午前中はネット検索の方法についての受講がありました。
午後はカルチャーセンター土曜日の教室の初講座でした。
Excel（エクセル）で日付を入力すると、1日や2日の様な一桁の日と、10日や20日の様な二桁の日付が混在すると「月日」の表示位置が揃わなくて見栄えが悪いので、何とか「月日」が一桁の時に日付の先頭を揃えたい」とのご相談がありました。
これは一見、「1日」や「2日」の前にスペースを入れたら良さそう思えますが、Excel（エクセル）の日付は、実際には「1/1」の様に入力します。
すると書式設定により例えば次の様になります。
なので、無理矢理にスペースを入れて、「1/ 1」の様にしても結果は同じです。
では、どうすればいいかですが、ズバリ！書式を変更すればいいのです。
方法
一桁の日付が入力されたセルを右クリックします。
「セルの書式の設定」をクリックします。
「セルの書式設定のダイヤログボックスが開きます。
「表示形式」タブが開いていることを確認ます。 「分類」から「日付」をクリックします。 表示したい形式を選択します。
「分類」から「ユーザー定義」をクリックします。 「種類」のテキストボックスに現在設定されている日付の形式が表示されています。今回は「m"月"d"日";@」の様になっていると思います。
空白を入れたい場所(「月」や「日」の前)に「_*」（アンダースコア アスタリスク）と追加します。「月」や「日」は実際に漢字で書かれた物ではなく、
「m」が→「月」
「d」が→「日」
を表していますので、「日」の前にスペースを入れるなら「ｄ」の前に入れて、
「m"月"_*d"日";@」
の様になります。
「OK」ボタンをクリックします。
「日」の前にスペースが入りました。
この要領で、「月日」が一桁の物の書式を変更します。勿論、該当する物を選択しておいて、一括で変更してもいいです。
これで、桁が揃って見栄えが良くなりました。
日付の形式は次の様になっています。
「 m 」
「月」を1桁で表示する。「 mm 」
「月」を2桁で表示する。「 d 」
「日」を1桁で表示する。「 dd 」
「日」を2桁で表示する。そこで、一桁の「日」の前にスペースを入れるのではなく、「0」ゼロを付加して二桁表示で「1月01日」の様にすることも可能です。
その場合は、
「m"月"dd"日";@」
の様にします。
また、書式を、「[$-411]ggg_*e"年"_*m"月"_*d"日";@」
の様にするとこんな感じになります。
