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イギリス南西部を走る鉄道、GWR鉄道（Great Western Railway）
この鉄道会社、かなりサイクリング推しな感じでした
このブログ記事では、主にGWR鉄道での輪行とレンタサイクル、そして英国政府のサイクリング推進についてまとめます。
輪行について
ロンドン・パディントン駅のポスター。特急で輪行するときは予約するように書いてある。
ローカル線の車内には、自転車を固定する場所もあり
写真めっちゃピンボケですんません
自転車を載せられる車両には表示があります。
GWR鉄道のウェブサイトを見ると、
- インターシティ（特急列車）への自転車の乗せ方
- ロンドン及びテムズバレー地域のローカル列車への自転車の乗せ方
- 西部のローカル列車への自転車の乗せ方
を解説していて、各々について
- 事前予約方法
- 自転車スペースがある車両の案内
- 自転車を載せられない時間（ラッシュアワー）
などについて説明しています。
2023年5月現在、
- インターシティは、予約をした上で自転車スペースに載せる
- ロンドン近郊ローカル線は、予約不要だけどラッシュアワーは×
- 西部のローカル線は、予約可能（予約していない場合は先着順）＆自転車スペースあり
といった案内が掲載されています。
ロンドン地下鉄も、自転車の持ち込みについて時間を定めていますね。
ロンドン地下鉄の混雑（画像出典）BBC
もともとイギリス・欧州の鉄道は、畳まないで自転車を載せることができましたが、ロンドンと地方では事情が異なりますし、乗客と自転車のバランスを取るために、ルールを定めているようです。
レンタサイクルが充実
GWR鉄道は沿線のレンタサイクルも紹介しています。
Bainton Bikes
（画像出典）Bainton Bikes
オックスフォード、コッツウォルズなど南イングランドの駅で借りられるサービス。
オックスフォード自転車ガイドツアーなどもあって参加してみたい！
Brompton Bike Hire
全英70ヶ所の駅ロッカーで、24時間5ポンドで折り畳み自転車を借りられるサービス。
憧れのブロンプトンを試乗できるのは魅力！借りたのと別の駅のロッカーで返せるのもいいな～
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Santander Cycles
ロンドンで30分£1.65～で借りられる会員制レンタサイクル。めっちゃ見かけた。
ロンドンの地下鉄は世界一高いから、自転車便利！
イギリスの自転車政策とコロナの影響
イギリスもコロナ禍でサイクリングブームが起きました。
コロナによるロックダウン中に、イギリスの自転車利用は平日100％、休日200％増加したそうです。
サイクリストが、平日は従来の2倍、休日は従来の3倍になったということですよね・・・スゴイ
もともとイギリスは、オランダ・デンマーク・ドイツなどと比べ自転車人口が少ない国だったのですが・・・
2012年のロンドンオリンピックを契機として、当時のキャメロン首相と、ボリス・ジョンソン ロンドン市長が自転車利用促進策に予算を付けたのです。
ボリス・ジョンソン氏は自転車好きとしても知られてますよね。
（画像出典）GQ JAPAN
イギリス政府は2017年にも、「サイクリングとウォーキングの投資戦略（Cycling and walking investment strategy）」という計画を立て、自転車・歩行者道の整備や、サイクリスト教育を進めていきました。
それが、コロナ禍でのソーシャルディスタンス推奨に後押しされ、
2020年に「イングランドにおけるサイクリングとウォーキング計画（Cycling and walking plan for England）」
2022年に「サイクリングとウォーキングの投資戦略 第2弾（The second cycling and walking investment strategy）」
などが打ち出されて、自転車道の整備などがかなり進んだようです。
全国にサイクリングルートが整備されているイギリス。
（画像出典）Adventure Cycling Association
National Railのウェブサイトにも、輪行とレンタサイクルの情報が載っています。
イギリスでのサイクリング、（天気さえよければ）最高！
次回また行く機会があったら、レンタサイクルを活用して楽しみたいです。
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