PANTALAクリームのお話⑩ 風雲児その3 | pantalaのブログ

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100%オーガニック・完全無添加のPANTALAクリームを販売しています。余計なものが一切含まれていない安心・安全な製品は自分のためであり次世代のため。五感を整えるのは第2の脳と言われる肌から。

これまでのお話はこちらから

お話①   ④-1 ④-2 

     ⑩-1 ⑩-2

 

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※なんと無駄に3部作です。

結局、風雲児のアドバイスで
工場取引のある
厳格なオーガニック原料を
使おうということになった。

メールの返信は相変わらず遅かったが
旦那さんから

「僕のアドレス、
試しにC.C.で入れてみな」

と言われてやったら初めて30分以内に
大層ご丁寧なメールが来て

鼻白んだりしてたw

そんな感じで進んでいたが
事業計画書の作成中の担当の先生から

「まだ契約前ですが。。。
この会社との事実上のやり取りがない状態なので
念のため秘密保持契約やら
今後契約を結びますよの一筆でも良いから、
先方には【融資をいただく条件】
になるので書いてもらえますか?って
聞いてみてください。」

と言われた。

もともと、契約大事!とか言ってたので
普通に出してくれると思ってたら

「そんなの融資に必要だなんて
聞いたことがありません!
こっちは弁護士ついてるんです!」

と何故か逆ギレしてガッチガチの
争う気満々ですか?みたいな弁護士作成の

書類を送ってきた。 

 

要約すると

≪なんかあったら責任は全部そっちだからね!

文句があるなら法廷で!≫

 

という文です。

完全無欠のマウンティング、

これから仲良く仕事しましょうねって文章では、ない。

 

業務提携セミナーで聞いていた

「弁護士の作るけんか腰みたいな

契約書ってこれかあ…」

と文面を見ながら、

東スポに載ってる幻のツチノコを見たような気持ちで

ちょっと感動爆  笑キラキラ

 

計画書を指導してくださった先生は

「こんなに凄いのは…」

ってドン引きしてたけどw

 

 

 

だがしかし、

はて・・・?これはどうしたものだろうか?

改めて思い返してみると、
ご本人が会社を興すまで苦労したとか言う割に

工場からのサンプルをいつも

無造作にテーブルに放るような

商品愛のない渡し方や
私の事業計画書の指定フォーマットを

ダサいとゲラゲラ嘲笑ったり
工場の人をその場にいないからって

自分の手駒のような言い方したり


一緒に仕事したい人かな?
と思うと、私には無理だな。。。
と感じてた。

そんな矢先、ほかのOEM先候補が
見つかったので
お互いフェイドアウトに近い形で
連絡しなくなった。

もちろん、紹介してくれた人には
事の次第を正直に伝えた。

風雲児の態度は
素人の私にだけじゃなくて
よく「やらかす」らしいことを
その時知った。

無添加モノに一途なのは確かで
ゴリ押しが得意な人らしく

むしろ、そのごり押し具合が

そういうの苦手そうなPANTALAと組めば
「商品化実現しやすいのでは?」
と思って紹介してくださったらしいが
経緯を聞いて
(想像できるわ。。)と
なぜか謝ってくれたあせる

仲介者との話し合いで互いに納得したのは

・ロゴや商標登録も請合います。
        →すでにやってます。

・契約書の相談受けます。
        →すでに頼りになる人います。

・賞を取ったので地元でビジコン用アドバイスしてますから、あなたにも。
        →地元融資で担当の先生います。

と、彼にとってのプラスαの旨みが私になくて、
プロデューサーとしての風雲児のモチベーションが

だだ下がったんだろう事。

まぁ、単純に人として相性の悪さや
タイミング、色々あったんじゃないかと
推察しあった。

 

そこはご夫婦の会社だったから

奥様にもお会いしたんだけど

二人から

「あなたみたいな世間知らずな人が奥さんだと

ほんと、旦那さん大変だろーねー」と

笑われたんだ。

この人たちとは仕事するの無理だなって思ったのは

今思えばその一言だった。

そして、嫌味でもなんでもなく、
ある程度業界ではなぁなぁになってたり
慣習になってるとこをわざわざ突いてくる
小賢しい素人との仕事って、
本当に骨折れて、風雲児は
大変だったろうと思う。

 

他の会社でも

「え?!これ、瓶を選んだり

全部自分一人でやってきたの?ポーン

素人さんにここまでやられちゃ困るんだよなあ・・・・」

ってぼそっと言われたことは、何回かある。

小賢しいってそういうことなんだろう。

 


※この容器楕円形が美しくて大好きだったけど

クリームが隅に残りやすく使いづらいとのフィードバックで

今の丸くて使いやすい形になったのです。



OEM専門行政書士の先生の
「対話が出来るよう、

ずっと勉強する姿勢でいてください」
という言葉が色んな意味で胸に沁みた。

 



因みに、

「自分の名前を出したら

この業界の人間はだいたい

すごいねって態度変えるから

霞が関では特に」

と何度も言い含められたので

毎回他社さんや某省の人に

風雲児の名前を出してみたけれど


「うーん、知らないけど。。。その説明だと
企画屋さんだね!ニコニコ

くらいの反応で全く誰ひとり、
知らなかった事をここに記す。

 

知られてないのが悪いとか言ってるんじゃない。

ただ、実証してなるほどな、と思っただけです。

もちろん風雲児のお陰で
学んだことは沢山あった。

 


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小学四年生の頃、
転任してきた美術(専門)の熟練の先生が
市内ではコンクールの請負人
と呼ばれてた。

 

描いた絵に

「良いじゃないか!🤩」

そう言って目をつけられた
私を含めた数人の絵を

「見て、これ!ここ!!
こうすりゃコンクールでメダルだよ!」

と言って、持っていた筆を

奪い取って断りもなく
チャチャッと描きかえた。
直したのは一部なのに、

全員同じテイストの絵になった。

そして、その言葉通り
私たちは全員市内のコンクールで
金賞を取り
体育館で校長先生に
メダル🏅かけてもらった。

子どもながらに

その忖度の結果を嬉しいとも思わなかったし
あの日以来、私は自らが望む形では、
絵を描いたことがない。

そんな事は
すっかり忘れてたけど。。。

風雲児の言う通り、

黙ってレールに乗っていれば
(マージン高かっただろうけど)
製品化はかなり早かったかもしれない。

でも、あのメダルの時みたいに
私の中の何かを失くさずに
良かった、と思ってる。

それを失ったら
今まで、自家製のクリームを気に入って

買ってくれてた人は
そう言う事を敏感に察知して
誰も買ってくれなくなるだろう、
そう思うからだ。

製品化のために動いてるんじゃないんだ。
理想を叶えるために頑張ってんだ。


その後のOEM先との
打ち合わせではなるべく
がめつく聞こえないw
リクエストの仕方や受け止める力、 

作ってくださる方へのリスペクトを

きちんと言葉で伝える努力を、

出来ているか自信はないけど

していこうと今も心掛けている。

 

 

業界の人が「いやだ!!」って思う

とんでもなく面倒くさいものを

毎回丁寧に作ってくださっているのだからキラキラ



(長かった、
風雲児は終わりだよ!爆  笑

続く

 

 

 

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