そこねハンターのブログ -63ページ目

ポイントの多重取りについて

昨日、新宿のインデックス投資交流会の新宿総会に参加してきました。私は自分の資産利回り(利回り?)向上の一環として、2014年4月に消費税が5%から8%に増税されて以降、ポイント取得による消費効率改善について研究して来ましたが、今回少しお時間を頂いてこちらの場で研究成果を発表をさせて頂きました。このテーマに関し過去の記事はこちらのリンクを辿るとこの記事を含む過去の記事一覧がスレッドになりますのでご参照ください。

売り手が発行するポイントというのは言わば販売経費の一環ですから、ポイント込みでその価格な訳でして、ポイントを取得して、果たしてお得なのかどうか?実は損しているのではないか?ポイント・お得とは一体何なのか?というのも突き詰めて考えると良く分からなくなってきて本質を見失いそうになりますが、この点について少々私の意見を述べさせて頂きます。

インターネットの普及により売り手は営業を雇わなくてもポイントを発行すれば勝手に集客できる世の中になってきましたので、売り手にとっては人件費削減になっており、鉄道は電子マネーにより改札業務がロボットに代わり効率化され、共通ポイント等は消費傾向をビッグデータで解析しマーケティングへ活用するという売り手のメリットもあり、市場が効率化される過程でそのメリットの一部が買い手にポイントとして還元されていると考えられます。

問題は真に買い手の事を考えた仕組みになっておらず、ポイントが群雄割拠で乱立していて、あのポイントはこちらの店では使えない等と言った現在の複雑怪奇で非効率な市場は消費者に取って全くメリットがなく、今後、各ポイント間の提携や統一等の再編により、より効率的に是正されていくべきものです。しかし、逆に言えば、買い手側としては今は、市場にまだ非効率さが残っている故に付け入る余地もあると思っています。

売り手が群雄割拠の状態である非効率な市場に対して、買い手がまずすべき事は、複雑怪奇な市場の全体像を理解しようと試みる事、次に全ての売り手に対して「興味(Strong Interest)と購買力(Buying Power)を示す」という事であります。購買力、信用力、資金力、興味を売り手に示し、買うかもしれないという期待感を売り手に持たせる事により、売り手は資料を送って説明してくれたり、ポイントを付与したり、試供品のお試しサンプルをくれたりします。

「私はアナタの会社の製品、サービスに興味ありますが、それに先立ち、アナタはどんなサービスしてくれるのでしょうか?」と売り手に迫る事になります。これにより時にはお金を払ってモノを買うという本来の消費行為をしなくても、目的が達成できて更にお得になってしまう状況に陥る事があります。ですので、非常に独りよがりで自分勝手な意見かもしれませんが、私にとってのお得の本質というのは「Strong Interest / Buying Powerを売り手に示してサービスを受ける事、そのサービスを最大化する事」に他なりません。

組み入れ銘柄上位

組み入れ上位銘柄はウィルグループを売却したためアドヴァンが繰り上がった以外、銘柄の顔ぶれは変わっていませんが以下の通りになっています。マンダラケとユナイテッド海運が値上りのため順位が上昇し株価横ばいのコシダカホールディングスやハイレックスを抜いてきました。

TASAKI
マンダラケ
ユナイテッド海運
コシダカホールディングス
ハイレックス
小松ウォール
東海汽船
ニチリン
M2J
アドヴァン

繰り上がったアドヴァンですが長期保有しており欧州から製品輸入しているという事で円安で厳しいのではないかと心配していたのですがシェアが低い事が奏功し、成長でカバーして好業績という事のようです。ギリシャ問題のユーロ安円高があればプラスに働くのか?注視したいです。ウィルグループを売却した代わりに4971メックを購入しました。3点チャージで買いシグナルが出ていたので。

原油安は40ドル代に突入して、これも2009年のように長引けば、空運だけでなく海運やゴムも、そしてもしかしたら陸運や他の産業にも原油安の恩恵が広がっていくかもしれないと思っています。ただ原油安はいつまでも続くとは思えず原油価格が急騰すれば株価も乱高下しないとも限らず難しい所です。

コシダカホールディングスや東海汽船のような銘柄も注目されて欲しいです。

コツコツキャッシュフロー改善

年末年始のお休みも本日でおしまいです。年末年始は相場もお休みですので、以下のキャッシュフロー改善を実行に移すべく作業しました。細かな積み重ねで4万円位のキャッシュフロー改善効果あり。

①CFD口座開設
CFDの口座開設を進めています。原油を取引してみようと思っていますが、口座開設で1万円のキャッシュバック。

②福袋転売
初売りで福袋を購入して来て、中身を転売しています。ジャケットとシャツを残して購入金額が回収できそうです。つまり、ジャケットとシャツを無料で貰った計算に。

③切手収集コレクション有効活用
切手収集コレクションを譲り受けましたが、古い一部の希少性がある物を除いてほとんどが額面割れの状態。希少性がある物はコレクションとして保管、他はレターパックに交換していく事にしました。オークションの商品発送等で1万円程度のキャッシュフロー改善効果あり。

④固定資産税の銀行振込を辞める
固定資産税金の銀行振込を辞めてクレジットカードでチャージしたNanaco払いにする事で、数千円得になる。

⑤FX口座おかえりキャンペーン
FXで開設してそのままになっている口座から、再取引すると3000円キャッシュバックできるという手紙が届きました。再取引します。

⑥アプリダウンロードで1000円キャッシュバック
FXの会社でアプリをダウンロードして使うと1000円キャッシュバックだそうで、使ってみます。

⑦スマホに乗り換えで10000円キャッシュバック
これは微妙ですがスマホに乗り換えると10000円キャッシュバックだそうで3月にかけて携帯電話のキャッシュバックキャンペーンに注目していきます。

⑧古本の売却
大掃除で要らない古本をブックオフへ売却しました。880円の収入。

キャッシュフロー計算

2014年のキャッシュフローを振り返り、2015年の改善項目について考えてみました。以下の3つのグラフは私の収入の内訳、収入の使い道、支出の内訳です。



・昨年の収入内訳は、67%が給与、31%が投資収益、2%がその他収入でした。
・収入のうち経費が4%、支出は23%で73%を貯蓄に回しました。
・支出の内訳はクレジットカードが40%、ATMが55%、口座引落・振込が5%でした。

貯蓄性向73%という事で、投資では大して稼いでませんが、とにかくお金を使わず健全財政で資産を積み上げているのが私のキャッシュフローの特徴です。また収入うち30%が投資収益であり、収入の23%が支出ですので、言い換えれば投資収益の範囲内で生活できており、給与収入を全て貯蓄(投資を含む)に回しています。収入の4%を占める経費に就いて2014年は事務仕事でしたので経費が少なかったのですが2015年は少し増えると思います。経費ですので2015年はその分収入が増える事になります。

2015年の改善ポイントですが収入について不動産収入を得たいと思っています。支出の内訳についてはクレジットカードを5割強へ増やしATMや口座引落しを極力減らしていきます。具体的にはクレジットカードからの電子マネーチャージでコンビニなどで支払い、タクシーや日用品は出来るだけクレジットカードからオートチャージしたPASMOを活用します。口座引落しのうち固定資産税はNanaco払いに切り替えるつもりです。

収入の種類を増やして、支出についてはクレジットカードを増やすことで、2ヶ月間支払いを遅らせキャッシュフローを改善し、ポイント還元を受けてお得メリットを享受する事で、2015年はいくらかキャッシュフローが改善するはずだと思っています。左の図で投資収益(31%)から真ん中の図で支出(23%)を差し引き8%ですがこれを10%以上へ拡大していきます。

熱源をガスや灯油へ

新年初の買い物は、クレジットカードのポイントを使って電気毛布を、amazonのポイントを使って石油ファンヒーターを購入しました。昼間の暖房は電気ではなく灯油を使い、深夜電力を使って夜は電気毛布を使いわける事でコストパフォーマンス良く暖かく過ごせると思うのです。

家庭内のエネルギーポートフォリオとでも言いますか、我が家では積極的にガスや石油を取り入れています。昼間、熱を必要とする物はなるべく電気ではなく、ガスや石油を使う事にしており、3年ほど前から炊飯器もガスを使い土鍋にしました。深夜電力を使い弱い熱である電気毛布は電気で良いと思います。

昼間か深夜かにもよりますが、発電所で熱を電気にする時に凡そ50%のエネルギーロスがあります。発電所から家庭へ送電するまでに5%の送電ロスがあり、熱交換器を使い電気を熱にする時に10%のエネルギーロスがあります。ですので電気ストーブや炊飯器など、長時間、電気を熱に変えるような製品は高くつくので、特に昼間はなるべく使わない方が良い。

暖房は石油を使い、炊飯にはガスを使う。他に電気を熱にする物と言うとアイロン・電子レンジ・ドライヤーぐらいですが、これらは比較的使用時間が短いですので大きな問題ではありません。

情報量10倍プロジェクトについて

投資家たるもの、情報を収集して的確に分析をしなければいけません。情報があれば勝てるという訳でもないでしょうが、情報が少なければ勝てる可能性がしないのもまた真なりであります。そこで、2015年は情報量10倍プロジェクトと題し積極的に情報を取得していきます。問題はやみくもに情報を収集してもダメなのでどうするかという点であります。考えた結果、7項目を実践する事にします。

最初の項目に上げたのは大切な事が何か意識し集中的に情報収集するという事。次に買いだけでなく売りでも視点を変えてみて見るという事。私は逆バリが多いですが順バリで波にうまく乗るような視点も試みるという事。メモを取り日々テイクノートする事。人の意見に耳を傾ける事。時間を有効に使えるよう情報ソース・手段を増やす事。

①「意識」を情報に
大局観としてギリシャの総選挙に端を発したユーロ不安が再燃しており1月25日の総選挙結果とユーロ相場の動向を注視。米利上げが観測されるが1月27日、28日と3月17日、18日にはFOMCが予定され3月の時にはイエレン総裁の会見もある。原油価格が下落しており産油国の経済にダメージを与えている。日本では金融緩和の最盛期であり追加緩和もあるかもしれない。これらが大事であるとまず意識し、その前提に立ち能動的な関連情報収集を行う。

②季節イベントに向けた情報収集と個別銘柄の決算発表
3月、6月、9月、12月の年間4回のMajor SQに向けて先物やオプションの売りの検討。株主優待の権利落ちも3月が647社、6月が84社、9月が346社、12月が124社あり、季節イベントで確実に収益を出す為の分析や情報収集を行う。決算発表に敏感になり、組込上位10社の決算発表情報は事前に予測し、EDINETからいち早く入手し、分析を行う。外国株式についても同様。

③世界経済全体の全体感を把握する為の情報収集、テイクノート
各国の為替(ドル・ユーロ・中国元・ロシア・ブラジル・インド)、商品市況(原油・金・銀・パラジウム・プラチナ)、金利(日米欧新興国2年債及び10年債利回り)、株価指標(各国株価指数の平均PER)をモニタリングし、日本の個別株については「経営のリスク」とカントリーリスク・商品市況リスクの相関を意識し有価証券報告書を読み込み、半歩先読みの投資を行っていく。マーケット情報についてはメモを欠かさない。

④逆ばりの買い時、売り時を探るテクニカル分析
25日移動平均乖離率、VIX指数、騰落レシオ、明智式3点チャージ投資法などのサイトを活用した「売られすぎ」の買い時を探るテクニカル分析を行い、買い時と判断される時には機動的に資金を投入していく。逆にMajor SQ前については売り時を探るテクニカル分析を行う。

⑤順ばりの「買い銘柄」を探る情報収集
来年の騰落率上位に入る銘柄を掴むべく、騰落率上位、新高値銘柄、高いパフォーマンスを出している個人投資家のサイト、ツイッターなどを活用した情報収集で来年騰落率で上位に入る株価が暴騰する銘柄を1つでも多く掴み、うまく上昇相場に乗る。

⑥第三者の意見に真摯に耳を傾ける
各証券会社(大和インターネットTV、マネックス証券バロンズレポート・IPOレポート、岡三証券レポート)などを活用した定期的な情報収集、定期的に講演会やセミナーへ参加し有識者の見解についての情報収集、交流会などによる他の投資家の手法に学ぶなどを通じて第3者の良い意見を積極的に投資判断へ取り入れていく。

⑦空き時間を情報に
移動時間、通勤時間、睡眠時間、食事の時間、昼休み、朝昼夜、全ての時間で空き時間である時間を全て情報収集に充てる事が可能な手法を取り入れていく。具体的にはRSSなどを活用して情報を引っ張ってくるような方法もあるし、Podcastなど耳に取り入れる情報、テレビ番組、新聞、など様々な情報収集手段のうち効果的と思われる手法を日常生活にルーチン的に取り入れる。

2015年の目標

2015年の目標を20個立てました。100個目標を考えるというのを一昨年位に行いましたが20個にしました。この方法でたくさん考えると、最後の方にひねり出てくる目標が以外と大事であったりします。

①金融資産は+400万円位を目指す
②不動産保有物件の売却又は賃貸での収入
③不動産賃貸管理学習。特に大家体験を良く聞き、ネットワーク構築
④中国元の買付10万元以上、円高水準での外貨買付
⑤パラジウムや原油など、商品の買付100万円程度
⑥外国株、国内株の底値拾い。PER半分位の激安タイミングを見計らった投資。
⑦読書を50冊位
⑧ふるさと納税の満額での活用
⑨1回の海外旅行(ロシアなど)
⑩3回の国内旅行(山陰の島根鳥取、四国、伊豆7島等)
⑪月1回の家族での豪華外食
⑫キャンペーンお得活用12万円
⑬月間支出を10万円未満に抑える
⑭レポートを365本読む
⑮IPO応募のべ200件位
⑯期待利回り3~5%程度の投資アイデアを10件開発
⑰営業などの名刺を100名程度収集、投資家との交流
⑱国内で登山5回
⑲掃除、ゴミ捨て、料理
⑳禁酒、禁煙

2015年は不動産で収入(賃貸or売却)を得る予定です。原油価格が反転すると思いますので底値で拾って10ドル程度の利益を得たいと思っています。ロシアにも投資していきます。

マーケット情報量10倍を目標に掲げ、情報を積極的に取得するのですが、ツイッターの活用に証券会社のレポートを多数読み込み、資料読み込みに加えセミナー参加や投資家との交流により偏りなく幅広い分野のマーケット情報を収集します。

キャッシュフローの改善ではCFD取引等の口座開設、キャンペーン活用、ふるさと納税額拡大、クーポン券活用などのお得享受により支出を最大限抑える。

レクレーションとして、国内旅行3回、海外旅行1回、家族での外食を月に1回ぐらいする。健康促進として禁酒禁煙に山登り。

掉尾は空振り

円建てで見ると多少日経平均が上がりましたがドル建て日経平均で見ると年間2ドル位下がっております。来年はドル建てで見るともっと厳しい年になりそうな予感がしています。



円高になった時にコツコツ外貨資産を積み上げていく戦略で取り組みたいと思っているのですが、中国元を中心にドル円は115円~118円、ユーロ円は140円~145円位で少しづつ買っていきたいです。

日本貿易の現状

日本の貿易の現状をまとめた以下の本を買いました。凄く情報が詰まっていますが500円と言う非常に安価な価格で販売されています。

日本貿易の現状 Foreign Trade 2014/日本貿易会

¥500
Amazon.co.jp

貿易の概況を頭に入れておく事は株式投資に役立つに違いありません。ある国の為替が下がればその国から商品を仕入れている会社の業績が良くなりますし、ある国の為替が上がればその国へ商品を輸出している会社の販売量が増える可能性もあります。日本の事情ではなく、海外市況の変化が本邦経済にどのような影響を与えるか考えていきたいと思います。



組入上位銘柄

少し銘柄を入れ替えまして組み入れ上位銘柄は以下の通りになっています。

TASAKI
コシダカホールディングス
マンダラケ
ハイレックス
ユナイテッド海運
小松ウォール
東海汽船
ニチリン
M2J
ウイルグループ
アドヴァン

新たに組み込んだ東海汽船・M2Jについて、、、

東海汽船は伊豆7島へのフェリーを独占的に運営している会社であり、島民のライフラインとなっているそうで生活必需系であり、その点では比較的ディフェンシブな銘柄と考えられます。ディフェンシブでありながら原油価格下落は追い風で、自分が株主優待を使って伊豆7島へ行ってみたいという事もあり優待が魅力的、また昨今の急速な円安の進行により海外旅行から国内旅行への回帰現象が起こり、国内外の伊豆7島への観光客が増えるのではないかと思い、そんなオフェンシブな気持ちも持ちつつ、オフェンシブ・ディフェンシブなミッドフィルダー的(?)なイメージで購入しました。突然サッカーの喩えになり意味が分からないコメントで申し訳ありませんが、株価水準を考えても比較的底堅く、業績が上昇すれば上値余地の方が大きいのではないかと思います。今、ちょうど12月の権利落ちで株価が大きく落ち込んだ所です。

M2JはFXの会社。