そこねハンターのブログ -65ページ目

新興市場個別銘柄

クリーク・アンド・リバー社 (4763)
本日のMorning StarのIRフェアに参加して最も好感を持った会社。知的財産や人材の価値を引き出す会社との説明を受けた。応援してみたい銘柄だが、株価は安くないから投資対象として良いかどうかは分からない。

トランザクション (7818)
雑貨やノベルティグッズ等の製造・管理・販売。優待利回りが高い。電子タバコの市場規模は結構大きく、シェアが伸びれば面白いかもしれない。円安が逆風だが株価はさほど高くなく投資対象としては面白いかもしれない。

本日は秋葉原のIRフェアに参加して、その参加企業の中ではトレックスセミコンダクター(6616)、ダブルスコープ(6619)も割高感はない。あとは必ずしも新興市場ではないが、スパークスの投信2本の説明書を貰ったが、組入上位銘柄の中で石油関連やクオンツスコアが低い銘柄を除くと以下にある12銘柄が良さそう。

3104富士紡ホールディングス
7917藤森工業
3288オープンハウス
1891日鉄住金テックスエンジ
6461日本ピストンリング
6315TOWA
6463TPR
8923トーセイ
5344MARUWA
3288オープンハウス
6703沖電気
1819日鉄住金テックスエンジ

上記の12銘柄はクオンツスコアは高く、成長性も割安感もある銘柄であり、あとは四季報の情報と有価証券報告書の事業リスクに特に注目して1つか2つ購入する銘柄を絞り込んでみたいと思います。

1月はIPOがありませんが、そう言った個人資金が流入してこないとも限らず、新興市場の株は安く買えるのであれば買ってみても面白いかもしれない。でもドンキホーテ・コメ兵・ラオックスみたいなわかりやすい対外国人向け関連銘柄上昇にはかなわないなあ。

外国人から見た日本の価値再発見

一般的には企業の寿命は30年であり、世の中のV時回復のほとんどはリストラや、業態の変化によるものです。業態を変えながら成長を続けるのは良いと思うのですが、一頃の従業員の早期退職やリストラして業績が回復するようなコストカットによるV時回復はインチキだといつも思っていました。

同じ事をやり続けていて「ブイ!」と業績が回復する事は、普通はあまりありませんが、最近普通に「ブイ(V)!」と業績が回復するこれまであまり見なかったV時回復の事例が出て来ています。

田崎真珠という50年以上歴史のある真珠の老舗の会社があり、何年かずっと赤字でしたが、ミャンマーから真珠を仕入れて中国人向けの真珠販売が伸びているそう。空港等でも外国人観光客に売れているそうで、ここに来て出店したパリの店も好調なのだそうです。ついに今期は黒字回復でV時復活してきました。

この場合、全く同じ事を続けて来た訳ではなく、色々工夫や努力もあったと思うのですが、それより何よりも中国の台頭や円安となり製品に割安感が出て来たという為替の外部環境変化が業績の拡大に最も寄与した大きな要因と考えられます。

円安で製造業の輸出が伸びると思いきや、製造業は外国に生産拠点を移してしまっているので円安で仕入れ価格が上がり競争力が逆に下がったりして、実はあまり思ったほど輸出が伸びてこないという事が分かって来ている。

と、なると、円安で業績が伸びるのは、従来型ハイテク製造業などではなくて、以外と30年位日本で国内向けに同じ物を作り続けていた所、それが外国人に価値があり、円安で突然思いもしない所で物が売れ出すと言う事はあり得る。

ドンキホーテが外国人に大人気とか、ホテルが外国人観光客で一杯とか、これからもし130円、140円と円安になっていくとしたら、更に思いもしない事がもっと色々起こっていくと思う。

海外から日本へと言うインバウンドに着目して、日本の以外な新たな価値再発見というのがこれからの長期的な投資テーマとなろう。

有価証券報告書、事業リスクの読み込み

最近、EDINETで気になる会社の有価証券報告書を見て、中でも「事業リスク」という所だけを集中して見る事にしています。リスクというのは変動ですので上がるリスクも下がるリスクもありますが業績が下がるリスクを記載している会社が多いです。

航空会社、船社はどこも「原油価格の高騰」「為替」をリスクとして挙げている。船社はドル建ての売上が多いそうで、航空会社は機材等の仕入にドル建てPortionがあるようです。陸運も原油価格をリスクとしてあげていますが、記載順番は必ずしも上の方ではない。

ゴム会社は原油価格高騰による原価高をリスクとして挙げています。電力会社も原油価格をリスクとして挙げていますが、仕入に効いてきますので円高・原油安の方が良い事になりますがそうなると電気代も下がるところが微妙です。

この各業界の会社と商品、為替、株価、金利、カントリーリスクなどの相関が分かってきて、原油が上がると株価も上がる会社はどこかとか、そのような相関を100も200も知っておくと投資アイデアが色々出てきて最適な投資先を選べるようになるので、もっと有価証券報告書の「事業リスク」箇所の読み込みを進めていきたいと思います。

ブックマーク更新

本ブログの右上にあるブックマークを更新しました。世界経済のネタ帳、morningstarの為替レート地図、日経平均に影響を与える海外指標などのサイトを加えています。

相場の方ですが、最近のトピックスと言えば原油安に円安ですが、これらが両方ともダイレクトにプラスに働く業種に今後効いてくる業種というのは海運だと思います。船社は船代の売上がドル建てで、燃料費のコストが大きく、なおかつ株価が結構出遅れていますので来年は期待できると思います。他に良さそうな所ですと外国人観光客が増えそうな観光関連でホテルとか。航空会社も良さそうだが、日本の航空会社は機材調達がドル建てだったりしますのでアメリカの航空会社の方が良さそうです。

企業と投資家の望ましい関係構築(伊藤レポート)

経済産業省が出した伊藤レポートは全部で100ページ位あって読むのが大変ですが、これから日本の政府が向かう方向性が纏められており、重要そうなのできちんと読む事にしました。私はこれを読んで思った事は額に汗を流して働く事は尊いのだが、それにも増して真剣に投資をすることが大事と思いました。

ここに書かれている内容を私なりに租借すると、要するに預貯金ばかりしていて長期投資しない資産家にはご退場頂く(クビ)、経営効率を高めない経営者にはご退場頂く(クビ)、成果を出さない社員にはご退場頂く(クビ)、パフォーマンスが低い機関投資家にはご退場頂く(クビ)、株主に対して経営効率、社員に対しては別の言葉を使うと言うダブルスタンダードは許さない(しっかり見張る)という事だと思います。

で、ご退場(クビ)にならない為にはどうしたら良いかという事について、預貯金を最大限投資に回し、投資家と経営者が対話をして、イノベーションを起こしてそのイノベーションを労働生産性向上に結びつける世の中を目指すという事のようです。レポートは投資家と企業と労働者の関わり方に踏み込んだレポートであり、結局こういう世の中を目指す以上、それに逆らっていてはご退場になってしまいますので、そうならないようこれに乗っかるしかないという事だと思います。

最近、右上のリンクにもあるバロンズ拾い読みを読んでいるのですがアメリカ人の資産運用は真剣です。日本人も農耕民族だから投資に合わない等と言われてましたが、そう言って貯金ばかりしていると退場にさせる施策が色々出てくると思いますので、だんだんアメリカのように真剣に資産運用する世の中になっていくのだろうと思います。

バリュー平均法による外貨積立

2015年の投資戦略としてやろうと思っている事の1つに現在500万円程度保有している外貨を2015年末時点で1000万円の持とうと思っています。これを実現する方法は色々ありドルコスト平均法で毎月416666円づつ積み立てると言う方法もありますし、どこかのタイミングで、どーんと500万円買う方法もあります。

私がやろうと思っている方法はバリュー平均法を使った積立で外貨を2015年末に1000万円にしようと思っています。バリュー平均法では目標額ありきで2015年末に1000万円と設定して、そこまでのルート(バリュー経路)を設定します。ここでスワップとか利息を考え出すと面倒なので直線的に1000万円を目指す事にしました。

例えば以下のグラフのバリュー経路では2015年6月1日に7068493円(約706万円)の外貨を持つ事になっています。ですが実際に6月1日に保有している外貨の評価額を算出してみて仮に800万円になっていたらバリュー経路との差額である94万円を売りますし、逆に600万円しかなければ106万円分を買い付けてターゲット額の706万円へ調整する事になります。



良し悪しですが毎月単純に機械的に同じ額を積み立てるドルコスト平均法よりもバリュー平均法の方が相場が上がった時には売りますし、下がった時には多く買うと言う調整が入っているので特に上がったり下がったりする相場では良い成績が出やすいと言われています。

長期円安トレンドに入っていると思われ、今は凄く毎日円安になっていますが、基本的には為替というのは行ったり来たりする物のはずですから、いつまでも円安になり続ける物でもなく、買い時というのはあるはずですからそれを捉えて購入したいと思います。

ドルコスト平均法の方がパフォーマンスが出るのは上がり続ける相場の時で、長期上昇相場ではバリュー平均法は購入する量を減らして調整してしまうので利益が出にくい。下がり続ける相場も然りで長期的なトレンドが円安から円高に転換しているのであればポジションを変えないといけない。

ですから、バリュー平均にしろドルコスト平均にしろ手法にこだわりすぎず、長期円高トレンドに変わる時には柔軟に投資戦略を見直さないといけず、決めたらから買い続ける、みたいな手法にこだわりしすぎるのはあまり良い事ではないので柔軟に考えていきたいと思います。

ボーナスの使い道

明後日はボーナスでまとまった収入があります。これをどうするかという事について、まずはIPOの資金として証券会社へ送金されます。

マネックス証券ではこれからヨシックス、エクストリーム、カヤック、MRTなどのIPOの抽選がありますが買付余力が全然足りないのでボーナスは全て一端マネックス証券へ入金してIPO買付余力にします。

ですがこれでは日本円で持っておく事になってしまいますが、最近、ドル円が1日1円円安になっていますので、これでは毎日ドルに対して1%づつ資産が目減りしてしまっている事になり宜しくありません。FXでレバレッジをかけてボーナスの金額位の外貨を買って行こうと思います。

先週、下がっているのは資源国でロシア、メキシコ、ブラジル、マレーシア、オーストラリアですがこの辺は購入余地があるかもしれませんし、米ドル、中国等も良いと思っています。

今年はボーナスを証券会社へ入金しIPOへどんどん応募して、外貨を購入して終わりにする予定です。来年になったらNISA枠が100万円割り当てられますのでこれを使って外国株か金属資源への投資をして行きたいと思います。

2015年末のポートフォリオ

昨日、新しい運用方針を考えた所だが、外貨が少なすぎるもっと増やさねばと思い、資産の約6割を外貨に目標ポートフォリオを改訂しました。外貨は1000万円程度保有する方向で考えています。現在、約200万円程度の証拠金がありレバレッジは最大5倍ぐらいまで増やしても良いかと思い1000万円が上限としてそこまで目一杯買う事にしました。



兎に角、円を持っているという事が一番リスクであり、円を外貨に買えるという事が必要に思えて仕方がありません。まだ日本は経済大国であり、信用もありますから今の過大に評価されている間に外貨に変えておくというのが将来の資産保全に有効だと思います。

IPOへ応募する為に給料から毎月どんどん証券会社のMRFへ追加資金を投入しながら、FXでレバレッジを拡大しながら外貨投資をして、収入は全て外貨で貰っている位にする。使途のない資金は金・銀・プラチナ・パラジウム等の国内現物保管型ETFにする。

結局、来年やる事は①現金を証券会社のMRFに積み上げてIPOへ応募していく事、②FXで毎月外貨を50万円ぐらいづつ買っていく事、③外国株か金属資源のETFを月に10万円ぐらいづつNISA枠で買っていく事という3つの事です。国内はほとんど目を向けず、兎に角外貨と外国株へ注力していきます。

2015年の投資の方針

2015年の方針が大体固まりました。現状のポートフォリオが左、来年末の目標ポートフォリオが右です。



ポートフォリオは6割を外国の資産へ振り向けていきます。給料は証券会社のMRF口座へ振込投資余力に、FXでレバレッジをかけて外国為替は毎月30万円購入していきます。株が値上りしたら売り、外国株かコモディティを購入していきます。

外貨や外国株の何を買うかという事について、株式市場についてはPERが低い地域のETFや個別株式、外国為替については下落率が一番高い通貨を買う逆ばり方式を基本戦略におきたいと思います。

外貨を毎月買う

非常に単純な作戦なのだが、毎月FXで米ドルを2000、ユーロを1000、中国元を1000機械的に買うと投資額は50万円ぐらい、年間で600万円だが、これぐらいは来年は毎月買い続けても良いのではないか。とにかく円を売れば良いという作戦です。何しろ金融政策で見ると日銀のバランスシートは大きくなり続けています。この方向性が変わらない限りは円安になり続けるしかないと予想します。