俺さ、ブログの最後に「おしまい☆」ってつけてるじゃん?まぁ、読者古参ですら興味ないと思うんだけどさ、ブログがまだコンテンツとしてまだ息していた頃だよな。竹原慎二いるじゃん?あいつのブログの締めの”じゃあの”がかっこいいなと思って、俺も最後になんかつけてぇなぁ。ってなったよな(笑)

 

 だからよ、昔、衛星放送(カートゥーンネットワーク)で見てたCOW&CHICKENっていう頭のおかしいアニメの終わりがさ、毎回「おしまい!」って言ってたのが印象的でさ、それをもじったんだよな。☆を付けてた理由はもう覚えてない。多分、ノリでくっつけたよな。魔法少女的なマジカルなんとか的なかわいこブリっ子じゃねーかな多分。知らんけど。まぁ、意味ねぇと思う。

 

-------ふー------------

 

SONY WF-1000XM5 ワイヤレスイヤホン各種

 俺さ、今までワイヤレスイヤホンに全然興味なかったんだよな。というのも、昔からワイヤレスイヤホンってデータ圧縮が発生して音質が劣化するから、音悪いって言われてたじゃん?それに、俺自体も普段から音楽を聴く習慣が無いから、出先で音楽を聴くこともないわけ。だから、そもそも必要がない。

 

 しかもさ、家で良い音で音楽聴くってなるとさ、スピーカー>ヘッドフォン>イヤホンって序列があるじゃん?イヤホンって定位に限界があるから、なんか一番コスパが悪いよな。そういうのもあって、ワイヤレスイヤホンを買ってどうにかしようって発想がないわけ。そんな俺がさ、この度ワイヤレスイヤホンに触れる機会があったので、ちょっと語る。

 

  購入動機

 最近よ、全然面白れぇことないからよ、ビックカメラとかヨドバシカメラの福袋の抽選に応募してみたんだよな。ビックは全敗だったんだけどよ、ヨドバシは「海外メーカー製ノイズキャンセルヘッドフォンの夢」が当たったんだよ。別に大して欲しくも無かったんだけど、いざ当たると嬉しいもんだな。そしたらよ、お上が「私も良いイヤホン欲しい」みたいなこと言い出して、買ったのがこれってわけ。動機は知らん。

 

 でさ、俺は既にワイヤレスイヤホンを持ってるのね?それは音楽用とかじゃなくて、仕事のリモート会議用のやつ。機種はさ、もうコンシューマから撤退したけどJabra Elite 7 Activeを使ってたの。なんでJabraかって、前の職場でコールセンター業務もやってたんだけど、その時使ってたヘッドセットがJabraで、信頼性が高くてマイク性能が安定してるからだよな。実際、マイクの音質はかなり安定する。

 

 だからさ、Jabra Elite 7 Activeで音楽聴くこともあるんだけど、音質は特筆無しって感じで、高音質と謳われているワイヤレスイヤホンもさ、たかが知れてるだろって思ってたのよ。で、SONYのWF-1000XM5をちょっと貸してもらったらよ、衝撃的過ぎて俺も欲しくなったよな。

 

  SONY WF-1000XM5のここが凄い!

 まぁ、基本的なスペックとかは公式で見てくれよな。色々多機能で音質も良いっちゃ良いんだけど、一番いいてぇのは、技術が音質を凌駕しているってことだよな。多分、技術が進化してったら、そのうち有線と遜色ないとか言われそうな気もするな。

 

音質全般

 結論から言うと、結構いい。ギターとかもプリプリって感じで立体感あるし、全部のパートが別のレイヤーになっているかのように定位も分離していて、全部が無理なく聴こえるような解像度がある。なんならボーカルのエフェクトも分離してんじゃねぇの?ってくらいには分離してる。これは高音質だなってのは凄く感じる。でもさ、これも想定の範囲内というか感動するレベルではないよな。あぁ、音質いいねみたいな。正直、俺的にはハイレゾ音源聴いても、最近の音楽に全く興味ないから、聴いたところでよくわかんねぇってのはある。

 

DSEE Extreme

 で、一番びっくりしたのがさ、DSEE。これはAIによって、音質の良くない昔の音源とかに定位感を持たせたり、補正して高音質化するアップスケーリング機能なんだわ。これがとんでもねぇ。技術が音質を凌駕するってのはこのことよ。Yngwieのライブ盤にLIVE!!ってあるじゃん?収録曲のRising forceを聴いたんだけど、これがバチクソ良かったんだわ。

 

 確かに、空間演出はハウジングの限界があってさ、言うて周囲2〜3メートルの音場にいるって感じで広がりはそんなねぇんだけど、ちゃんとそこにオーディエンス、マッツ・レヴィン、イングヴェイがいて、ライブ会場での息遣いを感じるようなリアルさや臨場感があったよな。これはちょっと震えたし痺れた。マジでライブ盤との相性がすげぇ良い。

 

音楽別の相性

 特にシンセとかデジタル系のポップスと相性いいし心地いいな。岡村靖幸のキモさの解像度が高くなってすげぇ良い。エフェクトにかかる定位感なのかな?すげぇ奥行を感じるというか、新鮮な空気になったというか、一皮むけたというか、とにかくすべてが新しくなった感じがする。

 

 よく聴く曲で言えば、AlcatrazzのNo Parole from Rock 'n' Rollの音源とかも音圧上がってさ、各パートが分離されててさ、もうバッキバキにリマスターしたみたいになってるのよ。Iron MaidenのAces Highも聴いたけど、これもクッキリ、カッチリって感じで完全に別物。

 

 でさ、そういうクラシカルなロック音楽(普通のスタジオ盤)に関してはさ、ちょっと分離させすぎているところが雰囲気を損なってる部分があると思う。いや、オッサンが聴き慣れ過ぎていて、昔の音質から戻れない感じになってる気もしないでもないけど、ちょっとやり過ぎ感を感じるのね?

 

 ロック音楽はさ、少し平坦でさ、各パートの音がまとまって、ズゴーって塊で来るローファイな感じに味があるのであって、それを逐一分解することで逆にチープになってる感じがするわな。まぁ、そういうオプション機能だから、好きじゃないならOFFにすればいいだけの話なんだけどね。

 

  結果、全然高く感じない

 ライブ音源があのクオリティで聴けるの衝撃だったよな。今回、実売20,000円くらいで買ったんだけど、全く高く感じなかったよな。(俺のじゃねーけど)つーか、この感覚で音楽聴けてなかったのがマジで損じゃねー?とか、DSEE以外でライブ音源聴く価値ねぇだろ。くらいには感動してる。

 

 来年の初めには、WF-1000XM5の後継機種が発表されると噂されているんだけど、WF-1000XM5は今結構安くなってるから、カラーも選べるしもう買いなんじゃないかなって思うね。いやぁ、こりゃ年末に届くワイヤレスヘッドフォンも楽しみだわ。何が入ってんだろ一な一体。

 

 

 

おしまい☆

ポプラの木と夕暮れの空

 ここ10年くらいか、廉価帯のギターにポプラボディのものが本当に増えたよな。安いギターと言えば大体バスウッドだったけど、もう完全にポプラに覇権が移ったようだわ。つーことで、ポプラについて語る。

 

  ギターボディとしてのポプラ変遷

 一昔前は、ポプラって言うと、昔のFenderの一部モデルやJacksonのギターに使われていた木材ってイメージだけど、2010年代からSquier、Bacchus、Ibanezのエントリーモデルでもバンバン採用されているよな。今まで安いギターのボディ材と言えば、バスウッドが定番だったわけだけど、それが近年では逆転してポプラの方が多くなっているわけ。

 

 やっぱさ、背景にあるのは流通量とかコストの関係だよな。10年代後半には多弦ギターとかヘッドレスが流行っててさ、ポプラバールトップのギターとか、派手な色のレジンと一緒に型に流し込んで作られたギターが溢れてたよな。今もあんのかなアレ?あの使われ方を見る限りよ、ポプラってすんげぇ安いんだろうなって思うよな(笑)

 

 あ、こんなこと言うとさ、ポプラって安かろう悪かろうなのかって思われそうだけど、木材によって出音の傾向が違うってだけで、別に欠陥がある訳じゃねーからな?音の特徴については後述。

 

  ポプラの音質的な特徴

 ポプラボディのギターは何本か持っているんだけど、アルダーともバスウッドとも違う特徴があるな。バスウッドは締まりが弱くて散漫な音なのに対して、アルダーはミッド~ローにかけてタイトな押出しがあってパンチがある。ちょっと俺の印象だけで申し訳ないんだけどさ、これらの木材と比較したギターボディとしてのポプラの特徴を説明する。ちなみに、これからするのはポプラオンリーのボディの話ね。ポプラトップとかプライ構造だと話変わってくるので注意。

 

 ポプラはさ、バスウッドよりも、アルダーよりも、ローミッドの倍音が凄く豊かだよね。ピッキング時のアタック音がボンッと大きく丸く膨れる。音に温度があるとするのであれば、かなり暖かいよな。ただ、上のレンジが少しだけ狭くて、そこが淡白でドライに感じる部分がある。だからリッチな音には感じない。

 

 それって不鮮明で籠っているんじゃないの?と言われそうけど、解像度が低いわけではないんだよな。確かに、ワイドレンジでリンリン鈴なりする感じではないんだけど、高音域は最低限確保されていて、帯域のバランスが絶妙。角は取れていて丸い音なんだけどそこそこ明瞭に響くんだわ。この恩恵もあってか、弾き易くも感じる。だからエントリーモデルに採用されているのは相性がいい気がするよな。

 

 あと、比較的軽量なイメージのあるポプラだけど、重さで言えば結構ピンキリだよな。バスウッドやアルダーってそこそこ重さ安定していて、0.7kg前後の誤差って感じだけど、ポプラは3kgないやつもあれば4kg超えのやつもあって、経験則的に振り幅デカい気がするんだよな。この重さの差は取り回しも音質も差がでてくるはずだから、エントリーモデルといえども購入する際は店頭で確かめて買ったほうが良いな。

 

  結局、ポプラってどうなん?

 前述の通り、ポプラは帯域のバランスが優秀だと思っていて、その点だけで言えばアルダーよりも好きって人は少なくないじゃねーのかなと思う。まぁ、この世のストラトの大多数はアルダーかアッシュの音なので、慣れている音が一番いいと言われたらそれまでなんだけど(笑)

 

 今んとこ、ほぼ安いギターにしか使われてないから、買うときにボディ材を気にする人も多くねぇとは思うけど、Fender系のギターに関して言えばポプラボデイは悪く無いと思うね。音がウォーム寄りだから扱いやすいだろうと思う。ただ、ワイドレンジのチャリチャリ感を求めているのであれば、やめた方がいい。

 

 つーか、そもそもポプラがアルダーの代わりになると思ってる場合は、それは違うと言っておきたい。ポプラとアルダーでは音が全然違うから。だから、アルダーの音が良いって思ったなら、断然アルダーボディのギター買ったほうが良いね。関連記事にバスウッドの特徴をもとに木材の基本的な特性がわかる記事を置いておいたので、良かったら見ておいてくれよな。

 

 

おしまい☆

 

■参考記事

 

黄色のギター、Mustangのブリッジとピックアップ

 

 実はさ、結構前にMustang買ってたんだけど、ブログには書いて無かったんだよな。あんまやる気でなくてよ。でも幸いなことに、最近はギターと全く関係ない文章を書くことでモチベーション上がってて、更新頻度も上がってんだわ。こりゃ調子いいぜ!でもよ、一方でアクセス数右肩下がりなのバカ笑えるよな。まぁまぁ、いいんだそんなことは。いつも通りやってくぜ!

 

 

  購入動機

 俺はスピッツが大好きだから!草野マサムネも三輪テツヤもMustang持ってたよなー。ハチミツとか、さわって・変わってのPVで弾いてたのが印象的。つーか、仲間内でスピッツのコピーやろうぜってなって買ったんだけど、結局Mustang持ち出さずストラトもってったな。あれなんでなんだろうな?そのために買ったと言っても過言ではないのに、自分でも意味わかんねぇわ。

 

 つーかよ、俺はHR/HM好きで通ってるからよ、実はブログでメタル以外の音楽が好き~とかいうの、若干はばかるとこあるよな。DA PUMPだとか、岡村靖幸だとか、スピッツだとか軟派もいいとこじゃねーか。まぁ、好きなものは好きなんだから仕方ねぇんだけどよ。

 

 そういう意味では、実はメタラーの同調圧力が嫌いなところあるよな。あいつら本当にメタルしか聴かねぇじゃん?しかもジャンルが多すぎて、話しが合う事の方が少ねぇし。いや、でも、もしかしたらよ、あいつらも俺と同じなのかもしれねぇな。実は家でゴリッゴリのアニソンとかアイドルソング聞いているのかも(笑)

 

  スペック・作り

 ■スペック

 ボディ材・・・ポプラ
 ネック材・・・メイプル 、Cシェイプ
 指板材・・・・インディアン・ローレル
 スケール・・・24インチ
 ナット幅・・・約42 mm
 指板R  ・・・・9.5インチ
 フレット数・・22フレット

 

 Mustangは小ぶりでショートスケールで取り回しが良いとか、女子供向けとか言われるけど、実はボディが縦長だから全長はストラトより大きかったりするし、狂いまくるヴィブラートユニットとか意味わかんねぇ動作のスイッチとかあるし、玄人向けだよな。女子供に薦められるのは少なくともFixedブリッジのモデルだろう。

 

 ちなみにClassic Vibeはさ、Squierのヴィンテージラインのハイグレード機種なわけだけど、作りは悪くねぇと思う。音詰まりがあるとか、フレットが飛び出てるとか、取り付け位置が大きくずれてるとか、そういうのがない。当たり前のとこは押さえてある。ちなみにインドネシア製。

 

 Squierは10年代の中国工場で作られた頃は凄く評判良かったよな。ストラトに関してはピックアップがTonerider(手巻きピックアップのメーカー)が作ってるって噂もあったしな。何がすげぇって3万とかで買えてた驚異的なコスパよ。今6万とかするぜ普通に。

 

  音質

 Classic Vibeシリーズってさ、ストラトも持ってんだけど結構マッシブな音というか、チープな音がしないんだよな。Mustangもそんな感じ。いわゆる、チープな音って腰高でペラペラな音なわけだけど、しっかり低音域の倍音が感じられて、欠損感の無いまとまった音がする。高域に関しては鈴なりもあるし、クリーンも割と派手な音が出る。

 

 が、超ワイドレンジという感じはあまりなくて、良い感じにレンジをキュッと絞ってるようには感じる。多分、そこがあまりチープに感じない要素の一つになってると思う。つーか、Mustangのクセにチープな音がしないのは逆にどうなんだという感じもするな。まぁ、そこは味とか好みの問題か。あと、ノイズには弱いからハイゲインには向かない。

 

  American Performerシリーズ廃止

 そうそう、そういうえばFenderのAmerican Professional Classicシリーズって新しく出たじゃん?それに伴ってAmerican Performerシリーズが終わったんだよな。このシリーズのMustangはさ、ビブラートユニットがシンクロナイズドドレモロ並みに狂わなくなってて超評判良かったんだけど残念。中古で安く出てたら買い目だろうな。

 

 

おしまい☆

ターミネーター2:アーノルド・シュワルツェネッガー

 俺、もう10年くらい同じミニタワー型のパソコン使ってんだよな。ちょうどギターブログを始める前にドスパラで買ってよ、ブログ書いたり、買い物したり、録音したり、お絵かきしたりなんだり。基本的にPCって5~7年程度で買い替えなんだけど、まだまだ壊れる気配ないし、スペック的にも、パートが少ない編成のDTMなんてパワー要らねぇし、PCでゲームしたりしねぇから全然不満ないんだよな。だけどよ、いつまでもそうも言ってられなくて、既にWindows 10のサポートが切れてるんだわ。さすがに買い替えだわな。でよ、来年にPC買うかなってグズグズしてたらよ、もう既にパソコンの値段がジワジワ高くなってるみてーじゃねぇか。

 

  PC高騰の原因

 ネットニュースでもやってるから知ってる人も多いだろうけど、何が原因かっつーと、AIの開発競争が激しくなってきて、メモリとGPUの需要が爆発的に伸びてるからなんだわ。しかもAIの需要ってこれから、どんどん伸びてく分野でさ、一過性の高騰じゃないんだよな。だから、もう何年かは高止まりし続けるらしく、値段が落ち着く見通しが全く立ってないんだわ。

 

  止まらないAI需要

 でさ、俺的にはAIの需要が落ちることは今後絶対にないと思ってるのね?ちょっと思い出して欲しいんだけど、2022年までのAIって、まぁ使い物にならないゴミだったじゃん?で、2023年頃にChatGPTが話題になって今はどうよ?もう何もかもが別次元だろ?仕事にまで使われてる。しかも、それが今も加速し続けてるわけだ。高騰がおさまるのは技術的に飽和する時なんだけど、恐らく無い。こんな便利なもの人類は絶対に手放せないから。しかも、2020年代後半には量子コンピュータの実用化に向けて動き出すとか言われてるんだぜ?もうさ、それがAIと組み合わさるってのは既定路線で、PCパーツの需要が治まるわけがねぇんだわ。

 

 だからよ、ガチでマジで今PC買っといたほうが良いぜ?俺は買う。今ならDTM用途なら10万円代前半で全然買えるわな。このタイミング逃すとよ、最低スペックで20万~30万とかも現実的になってくるからよ、遅くとも今年の年末年始のセールくらいには買っておけばいいんじゃねぇかって思うわな。あ、これは俺がクソブス達にPC買うようにアフィリエイト誘導するためじゃなくて、PCメーカーも、BTOメーカーも、みーんな満場一致で高騰するって公言してることなんだわ。予想とか眉唾ですらなく確定事項なのよ。この値上げの流れは絶対にひっくり返らないんだわ。

 

 だからさ、半導体のメーカーはガッポガッポよ。このAIの過熱ぶりを見るとさ、もうAI企業の株に全ツッパすっか真剣に考えるレベルだよな。

 

  シンギュラリティは近い

 恐らくこの感じだと、2030年代にはシンギュラリティ<技術的特異点>が来るんだろうなって思うわ。とにかくAIの加速と生活への浸透が本当に目まぐるしいからな。ドラえもんの未来世界ももう少し早く拝めると思うぜ?ピチピチのタイツを着ているかわ分からねーが(笑)


 あ、もうちょっと先の話になるけどよ、2029年はターミネーターイヤーだから、マジで楽しみだよな。多分、ユニバーサルスタジオとかでアニバーサリーイベントやるんだろうなぁ。行きてー!デデンデンデデン!デデンデンデデン!ってよ!フゥ~!アがる~! 

 

おしまい☆

筋トレでギター演奏を向上させる男女

 以前、ギタリストは筋トレしろ!って記事を書いたよね。要約すると、今以上に速く正確に弾けるようになるには、神経系を発達させる必要があって、その神経系を発達させるには高強度の筋トレをすればいい。というふうに話をした。

 

 高強度の筋トレってのは高負荷×低回数の筋トレのことを指していて、俺もダンベル使ってそういう筋トレしてたのね?でも、なんか途中で飽きてきてさ、自重トレーニング(低負荷×高回数)に変えたのよ。そしたら、それはそれで結構効果があったのね?それについて話そうと思う。

 

  自重トレーニングでメリット

 自重トレーニングに変えたといっても、別に全然特殊なことしてなくてさ、腕立て伏せを限界までやるってだけの話。で、腕立て伏せは肩、腕、胸、体幹を満遍なく鍛えられるんだけど、肩から腕にかけてのコントロールや速さが上がって、ギターを弾くのが楽になったんだよね。というか、日常生活が楽になったよな。

 

 これ、何が起きてるかっていうと、協調動作の運動学習が行われているんだわ。協調動作というのは複数の筋肉が連動して動くことで、これが上手く行われると身体を効率的に動かすことができるんだわ。で、この協調動作に筋トレのような負荷をかけると、より正確で速い動きが出来るようになるわけ。

 

  ウエイトとの違い

 神経系の発達という意味では、高強度のウエイトの方が効果は大きいんだけど、ダンベルって単一の関節、筋肉で行う種目が多くて、連動した動きってのはあんまりないんだよね。だから、パワーは出すことはできても、複数の筋肉を連動させるようなフレキシブルな動作はウエイトでは鍛えにくいんだわ。

 

 いや、厳密にはダンベル使って複数の関節を動かすような種目もあるんだけど、そもそも全体的に筋肉で固められているような人向けの上級な技になっているうえに、怪我のリスクも高いからおいそれとはできない。俺も挑戦しようとして、関節への負荷のかかり方がヤバくなって、すぐやめたよな。

 

  自重トレとウエイト使い分け方

 神経系を鍛えるって意味では最大瞬間出力を更新し続けることだから、ウエイトは絶対にやったほうが良い。んで、自重トレーニングは協調動作を鍛えるために最適なんだけど、ウエイトと鍛える部位が被ってんだよな。

 

 部位が被ると疲労が重なるから、筋トレの効果が薄くなり、怪我のリスクが上がるわけ。だから、トレーニングメニューを気を付けなくちゃいかんのだわ。自重トレーニングは負荷をそこそこにして中1日休み、ウエイトはさ、負荷が大きいから最低でも中2日くらいは休みたい。そうなると、以下のような週間メニューになる。まぁ、ここは個人差あるよな。

 

筋トレメニュー例

 月曜:自重

 火曜:休み

 水曜:自重

 木曜:休み

 金曜:ウエイト

 土曜:休み

 日曜:休み

 

 ギターに限らず、筋トレは筋肉が衰え始める40代以上のオッサン世代にはお勧めだよな。なんたって健康が一番だからよ。死ぬ直前まで誰にも迷惑かけず、元気でいようや(笑)

 

おしまい☆

 

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