歯周病、がんのリスクが高まる可能性=研究

5月28日16時52分配信 ロイター


 [シカゴ 27日 ロイター] 歯周病によりがんのリスクが高まる可能性があるとの研究結果が27日明らかになった。インペリアル・カレッジ・ロンドンのドミニク・ミショー博士らが専門誌に発表した。
 歯周病歴のある男性医療専門家を対象にした長期研究で、がんを患う可能性が全体的に14%高いことが判明した。論文では「喫煙その他のリスク要因を考慮した上でも、歯周病は肺や腎臓、すい臓、血液のがんのリスク増大と大きな関連性があった」としている。
 これまでの研究では、歯周病で心臓病や糖尿病の発生リスクが高まる可能性が示されていた。

最終更新:5月28日16時52分

ロイター


ロイター通信発なのですが、文献引っ張ろうと思いましたが残念ながら見つかりませんでした。
たぶんOdd ratioが高かったんだと思いますが
どれくらいの集団の統計なのかにもよります。
歯周病歴のある男性医療専門家>
ってありますからね。分母が少ない身内の研究なのかな?
長期的研究とありますが 後追い研究なのか 遡りのコホート研究なのか?
色々知りたいことはあります。
しかも何故 肺がん すい臓 腎臓 造血器系に14%も高いのか
非常に興味あります。

実をいうと学生の頃からこのような公衆衛生とかが大嫌いだったのです。
統計もよく理解できませんでしたし。
でも大学院に入り 自分のデータを統計処理をしているといやでも学ばなければ
ならないのです。
形態系の病理学の教室で実験を主にしていましたが
やはり生化学的なデータが必要というか 形態変化ばかりでなく
生化学データを処理するにあたり統計が必須でした。
学んでみると統計って結構面白いのですね。

ちょっと話題から逸れましたが この研究の出典を是非調べてまたブログにアップしたいと思います。