
三木鉄道廃線跡と高砂峠めぐり
一昨日(6/21)は前回
につづいて播磨方面へ。 まず、自宅から三宮に向かい、再度山(ふたたびさん)から六甲山に登ります。

写真は修法ヶ原(しおがはら)公園にて。 iPhone 11 Proのポートレイトモードで撮ってみました。

六甲山登るの久しぶりです。全然登れません。何回か休みながら時速6キロで登ります。5人ぐらい抜かされました。

いつも休憩して写真をとるスポットです。
登り切って鈴蘭台方面にくだります。ここから三木市を目指します。
途中、迷い込んだ箕谷の住宅地の隅になにか曰くありそうなお堂が。

「光厳雲勢」という僧侶のお堂らしいのですが、作りが新しいです。どういういわれなのでしょうか?

つくはら湖というダム湖にきました。知らなかったのですが、このあたりには「神出山田自転車道」というのがあるようです。ちょっと走ってみます。
ダム湖にかかる橋です。この橋も自転車道の一部のようです。自動車は作業車以外通れません。
湖畔の自転車道はこんな感じで気持ちのよい道でした。自転車は数台みました。
橋のたもとの公園で工事をしていて "BE KOBE"のモニュメントが設置されるようです。このあたりは神戸市と三木市の境近くなので、あまり「神戸市内」という感じはしないのですが。

「自転車道」を進むと、このような歩道橋につながっていて階段を押して登ります。実は階段はこれだけではなくて、このあとさらに階段で丘を登っていきます。

そしてまた結構長い下りを階段で。長い階段のある「自転車道」は初めてです。
三木市内について、ロードサイドのお店でカツ丼のランチ。
かつて、三木市と加古川沿いの「厄神」という駅を結ぶ「三木鉄道」というのがあったのですが、2008年に廃線になってしまいました。その遺構が整備されている、というのを前回このあたりにきたときに鉄道ファンのお友達に教えていただいたのでやってきました。
旧「三木市」駅跡にある「三木鉄道記念公園」です。旧駅舎をつかった記念館。「道の駅」みたいな物産店、駐車場などがあります。
廃線跡は「別所ゆめ街道」という名前で整備されていました。
三木駅跡のあたりはまだ線路が少しのこされていて、このトロッコサイクルという乗り物にのれるようでした。本物の自転車で乗り入れていいかきいたらダメだそうです。
随分立派な駅舎だったようです。かつては国鉄の駅だったのでこっちがメインの駅だったのかもしれません。神戸電鉄の三木市駅からは少し離れています。
旧駅舎には鉄道グッズや写真が展示されてました。
廃線跡は自転車に乗って入ってはいけないそうなので、車道を迂回して線路跡に行ってみました。線路は撤去されていて遊歩道になってます。一応、自転車を降りて押して歩いてみました。
旧駅のあたりだけ線路がのこされています。
橋だった箇所はわざわざ歩行者用の橋に架け替えられています。
枕木を使った花壇が作られているところもありました。

整備されている区間は三木市内で終わりです。この「別所ゆめ街道」は2018年にできたばかりのようです。まだあちこち新しいです。岡山の片上鉄道のようにサイクリングロードにしてもいいですね。現在は大半の区間が未舗装で自転車乗り入れ禁止です。

廃線跡は加古川市まで続いているのですが、市境あたりで、舗装は終わっていて、自然に帰ろうとしていました。加古川市内の廃線跡は地図にはでていませんが、航空写真だと厄神駅まではっきり確認できます。
ここからは、厄神駅のそばを通り、加古川を渡って「見土呂フルーツパーク」というところを通過して前回も通った権現ダム方面に向かいます。

前回、一部通った「加古川左岸自転車道」で加古川河口を目指します。この自転車道は上流部では「加古川左岸」からかなり離れたところを通っています。ダム湖のあたりは湖岸の林間コースで走りやすいです。

ダム湖の後は、加古川の支流沿いに自転車道は続きます。大体、車道と区分された道ですが、ところどころ車道とクロスしたりします。
ところで、この川は川床の中の少し高いところに水路が作ってあって水が流れているのですが、どういう意味なのでしょうかね。
やがて加古川の本流に自転車道は合流します。広い遊歩道と自転車道は一応区分されていて走りやすいです。ちょっと東京の荒川みたいな感じです。少年野球場とかありますが、人は荒川よりずっと少ないです。
加古川河口の公園に到着しました。ここでは潮干狩りもできるようです。
さて、ここから「播磨峠めぐり」です。加古川と姫路の間の海岸近くの低い峠、二つを目指します。

大塩駅のそばの里山を越える「馬坂峠」です。今回は住宅地の裏にあるわかりにくい北側から入ったのですが、大塩駅側のほうがわかりやすいです。
短い激坂を上ると、絵にかいたような切りとおしの峠が。昔、海岸沿いにあった塩田から塩を運び出すための道だったそうです。秋にはノジギクが咲き、ハイキングコースの入口もあります。
ここからやや姫路方面に向かい、福良という漁港に来ました。

ここには「小赤壁」という場所があって、海岸沿いに岩山がそそりたってます。「小」とついているのでつつましいですが。全貌は海か空中からでないと良く見えないようです。岩壁は写真の右の方にずっと伸びています。今回は端っこだけみました。この近くを時々自転車で通るのですが「小赤壁」という看板が気になっていたのですっきりしました。
この小赤壁のうらがわに「袖もぎ坂」という播磨の峠があるのですが、すごく低い峠なので、行き過ぎてしまいました。戻って、この「袖もぎ地蔵」を見つけました。

とても「峠」とはいえない「袖もぎ坂」です。姫路側からくると長い登り坂なので「峠」感少しあるかも。
10キロほど走って、姫路駅到着!姫路では駅の北側の繁華街で飲んで帰ることが多いのですが、三密をさけて、駅ビル南側のお店で一人反省。

新鮮なアジとイワシの刺身などをいただきました!
この日の走行距離は丁度 101キロ!久しぶりに100キロ越え。ソロで100キロ越えたのは2年前に同じく姫路まで
行ったときでした。最近、お遍路とかキャンプが多いので100キロ走らないですね。
しかも今回は最初に六甲山ヒルクライムが入っていたので、獲得標高は1346メートル。これも久々の高度でした。
走行ルートはこのGarmin Connect
に。
播磨の峠めぐり 加古川編
まだ県外の移動とかしない方がよさそうなので、今週も先週の神戸市内からちょっと足を延ばして兵庫県内でサイクリング。引き続き、播磨の峠めぐりです。
JRで加古川駅まで、さらに加古川線にのりかえて「厄神」駅まで輪行。輪行するのも2か月ぶりです。予定ではもう一駅先まで乗る予定だったのですが、きた列車がここが終点だったので、とりあえず降ります。

なんか寂しい感じの駅前です。自販機しかありません。ここはかつてあった「三木鉄道」という路線との乗換駅だったそうですが。

最近、一部で流行の Buffのフェイスマスクをマスクの代わりに使ってみました。なかなか便利です。これは夏用タイプです。日焼け止めにもなります。ヘッドバンドとしても使えます。湿ってくるとちょっと通気性が悪くなりますが。
先週も厄神にいって疫病退散を祈ってきたので、ここの「厄神」を探して行ってみます。

結構立派な「厄除八幡宮」(通称 厄神さん)がありました。疫病退散とは書いてなかったです。地元のお祭りをする神社のようです。
ここから、北の方に向かい「樫山」というところに、今日の最初の峠があります。峠といっても、この辺りは高い山はないので、どこもちょっと登るだけなのですが。

粉喰坂(こくいざか)という石標のあるところに到着。ここは義経に「粉めし」というものをふるまった人が居たという伝説の場所です。

車道から、この竹藪のなかの道なき道に入っていきます。当然、自転車は置いていきます。


歩くのも結構きびしい藪の道をちょっと行きます。

なんとか軽トラックなら通れそうな道に合流。

なんか古そうな道標があります。

坂を上り切ったところはゴルフ場の裏です。わずか500メートルぐらいのハイキング終了。自転車のところに戻ります。
ここから、加古川西岸にわたり、次の峠を目指します。

途中に「久住城跡」というのがあるらしいので探してみます。どうもこの土塁がそれらしいです。

その土塁の上の倉庫に「久住城跡」と書いてあります。どうも私有地のようで、特に見学とかはできない感じです。

目的地の近くの山にちいさな神社(春日神社)があったので見学。

さらに進むと「鴨池」というため池が道路の左右に。池の周りになぞの古代の水道のようなパイプが空中に架設されています。どうも雨水用みたいですが、なぜこういう事になっているのか?

この辺りは古墳も多いです。古代から平地が多く住みやすかったのでしょうね。

加古川市と小野市の境界が「野尻峠」です。ここもたいした坂ではなく、昔の人が隣の村までちょっと歩いて越していくような感じの峠です。結構、ロードバイクの人が通っていたので、地元の練習コースかもしれません。

この辺の山は「小野アルプス」と呼ばれていてハイキングコースがあるようです。この地図ではこの峠は「福甸(でん)峠」という名前になっています。
この峠を加古川市側にくだると「権現ダム」に出ます。ダム湖を周回する自転車道があるそうなので行ってみます。

オートキャンプ場が公園の中にあって家族連れで賑わってました。自粛明けで楽しそう。

自転車道に入ると標識が沢山。ダム湖の西側の自転車道は「加古川右岸自転車道」という加古川河口までつながる道のようです。北上すると「播磨中央自転車道」でフラワーセンター付近を通って加西市までいけるようです。今回はまず加古川右岸自転車道のほうで湖畔を進みます。

こんな感じのきちんと舗装された快適な湖畔の自転車専用道です。たまにランナーや歩行者もいますが、車は来ません。

ダムに到着。ダムの端の放水路(?)の部分がなぜか蛇行していました。強度確保のためでしょうか?

ダム本体はロックフィルダムで、その斜面にソーラーパネルが敷き詰められてました。こういう使い方は良いのではないでしょうか?環境破壊でもないし県の管理だから維持管理もちゃんとしてそうです。
権現ダムを一周して、11時過ぎ、ちょっとお腹が減ってきたので、食べるところを探して加西市方面に向かいます。

A'(エーダッシュ)という名前の喫茶店があったので入ってみます。
ビーフカレーをいただきました!ザ・喫茶店のカレー!
ここから加西方面に北上し、次の峠を目指します。

次はこの「駒の爪(こまのつめ)峠」なのですが、ドライブインしか見当たりません。仙人が馬で空に駆けのぼったときに蹄の痕をつけた石、というのがあるはずなのですが。

すこし道をはずれて、集落のうらに、その仙人が投げた松、というのがありました。

改めて探してやっと道路際に「駒の爪」の石碑などがありました。

「法道仙人」という人らしいです。奈良時代にインドから来て、このあたりで活躍したそうです。
次は加西市の峠に向かう予定だったのですが、さっきカレーを食べている間に、そのあたりに居るのなら国宝の「浄土寺」を見ると良い、とFacebookで教えてくれた方が居たので、予定を変更して、また加古川の反対側に戻ります。
1時間ほど走って、小野市の「浄土寺」到着。

これが国宝の阿弥陀堂です。単なる古びたお堂にしかみえなくて、なぜ国宝なのか?と思いますが、中に入るとわかります。

堂内は撮影禁止なので、パンフレットの写真です。この阿弥陀像は快慶作で、お堂の天井をぶち抜く巨大なものです。堂内の天井板なしの、朱色の木組みで組み立てられた構造とともにすごいものでした。東向きに像はたっていて、夕方になると背後の窓から夕陽が入って光り輝くそうです。

阿弥陀堂の前でパンフレットを眺めます。ここは寄り道してよかったです!
さて、加西市の峠めぐりにもどります。青野ヶ原の自衛隊演習場の前などを通って北条町のあたりまで来ました。

山伏峠です。これは旧道をサイクリングロードとして整備した道で、車はきません。先ほど、権現ダムでスタートした「北播磨中央自転車道」のほぼ最後の部分のようです。なかなか趣のある林の中の道です。
峠には石棺の蓋の裏に彫ったような石仏がありました。この辺、古墳が多いので、流用したのでしょうかね。

ここを抜けると、玉丘古墳公園というところに出ます。

近くにいくつも小型の古墳があって、公園として整備されてました。子供連れで賑わってました。
近くにもう一つ峠があるので向かいます。
古坂峠というところです。現在は県道の峠なのですが、旧道の方を探して登っていきます。

登り切ったところで行き止まりです。何かの施設のようです。ハイキングコースもあるようでしたが、もう5時ぐらいなので、帰ります。

駅に行く前に近くにあった五百羅漢にも行ってみましたが、5時で閉館でした。残念。
北条鉄道、北条町駅でサイクリング終了。久しぶりに焼き鳥屋で一人反省!2ヵ月ぶりで居酒屋です。5時過ぎなのでまだお客さんいません。

北条鉄道、加古川線、山陽本線を乗りついで帰りました。
当初の予定では加西市の後は、西脇まで峠を越えていく予定だったのですが、途中で浄土寺が入ってしまったので、そっちはまた今度。
ネタになっている本「播磨の峠ものがたり」には66の峠が掲載されているのですが、先週と今週でやっと7個クリア。あと59峠!
この日の走行距離は74キロ、獲得標高は495メートル、走行ログはこのGarmin Connect に。
播磨の峠めぐり 須磨区編
3月に愛媛県のお遍路サイクリング最終回に行ってからロードバイクに乗ってなかったのですが、緊急事態宣言解除になったので、今日(5/30)に久しぶりに乗ってみました。まだまだ油断はできないので、自宅から自転車のみで往復で神戸市内限定です。
最近「播磨の峠ものがたり」という本を読んで、この本にでてくる旧播磨の国の峠とその周辺の史跡を回ってみようと思いました。私の住んでいる神戸市東部は摂津の国で、播磨は神戸市の西の端から姫路を越えて岡山県境あたりまでです。
今回は一番近い、神戸市須磨区、西区の二つの峠を回ることにしました。
山手幹線で須磨区まできて、須磨駅のあたりから北上していきます。

国道の交差点にある「関守稲荷」への道標。

住宅地の坂をちょっと上がったところにあった「関守稲荷」。須磨のこのあたりは昔の摂津と播磨の関所があったところで、「都」があった京都、奈良、大阪からみると「ぎりぎり首都圏」みたいな感じだったのでしょうね。

百人一首の「淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守」の歌碑があります。実際の関所の場所はよくわかってないみたいですが。
続いて、「須磨寺」に。
ここは4年前にも来てます。この時も、入院でしばらく自転車に乗れなくてその復帰サイクリングでした。

なんかラスボスのステージの入口っぽい「奥の院」の階段の番人。
山を登ったところの「奥の院」にあった高野山への抜け道。
門前にあるネパール仏教の仏塔。
まだ11時過ぎでちょっと早かったのですが、混む前がいいと思い、須磨寺商店街のアンティークカフェ「がらり」で昼食。

アマビエ様の絵が飾ってありました。
なぜか和風定食。外食するのも2か月ぶりぐらい。美味しくいただきました。
須磨寺から須磨離宮公園の前を通って、幹線道路を北上していきます。ダラダラと登る坂のピークがここで「多井畑峠」です。昔は、須磨の海岸沿いには明石方面に行けなくて、旧山陽道はこの峠を越えて、摂津から播磨にぬけたそうです。源平合戦がこの辺りであったのもその関係でしょうか?
峠を越えて「奥須磨公園」の横をくだると「多井畑厄除八幡宮」があります。1300年ぐらい前に疫病が流行ったときに都に病気が入ってこないように建てられた厄除神社だそうです。今なら、サーモグラフィーが使われる場所です。

厄神塚というのがあって「よりしろ」が水に浮かべてありました。

近くの丘の上にあった「下畑海神社」。なぜ山なのに「海」?なぜ「土俵」?
これで須磨の多井畑峠付近の探索は終わり、次の峠に向かいます。
学園都市を通り抜けて、西区に。伊川という川沿いにさかのぼっていきます。

山門が見えてきました。「太山寺」です。
拝観料 300円を払って入ります。結構立派なお寺です。この本堂は国宝で、神戸市にある唯一の国宝の建物だそうです。
お寺の裏に川沿いの車が通れない道があります。
川沿いの岩壁に磨崖仏の不動明王が掘られています。
道路からかなり下の方にあるので、最初見過ごしました。手前の小さなお堂が目印です。
ここから東にむかい布施畑というところを通過して白川というとこに出ます。

岩を抱いた巨木「白川の石抱きカヤ」がありました。この近くに「山伏山神社」というのがあるはずなのですが。

道標はみつかりました。神社はこの裏の山の中のようです。そろそろ帰る時間なのでパス。
この辺りは、高速道路がいろいろ接続している場所なので、のどかな田舎風景の頭上のあちこちに高速道路が走ってます。神戸から淡路島、徳島に行く乗り換えジャンクションがこのあたりにあり、よく通ります。

本日二つめの播磨の峠「白川峠」です。信号があるだけで単なる交差点です。ここも昔の摂津と播磨の国境です。
ここからは妙法寺方面に下って、国道2号で三宮を通って帰りました。
今日の走行コースはこのGarmin Connect に。走行距離 60キロ、獲得標高は613メートル。一日良い天気で久しぶりにサイクリングできてよかったです。播磨の峠めぐりは、また行きたいですが、段々遠くなるのでいろいろ行動に制限がなくなってからにします。











































