
松阪・熊野自転車旅(3) グランフォンド熊野参加 (50K)
前日は熊野市観光と新宮までのポタリングを楽しみました。
2/4は今回のツアーのメインイベント「グランフォンド熊野」参加です。
今年で第2回の大会のようです。私は今年初めて知りました。「グランフォンド」なので坂道しかないコースで120キロはかなりきつそうだし、同じ区間を2回走ったりするようなので、お手軽そうな50キロコースにエントリーしました。
朝7時半集合ということなので、熊野市駅前の旅館を6時ごろ出発。会場の新鹿(あたしか)という町まではちょっと坂がある10キロほどを自走で行くはずでした。
まず前日徒歩で越えた「松本峠」の下を通る歩行者・自転車専用トンネルを抜けます。
この前日朝、徒歩で通過した交差点。トンネルを出るとここに出てくるのですが、本来はここを右に曲がらないといけなかったのですが、直進してしまいました。直進は国道42号、本当は右の県道にいくはず。Garminにコース入れて見ながらいったはずなのですが、途中まで平行して走っていたので、よくある旧道が並走してるやつかと思ってしまい国道を直進。
なんか思っていたより長いヒルクライムで2キロの「登坂車線」とかあります。
景色は本格的に山の中になってます。
疲れたので休んだり押したりします。結局峠を一個越えたところで何かおかしいと思いGoogle Mapを見ると、全然違うところに来ているではありませんか!幸い、会場まで下っていけそうな道があったのでそっちへ行きます。
こんなトンネルを抜けて、
こんな林道みたいなくねくね道を下り、
なんとか会場に到着。幸い、50キロコースはスタートが遅かったので間に合いました。受付の係の人はもう机片付けていたのですが。
これがその間違って山登りしてしまったコースです。荷物背負って登ってしまった。
無駄に6キロのヒルクライムをスタート前にしてしまいました。
なんとかスタートしました。50キロコースの参加者は50人ぐらいかな。すぐ登り坂になり、すでに足をすこし使ってしまった上になれてないグラベルロードなのでどんどん追い抜かれました。まず「楯が埼」という景勝地の峠に登ります。道路からはあまり見えないのですが。
一回下って、もう一つ峠を越えて25キロの折り返し地点「三木里ビーチ」到着。ここにつく直前に飲み物を自販機で買っていたら後ろで「回収車」と書いた車が待っていたので、往路は最終走者だったみたい。またやってしまった。
見たところ他の参加者はほぼすべて普通のロードバイク、クロスバイク、数台eBikeで、こういう太いタイヤの自転車の人は見なかったです。
今回は単純に折り返すコースなので、帰りは往路の下りが登りになるやつです。復路の方が登りの斜度が低い感じで少し楽でした。トンネル多いです。
長い、ダラダラ登りのトンネルが2本ありました。初めて使ったCATEYEのライトをずっと「ハイ」モードにしていたので途中で電池切れてしまいました。「ロー」モードあったのに。
往路では通過してしまった「盾が埼」付近です。
復路のみここにエイドステーションがありました。
なんかすごい石碑がありました。復路はエイドステーションなどをなるべく早く出発したので最後尾にはならなかったです。
昼頃になって天気は良くなってきました。もうすぐゴール。
最後の坂をくだって新鹿の町が見えてきました。
無事完走!
ゴールで地元名物の「サンマ姿寿司」「めはり寿司」の入ったお弁当が出ました!
一部、120キロコースのゼッケンをつけた人がいたのですが、ものすごく速いひとなのか、途中の関門の制限時間に引っかかって回収された人なのかはわかりません。
イベントの往復コース。47キロ、獲得標高 727メートル。

標高図。最大標高は150メートルぐらいしかないのに累積で700メートル登ってる。階段になっているところはトンネルでGPS拾えてないところ。この区間が緩斜面なので帰りはやや楽。
今回、初めてグラベル車でイベント参加したのですが、平均スピードは普通のロードバイクよりは遅い感じですね。ギア比が広い(ギア比1以下にできる。)ので登りでギアの選択支が残るのはいいのですが、タイヤが重いので加速に余分なパワーがかかりその代わり平地で一定速になると楽になる感じです。こういう坂道イベント用に普通の700cのホイールとタイヤを持っておいてもよいかも。(現在のホイール・タイヤは650B-47)
さて、これから輪行で帰るのですが、このあたりのJR東海紀勢本線は非常に不便な鉄道で、昼間は2時間に一本ぐらいしか来ません。この新鹿駅で1時間ほど列車待ち。
消えかけている町内案内地図などを眺めて時間つぶし。夏は海水浴で賑わいそうです。
やっと来ました。2両編成ワンマンカー。松阪まで行くのですが、途中、2回乗り換えて4時間もかかるのです。
途中の紀伊長島駅で1時間乗り換え町。乗り換えと言ってもここまで来た列車が1時間ここに停車して追い出されて、また乗るだけなのですが。駅周辺を散策。
スーパーの前の通りになんか謎の木彫りが並んでいた。
この後「多気駅」でもう一回乗り換えて松阪まで一駅だけ特急に乗る。ここからは近鉄特急で大阪まで。
松阪駅での乗り換えは10分しかなかったので校内コンビニで弁当を。ここは本当は改札横の店で松坂牛弁当を買うべきだったらしい。
ということで、難波で阪神に乗り換えて無事帰宅。

これは今までに自転車で走ったルートの日本地図の紀伊半島部分です。大阪からぐるっと一周して新宮まではつながっていたのですが、今回新宮から三木里までつながりました。なんとか一周を完成したいです。熊野市から吉野に行く山岳コース、伊勢に行く海岸コース、松阪に抜けるコースなどが考えられます。熊野市まで行くのが大変なんですが、今年中になんとかしたいと思います。
松阪・熊野 自転車旅(2) 松阪牛! 熊野・新宮観光編
2/1は松阪周辺で自転車にのり、2/2午前中は松阪市内で所用。
用事が終わって、おそい昼食にしようと。松阪牛といえば「和田金」みたいなビルが建ってる高級店でしか食べられないと思っていたらグルメ関係者の皆さんからお手軽な店があると教えていただき行ってみました。
「一升びん」です。市内に数軒店がある有名店のようです。金曜の午後2時ごろという半端な時間でもやっている「本店」にタクシーで来てみました。(実は駅から歩ける距離だったのですが。)
これは松阪牛ホルモン。これ以外にロースとかもいただきました。美味しい!でもさすがお値段はそれなりに高い。(普通の安い焼肉屋の倍ぐらい。)
さて、松阪のミッションはクリアしたので、自転車を持ってJR東海紀勢本線を南に向かいます。各駅停車に3時間ぐらい乗って「熊野市駅」到着。この区間、JR東海は「仕方なく走らせてる」感強いです。新宮まで「特急くろしお」を大阪から走らせてるJR西日本との差が大きい。
熊野市駅前はもう夜でした。
駅に一番近い宿にとりあえず荷物と自転車を置いて食事に。
駅前に2軒しかない居酒屋の一つ「あお」さんにお邪魔しました。ガラス張りで新しい感じです。
魚のにら醤油あえ。
土瓶蒸し。などを美味しくいただきました。店内にはジャズがかかり若い兄ちゃんふたりが頑張ってました。人気店のようです。
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さて翌日 2/3, この日は特に決まった予定はなかったのですが、まず歩いて「熊野古道 松本峠」というところに行ってみます。このお土産もの屋さんはまだ開いてなかったです。
駅から10分ぐらい歩くと町はずれに熊野古道入り口がありました。入り口からしばらくはコンクリートの階段とかであまり「古道」じゃないのですが。
中間に車が入れる集落があり、そこから先が「古道」っぽくなります。
こんな感じで登っていきます。
峠近くです。いかにも江戸時代の石段の感じです。
松本峠到着!ここから「鬼が城」方面に降りる道があるはずなのですが、現在閉鎖中といいうことで、反対側に降ります。
行けなかった「鬼が城」城跡の説明。ちょっと残念。
やや新しめの石段を反対側に下っていきます。
さらに現代的な石段を下りると国道42号に出ます。
何気なくとった国道42号の交差点。翌朝ここで道を間違えることをこの時はまだ知らない。
「鬼が城」遊歩道入り口です。わかりやすい。
奇岩怪石断崖絶壁をたどる遊歩道の入り口です。景色も最高。
ここで足元にまつわりついてギャーギャーなく野良猫が現れました。朝ごはん欲しかったのかなあ。歩きだしたときに足を踏んでしまってゴメン。
逆光でジャンプしてみた。
こんな穴や、
こんな洞窟や、
こんな「屋根」が続く遊歩道で半島を一周します。ここは3段階ぐらいに分かれて岩盤が海から隆起していてそれぞれの岩盤が海の波で浸食された地形だそうです。かなり大規模で他では見たことがないです。

鬼が城をでて熊野市の街に戻ります。この街は海岸沿いの道路のほうが店とか多い感じです。
歩いたコースはこれ。6キロちょっと。2時間半。松本峠は標高150メートルしかないのでお散歩がてら行けます。
宿に戻って自転車を組み立てます。
海岸沿いに南下して最初の観光スポット「獅子岩」につきました。
なんとなく湘南を思い出す海沿いの国道42号の景色です。
次は「花の窟神社」ここはイザナミノミコトをまつった「日本最古」の神社だそうです。
神殿などはなくこの巨岩そのものをお祀りしてあります。どうもずっと「イザナミノミコト」の「墓」として信仰されていたのを明治になって「神社」としたらしいです。
巨岩の上から注連縄が掛けられています。
神社っぽい参道はあるのですが。鳥居の前は「道の駅」になっています。
ちょっと疲れたのでお十時。
ランチはさらにちょっと南にいった、このイタリアンへ。グルメのY姉御に教えていただいたお店です。「有井」という町の住宅街の中のわかりにくい場所にあって知らないと絶対いけない感じの場所でした。
ランチメニューなのに沢山種類があって悩みます。店名にもなっているアフリカ料理の「クスクス」にしました。
まず前菜セット!
この黄色いのがクスクスだと思います。フランスとかで食べたことある「クスクス」は細かく砕いたものを煮たものだったのですが、これは粒のままのようです。チキンとパクチーが乗っていて、なんとこれにスパイスカレーをかけるインターナショナル料理!
追加でプリンのデザートまで頼んでしまいました。堅めのプリンにジェラートとクリーム添え。
美味しかったなあ。近くにあったら通いたいお店です。
さて、国道をさらに南に。巨大な道の駅七里御浜で休憩。この道の駅はスーパーがあるショッピングモールになっている。
この辺は1年中いろんな種類のミカンが採れるそうです。ホットみかんジュース。このあたりは江戸時代は紀伊の国だったのに、明治維新のどさくさに三重県に「割譲」されてしまった地域。地名に「紀」の字が入ってるところが多い。三重県の正式名称ではこの地域は「東紀伊地方」だそうです。
この辺はどこでもみかんは一袋200円で買える。
もう少し南にいくとまたミカン売ってる道の駅「ウミガメの浜」があった。
中にミニ水族館があってウミガメが居た。
さらに南下して新宮市到着。熊野川をわたります。
ここに来たら「熊野速玉大社」はいかないとね。以前一回来たことがあります。
なぜか節分なのにどんど焼きみたいなことをやっていました。薪を買って火をつけてもらって穴に投げ込みます。
新宮駅でサイクリング終了。自転車を片付けます。ディスクブレーキ車の輪行作業、だいぶ慣れてきました。15分でできるようになりました。
珍しく紀勢本線(東海区間)の特急に乗れた。一駅区間だけど。もう一台、後輪を外さない輪行の人がいた。(これは本当はJRのルール違反。長すぎて置けないことが多い。)
熊野市駅にまた戻ってきました。それにしても熊野川も熊野大社(三つもあるのに)もない熊野市というのは無理がないですかね。
前夜行った「あお」は満席だったのでお隣のいかにも地元の人専用みたいな感じの「おふくろの味居酒屋」へ。
おでんに焼酎です。
締めはなぜかシーフードグラタン。地元の金のネックレスした兄ちゃんがお店のママさんに「あんた最近ちゃんと仕事してる?」とか怒られる感じのお店でした。これはこれでまた良いのです。

この日の走行コース。ほぼ国道42号を行く27キロ、完全平坦コースでした。
最初はこの丸山千枚田、瀞峡まで行って熊野川沿いに新宮に出るガッツリコースも考えたのですが、次の日もガッツリ乗るし、熊野市もゆっくり見たかったのでお気楽コースに変更。こっちは夏に瀞峡で船遊びとかしつつ行きたいですね。
実は、紀伊半島は和歌山側から何回も自転車乗りに行って、新宮までは大阪から自転車の軌跡でつながっていたのです。完全一周を描くためには新宮から三重県側までつながないといけないので、今回、熊野市から大阪までつながりました。残りは熊野市と松阪の間なのですが、中途半端にあちこち残っていて繋ぎにいくのが大変そう。
松阪・熊野 自転車旅(1) 奥津 伊勢本街道 編
2/1から2/4に三重県の松阪あたりと熊野市あたりに自転車遊びに行ってきました。
2/1朝早めに神戸の自宅を出て、阪神、近鉄を乗り継いで松阪駅へ。ここでJR「名松線」に乗り換えて終点「伊勢奥津」駅に到着。
松阪駅の名松線一両編成ワンマンカー。「名松線」は名張と松阪を接続するはずの線だったのですが、近鉄に先を越されてしまったせいか、山の中の「奥津」までしか開通していないのです。災害で不通になったり廃線になりかけたのですが、なんとか地元の力で踏みとどまってるようです。今回、この盲腸線を乗りつぶせてうれしい。
駅名より目立つ「守る会」の看板がある伊勢奥津駅。
グラベルバイク Salsa Jouneyerの初のツーリングです。ディスクブレーキ車輪行、ちょっと慣れてきました。
あまり調べないでとりあえず来たのですが、ここは伊勢本街道という奈良から伊勢神宮に行くメインの街道が通っている宿場でした。
伊勢本街道の宇陀から曽爾村あたりは6年前に自転車で行ったことありました。この時は災害であちこち通れなかったのですが。
旧街道沿いにはこんな感じの古い家がならんでました。
旧街道沿いにしばらく行くとグラベル車向きの道が現れたので入ってみます。
すぐに乗車できない感じの道になったので、国道に復帰しました。
旧街道の「飼坂峠」は登山道のようなので、国道のトンネルで行きます。
峠を越えたところの集落に「北畠神社」というのがありました。南北朝時代の後醍醐天皇の配下の北畠房親の居城があったところだそうです。
現在の神社は御殿跡で背後の山の上にお城があったようです。
なんか色々あるところのようです。
道の駅美杉で昼食に。このあたりの地名は津市美杉上多気なのですがJRの「多気駅」からはかなり離れた場所です。なにかいわくがあるのでしょうかね。

「普通」の味噌ラーメンです。気温はそんなには低くないのですが、曇っていて寒々しいのでうれしい。
ここから松阪市内に向かう旧街道は国道368号なのですが、林道みたいな細いくねくね道です。この警告標識が何回もでてきます。
その細い国道で自撮りしてみました。ヘルメットが変なかぶり方に。基本的に下り道なので楽なコースです。
下りきったあたりになにか奇妙な藁人形が。
無事、松阪駅前に到着。駅前のホテルにチェックインして自転車も片付けてしまいます。午後3時以後は風がきつくてやや走りにくかったです。
この日はたまたま松阪城跡でライトアップのイベントをやっていたので歩いてきました。
石垣プロジェクション。
庭園の番傘イルミ。この庭園の奥に「本居宣長記念館」がありました。「ナイトミュージアム」のイベントなので中も見学できました。
光る石垣。
松阪といえば「松阪牛」ですが、結構お高いので地元の人は「鳥あみ焼き」を主食にしているという噂を聞いたので行ってみます。
この日の自転車コース。49キロですがほとんど下りなので楽でした。市街地に入ってからはあまり面白くないですが。






































































































