リンダ!西小泉駅 東武完乗への旅27 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

今日は西小泉駅にやってきました。
ワタシのつたない美意識をくすぐるこのホーム支柱。
もうとても大手私鉄の駅とは思えない光景です。
 
この駅、支線の末端駅にしてはメチャ立派な気がします。
よく見ると、左側にもホームがあった痕跡があります。
 
ほらほら、あるでしょ?
 
そして駅名標。あら???めちゃ多言語表記。
実は、西小泉駅がある大泉町は、ブラジル(ポルトガル語)やペルー(スペイン語)の日系人をはじめとする外国人を積極的に雇用していて、そのため駅名標もこんな表記になっています。
外国人比率は全人口の20%近くといいますからかなりの高率です。
 
ところで、大泉町に西小泉駅があるわけですが、大泉と小泉という親子集落という訳ではありません。
 
元々小泉町と大川村というのがあった、その二つの自治体が合併したので、おそらく1文字ずつを取って「大泉」としたのでしょう。
 
群馬県の中の町では、この大泉町のある邑楽(おうら)郡は、大きな工場があったり豊かな町のようです。
 
「鶴舞う形の群馬県」と言われる群馬県のなかでちょうど鶴のクチバシのあたりにあるため、県庁所在地の前橋市や高崎市などの大きな町には遠い変わりに、東京や埼玉県には意外と近かったりします。
そんなところは、ほかの群馬県の自治体とは人の交流が違うのかもしれないですね。
 
さて、お話を西小泉駅に戻して、終着駅ですから末端部をみてみましょう。
おや、末端はあるのですが、廃止されたホームの先は、まだ奥に続いているような気がします。
これは駅前に出て確認してみたいですね。
 
ということで出口へ、ここも多言語表記。
 
改札口にお客さんが…
この方々のほか駅で見かけた人は全員外国人、なんか20%以上じゃないの?って思えてしまいますが、外国の方は運転免許や車を持っている方が少なくて、鉄道利用者は相対的に多いということなんでしょうか?
 
では、駅舎。
リンダ!(美しい)
なんとなく東武の駅舎じゃないみたいブラジルっぽい?そんか感じの駅舎ですね。
 
いろんな国の人たちが共生できる街を目指しているのか、良いデザインの駅舎だと思います。
 
対照的に駅前は昭和の日本の香りがプンプンします。
昔はどこにでもあった自転車預かり所、今は営業してないのでしょうか?
 
では構内から気になっていた廃ホームの末端部へ
おっ!線路は、この先もずっと続いている…というか続いていたんですね。
 
オウチに帰って調べたら、昭和14〜51年までの間、この先仙石河岸駅というところまで貨物線があったんだそうです。
駅の跡は現在サッカー場などに変わっていますが、廃線跡は緑道となっていて痕跡を残しています。
 
この仙石河岸駅は利根川の手前にあるのですが、その利根川の土手には橋脚の一部が残っている箇所があり、それが、未成線となった熊谷までの東武の計画線の跡なのだそうです。
 
う〜ん、急ぐ旅でなければ、そこまで足を伸ばしてみたいのですが、ちょっと歩いて行くのは無理だったでしょうね。
 
さて、ここから館林駅に戻って小泉線の完乗を目指すことにしましょうか。

乗り潰し率
68.753%

68.770%

 

 今日も1駅分だけ進みます。
 

  
 東武完乗への旅