東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ -73ページ目

母の日のプレゼントに、アンティークはいかが?

5月11日は母の日。


定番のお花も素敵ですが、今年は1点物のアンティークはいかがでしょう。

パンカーダのおすすめ、ご紹介いたします。



*ヴィクトリアンのハンド型クリップ。





本好きな方へは、ページ押さえとしても便利な実用品。



手首のレースあしらいが可憐な英国のアンティークです。






*小さなリキュールグラスはフランスから。



手描きのエナメル絵付けと、きれいなグリーンが印象的。

ナイト・キャップ用におすすめしてみては?





*小さな小さなフォトフレーム。



掌にすっぽり入る大きさでありながら、凝った細工が見事です。



想い出の写真をいれれば、絶対に喜んでくれるはず。

ベルギーからのお品物です。




*ガラスでできたフランスのパウダーケース。



綺麗にアーモンドの花が描かれた、繊細な一品。



大切な小さなものをそっといれて。




*こぶりなロッキングチェア。




座面も低く、華奢なチェアは、小柄な女性にぴったり。
場所もとらず、置いておくだけでも絵になります。
窓辺でゆったりと過ごすひとときを、プレゼントしてみるのはいかがでしょう。



代わる人のいない、あなたの大切な人へ。

出逢えたアンティークが、あなたの想いを雄弁に伝えてくれます。


パンカーダにぜひ、お手伝いさせてください。



by N


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サイト未掲載です。

詳細はお問い合わせください。

TEL:03-5701-7380  11-19時 水曜定休


パンカーダ ライブラリー開設のご案内

パンカーダがご紹介する、アンティークを柱とした様々な特別企画。


「わずか30cmのスペースがあれば、こんなアンティークが置ける!」
「シャーロックホームズはどんな椅子に座っていた?」
「普通のマンション、アンティーク家具を置く前と後でどんな風に変わる?」
「好きな椅子に座って世界旅行に出かけよう!」


・・・などなど、切り口は様々。
どれもが、楽しみながら、アンティークならではの

良さを感じて頂ける企画となっております。


今回、その特別企画を見やすくまとめたライブラリーを開設致しました。




一点物のアンティーク。
もう売約済となってしまっているものも多くございますが、

お問い合わせいただければ、在庫のお品物から出来るだけ

お客様のイメージに近いものをお見立て致します。



パンカーダ・ライブラリーはこちら からどうぞ。




どうぞごゆっくりご覧ください。


by N

ミュージックチェア(Music chair)とは

ミュージックチェアとは、楽器を演奏するときに使用する椅子のこと。



ヴィクトリア時代、ピアノを自宅に置くことは中産階級のステータスでした。


中産階級でも余裕のあるクラス、そしてもちろんその上のクラスの

邸宅のドローイングルームには必ずと言っていいほどピアノがあったといわれます。




楽器の代表格はピアノでしたが、他にもハープやヴァイオリンなどが好まれました。




ただ、どれも「そこそこ上手い」ことが大切で、それで生活できるプロのようにまで

上達することは、かえって品がないこととされたようです。


食後のひとときやゲストのおもてなしの時に、音楽を奏でたり、歌を歌うことは
当時としてはこの上ない娯楽だったことでしょう。




座って演奏する楽器には、このように座面が上下するスツールや、

座面のなかに楽譜などが収納できるものが重宝されました。






ただ一方で、演奏していない時でも「そこに楽器と共に置いておくだけで

絵になる」ような美しいチェアが好まれた側面もあったようです。




例えば、やや座面の高さが高く、

背中にハープのモチーフが組み込まれたこんな チェア。




きっとハープと共に置かれ、ドローイングルームの中で

輝きをはなっていたに違いありません。




機能面から始まり、やがては更なる美しさを加えられて

完成していった家具の一例といえるでしょう。


by N


昭和の夢をみるカトラリーセット

パンカーダにある、オークの箱に入った一揃いのデザートナイフ&フォーク。




マザーオブパールの持ち手に、

英国の刻印が押されたシルバーが煌めく美しいセット。

その箱に象嵌されたブラスのシールドには

恐らく発注者であろう人の名前が刻まれています。




「TSUNAYA IWASAKI」。




そう、きっとこれは「いわさき つなや」氏のオーダー品なのです。


シルバー本体に刻まれたホールマークを読み解けば、
1927年にシェフィールドのアセイ・オフィスで認可を受けた

銀製品であることがわかります。


製造メーカーは1806年創業の老舗、JAMES DIXON & SONS。





1927年と言えば、昭和2年。関東大震災の前年。
日本人の観光目的による海外旅行の自由化は1964年。
それ以前は、業務渡航や留学・移住などの目的を持った人にしか

パスポートは発行されませんでした。


それより遙か前の1927年に英国でシルバーをオーダーできる人は、

本当に特別な人だったに違いありません。


おそらくこの「IWASAKI」は三菱財閥を創業した

岩崎弥太郎氏の一族なのではないでしょうか。


そして、家系図を調べてみると、「つなや」氏は見つけることが

出来ませんでしたが、「つねや」氏が弥太郎氏の孫として

存在していることがわかりました。


岩崎恒弥氏は、岩崎弥太郎の子供、岩崎久弥氏の三男。

元東京海上火災保険の常務を務めていたそうです。




彼の生年月日ははっきりしませんが、彼のこんな足跡をみつけました。


銀座の老舗オーセンティックバー「Bordeaux(ボルドー)」。




昭和2年(1927年)創業の、銀座はもちろん日本最古といわれる

このバーは、かつては会員制で、犬養毅、山本五十六なども常連であったとか。


このバーに、岩崎恒也氏も通ったといわれています。

きっと恒弥氏が好んだであろう、英国風インテリアのバーは現在も営業中。



バーに通える年齢であるならば、きっと英国に渡航することも可能。

そしてましてや三菱財閥の一員。


そう、きっとこのカトラリーセットは、岩崎弥太郎氏の孫、岩崎恒弥氏のオーダー品。


ただ、日本人の名前に慣れない製造メーカーが手違いで

「TSUNAYA」としてしまったために、本人の手には渡らずマーケットに流れてきたもの・・・。


以上のことは想像の域をでませんが、品物のクオリティの高さ、

歴史的な符号からみるに十分確度の高いことと思っております。







アンティークならではの物語、いかがでしたでしょうか?


ひと品づつに異なるアンティークの物語があります。
是非、貴方だけの物語を手に入れてください。


by N



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サイト未掲載品です。
詳細はお問い合わせください。



ふたつのパンカーダ、回ってみませんか?

今年は飛び石連休なので、近場でのんびり過ごされる方が多いとか。




一年で一番気持ちがいいこの季節、おうちの中ばかりにいるのはもったいない!




・・・ということで、パンカーダ自由が丘から、


パンカーダ田園調布までのちょっと長いお散歩はいかがでしょうか?




パンカーダ自由が丘裏手の緑道から、春のお散歩のスタートです!









お散歩といえども、ただ歩くだけではちょっと退屈。

寄り道しながら楽しみたいものです。




・・・ということで、始めの目標地点は奥沢の美味しいパン屋さん、クピド。









洒落たショップデザインと、


こだわりのパンに思わず歓声をあげてしまいそうな店内。




でもここでは、小さめの物を一つ買って、ちょっとお行儀悪く食べ歩きしてください。


我慢できない方は、イートインスペースでちょっとつまみ食いもOK。




自由通りに出て、南に下り、雪谷大塚を目指します。




途中の東玉川には、住宅街の中に東玉川神社がひっそりと。

約400年前の建物である社殿がみどころ。











さらに自由通りを南下していくと、中原街道にでるまえに

かわいいケーキ屋さん、シュクレリーナードがあります。











ここでは、お土産の焼き菓子を手に入れるのがおすすめ。











中原街道を渡って右に行くと、「ビストロ雪谷」を発見。










ここでそろそろランチはいかがでしょうか。













ビストロ雪谷をでて、環八にでるまえに左折。

裏道をのんびり進んでいけば、御嶽神社に到達できます。











東急池上線 御嶽山(おんたけさん)駅すぐそばにある御嶽神社。

天文4年(1535年)が創祀といわれる歴史ある神社です。

ちょうど英国はヘンリー8世の時代ですね。














意外と広い境内の中は、延命地蔵や大鳥神社もあってちょっとした散策に最適。

5月19日(日)には、五月祭がおこなわれる予定です。




御嶽神社からはパンカーダ田園調布は650m、徒歩約8分で到着です。


環八沿いにあるユニオンジャックを目印に。











約4.2kmの道のり、どうぞ試してみてください。


大きな地図で見る

ご来店、お待ちしております。







by N




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■ご紹介スポット■

*お店の営業時間などは各店舗にお問い合わせください。






■奥沢の美味しいパン屋さん ブーランジュリー クピド

TEL:03-5499-1839

〒158-0083世田谷区奥沢3-45-2

http://www.cupido.jp/




■東玉川神社

〒158-0084世田谷区東玉川1-32-9

http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/12_setagaya/12015.html




■雪谷大塚の可愛いケーキ屋さん シュクレリーナード

TEL:03-6425-8914

〒145-0067大田区雪谷大塚町19-6

http://sucreriesnerd.com/




■雪谷大塚のビストロ ビストロ雪谷

〒145-0066大田区南雪谷2-19-3

TEL:03-6421-8532

http://bistroyukigaya.wix.com/french




■御嶽(おんたけ)神社

〒145-0073大田区北嶺町37-20

http://mineno-ontake.com/index.html






ボン・シック Vol.9に掲載されました。


主婦の友社から発行されている「ボンシック」。


アンティーク・ファンなら心待ちにしている雑誌なのではないでしょうか。


美しい紙面と、アンティークを活かしたインテリアの愉しみ方が

いっぱい詰まった、クオリティの高いインテリア・マガジンです。




そのボンシック Vol.9 にパンカーダが掲載されましたので

お知らせいたします。


中ほどにサロンスィートをメインにしたパンカーダのページが。



加えて、インフォメーションページには、

パンカーダ田園調布のオープンが取り上げられました。



4月19日に発売されたばかり。

書店でみかけたら、手に取ってみてください。


もちろん、ネットで指名買いしていただいても、

手に入れてずっととっておく価値のある1冊です。



by N



スパニッシュ・フット(Spanish foot)とは

スパニッシュ・フットとは、家具の脚先の

スクロールされたデザインのひとつ。









基本はフーフ・フットに近く、リアルなフーフ・フットよりは

やや抽象的にデフォルメされた脚先のことを言います。

タテに筋が幾重か入っているのも特徴のひとつ。


もともとは1600年代にポルトガルで生まれ、

英国に広まったのは17世紀半ば過ぎと言われています。



「なぜポルトガルなのにスパニッシュ・フット?」


・・・と思われる方も多いと思いますが、

それは当時のポルトガルのお国事情が関係しています。


1580年にスペイン王フェリペ2世がポルトガル王となり、

事実上ポルトガルはスペインの支配下に置かれました。




この結果多くの植民地を失い衰退しましたが、1640年には独立を回復。
その後また多くの植民地を手に入れていくこととなります。




こんなことから、この脚先が生まれたちょうどその頃は

ポルトガルはスペインに支配されていた・・・ということなのです。




しっかりとした装飾のこの脚先は、

バロックスタイルで特に人気の意匠となり、

ウィリアム&メアリースタイルや、

早い時期のクイーンアンスタイルで見ることができます。


その後、度々リバイバルされ、凝った脚先として長くヨーロッパで愛されきました。





西欧列強の覇権争いのはざまで生まれた脚先。
アンティーク家具の醍醐味のひとつです。




パンカーダのスパニッシュフットコレクションも

どうぞお愉しみください。



by N


アンティーク・タイムズ・アーカイヴにバックナンバーが加わりました

アンティークに関する雑学や英国の季節の話題、

パンカーダのニュースなどを詰め込んで発行するアンティーク・タイムズ。




2-3か月に一度発行しているオリジナルの新聞は、

パンカーダのお客様や、ご希望の方に配布しております。





今まで発行したバックナンバーが、アーカイヴとして

webでご覧いただけることはご存知でしょうか?



今回、そのアーカイヴに新たに二号分が加わりました。




アンティーク・タイムズ・アーカイヴはこちら から。



どうぞ、飲み物片手にゆっくりとご覧ください。




by N

サーペンタイン(Serpentine)とは

アンティーク家具の名称のなかで、時々見かける言葉。


「サーペンタイン・キャビネット」
「サーペンタイン・チェスト」・・・




シンプルな円弧ではなく、うねるような曲線を持つものをそう呼びます。




それでは、その「サーペンタイン」とはどんな意味なのでしょうか?


「サーペンタイン:Serpentine」の元の言葉は「Serpent」。
「Serpent」は英語で「ヘビ」。
語源はラテン語の「這うもの」の意味となります。




「serpent」は「snake」の文語的な表現であり、

また、とりわけ大きな蛇のこといいます。



例えば、聖書においてイブに禁断の木の実を食べさせたのは

「serpent」と表現されています。




旧約聖書 創世記 3:1より


3:1 Now the serpent was more subtle than any animal of the field which Yahweh God had made. He said to the woman, "Has God really said, 'You shall not eat of any tree of the garden?'"


3:1さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。




「serpentine」とは「serpent」の形容詞。

「蛇のような(曲がりくねった)」という訳となります。


昔からその特異な形態で、人間からは良い印象を持たれなかった蛇。


旧約聖書でも狡猾な悪賢さでイブに知恵の木の実を食べさせた

悪者として描かれています。


ただ、一方では脱皮してまた大きく、長生きすることから

豊穣と多産と永遠の生命力の象徴でもありました。




アンティーク家具の名前として「サーペンタイン」が良く使用されることは、

その神業とも思われる再生の力を家具に込めようとしたのではないでしょうか。




手間も材も、通常の物に比べて何倍も必要なサーペンタインの意匠。


名前と、そのものに込めた人々の気持ちに思いを馳せてみませんか。



by N





Happy Easter!


今日はイースター(復活祭)。





イースターは毎年日にちが変わります。

それは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という決まりがあるから。


イースターの由来は、以前にもこのブログでご説明しておりますので今日は省いて・・・



イースターのシンボル・タマゴにちなんだ英語のことわざ、
いくつかご紹介します。






You can’t make an omelette without breaking eggs




「卵を割らずにオムレツをつくることはできない」
卵を割るという面倒なことなしではオムレツを作ることはできない

・・・つまり、何事も厄介なことが付き物だという意味。



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Don't put all your eggs in one basket.




「卵をすべて1つのかごに入れるな」
危険を回避するために、リスクを分散するべき、という意味。


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Walking on eggshells


「卵の殻の上を歩く」
非常に用心して歩く、慎重に、用心深く行動する、

薄氷を踏む思いをする、といった意味。


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そして最後に・・・

Which came first, the chicken or the egg?




「卵が先か、鶏が先か?」


どちらなんでしょうね?


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Happy Easter!




by N