初防衛戦
初防衛戦はタイトルを獲ることよりも難しい・・
とよく言われるけど今週末はその初防衛に臨む王者が多数登場。
IBFフライ級タイトルマッチ
ノニト・ドナイレ 対 ルイス・マルドナ
7月に今年を代表する番狂わせを起こし、常勝王者ビック・ダルチニャンからタイトルを獲得したドナイレの初防衛戦。相手のマルドナドはかつてダルチニャンに挑戦し敗れた選手。その一戦以外の敗北はなし。ダルチニャン戦の勝利は実力かフロックか?ドナイレにとっては真価を問われる一戦。フィリピン出身のドナイレ。本場アメリカで第2のパッキャオになれるか?
WBCスーパーウェルター級タイトルマッチ
バーノン・フォレスト 対 ミケーレ・ピッチリッロ
カルロス・バルドミールとの決定戦を制し、4年半ぶり王座に返り咲くと共に2階級制覇を達成したフォレスト。
シェーン・モズリーに連勝し、一躍スターダムにのし上がるも、リカルド・マヨルガに悪夢の連敗。
その後、故障でブランクを作ったりもしたけど、ついに第一線に復帰。しかしフォレストも既に36歳。欧州王者相手にインパクトのある勝利を収め、ビッグファイトを早期に実現したいところ。
WBOライトフライ級タイトルマッチ
イバン・カルデロン 対 ホアン・エスカール
約5年に渡り保持したミニマム級タイトルを返上し、ついに2階級制覇を果たしたカルデロン。タイトルを獲得したカサレス戦ではダウンを喫したカルデロン。1階級上のクラスでもそのテクニックは冴え渡る?
すでに王座を経験している選手にとっても、やはり初防衛戦は特別なものになるのか。思わぬ番狂わせが起こるかも??
ビヨム対ヨーセンクライ
ファリド・ビヨム。最近はどうかはよく分からないけと一時期はムエタイ選手に勝ちまくり「ムエタイキラー」の異名も。Kー1ファイターといってもMAXの世界トーナメントに未だエントリーしたことはなし。ベスト8クラスの実力は十分あるはずなのになぜか開幕戦のリザーバー扱い。
そのビヨムが今週末に、地元フランスで昨年12月に行われた試合の再戦に望むことに。
再び拳を交えることになったその相手というのが大物、WBCムエタイ世界スーパーウェルター級王者のヨーセンクライ。
こちらも周囲の評価は高く、MAX開幕戦への出場が熱望されている選手の一人(リザーバーとしてカマル・アマラーニを圧倒した経歴はあり)。
前回の対戦は、3ラウンドにそれぞれがダウンを喫するという白熱した展開。終始ヨーセンクライが優位に試合を進めたものの、地元の利もあってか結局試合はドローに。
それを受けての今回の再戦。サウスポーのヨーセンクライの右ジャブと左ミドルをかいくぐり、ビヨムが得意のパンチ勝負に持ち込めるか。
この試合の勝者は是非とも来年の開幕戦出場を果たしてもらいたいところ。
F・ビヨム 対 ヨーセンクライ
ホルッケンはホンモノ
シュートボクシングHolland
アンディ・サワー 対 ニッキー・ホルッケン
さっそく動画を観賞。結果はサワーの3R判定勝ちだったけど、ホルッケンの善戦が目立った・・というよりこれホルッケンの勝ちでしょ?
ホルッケンは巧く戦ってたね。左ジャブと前蹴りでサワーを突き放し、懐に入られた時は膝とアッパーを突き上げると。動画の画質が相当悪かったのでよくは分からないけど、3Rには右クロスでサワーからダウンを奪ってるし(レフリーの判定はスリップ)。
でもまぁサワーのホームリングだしな。もっと明白な差をつけないと勝ちは難しいか。サワーのラッッシュに対してパンチを貰わないにしても、ガードを固めるだけで後ろに下がる姿は印象が悪かっただろうし。
連戦続きのサワーだけに恐らく本調子ではなかったはず。でもそれを差し引いても、内容面でサワーを上回った今回のホルッケンの戦いぶりは立派。特にやや変則的なアッパーは有効的。さらに右ストレートも切れるんで、相手からしたら相当やりづらいはず。ベスト8クラスの実力は十分あるでしょ。
サワー 対 ホルッケン
ペトロシャン、2連覇達成
個人的大注目のキックボクサー、ゲボルグ・ペトロシャンがイタリアで開催された『ヤヌスファイトナイト2007』で開催されたトーナメントで優勝し、見事2連覇を達成。
ペトロシャン強し!
今回のトーメント出場のメンバーを見てもマルコ・ピクエ、ヤッシーン・ベンファッジ、ピーター・ポラック、ホセ・レイス、マーク・ボーゲル、アブダラ・マーベル、そしてファディ・メルザとMAXの世界トーメントと比べても遜色ない(むしろ上?)レベル。そのトーナメントを順当に勝ち上がるんだから、分かっていたとはいえ、ペトロシャンの実力はホンモノだわ。
未だ敗北は一度のみ。トーメントでも勝てる力は既に証明済み。もう来年はMAXに参戦させるしかないでしょ!
トーメント出場者でペトロシャン以外に注目すると、やはり決勝まで勝ち進んだマルコ・ピクエ。恐ろしいまでの試合ペースで今回のトーナメントに参戦した上に古豪のベンファッジをも下し決勝進出とは、今年の快進撃はフロックでないことは間違いなさそう。黒人選手の少ないMAXだけに、その存在は貴重。ペトロシャン同様、MAXに是非出場してもらいたい。
あと全然知らない選手だったけど、強豪メルザをKOしているマーベルの存在も気になるところ。
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マヨルガ、シントロン、カルマジン
WBC米大陸スーパーミドル級王座決定戦
リカルド・マヨルガ 対 フェルナンド・バルガス
マヨルガが初回、11回と2度のダウンを奪う判定勝ちでバルガスに引導を渡す。
サバイバルマッチに生き残ったマヨルガは試合後のインタビューでこのままスーパーミドル級にとどまることを否定。ウェルター級まで落としコット、あるいはメイウェザー戦実現を目指すつもりだとか。
今回の勝利で商品価値は再浮上しただろうけど恐らくコット、メイウェザー戦は実現しないでしょ。
実現しても間違いなく相手にならないだろうし。
IBFウェルター級タイトルマッチ
カーミット・シントロン 対 ジェシー・フェリアーノ
シントロンが苦戦ながらも10RTKOで勝利。右手を痛めたみたいだけど、2月に予定されるWBO王者ポール・ウィリアムスとの統一戦は実現するかな?
さらにアンダーカードでは元王者同士によるスーパーウェルター級サバイバルマッチも。
元IBF王者ローマン・カルマジンが元WBA王者アレハンドロ・ガルシアをボディブローで3RでストップしてWBAインタータイトルを獲得。
コーリー・スピンクスに惜敗し王座を追われたカルマジン、依然として王者に返り咲くだけの力が十分あることを証明。
どちらかというと地味強が集まるスーパーウェルター級王者。このカルマジンの存在はなかなかの脅威になりそう。
R・マヨルガ 対 V・フォレストⅠ
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