さっぶいですね~~。ブタ 

今から思うとトンデモねぇっ!(^0^;Aなんですが、
幼稚園の頃、冬に屋外で「乾布摩擦」がお約束でした。


(NAVERまとめより拝借。
 そのおかげか、
 幼稚園の頃は風邪とは無縁でしたけどね。*drop*


でも、今日の「表面を鍛える」はこれじゃありません。(^_^;)



今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!







発達障がいの子どもたちの支援をしたことがある
知人がこんなことを言ってました。

「表面(大脳皮質)ばっかり鍛えても
 仕方がないと思うんやけど・・・」。



発達障がいにはいろいろあって、
それぞれ苦手とするものも多様。



その苦手なことをフツーにできるようにするため、
学習訓練や運動機能訓練が奨励されるのだそうです。



脳科学者ではないので詳しいことは知りませんが、
そういう思考や記憶や推理、或いは運動を担うのは
大脳皮質というところ。

高次機能を司ると言われる脳の表面を覆う部位です。

読んで字の如く、皮の部分。
スイカの皮みたいなところですね。







「医学の知識があるわけじゃないけど、見ていて、
 なんか彼らが抱える困難とか不便って、
 そんな表面的なことで解決できると思えなかった」。


あれができないからこの訓練を、
それが苦手だからこの運動を、って




「できないこと」、「苦手なこと」だけを見て、
じゃあそれができるようになったらいいじゃん、

できるようにするために訓練しようよ、って
なんか違うような気がした、と彼女は言います。




「彼らを困難にしているのは、
 もっと(脳の)深くの、
 人間が人間であること、“生きる”に関わる部分にある
 ような気がして仕方がないの」


現場で現実を見ていて、
子どもたちの顔というか雰囲気から醸される
「なんか違うねん」な空気を感じ取ったんでしょうか。


そう思い続けていたある日、
脳を専門に診る先生から、
彼女の懸念に近いことを聞かされたそうです。




××ができないからって、
まるでジグソーパズルを埋めるみたいに、




「ただそれができるようになればいい」って
考えるのは“対症療法”。



そこにのみ固執すると、おかしな結果になることもある。



例えば、花粉症で鼻水を止める薬を飲んだら、
やたら喉が渇くとか、眠くなるとか。



或いは、処方薬にきつい成分が入っているので、
併せて胃(を守る)薬も入っているとか。





彼女はもっと根本のところで、
なぜその子がそうするのか、を見つめて、

その理由/原因にあった対応をしてあげなきゃ、
って言いたかったんだと思います。






よく考えると、それって、
人間だけでなく、企業にもあてはまりますよね。



売れ残りが多い、じゃあ、納品数を少なくすればいい。

人が辞めていく、じゃあ、採用すればいい。

仕掛品や在庫が滞留している、
じゃあ、一掃セールをすればいい。



一応、“目の前の問題”はなくなるでしょう。


でもそれは一時的な効果。

急な来客で、とりあえず散らかってたものを
押入れに突っ込んだ・・・みたいな。(^_^;)


来客が帰り、荷物を押入れからひっぱり出せば、
また同じことです。部屋は散らかります。






なぜ売れ残って返品されるのか?

なぜ人が定着しないのか?

なぜ仕掛品がずーっと倉庫に眠るのか?






その根本的なこと=表面に見える奥のことに
焦点を当てなければ、また同じことが起こります。





散らかった荷物を押入れに突っ込んで終わりじゃない
って分かってるのに、ついそうしちゃうのは、

とりあえず目の前の売上、とりあえず利益、
とりあえず××・・・と同じです。






表面に見える課題に取り組むと同時に、

●いったいそれはどこからきてるのか?

●なぜそれがそうなるのか?


という深い部分=本当の原因を見ようとすることが大切です。




もちろん、こんなことは耳タコで、
「あんたに言われたないわ!」やと思います。(-_-#)

「それでもできへんから苦しんでるやないか。
 そこ分かってちょーだい!」って。



ただ、「できへん」「分からへん」では、
いつまで経っても同じです。



まずは、困りごとが起こったら、
「なぜ?」、「どっから?」って
ちょっと考える癖をつける。


こんな“驚くほどちょっとしたことから”始めてみる。


そのちょっとしたことが、やがて
雪玉を転がすように、大きな変化になっていきます。






まずはちょっとだけやってみる。
これです、これっ。
おー




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