【つぶやき】ハンドメイド作家は増えるのに縫製職人はなぜ増えないのか?
ご覧いただきありがとうございます。神戸市の自宅で高級婦人服のオーダーとプロの縫い方をお伝えする洋裁教室をしていますアトリエゆかりの縫製女子ゆかりです最近、感じていることを素直に書いてみますね。『ハンドメイド作家は増えてるのに縫製職人になろうとする若者が少なくて寂しい』私のように、国内の高級有名メーカーの製品を縫って下積みして、腕を磨いて一人前に縫えるようになっても、縫製職人ってアパレルメーカーのデザイナー、パターンナーよりお給料は安い。服飾系の専門学校の学生で縫製職人を目指している人は学年に数人いるかいないかです。じゃあ、この先10年後、20年後今頑張ってる年配の縫製職人が引退するとき、次の世代は誰が縫うの??量産は海外に出せたとしても、展示会のファーストサンプル縫うのは誰が縫うの??展示会直前にデザイナーが突然ひらめいたデザインを、パターンナーが型紙作って縫製職人が1日で仕上げて展示会に間に合わす。デザイナーがなんだか違うと思ったサンプルをすぐにパターンナーが修正して縫製職人が、縫い直す。量産はサンプルがあるので見ながら同じものを縫ったらいいのですが、ファーストサンプルは、デザイン画、型紙、仕様書のみで職人の感性で形にしていきます。一歩間違えば、同じ型紙、生地でも別物に出来上がります。パターンナーとの打ち合わせ、確認などをしっかりして取りかかる、後は職人の腕次第です。サンプルで気づいた事を、量産で問題が起きないようにコメントしたり、パターンの微調整したり…量産を想定したサンプル作りをするのもサンプル職人の役目なんです。国内メーカーのサンプルは国内の縫製職人じゃないと対応出来ないと思います。そんな中で、国内の縫製職人は高齢化してるのに対して次世代の職人は育ってない…。どうするねん!って思います。そういう危機感を分かっているメーカーの方はサンプルが縫える縫製職人の中でも若手の私(←なんです)を大事にしてくれます。正直言いますと、子育て真っ最中の私はメーカーのアトリエで正社員として働くにはかなり苦しかった…。・展示会前に残業出来ない・子供が熱出して度々休んだらやりかけのサンプルが止まり周りが負担になる・短時間勤務でしか働けないこんな状態で外に勤めるとしたらパートですね。かといってデザイナーやパターンナーみたいにパートでも時給2,000~3,000円貰えるわけでもない。何で縫製職人っていつも一番下のポジションなんだろうってずっと思ってました。子供ができて生活スタイルが変わり、一人目出産時は育休→復帰させていただいて、時短もとらせていただきましたがやっぱり今までのようにバリバリとは働けなく、現場にかける負担も多くなってしまいました。 企業でいても、肩身せまいし…だったら、『家で一人で縫って稼いでやる』二人目出産前に大手アパレルメーカーを退職しました。今年自宅で始めて2年目を迎えます。小さな子供二人を保育園に預けて朝から夕方まで仕事していますが、交互に熱を出して月に12~13日位しか仕事できる日はありません。でもきちんと二人分の保育料を私の稼ぎから払いながらすこしづつ貯蓄もして、赤字出さずに出来ています。1年目から赤字は出していません。最初は、ミシンやアイロン台、裁断台、糸等設備投資にお金がかかりました…。主人の『赤字出すならやめろ・趣味で仕事するな』『自分の都合で子供預けて仕事するんだから僕は保育料払わない』という言葉に、くらっとなりましたが、そこは意地で乗り越えました。月に12日~13日しか働いていないのにそれなりに出来ているのは、下積み1年目の頃から、短時間で綺麗に仕立てるスピードを叩き込まれたので体にしみついている?のかなと思ったりしてます。私みたいに職人目指す若者は少なくなってますが、きちんとした技術を身に付けると将来、子育てしながらも自宅で稼げますよ。ただし、サンプルを縫える『サンプル職人』になることが大事。縫製女子ゆかりと一緒にサンプル職人目指しませんか?今も仕事は途絶えませんが、先輩方が引退された10年後、20年後に必ずアパレルメーカーが泣きついてきますよ国内に縫製職人を一人でも多く残したい。縫製女子ゆかりでした初心者からプロ向けのコースまで募集中のレッスンはこちら↓↓↓アトリエゆかり募集中のレッスン初心者からでも大丈夫・作りたいものを作るコース縫製女子ゆかりの自己紹介は↓↓↓こちら