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播磨の峠めぐり 須磨区編

3月に愛媛県のお遍路サイクリング最終回に行ってからロードバイクに乗ってなかったのですが、緊急事態宣言解除になったので、今日(5/30)に久しぶりに乗ってみました。まだまだ油断はできないので、自宅から自転車のみで往復で神戸市内限定です。

最近「播磨の峠ものがたり」という本を読んで、この本にでてくる旧播磨の国の峠とその周辺の史跡を回ってみようと思いました。私の住んでいる神戸市東部は摂津の国で、播磨は神戸市の西の端から姫路を越えて岡山県境あたりまでです。

 

今回は一番近い、神戸市須磨区、西区の二つの峠を回ることにしました。

山手幹線で須磨区まできて、須磨駅のあたりから北上していきます。



国道の交差点にある「関守稲荷」への道標。



住宅地の坂をちょっと上がったところにあった「関守稲荷」。須磨のこのあたりは昔の摂津と播磨の関所があったところで、「都」があった京都、奈良、大阪からみると「ぎりぎり首都圏」みたいな感じだったのでしょうね。



百人一首の「淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守」の歌碑があります。実際の関所の場所はよくわかってないみたいですが。

続いて、「須磨寺」に。

 

 

ここは4年前にも来てます。この時も、入院でしばらく自転車に乗れなくてその復帰サイクリングでした。

 

源平合戦のオブジェ。



2匹多い、サルの彫像。

 

なんかラスボスのステージの入口っぽい「奥の院」の階段の番人。

 

 

山を登ったところの「奥の院」にあった高野山への抜け道。

 

 

門前にあるネパール仏教の仏塔。

 

 

まだ11時過ぎでちょっと早かったのですが、混む前がいいと思い、須磨寺商店街のアンティークカフェ「がらり」で昼食。

 

アマビエ様の絵が飾ってありました。

 

 

なぜか和風定食。外食するのも2か月ぶりぐらい。美味しくいただきました。

 

 

須磨寺から須磨離宮公園の前を通って、幹線道路を北上していきます。ダラダラと登る坂のピークがここで「多井畑峠」です。昔は、須磨の海岸沿いには明石方面に行けなくて、旧山陽道はこの峠を越えて、摂津から播磨にぬけたそうです。源平合戦がこの辺りであったのもその関係でしょうか?


 

峠を越えて「奥須磨公園」の横をくだると「多井畑厄除八幡宮」があります。1300年ぐらい前に疫病が流行ったときに都に病気が入ってこないように建てられた厄除神社だそうです。今なら、サーモグラフィーが使われる場所です。



厄神塚というのがあって「よりしろ」が水に浮かべてありました。



近くの丘の上にあった「下畑海神社」。なぜ山なのに「海」?なぜ「土俵」?

これで須磨の多井畑峠付近の探索は終わり、次の峠に向かいます。

学園都市を通り抜けて、西区に。伊川という川沿いにさかのぼっていきます。

 

山門が見えてきました。「太山寺」です。

 

 

拝観料 300円を払って入ります。結構立派なお寺です。この本堂は国宝で、神戸市にある唯一の国宝の建物だそうです。

 

 

お寺の裏に川沿いの車が通れない道があります。

 

 

川沿いの岩壁に磨崖仏の不動明王が掘られています。

 

 

道路からかなり下の方にあるので、最初見過ごしました。手前の小さなお堂が目印です。

 

ここから東にむかい布施畑というところを通過して白川というとこに出ます。

 

岩を抱いた巨木「白川の石抱きカヤ」がありました。この近くに「山伏山神社」というのがあるはずなのですが。

 



道標はみつかりました。神社はこの裏の山の中のようです。そろそろ帰る時間なのでパス。

 

 

この辺りは、高速道路がいろいろ接続している場所なので、のどかな田舎風景の頭上のあちこちに高速道路が走ってます。神戸から淡路島、徳島に行く乗り換えジャンクションがこのあたりにあり、よく通ります。

 

本日二つめの播磨の峠「白川峠」です。信号があるだけで単なる交差点です。ここも昔の摂津と播磨の国境です。

ここからは妙法寺方面に下って、国道2号で三宮を通って帰りました。

今日の走行コースはこのGarmin Connect に。走行距離 60キロ、獲得標高は613メートル。一日良い天気で久しぶりにサイクリングできてよかったです。播磨の峠めぐりは、また行きたいですが、段々遠くなるのでいろいろ行動に制限がなくなってからにします。






 

 

四国遍路自転車旅(11-3)ついに全八十八寺 結願!

前日は宇和島のホテルに泊まった三日目(3/22)。天気予報では午後遅くから雨らしいので早めに行動します。

 

 

 

まずは宇和島駅前から県道を北に向かい41番龍光寺に到着。なぜかお寺なのに山門ではなくて鳥居が。

 

 

長い石段の上にも鳥居が。どうもここも神仏同居式のようです。神社がくっついて横にあるお寺はよくあるのですが、ここは一段高い、普通はお寺の本堂がありそうなところに神社があって、お寺は石段の途中に左右にわかれてあります。建物はお寺の方が立派なのですが、なぜか場所が格下。

 

 

なんか六角形の建物も。

 

 

御朱印です。

 

 

 

さらに県道を少し北に行くと42番佛木寺。道路に面してるので入りやすいです。

 

 

この人達はなにをイチャイチャしてるのでしょうか?
 

 

サクッと御朱印を。あと一つ!
 

 

ここから県道31号で歯長峠(はながとうげ)という古い遍路道の峠を越えます。問題の国道57号は山の反対側を通っているようです。あちらは交通量多く、狭いトンネルも多くて危険らしいです。4キロで200メートルしか上がらないから大した峠ではありません。大変静かな道です。

 

 

ピーク近くの景色。あまり展望は開けてないです。

 

 

古そうな歯長トンネル。お遍路道はこのトンネルを迂回する山道があるそうです。最近の大雨で最近までそっちは通れなかったそうです

 

 

峠を下ったところにあった「道の駅 どんぶり館」昼前だったので結構にぎわってました。コロナ騒ぎ関係無し。

 

 

おやつにじゃこ天をいただきました。

 

 

 

道の駅からちょと走って、いよいよ最後の43番明石寺(めいせきじ)に到着!

 

 

立派な本堂です。

 

 

なぜか、本堂の脇に、廃墟になった神道風のお堂が。どういういわれなのか不明です。

 

 

ついに八十八個めの御朱印をいただきました。あまりこのお寺で結願する人は少ないと思います。

 

 

門前の売店の人に記念写真撮ってもらいました。着ているジャージは四国一周チャレンジのものです。

 

このお寺は宇和という町にあるので、ちょっと昼飯がてら探索してみます。

 

 

こんな感じの古い町並みがありました。「開明学校」という歴史遺産があるのですが、残念ながらコロナ騒動で閉鎖中でした。

 

 

こんな古民家バルがランチ営業していたので入ります。

 

 

あいがけカレーを美味しくいただきました。

 

 

ここからこの日のゴールの大洲に向かうのですが、もう一つ低い峠を越えていかないといけないのです。サイクリング三日目でちょっと疲れてきたのでエナジードリンクで気合をいれます。

 

 

なんか可愛い田んぼアートがありました。

 

 

 

県道237号を上っていきます。こんな奇岩が一カ所だけありましたが、基本的に林の中、時々養鶏場や産廃処理場がある寂しい道です。

 

 

 

この県道をそのまま進んでしまうと危険な国道57号の鳥坂トンネルの手前に出てしまうので、途中から番号とかない林道らしき道路に入ります。こんな感じで落ち葉や苔が残っているさらに寂しい道です。けっこうウネウネしてます。

 

どうも徒歩の遍路道でもあったようです。これで無事トンネルを使わないで、国道57号の大洲側に抜けられました。

 

 

大洲市到着。ここにもお城がありました。木造の再建天守閣のようですが、パス。

 

 

列車までちょっと時間があったので、古い町並みを散策。ここは「おはなはん通り」という昭和の朝ドラのロケ地だったところらしいです。

 

 

古い銀行の建物を使った観光センター的なもの。

 

 

伊予大洲駅から松山駅行きの予讃線の大回り各駅停車に乗ります。JR四国全線乗車にはこれに乗らないといけないと思いこんでいたのですが、実は去年もう乗ってました。普通に内子経由の特急に乗ればよかった。

 

 

 

松山駅で一旦駅の外に出て、駅前の居酒屋「えびす」で夕食。えびすなのか、サッポロなのかアサヒなのかよくわからない店頭。

 

 

 

炭火焼のセットとビールで三日間の旅を反省しました!

この後、松山から特急と新幹線を乗り継いで帰宅。

 

この日の走行距離は59キロ、獲得標高は837メートル。走行ルートは このGarmin Connect に。

 

三日間の走行距離合計は150キロぐらい、獲得標高は1816メートル。センチュリーライドの山が多いコースぐらいですね。でも、一日 50キロぐらいで、寄り道しながらのんびり一人旅はいいものです。



 

去年から始めた「四国一周チャレンジ1000」の自転車ログです。4県で1000キロ以上走破で「完走証」もらえるのですが、もうすでに1351キロ走っています。合計 24日間。ただ、今治と松山の間がつながっていないので「四国一周」になっていないのです。これでは個人的には「完走」にならないので、こんどはキャンプ装備でそこをつなぎに行こうと思います。

 

四国遍路自転車旅 (11-2) 宿毛絶景ロードと「しまんトロッコ」の旅

前日 泊った愛南町のホテルを朝早く出て、宿毛方面を目指します。ここも単純にいけば国道57号なのですが、交通量も多いし殺風景なルートみたいなので、海岸線沿いの県道に迂回することにしました。

 

 

こんな絶景がありました。でもその前に…


 

国道を離れて深浦という漁港を通ります。この日も朝から良い天気。

 

 

ここから海岸線に抜けるには激坂が!よくルートチェックしてなくて想定外!

 

えぐい九十九折りが!諦めて押して登りました。後で調べたら1キロで150メートル登る、平均斜度 15%の鬼坂でした。

 

 

なんとか押しクライムでピークに。

 

ここから10キロぐらい宿毛方面に海岸線沿いで下り基調の絶景コースです。愛媛県道7号「宿毛城辺線」です。(途中で高知県に入りますがそっちでも県道7号。)これ、都会の近くにあったら絶対、サイクリストに大人気のコースになるはず。私が走ったときは自転車は1台だけすれ違いました。

 

 

 

途中の展望台っぽいところで記念自撮り!なかなかこの「四国の左下外側」に自転車で行く人は少なそうですが、もし宿毛方面に行くことがあったら是非!

 




絶景コースの後は国道57号に戻って、宿毛市内を通過して、中村に行く途中にある39番札所「延光寺」に。

 

 

 

御朱印をいただきました。去年の9月にバスで足摺岬の金剛福寺に行ったときにここも回れるかなと思ったのですが、雨だったりで今まで持ち越しでした。

 

 

 

この後、四万十市の中村駅で一旦自転車を片付けて、「四万十くろしおライン」に乗って窪川駅まで。片道だけど、この観光切符のほうが安いみたい。駅についたのが11時半ごろで、列車が正午過ぎ発なので、昼食は駅前のコンビニでパンとかを買って車内でいただきました。

 

さらに窪川駅でJR予土線に乗り換えます。やってきたのはこういう塗装の一両編成ワンマンカーの各駅停車。「しまんトロッコ」という観光列車で、四月からは、うしろに黒部渓谷のトロッコ鉄道みたいな、屋根しかない客車が連結されて運行しているようです。

 

四国遍路旅のついでにJR四国全線乗車もやっているので、この予土線にも乗らないといけないのです。このために、わざわざ、途中の宇和島からスタートして、予土線で宇和島に戻るという変な行程になっているのです。

窪川から宇和島はこの各駅停車で2時間半ぐらいかかります。途中までは四万十川沿いの景色の良いところを通っていきます。去年の9月に自転車で通ってキャンプやカヤックを楽しんだところを今度は列車で通過!

 

 

トイレもない車両で2時間半なので、途中の駅で一回 30分の「トイレ休憩」があります。こんなのは初めて。車内は乗客のほとんどが男性一人客で、時刻表とかでかいカメラを持っている人が多いので、鉄分の多い人たちばかりかと。みんな3席にひとりぐらいの間隔でおとなしく乗っているので感染リスクは低そう。

 

やっと宇和島駅に着くと「アンパンマン号」が居ました。JR四国は観光列車多いです。予土線には「しまんトロッコ」のほかに新幹線の形をした各駅停車も走っているらしいです。

 

さて、宇和島に戻ってきたのが4時前です。まだ少し時間があるので、自転車を組み立てて、市内へ。

 

「宇和島城」に行ってみました。この入り口に自転車を置いて城内を徒歩で登ります。

 

 

建物は天守閣ひとつしかないのですが、全国に十二しかない、江戸時代から残る現存天守閣の一つです。

 

お城を見学すると丁度夕方なので、宇和島駅の近くの「宇和島オリエンタルホテル」へ。

 

 

ここは「サイクルターミナル」にもなっているホテルで、部屋まで自転車を持ち込ませてくれました。

 

一休みして、市内に夕食を求めて徒歩ででかけます。

 

 

この「ほずみ亭」というお店がただならぬ雰囲気だったので入ってみました。

 

 

まだ5時台なのにカウンターは一杯で、二階の座敷の隅で一人宴会。宇和島の名物の鯛の刺身。

 

 

シラス丼に「はらんぼちぎりあげ」という地元料理。この店はなかなか良かったです。

 

ということで絶景あり、観光列車あり、地元グルメありの盛りだくさんな一日でした。

 

この日の走行距離は51キロ、獲得標高は515メートル。 走行ルートは このGarmin Connect に。