眠症になるなどの症状を訴えているほか、「我が子とのかかわり方が分からない」などの相談も事件前から倍増しているという。



そりゃそうだよね。不安にもなるよね。

・・と思います。

そして、相談者の中には、

「子どもとどうかかわればいいのか分からない」
「キレない子にするにはどうすればいいのか」
などと尋ねる母親も多かった。


ということです。

むしろ、こういう事件が起きても

自身の子育てを省みることもない、

不安になることもない、

という親の方が

"キレる子"を育てやすい、とわたしは思います。




キレる子にしないためには、

子どもの自己肯定感を育むこと

なんですが、




私たち親の大半が

自己肯定感を育てられずに大人になっていて、
(日本の家庭の8割が機能不全家族と言われている)



例えるなら

日本語圏でずっと暮らしてきて、

他の言語の存在を知らない人が、

ある日突然

今日から英語をしゃべってください、

日本語は使えません。

と言われているようなもので、



まずそれ(自己肯定感)って何?から始まって、

今まで与えられた大量の

要らないもの(自己否定)を

丁寧に外へ出し、

基礎の基礎からやり直さなきゃならない、



そんな状態ですから、

"キレる子"がたくさんいるのも

自然の道理と言えなくもない、

と思っています。




記事の最後にこうあります。

相談を受けたNPO法人の

園田理事長は事件について「両親や学校側が少年の心理・精神状態を見抜けなかったのではないか」と指摘。「再発防止には『よい子』という表の顔に隠された裏の心理・精神状態の把握が不可欠」として、学校単位での心理テストの早期実施を県教委や市教委に近く要請する。



心理テストの実施は、

全国でやって欲しいですね。

子どもだけでなく、親も教師も。




事件を起こした子どもたちの報道には、

必ずと言っていいほど背後に

"厳しい親"がいるんですよね。



厳しい親=自己肯定感のない親

だと、経験からわたしは思います。




"キレない子にするには?"

とお悩みのお母さん、

自己肯定感を育てたい、

と思うお母さん、

とにかくすべての保護者の方に必見!!

というくらいにおすすめの本を

改めてご紹介しますねクローバー


お母さんはしつけをしないで/長谷川 博一

¥1,365
Amazon.co.jp

青空

美味しそうな雲を見つけたので撮りましたくもり



ふわふわで柔らかそうでしょ音譜





空はとってもキレイだけど、

すっごくあっついのであせる

皆さんも熱中症や夏バテには

気をつけてくださいねラブラブ

わたしも無理しないようにしまぁすニコニコ





その他の空の写真はコチラにもありま~す →→ plain photo

次は創作だ!

アップルくんの創作折り紙作品です。

創作なので、

折り図を見て創るのではなく、

自分で考えて折ったものです。


きっと、右脳も左脳もたくさん使って

すごく頑張って創ったんだろうなぁって思います。


タイトルは、翼の生えた騎士ですクラッカー











この夏、創作にもチャレンジのアップルくんです男の子



アップルくんのこれまでの作品は、

オレンジさんのブログにも紹介されています。

ほんとにスゴいよ合格

ぜひ一度見てくださいね音譜 →→ アップルくんの作品集




その他の写真はこちらです →→ plain photo


シオマネキ

アップルくんの折り紙作品です音譜




Fiddler Crab(シオマネキ)
by Marc Kirschenbaum





つまようじの大きさで、
この細かさ。すごいよねクラッカー