WBCバンタム級戦
1月10日 -大阪-
WBCバンタム級タイトルマッチ
長谷川穂積[12R判定3-0]シモーネ・マルドロット
いや~、素晴らしい。
スピード、カウンター、フットワーク、ディフェンスとどれも一級品。
確かにもう少しコンパクトにパンチを打っていたらKO勝ちもあったかもしれないけど、世界1位で伝統の欧州王座を8度も防衛してきた強豪相手に何もさせないんだからたいしたもの。
日本人で防衛戦で圧倒できる世界王者は数少ないからほんとに貴重な存在。
さてこれで楽しみになってくるのがアメリカ進出話。
なんでも元WBO王者ジョニー・ゴンサレスや3階級制覇王者のホルヘ・アルセを迎えての防衛戦や、さらには2階級制覇を目指してWBCスーパーバンタム級王者イスラエル・バスケスへの挑戦などファンにはたまらない計画があるみたい。日本人王者にそのような計画が立てられるだけでも感慨深いものがある。
しかしここでアメリカ進出よりも先に果たしてもらいたいことが一つ。
本日アンダーカードに登場し、挑戦者・池原信遂に完勝して6度目のタイトル防衛に成功したWBA王者ウラジーミル・シドレンコとの統一戦。
せっかくWBA・WBCの両王者が同じリングに揃い踏みしたんだから、是非とも互いのタイトルを賭けて戦う統一戦まで繋げてもらいたい。
確かにシドレンコはオリンピアンらしくガードも堅く、パンチを当てるのも巧いけど、それ以上の凄みも感じられないのも事実。実際今までもコルドバ戦など綱渡りの防衛戦も多いし。長谷川のスピードをもってすれば十分攻略できるはず。
プロテストに一度落ちた男がオリンピックメダリストに勝つというのもなかなかロマンがあっていい。
アメリカ進出に向けて統一王者の肩書きはより長谷川の商品価値は上げるだろうし。
それが長谷川に残された日本での最後の仕事のような気がする。
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ザンビディス対ドーソン?
MAXの影響からか最近世界各地で中量級のビッグマッチが次々実現。
そしてオーストラリアにおいても2月にビッグマッチ実現の噂が。
2月23日 -オーストラリア-
A-1
マイク・ザンビディス対ダニエル・ドーソン
ギリシャ出身とはいえオーストラリアを主戦場にしジョン・ウェインを下した実績もあるザンビディスとジョーダン・タイ、ブルース・マクフィー等を圧倒したドーソンの対戦となれば、実現すればまさにオセアニア最強決定戦と言えるカード。
ほんとMAXで見たいカードが海外のリングでどんどん実現していくという感じ。
昨年12月にそれまで無敗を続けてきたボクシングでダニエル・ゲールに相手に初黒星を喫したドーソン。世界王座挑戦の機会も遠のき、今後の動向が注目されているけど今年はキック専念でいくのか気になるところ。
試合の方は、ドーソンのスロースターターなとこが気がかり。5Rあれば十分捕まえるだろうけど、3Rであればザンビディスの先行逃げ切りを許しポイント負けなんてことも。
でもまぁザンビディスのフックはまず貰わないだろうし、3Rであってもボディなりローなりを効かせてくるでしょ。
万一ザンビディスに良い所なく負けるようであればボクシングだけでなくMAXでも今後厳しいのでは?
とりあえず、まずは試合決定の報に期待。
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マリグナッジ、辛くも防衛
1月5日 -アメリカー
IBF世界スーパーライト級タイトルマッチ
ポール・マリナッジ[12R判定3-0]ハーマン・ヌゴージョ
王者マリグナッジが苦闘の末、辛くも判定で逃げ切り初防衛に成功。
7Rには一方的に攻め込まれるなど大苦戦だったみたい。だけど指名挑戦者を退け、噂されるリッキー・ハットンとのビッグファイトに向けてまずは大きく前進。
しかし問題が一つ。IBFタイトルをマリグナッジから奪われたラブモア・ヌドゥの存在。なんでも戦前の契約ではヌドゥが敗れた場合はマリグナッジとの直接の再戦が約束されていたとか。今回ヌゴージョとの防衛戦を特別に認めたヌドゥ陣営だけど、さらにマリグナッジがハットン戦を優先し、ヌドゥを無視するようならば裁判に訴えるのも辞さないとか。
今やすっかり東欧を中心とした欧州勢に押されているアメリカが誇る数少ないスター候補生マリグナッジはビッグチャンスを掴めるか?
WBA王者ギャビン・リース、WBC王者ジュニア・ウィッターそしてリッキー・ハットンと英国勢が大勢を占める現在のスーパーライト級でマリグナッジは一矢を報いることができるか?
今後の展開が気になるところ。
一方の敗れたヌゴージョもホセ・ルイス・カスティーヨ戦に続いての善戦で世界レベルの力を証明。対抗王者のリースやウィッターとの対戦が見てみたい。
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パッキャオ、今後の展望は?
今や世界のボクシングシーンのど真ん中的存在のマニー・パッキャオ。
その一つ一つの動向や発言が世界の関心の的に。
そのパッキャオのメイントレーナーで世界的名トレーナーのフレディ・ローチがパッキャオの今後のプランについて言及。
まずは3月15日にファン・マルケスとの大一番を控えているのは周知の通り。
そしてマルケス戦での勝利を前提に、次戦ではライト級タイトルに挑戦。対戦相手候補として3団体統一王者のファン・ディアスとWBC王者デビット・ディアスの両者の名を挙げたローチ。
さらに4階級制覇を達成した場合は5階級目つまりスーパーライト級タイトルを狙いにいくとか。そしてそのターゲットとなるのがリッキー・ハットン。スーパーライト級復帰を表明したハットンが王座返り咲きに成功すればそのタイトルを獲りにいくとのこと。
ローチは先日も、パッキャオ対デラホーヤをぶちまけたように若干飛ばし気味なところがある人物なのでどこまで本気なのかは分からないけど強気のプランだなぁ。
でも正直この計画は厳しいでしょ。衰えからかモチベーションの低下からか、最近明らかにパフォーマンスの質が下がっているパッキャオ。
パッキャオといえば左ストレートの印象が強いけど、パッキャオの生命線といえばやはりあの踏み込みの速さ。この踏み込みの速さに陰りが出ているとすれば次のマルケス戦すらも危ない。テクニック勝負になれば間違いなくマルケスに分があるだろうし。
ライト級ではデビットの方が勝算はあるだろうけどやはりファンとの対戦が見たいところ。たとえパッキャオが万全で臨んでも体格面、現在のファンの充実ぶりを考えるとパッキャオには相当厳しい試合になるはず。でもファンが勝ってもファンの商品価値が上がるというメリットもあるわけだし。来るアミア・カーンとの一戦に向けて、ファンには商品価値を上げ続けてもらわないと。
スーパーライト級ではリッキー・ハットン。これも厳しい。フライ級出身のボクサーがスーパーライト級まで上げること自体無謀なのに、相手がスーパーライト級最強のハットン。ハットンのスカスカのガードならパッキャオの左ストレートも入るだろうけど、ウェルター級でも打たれ強さを発揮するハットンだけに致命傷は与えられないのでは?
なんでもパッキャオのプロモーターのボブ・アラムがハットン陣営とすでに会談をしているみたいなので、今年の後半あたり、ライト級をすっ飛ばしてでも、ハットンがスーパーライト級王座への返り咲きを果たしていなくても、急転直下で「パッキャオ対ハットン」戦が実現があるかも。しかし5月のデラホーヤの対戦相手候補にも名前が挙がっているしハットンは大人気だね。メイウェザー対ハットン戦で動いたイギリス・ポンドがすごい額だったんだろうね。
話は戻してパッキャオ。こういう話題に触れる度、改めてパッキャオがボクシング界の中心選手であると実感。こんな選手がアジア圏から現れたことが非常に誇らしい。
とにもかくにもまずはマルケス戦。ここでかつての爆発力を失い、小さくまとまったパッキャオは見たくない。まだまだ楽しませてもらいたい存在だけに、3月は万全の状態でリングに登場し、マルケス相手にバレラⅠ、あるいはモラレスⅡ・Ⅲ戦で見せた爆発力を期待したいところ。
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