
姫路 竜野 峠巡り
6月から始めた兵庫県を出ない「播磨の峠ものがたり」サイクリング、6回目。(7/1)

前日の天気予報では雨かも、ということだったのですが、明け方に雨は終わり、日中は晴れのようなので、輪行で遅めのスタート。
姫路駅で自転車を組み立てたのはもう10時ごろ。

駅から国道2号を西の方にむかいます。青山という地域で、写真の左側の旧道に入ります。
ちょっと登って深い切り通しの「笹峠」です。なかなか風情があります。

明治時代は天皇もこの峠を越えたようです。南側に旧道を下った集落にあった石碑と看板。

帰りは平行する国道2号で。こっちは緩やかな坂で峠とも思わないですね。

夢前川と菅生川沿いに北上し、「六角」という地名のあたりにあった「八角らーめん」。チェーン店のようです。
夏の特別メニュー、塩味のひやしラーメン。ここでお金を払おうとしたら、小銭とカードしかもっていないことが判明。しかもここは現金のみ。あわてて近くのATMまでお金をおろしに行きました。キャッシュレスが進んできているので、なかなか気が付かないです。
ここから、兵庫県立大学に向かう「床坂峠」。ここは新道しかありません。
峠の横のお堂の近くになにか古い道標らしきものが。
坂を反対側に下ったところの住宅街にあった「坂本城跡」。石垣は現代のものですが、城の土塁の一部だったらしい。
土塁の遺構。手前は堀で、道路の反対側に池があるのは堀の一部だったのでしょう。
ここからまた西にもどると、近くの丘の上に巨大なお城が!これは「太陽公園」という施設らしいです。このノイシュバンシュタイン城の他に兵馬俑坑のレプリカとか色々、奇妙なものがあるところらしいです。
「太陽公園」
これはいつか見に行かないと。
続いてダム湖の周辺に科学館とか公園のある「桜山」というところに来ました。

立派な「姫路科学館」!

「子供の館」という施設の前にあるのが一応「桜峠」。ただし、ダム湖で地形も道路も大きく変わったはずなので、歴史的には違う場所なのだと思います。
なぜかダムとダム湖は日本製鉄のものらしいです。姫路の海沿いにある製鉄所の工業用水確保のために建設されたもののようです。私企業が所有するダムって珍しいのではないでしょうか?

ダムの下には広い芝生の公園がありました。播磨は平地と低い山が交互にあるのでダム湖が多いように思います。

林田町というところにあった「秘宝館」。どうみても「営業中」には見えないのですが。
続いて「姫路西霊園」という真新しい墓地の奥に。

墓地の裏山に旧道があって「追分峠」があるはずなのですが、何か入ってはいけない感じのゲートがあり、道も草で埋まっていたので、退散。
国道29号の姫路と竜野の境の峠が現在の「追分峠」のようです。小さな祠がありました。
反対側から旧道に入れないか探索。なにか旧道っぽい道標がありました。
さらに進むとかつて道路だったようなガードレールを発見。

ちょっと奥に歩いて入ると、こんな感じで古い道が続いています。これをさらに奥に行くとさっきの霊園の裏山につながっていると思われます。入ってよい場所がよくわからないので途中で退散。

さらに竜野市にはいって南下し、山陽自動車道と県道がトンネルで抜ける竜野と姫路の間の丘へ。ここは「槻坂」です。「けやきざか」ですが46人の美少女はいません。
県道のトンネルの右に旧道への入り口らしいものがあります。
ゴミ処理場の横に道は続きますが、車止めが。「立ち入り禁止」とは書いてないので、自転車で進みます。
奥にはやはり旧道のトンネル跡がありました。
このフェンスの奥にさらに古い峠越えの道があるようですが、止めておきます。
竜野市街を目指します。竜野は「夕焼け小焼け」の作詞者、三木露風の出身地なので「童謡の里」アピール。確か、奥多摩にも「夕焼け小焼け」の里、というのがあったような。
「龍野城」というところに来ました。ここは近世のお城の跡地です。戦国時代には山の上に山城があったのが、江戸時代にふもとに移ったお城の跡です。石垣以外は現代の再建です。また、元のお城の門が近隣のお寺の山門となっているそうです。
真新しい、御殿のなかには、戦国っぽい展示が。
復元建物の裏から、山城に登れます。自転車を置いてハイキングに。
結構きついわかりにくい山道を30分ほど登ります。
山の途中に何段かにわけて砦があったようです。当然、当時はほぼはげ山だったので、周囲を睥睨していたのでしょう。
山頂らしいところが「本丸」です。
本丸からちょっと西に下った鞍部から南北両方の景色が見えます。ここが「両見坂峠」だと思われます。
さらに下ると整備さえた遊歩道に。
竜野の町に下りていくこの道は「紅葉谷」という名前なので紅葉の名所のようです。
お城の下の自転車を置いた場所まで戻ってきました。約1時間のハイキングでした。
ハイキングのログはここに
竜野市街は、白壁の古い建物や醤油工場を保存して、散策できるようになっています。
古い醤油蔵。

市の中心を流れる「揖保川」。ここは素麺「揖保の糸」の産地です。喫茶店にも素麺がメニューに出ている土地柄です。
市内のスーパー銭湯で汗を流します。温浴施設は数カ月ぶりです。
夕陽を浴びる「龍野城」の山です。右側の斜面を登って、左側の山頂の本丸に登り。左側から降りてきました。
さっぱりした後に、本竜野駅(姫新線)の近くの居酒屋さんで一日を反省。大きな天然ものの岩ガキです。竜野市は南北に長くて、海岸には室津漁港や牡蠣の養殖場もあるので、内陸でも魚介は豊かです。

この日の走行コースです。(温泉まで) 結構、右往左往してます。走行距離は58キロ、獲得標高は362メートル。
走行ログはこのGarmin Connect
この本にでている66個所の峠を巡っているのですが、まだ20ぐらいなので、まだまだ兵庫県内で楽しめます。
西脇市遠足 鍛冶屋線廃線 サイクリング
先日、西脇市周辺をサイクリングした後に気が付いた「JR鍛冶屋線」という廃線跡がサイクリングロード的なものになっているということを知ったので再び西脇に。
鍛冶屋線は、加古川線から分岐して西脇市内を通って多可町の鍛冶屋というところまで走っていました。実際は西脇と加古川をつなぐこちらが「本線」のようなものだったようですが、廃線になってしまった結果、西脇市中心部に近かった「西脇駅」が無くなってしまい、かわりに町の南はずれの「西脇市駅」と「新西脇駅」が残された、というもののようです。
6/28,加古川線「西脇市」駅まで輪行。ここからスタート。 小さな駅です。加古川線はここから先はワンマンカーに変わり、駅は全部無人のようです。
鍛冶屋線跡は遊歩道として整備されています。舗装された歩道区間と車道区間がまざっていますが、全線、自転車で通行可能です。

西脇市駅からはしばらく加古川線沿いの遊歩道です。途中で加古川線から離れて遊歩道で北上します。
旧「西脇」駅前に出ます。特に遺構はないのですが、ここから車道になります。線路跡はバイパス道路になったようです。

西脇市はシアトル近郊のボーイングの工場のあるレントン市と姉妹都市らしいので、通りに名前がついてます。
しばらく車道を北に進むと駅舎がありました。「市原」駅です。
駅舎内は資料館になっています。この表示版にある「野村」駅が現在の「西脇市」駅です。
車両も展示されています。
この駅の近くに「コヤノ美術館」というのがあったので入ってみます。
この地域の豪農で鍛冶屋線建設にも資金を出したという藤井滋吉という人の邸宅跡です。和洋折衷の巨大なお屋敷です。これを大阪の小谷野という人が買い取って自分の骨董品コレクションを展示しています。展示品は地元には関係なさそうです。
とにかくいろんなモノがあつめられていて昭和キッチュが好きな人は楽しいです。美術的、歴史的価値は不明です。
こんな車が裏庭に。
醤油とお酒のラベルのコレクションとか。
美術館を後にしてさらに廃線沿いに北上します。一部、こういう真新しい「自転車専用」レーンがありました。車道の自転車レーンは最近増えてますが「自転車専用」指定は少ないと思います。
また駅遺構を利用した公園がありました。
終点ちかくでまた遊歩道になります。
こういう鉄道の配線箱みたいなのが残されてました。
終点「鍛冶屋駅」です。
ここも駅舎が保存されてました。
さて、これで第一のミッションをクリアしたので、西脇市街に戻ります。
西脇のB級グルメはやっぱりラーメンです。何軒か「播磨ラーメン」「西脇ラーメン」で営業してます。昼時の土曜だったので、数人待ってました。
黄色い細めの麵に、甘辛いスープです。
続いて、次のミッション「Y字路巡り」です。西脇は横尾忠則画伯の出身地で、一連の「Y字路」の作品は西脇市内の交差点がモデルのものが多いです。
西脇市のサイトにパンフレットがあったので、それを見ながら回ります。
これは、元模型店だったそうですが、イベント用に黒く塗られた廃屋のようです。
説明がついてます。
以下、並べておきます。
横尾先生の絵を見てる人なら「これは見たことある」となります。古い道がある街に新しく真っすぐな道をつけるとこういう交差点がたくさんできるのでしょうかね。
続いて「日本のへそ公園」に向かいます。これは西脇市が東経135度、北緯35度の地点にあることにちなんだ公園です。「へそ」を売り出すために1983年に作られた公園です。ここには以前にも来たことがあります。
https://ameblo.jp/pineapple99/entry-12400626665.html
この時は詳しく公園内を探索しなかったので、今回はじっくり。
まず、公園内にある「日本のへそモニュメント」へ。
公園の裏山の斜面の途中にあります。結構登るのが大変。周囲に4本の柱が建ってます。
これが「へそ」地点です。現代のGPSのシステムではここになるそうです。
公園の外に出て、加古川線の反対側に大正時代の「経緯度交差点」の石碑があります。これは当時使われていた「日本測地系」による座標で、現代のGPSが使っているものとずれます。

公園内の岡之山美術館を見学します。ここは元は横尾忠則の作品展示の美術館だったのですが、最近、横尾先生と喧嘩してしまったらしく、今は別の企画展をしているようです。
この日は当初の予定では、この後、丹波篠山まで、20キロほど走って峠を一つ越えるつもりだったのですが、暑さでちょっと疲れたので、帰ることにします。
最後に市内の「旧来住家住宅」という古民家を見学し、西脇市駅に行ったのですが、列車の時間まで1時間近くあったので、2駅先の「滝野」まで自転車で。
「闘龍灘」という景勝地があったので見学。
滝野駅でサイクリング終了。ここも駅の周りには何もないので、反省会できません。
仕方ないので、加古川駅で駅前に出て反省会。この辺で飲むのは3回目ぐらい。
いわしの刺身などで反省。仕切られたテーブル席を一人でソーシャルディスタンシング。

この日の走行ルート。(最後の滝野駅までを除く)
https://connect.garmin.com/modern/activity/5151058591
走行距離は46キロ、獲得標高は165メートル、とゆるいポタリングの一日でした。なんか西脇市内の小中学生の遠足を全部一遍に回るようなコースでした。
播磨の峠めぐり 三田 西脇編
今日(6/24)は、また播磨の峠めぐりへ。
まず、神戸電鉄で三田へ。おしゃれな「ウッディタウン中央駅」へ。これで神戸電鉄、全線乗車です。
ここからニュータウンをぬけて、「赤松峠」を目指します。
どうも峠があった場所を中国自動車道が通って「赤松PA」になってしまったようなので正確な場所がわかりません。この病院の横の道を下っていくので、ピークはこの病院の場所みたいです。
しばらく行って中国道の南側のトラック駐車場みたいなところをとおりすぎると、いかにも旧道っぽい細くて舗装が荒れた道になります。いい感じです。
梅雨の晴れ間のいい天気です。のどかな景色です。
説明の看板があったので場所は間違ってなかったようです。
笹が地面を覆っている区間もあります。
大体下りきったところにお堂がありました。
この辺りは「毘沙門」という地名で、このお堂の裏は毘沙門城という山城があったようです。播磨は戦国時代には群雄割拠でそこらじゅうに山城があったようです。
この辺、ゴルフ場多いです。
酒米「山田錦」の米どころでもあります。酒米はよく売れるのか、立派な農家の建物が多いです。
ちょっと北上して「東条湖」というところに来ました。ちょっとしたリゾート地です。
遊園地もあるのですが、コロナのためか、お休みでした。子供の頃、ここの遊園地に来たような気がします。
近くに国宝のお寺がある、というので来てみました。自転車を置いて谷あいの参道を行くと、
涼し気な滝がありました。
山門。
「朝光寺」というお寺です。
これが国宝です。
可愛い、千手観音の石像。
お寺からの帰りに、奇妙な建物が見えたので前まで行ってみます。「ナーランダー僧院」という仏教の施設のようです。「念仏宗」という仏教系の宗派に関係あるようです。中をみれないか門に近づくと警備員数名が出てきたので退散しました。

東条湖から加東市の街中に下りてきて、この大きな喫茶店で昼食に。
レトロ喫茶店らしい和洋折衷ランチ。
加古川を渡って加西市に。最近、よく来ます。今日は一日、こういう田んぼの景色ばっかり見ていたようなきがします。
峠は西脇市と加西市の境です。特に何もない県道の坂です。
多可町八千代というところに出ました。「敬老の日 発祥の地」だそうです。
「極楽寺」というお寺があるというので行ってみました。なかなか風格のある山門です。本堂は新しそうでした。
ここから「セントラルサーキット」というカーレース場の横の坂を上っていたところが、本日、3個目の峠「産坂峠」です。特になにもないです。
西脇市方面にもどってきて、暑いのでアイス。一日で、ペットボトル 4本ぐらい飲み物が必要でした。完全に夏モードです。
じゅんさいが自生する池だそうです。
この後、丹波篠山方面に行って、もう一つ峠をクリアする計画だったのですが暑いのでパス。帰ります。
最寄りの加古川線の駅を探したら「新西脇」駅だったので行ってみたら、こんな寂しい駅でした。「西脇市」駅のほうに行くべきでした。西脇は中心街とJRが離れているのですが、この駅は住宅地の裏で標識もなく見つけにくかったです。無事、ここから電車で帰りました。

本日の走行コース。75キロ、獲得標高は581メートル。走行ログは この Garmin Connect
に。
播磨峠めぐりの4回目になりました。地味なところが多いですが、歴史を感じるので面白いので続けたいと思います。


































































































