K-1MAXオランダ ユーリ・メス
ユーリ・メス、スーパーミドル級選手のMAX参戦の流れはこの男から始まった?
昨年5月にオランダで開催された大会でアンディ・サワーの対戦相手にメスの名前を見た時はびっくり。開幕戦も直前だっただけにサワーが壊されるんじゃないかと本気で心配したもの。
確かにスーパーミドル級ではやや頭打ち状態だったメス。2005年まではライアン・シムソン、ラモン・デッカー等一流どころのベテランを破り、スーパーミドル級最強の座を狙う存在であったものの翌年に急失速。
優勝候補として臨んだ『It's showtime』75キロトーナメントではオンドレ・ハートニックの前に敗退。
次戦では新鋭タイロン・スポーンとのスーパーミドル級オランダ最強を賭けて対戦するも、スポーンの首相撲の前に為す術なく5RTKO完敗。
この試合でスーパーミドル級での戦いに限界を感じたのか、以後階級を下げることに。
そして迎えた対サワー戦。サワーのコンビネーションの前に判定負け。スピード負けするのは仕方ないにしても、打ち合いでもロープに詰められていたのは意外。まだ70キロの体に慣れていないという印象。
サワー対メス
K-1MAXオランダ マルコ・ピクエ
昨年から急速に強くなってきたという感のあるマルコ・ピクエ。
4月にスペインの未知の強豪のひとりであったアブラハム・ロクエニを膝でKOし周囲を驚かす。その勢いで5月にはドイツで開催されたトーナメントでルイス・レイス、アリ・グンヤーを下し優勝。
そして9月にはデニス・シュナイドラーと対戦。地元判定で敗れるも逆に強さをアピールすることに。その充実振りが評価されてか10月にはシュートボクシングのリングに招聘され初来日。大野崇相手に判定ながらダウンを奪う圧勝。
12月には昨年一年の締めくくりとなるイタリアで開催されたトーナメントに出場。決勝で敗れゲボルク・ペトロシャンの2連覇を許すが、一回戦、準決勝ではマーク・フォーゲル、ヤシーン・ベンファッジ等欧州を代表する強豪に勝利。
ブァカーオ対ピクエ
昨年1年間で15戦して13勝。強豪相手に敗れながらも試合を重ねてきたキャリアがここにきて一気に花開いたという感じ。
基本はムエタイスタイル。ブァーカオ戦を見たけど、肩越しに飛んでくる右ストレートと左フックが強力。アッパーも巧い。さらにローも強く、膝もできるとトータルバランスが非常に優れている選手。これでさらにスピードがついてコンビネーションを増やせばMAXでもベスト8クラスの実力者といえるのでは?
過去にアルビアー・リマに連敗、ナジム・エトゥハリにも敗れているものの、ピクエに限っては過去の戦績は当てにならない。後手に回らず、自分から攻勢をかけられれば両者にも十分勝機はあるはず。
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K-1MAXオランダ ナジム・エトゥハリ
ナジム・エトゥハリ・・、まずはこの男が70キロまで階級を下げてくることに驚き。身長183センチで、すでにスーパーーミドル級で出来上がっている体を絞ってくるのは相当至難のはず。
ただ70キロでも従来の強さを発揮できるのであれば体格のアドバンテージがさらに生きることになり、MAXファイターにとって脅威の存在になること間違いなし。
やはり一番の武器は長身から打ち下ろされる右ストレート。現MAX王者のアンディ・サワーとかつて対戦。その右ストレートでダウンを奪い、さらに膝でカットし1R終了TKOで圧勝。まだサワーも線が細く、高速コンビネーションも完成されていない時期の話なんであまり参考にはならないかもしれないけど、価値ある勝利には間違いなし。とにかく得意のロングレンジで戦えば強い。型にはまれば圧倒的な強さを見せる。
エトゥハリ対サワー
その後2004年より、得意のパンチを生かしてボクシングのキャリアも並行して本格的にスタート。昨年5月、9勝1敗2分の好レコードを引っさげIBFインタコンチネンタルタイトルに挑戦するも強豪相手に判定負けを喫し、それ以降ボクシングのリング登場は無し。
この敗戦でボクシングのキャリアは一旦終了したのかな。あるいはこの頃からK-1MAX参戦を考えていたか。
昨年後半はキックの方で絶好調。スーパーミドル級の強豪、ロベルト・コッコ、オンドレ・ハートニックに連勝。
エトゥハリ対アクデニス
今回のトーナメント勝ち抜く上で、エトゥハリにとって一番の壁となるのがやはりアルビアー・リマの存在。2006年に『It's showtime』75キロトーナメントで対戦。徹底的に距離を潰され得意の右ストレートが有効に機能せず、延長で力負け。
リマ対エトゥハリの再戦が実現すれば、まさにトーナメントの行方を左右する大一番。
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マリナッジとハットン
2008年第一弾となる世界戦。
1月5日 -アメリカー
IBFライト級スーパーライト級タイトルマッチ
ポール・マリグナッジ対ハーマン・マゴージョ
王者マリグナッジ。その端正なルックスとスタイルはまさにスピードスターという感じ。
かつてWBOスーパーライト級王者時代のミゲル・コットに挑戦。
この時はコットの壁に跳ね返されるも、判定まで持ち込む。コットがスーパーライト級王者時代、唯一倒せなかったのがこの試合のみ。敗れてなお将来を感じさせ、その後見事ラブモア・ヌドゥを攻略し王座獲得。
さてマリナッジにとって真価が問われる一戦となる指名挑戦者を迎えての初防衛戦。
相手はホセ・ルス・カスティーヨ戦で敗れるものの接戦を演じ、昨年6月のランドール・ベイリーとの挑戦者決定戦で勝ち残り今回のチャンスを掴んだニゴージョ。
しかし興味深いのはこの後の展開。というのも先日フロイド・メイウェザーとの大一番で壮絶に散ったリッキー・ハットンがスーパーライト級での再起を表明。さらに引き続きアメリカ進出を目論むハットン陣営はこのマリナッジを王座返り咲きへのターゲットにするつもりだとか。
ハットンの踏み込みの速さは、あのメイウェザーでさえ手を焼いたほどの鋭いもの。
マリナッジにしても12Rを通して終始ハットンを捌き切るのは恐らく不可能。コーナーに詰められた時の対応が出来なければマリナッジにとって勝利は遠いものになるはず。
とはいえ今回の試合で敗れてしまえば元も子もない話。ハットン戦を見据えるという意味でも、接近戦での強さも披露して「巧い」だけではなく「強い」マリナッジをアピールしてもらいたいところ。
魔裟斗完勝
12月31日 -大阪-
K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!
魔裟斗[3RTKO]チェ・ヨンス
やっぱり魔裟斗は強い。こんな日本人がいてくれることに感謝。
試合を決めたのは結局はローキックだったけど、今までの対ボクサーの試合とは違って積極的に前に出て右ストレートを中心にパンチを繰り出した魔裟斗。
ほんと今年の魔裟斗のモチベーションの高さを象徴するかのような戦いぶり。ダイナマイトに出場していた他選手とは役者が違う。
さらにレベルが上がることが予想される今年の世界トーナメント。今年こそ王座返り咲きは果たせるか?
一方でチェ・ヨンスも思った以上に頑張った。ローが効きだした後半は下に気を取られ何発かパンチを喰ったけど、前半はスピード抜群の魔裟斗のパンチをことごとく外していたのはさすがの一言。
魔裟斗の攻撃の終わりを狙った右ストーレートのカウンターも、ヒットしなかったとはいえ切れてたし。年齢的に厳しい面はあるだろうけど、今後への可能性は見せてくれた。
魔裟斗対チェ
てか大晦日のカラコダの試合は中止になったの?
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