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Kー1WGP雑感


K-1WGP


試合内容で見るべきものはハリ対ボンヤスキー戦の1Rのみ。

「過酷さ」というトーナメン制度の懸念材料だけが浮き彫りとなった準決勝以降。

そして史上初の3連覇という大偉業が達成されたにもかかわらず、そそくさと席を立つ観客。しらけムードの会場。


幾分の期待があった今グランプリも終わってみれば残るは空虚感のみ。

今回は光らなかったもののハリへの期待は依然変わらず。しかしKー1WGPの厳しい状況はまだまだ続きそうだ。


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メイウェザー対ハットン

ボクシング界、今年最後のビッグマッチが明日開催!


12月8日 -アメリカ-


WBC世界ウェルター級タイトルマッチ

フロイド・メイウェザー 対 リッキー・ハットン


未だ無敗、今年5月にはオスカー・デラホーヤをも下し5階級制覇を成し遂げた天才ボクサーのメイウェザー。


同じく無敗のレコードを誇り、あのコスタヤ・ジューに引導を渡しスーパーライト級、ウェルター級の2階級で頂点を極めたイギリスの至宝・ハットン。


数多くのビッグファイトが実現した今年を飾るに相応しい一戦。


メイウェザー対ヌドゥ



デラホーヤ戦での引退も一時は表明していただけに、メイウェザーの年内のリング登場は正直意外。しかしメイウェザー陣営は巧いマッチメイクをするな。ウェルター級の体格にまだ馴染んでおらず、かつボクシングがやや単調になりがちなハットンは、あらゆるタイプの強豪と対戦してきたスピードスター・メイウェザーからすればそれほど怖い相手ではないはず。


その一方でこのハットン、地元イギリスでの人気は凄まじいばかり。となるとイギリスから多くのファンの動員も見込め興行的成功も間違いないところ。実際、既にチケットはソールドアウトとか。


メイウェザーにとってリスクが少なく、稼げる「おいしい」相手。


メイウェザー対コラレス


ただ不安材料も。デラホーヤとのキャリア最大の大一番を終えたことから来るモチベーションの低下、そしてハットンに対する「油断」の存在はやはり気になるところ。


逆にハットンのモチベーションは相当なものがあるはず。またカルザゲ、ウィッター、ヘイなどイギリス勢の最近の勢いも後押しとなるだろうし。


キャリア最大の戦いを終えた男とキャリア最大の戦いを迎える男、この辺の心理面も勝負の行方に影響を与えるかも。


ハットン対ジュー



ウェルター級に上げて以降、ジュダー戦、バルドミル戦、デラホーヤ戦と「イマイチ」な試合が続くメイウェザー。今では「ポイント至上主義ボクシング」の代名詞的存在になった感もあるし。


今回は体格面でのハンデがないハットンが相手。かつてマンフレディ、コラレス戦あるいはヌドゥ、ガッティ戦で見せたような強さ、煌きを見せてほしいところ。


ハットン対カスティーリョ




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K-1ワールドグランプリ


K-1WGP

世界最大の格闘技イベントの一つ『Kー1ワールドGP』がいよいよ明日開催。

基本的にはボクシングにしろKー1にしろ、ヘビー級にはすっかり興味が持てなくなった今日この頃。

やっぱりマンネリ、スター選手の不在、試合が大味、つまらないってのが原因なのかな。

ボクシングではクリチコ兄弟にかなり期待したけど、兄ビタリは膝の怪我が原因で引退状態、弟のウラジミールもIBF王者に返り咲くなど再び盛り返してきたとはいえその打たれモロさから安定感がないし、いまいち凄みに欠ける。


最近の王者を見ても、前WBA王者ニコライ・ワルーエフはただでかいだけで全く面白みがなかったし、現WBC王者のサミュエル・ピーターもすっかり迫力が無くなった。またWBO王者のスルタン・イブラギモフとウラジミールとの統一戦が2月に決まっているけど、昔はあれだけ興奮した『ヘビー級統一戦』なのに今はたいして楽しみでもない。

ランカーを見ても未だにホリフィールドが世界挑戦しているくらいだし、カルビン・ブロックのようにホープが出てきても結局世界すら取れずに消えていく状態。現在の最大のホープ、アレクサンドル・ホペトキンが世界挑戦者決定戦までのし上がってきたけど、まだヘビー級を担うようなスケール感は感じない。

まさに末期状態?

そして今のKー1のヘビー級もその状態に似ているような?

王者は今や『つまらない試合』の代名詞的存在となったセーム・シュルト。いや強いんだけどね。まったく魅力が感じられない。

そして未だピーター・アーツ、ジェロム・バンナ、レイ・セフォーなど創世期メンバーのベテランに頼らなければならない状態。

K-1ヘビー級は世界地区予選の充実により毎年新鋭が輩出されるシステムが確立されているけど、世代交代を果たしスーパースターになりうる存在の出現というのはなかなか・・

と非常に厳しい状況が続くKー1ヘビー級だけど今回のワールドGPには近年には無かった期待感があり。

その要因はやはりバダ・ハリと澤屋敷の台頭。

特にバダ・ハリには期待感大。まだ線が細く打たれモロかったり、接近戦での弱さなと課題はまだまだあるんだろうけど、その強さ以上にスーパースターになることを予感させる存在感に惹かれる。

トレーナーの影響もあり、今年に入って急速に安定感が出てきたバダ・ハリの1回戦の相手は過去2度の優勝の実績があるレミー・ボンヤスキー。普通に考えればキャリア、接近戦での技術に上回るレミーの有利は動かし難いところ。


しかしこのハリ、レミー戦だけではなくトーナメント全体を通して「何か」をやってくれそうな気がする。久々に「荒れる」トーナメントになるかも?


しかし結局蓋を空けてみれば、澤屋敷、ハリともに一回戦で何も出来ず完封負けを喫し、結局シュルトが危なげなく3連覇達成なんてことになったらまたK-1はしばらく厳しい状況が続きそう。そうなる可能性が一番高かったりするんだけど。


ヘビー級真の「救世主」が現れるのはボクシングとK-1のどちらが先か?


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マット・スケルトン

かつてK-1のリングでロイド・ヴァンダムと共に「地味強」の代名詞的存在だったマット・スケルトン。


結局決勝トーナメントに出場することはなかったがピーター・アーツ、サム・グレコ、フランシスコ・フィリョ、アーネスト・ホース等、スター選手と敗れたものの激戦を繰り広げる。一方でレイ・セフォー、アレクセイ・イグナショフから白星を挙げたことも。


しかしK-1時代はその地味なキャラとラフで退屈な試合振りからか、その強さほどの評価・待遇は受けられず。


フィリオ対スケルトン



そして2002年、K-1のリングを離れ、35歳にしてボクシングに転向。そして連戦連勝の快進撃。


2003年には英国タイトル、翌年には英連邦タイトルを獲得。2005年にはマイナータイトルながらWBUヘビー級王者に。


そして2006年、あのマイク・タイソンに大番狂わせの勝利を収め、当時のWBC王者ビタリ・クリチコに挑戦し敗れるも善戦、その後もシドニーオリンピック金メダリストのオードリー・ハリソンとのライバル対決を制するなど、勢いに乗っていたダニー・ウィリアムスと英国最強を賭けた大一番に臨む。


この対戦では2-1の僅差の判定で敗れボクシングキャリア初黒星を喫するも、5ヵ月後の再戦では明白な判定勝利でリベンジに成功。英国最強を証明するとともに自らの世界ランキングを上昇させる。


しかし、一度決まりかけたWBC王者オレグ・マスカエフへの挑戦話が白紙になるなど、なかなか世界タイトルへの挑戦の機会は訪れず。


年齢もすでに40歳。英国最強の座でスケルトンのキャリアも終焉するのかなと思っていた矢先・・


ついに世界タイトル挑戦が決定!


1月19日 ドイツ


WBAヘビー級タイトルマッチ

ルスラン・チャガエフ 対 マット・スケルトン


ニコライ・ワルーエフを攻略したウズベキスタン出身の無敗の王者チャガエフが初防衛戦の相手にスケルトンを指名。ワット、アズーイなどもいたけど、本格的にK-1に参戦していた選手がボクシングの世界タイトルに挑戦するんは初めてでは?


恐らく世界タイトル獲得は難しいだろうけど、世界戦を実現させるだけでも快挙。キャンセルになったりせず何としても試合を実現してもらいたい。


しかしK-1トップスターのセフォー、バンナ、モーがボクシング6回戦レベルで挫折する中で(バンナは敗北はないけど)、K-1で日の目を見なかったスケルトンがボクシングで成功を収めるとは何とも皮肉な話。


スケルトンには是非世界タイトルを奪取して、自分も含めて「地味だ」「ラフだ」と揶揄してきた連中を見返してもらいたい。


スケルトン対ジョン


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ポール・ブリッグス

キックとボクシング共に興味があると、キックとボクシングの二足のわらじを履いている選手は嫌が上でも注目してしまう。


ウィラポンのようにムエタイ出身でボクシングの世界王座を獲得したタイ人選手は数多くいるけど、キック出身というと?


まずは現在ライトヘビー級の世界ランカーのオーストラリアのポール・ブリッグス。現在は二足のわらじってわけではないけど、元々はキックのWKA世界ミドル級王者。たしか19歳くらいで、当時中量級最強の呼び声も高かった金泰泳を1RでKOし一躍脚光を浴びて、日本のリングに登場したことも。


ブリッグス対金




既に2度の世界挑戦経験があるものの、共に前WBC王者トーマス・アダメクに惜敗。しかしかつて現WBA王者のスタイプ・ドリュに完勝していることからも分かる通り、その実力は世界レベル。パンチがあり、勇敢に前に出るそのスタイルはなかなか魅力的。どの王者と対戦しても良い試合はするだろうから、もう一度世界挑戦のチャンスを掴んでもらいたいところ


個人的はドリュとの再戦より、アダメクからタイトルを奪取した次期スター候補・チャド・ドーソンへの挑戦を期待したい。


ブリッグス対アダメク



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