マット・スケルトン | Pound For Pound

マット・スケルトン

かつてK-1のリングでロイド・ヴァンダムと共に「地味強」の代名詞的存在だったマット・スケルトン。


結局決勝トーナメントに出場することはなかったがピーター・アーツ、サム・グレコ、フランシスコ・フィリョ、アーネスト・ホース等、スター選手と敗れたものの激戦を繰り広げる。一方でレイ・セフォー、アレクセイ・イグナショフから白星を挙げたことも。


しかしK-1時代はその地味なキャラとラフで退屈な試合振りからか、その強さほどの評価・待遇は受けられず。


フィリオ対スケルトン



そして2002年、K-1のリングを離れ、35歳にしてボクシングに転向。そして連戦連勝の快進撃。


2003年には英国タイトル、翌年には英連邦タイトルを獲得。2005年にはマイナータイトルながらWBUヘビー級王者に。


そして2006年、あのマイク・タイソンに大番狂わせの勝利を収め、当時のWBC王者ビタリ・クリチコに挑戦し敗れるも善戦、その後もシドニーオリンピック金メダリストのオードリー・ハリソンとのライバル対決を制するなど、勢いに乗っていたダニー・ウィリアムスと英国最強を賭けた大一番に臨む。


この対戦では2-1の僅差の判定で敗れボクシングキャリア初黒星を喫するも、5ヵ月後の再戦では明白な判定勝利でリベンジに成功。英国最強を証明するとともに自らの世界ランキングを上昇させる。


しかし、一度決まりかけたWBC王者オレグ・マスカエフへの挑戦話が白紙になるなど、なかなか世界タイトルへの挑戦の機会は訪れず。


年齢もすでに40歳。英国最強の座でスケルトンのキャリアも終焉するのかなと思っていた矢先・・


ついに世界タイトル挑戦が決定!


1月19日 ドイツ


WBAヘビー級タイトルマッチ

ルスラン・チャガエフ 対 マット・スケルトン


ニコライ・ワルーエフを攻略したウズベキスタン出身の無敗の王者チャガエフが初防衛戦の相手にスケルトンを指名。ワット、アズーイなどもいたけど、本格的にK-1に参戦していた選手がボクシングの世界タイトルに挑戦するんは初めてでは?


恐らく世界タイトル獲得は難しいだろうけど、世界戦を実現させるだけでも快挙。キャンセルになったりせず何としても試合を実現してもらいたい。


しかしK-1トップスターのセフォー、バンナ、モーがボクシング6回戦レベルで挫折する中で(バンナは敗北はないけど)、K-1で日の目を見なかったスケルトンがボクシングで成功を収めるとは何とも皮肉な話。


スケルトンには是非世界タイトルを奪取して、自分も含めて「地味だ」「ラフだ」と揶揄してきた連中を見返してもらいたい。


スケルトン対ジョン


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