
神戸市の自宅で高級婦人服のオーダーと
プロの縫い方をお伝えする洋裁教室をしています
アトリエゆかりの縫製女子ゆかりです

今日は片玉縁ポケットの作り方をお伝えします。
やってみると意外と簡単な玉縁のポケット。
こんなのです。ジャケットは横向き、コート等は縦の場合が多いですね。
まず前身頃にポケットの位置を書きます。
下側の付け線のみでOK。

口布を玉縁の幅で縫ってから(今回は12ミリ)
次に向こう布を付けます。(12ミリ離して付ける)

ハサミで切り込みを入れます。
真ん中を切り、両端1センチ手前からは角に向かい三角に切ります。

ポイントは
最後のひと針の真ん中に向かって切り込みを入れます。
ほつれてこないのと、角がすっきりします。

アイロンで割って幅を整えます。
ここで幅が決まるので表から確認します。
紙がついたアイロンで溶けるのり、5ミリ10ミリは売ってますのでそれを使うと手軽に出来ます。

幅が決まったらのりを溶かし貼ります。

玉ぶちのきわを、おとしミシンかけます。

三角を止めてから袋を、二度縫いをして…
(製品は口にしつけミシンかけます )
出来上がり!

今回は口布がバイアス地の目でしたが、
縦の時もあります。
バイアス地の目の時は、幅が決まりにくいので、ミシン・アイロンしやすいように、芯は横地の目にすると作業しやすいですよ~。
試してみてくださいね~

両玉縁のポケットの作り方も近々アップしますね~
