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◎12/13(土)オランダ自転車旅行の報告会をします。参加者募集中!
11月最初の三連休に、フランスから友人が来たので、宇治の萬福寺で「普茶弁当」を食べてきました![]()
友人が「京都のホテルはどこも満室で取れない!」と嘆いていたので、裏技(でもないか)として「大津駅前か宇治駅前を探すといいよ」とアドバイス。
無事に宇治の宿を確保できたようで![]()
「あまり混まないところへ行きたい~」というリクエストをもらったので、萬福寺へ。そして、以前からいちど食べたいと思ってた菜食料理(普茶料理)も食べることにしました![]()

黄龍閣で普茶弁当をいただく
JR黄檗駅で待ち合わせ、徒歩5分で萬福寺へ。

山門で拝観料500円を払い、普茶料理を予約していると伝えると、黄龍閣への行き方を教えてもらえます。

黄龍閣は大雄宝殿(本堂)の右側、売店の奥にあります。

入口で靴を脱ぎ、受付後、お部屋に案内されます。個室もありますが、私たちは衝立で仕切られた広間でした。
いくつかのコースがありますが、私たちはいちばん手頃な「普茶弁当」3,300円をチョイス

菜単(ツァイタン=献立)を説明しますと...

油茲(ユジ)
一見てんぷらに見えますが、衣自体に味が付いています

雲片(ウンペン)
普茶料理の代表的な一品で、野菜のヘタや断片などを無駄にせず、葛でとじて、雲に見立てています

麻腐(マフ)
胡麻豆腐の元祖

ごはん&瓢箪の柴漬け
ごはんはひょうたん型に盛りつけられ、隣にはひょうたんのしば漬けが。食用ひょうたんを若獲りして漬けたもののようですが、美味しかったです!

笋羹(シュンカン)
野菜のお煮しめや湯葉など。普茶料理の「華」とされます

水果(スイゴ)
デザートはオレンジと茶団子
とても美味しくて、量も程よく、また食べてみたい!と思う味でした![]()

普茶料理とは
普茶料理は、黄檗宗の開祖・隠元禅師が中国福建省から伝えた精進料理で、三百数十年の伝統を受け継いでいます。
「普茶」とは「みんなでお茶を楽しむ」という意味で、萬福寺での行事や法要の際、修行僧たちが四人一卓で菜食を分かち合うところから生まれました。
正式には皿盛りにした料理を皆で分け合って食べるのですが、萬福寺では、1名分ずつ松花堂風のお弁当に詰めた「普茶弁当」をいただくことができます。
萬福寺 普茶料理 公式サイト

令和6年に国宝指定された萬福寺
日本で唯一の中国様式の寺院である萬福寺。
令和6年(2024年)12月9日、大雄宝殿・法堂・天王殿が国宝指定されました!

入口近くにある天王殿は、寛文6年(1666年)に建造 ※昨年撮影

布袋和尚(弥勒菩薩)坐像

四天王像・広目天

四天王像・多聞天

四天王像・持国天

四天王像・増長天

韋駄天像

本堂にあたる大雄宝殿は、寛文8年(1668年)に建造 ※昨年撮影
日本で唯一最大の、チーク材を使用した歴史的建造物です。

本尊の釈迦如来坐像(中尊)。脇侍は摩訶迦葉(まかかしょう)と阿難陀(あなんだ)

両脇の十八羅漢像


木魚の原型・開梆(かいぱん)

大雄宝殿の奥にある法堂は、寛文8年(1668年)に建造
境内は紅葉が始まりかけていました。キレイ!

日中の友好を図る「日中文化芸術祭」
この日、境内では「第4回日中文化芸術祭」が行われていました

中国獅子舞

ファンサすごい
また11月4日が、中国から日本へ「煎茶」を伝えた隠元隆琦禅師の誕生日であることから、「第2回隠元禅師大茶会・禅茶和合」も開催。
景品もゲット!
《萬福寺に関する過去記事》
平等院正門前「とどう庵」で抹茶スイーツ
美味しかった普茶料理。
でも消化がいいので、すぐにお腹が空く![]()
というわけで「宇治でお茶しよう!」と電車で移動したんだけど
さすが三連休、宇治橋商店街の抹茶スイーツ屋さんはどこも満員![]()
こうなったら穴場へ行ってみようと

平等院正門前の甘味処「とどう庵」

好立地の割には席が空いてる...

抹茶とぜんざいのセットをいただきました

平等院正門前

よいお天気に恵まれ、久しぶりに会う友達と、楽しい時間を過ごせた1日でした![]()
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《人気のサイクリング記事》
(訪問日:2025年11月2日)
































































