外国人から見た日本の価値再発見 | そこねハンターのブログ

外国人から見た日本の価値再発見

一般的には企業の寿命は30年であり、世の中のV時回復のほとんどはリストラや、業態の変化によるものです。業態を変えながら成長を続けるのは良いと思うのですが、一頃の従業員の早期退職やリストラして業績が回復するようなコストカットによるV時回復はインチキだといつも思っていました。

同じ事をやり続けていて「ブイ!」と業績が回復する事は、普通はあまりありませんが、最近普通に「ブイ(V)!」と業績が回復するこれまであまり見なかったV時回復の事例が出て来ています。

田崎真珠という50年以上歴史のある真珠の老舗の会社があり、何年かずっと赤字でしたが、ミャンマーから真珠を仕入れて中国人向けの真珠販売が伸びているそう。空港等でも外国人観光客に売れているそうで、ここに来て出店したパリの店も好調なのだそうです。ついに今期は黒字回復でV時復活してきました。

この場合、全く同じ事を続けて来た訳ではなく、色々工夫や努力もあったと思うのですが、それより何よりも中国の台頭や円安となり製品に割安感が出て来たという為替の外部環境変化が業績の拡大に最も寄与した大きな要因と考えられます。

円安で製造業の輸出が伸びると思いきや、製造業は外国に生産拠点を移してしまっているので円安で仕入れ価格が上がり競争力が逆に下がったりして、実はあまり思ったほど輸出が伸びてこないという事が分かって来ている。

と、なると、円安で業績が伸びるのは、従来型ハイテク製造業などではなくて、以外と30年位日本で国内向けに同じ物を作り続けていた所、それが外国人に価値があり、円安で突然思いもしない所で物が売れ出すと言う事はあり得る。

ドンキホーテが外国人に大人気とか、ホテルが外国人観光客で一杯とか、これからもし130円、140円と円安になっていくとしたら、更に思いもしない事がもっと色々起こっていくと思う。

海外から日本へと言うインバウンドに着目して、日本の以外な新たな価値再発見というのがこれからの長期的な投資テーマとなろう。