パッキャオ、今後の展望は?
今や世界のボクシングシーンのど真ん中的存在のマニー・パッキャオ。
その一つ一つの動向や発言が世界の関心の的に。
そのパッキャオのメイントレーナーで世界的名トレーナーのフレディ・ローチがパッキャオの今後のプランについて言及。
まずは3月15日にファン・マルケスとの大一番を控えているのは周知の通り。
そしてマルケス戦での勝利を前提に、次戦ではライト級タイトルに挑戦。対戦相手候補として3団体統一王者のファン・ディアスとWBC王者デビット・ディアスの両者の名を挙げたローチ。
さらに4階級制覇を達成した場合は5階級目つまりスーパーライト級タイトルを狙いにいくとか。そしてそのターゲットとなるのがリッキー・ハットン。スーパーライト級復帰を表明したハットンが王座返り咲きに成功すればそのタイトルを獲りにいくとのこと。
ローチは先日も、パッキャオ対デラホーヤをぶちまけたように若干飛ばし気味なところがある人物なのでどこまで本気なのかは分からないけど強気のプランだなぁ。
でも正直この計画は厳しいでしょ。衰えからかモチベーションの低下からか、最近明らかにパフォーマンスの質が下がっているパッキャオ。
パッキャオといえば左ストレートの印象が強いけど、パッキャオの生命線といえばやはりあの踏み込みの速さ。この踏み込みの速さに陰りが出ているとすれば次のマルケス戦すらも危ない。テクニック勝負になれば間違いなくマルケスに分があるだろうし。
ライト級ではデビットの方が勝算はあるだろうけどやはりファンとの対戦が見たいところ。たとえパッキャオが万全で臨んでも体格面、現在のファンの充実ぶりを考えるとパッキャオには相当厳しい試合になるはず。でもファンが勝ってもファンの商品価値が上がるというメリットもあるわけだし。来るアミア・カーンとの一戦に向けて、ファンには商品価値を上げ続けてもらわないと。
スーパーライト級ではリッキー・ハットン。これも厳しい。フライ級出身のボクサーがスーパーライト級まで上げること自体無謀なのに、相手がスーパーライト級最強のハットン。ハットンのスカスカのガードならパッキャオの左ストレートも入るだろうけど、ウェルター級でも打たれ強さを発揮するハットンだけに致命傷は与えられないのでは?
なんでもパッキャオのプロモーターのボブ・アラムがハットン陣営とすでに会談をしているみたいなので、今年の後半あたり、ライト級をすっ飛ばしてでも、ハットンがスーパーライト級王座への返り咲きを果たしていなくても、急転直下で「パッキャオ対ハットン」戦が実現があるかも。しかし5月のデラホーヤの対戦相手候補にも名前が挙がっているしハットンは大人気だね。メイウェザー対ハットン戦で動いたイギリス・ポンドがすごい額だったんだろうね。
話は戻してパッキャオ。こういう話題に触れる度、改めてパッキャオがボクシング界の中心選手であると実感。こんな選手がアジア圏から現れたことが非常に誇らしい。
とにもかくにもまずはマルケス戦。ここでかつての爆発力を失い、小さくまとまったパッキャオは見たくない。まだまだ楽しませてもらいたい存在だけに、3月は万全の状態でリングに登場し、マルケス相手にバレラⅠ、あるいはモラレスⅡ・Ⅲ戦で見せた爆発力を期待したいところ。
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