パンカーダ・クオリティ ~選ぶ眼・信頼のメンテナンス~
アンティークの家具について、皆さまはどんな風にお考えですか?
「現代の家具と何が違うの?」
「どのようなものを選んでいいのかわからない。」
「古いものなので、すぐに壊れてしまうのでは?」
「特別な手入れが必要なのでは?」
「もし使っていて、汚れたり、壊れたらどうしたらいいの?」
色々な理由で、興味はあるけれども、手に入れることを
ためらっていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
アンティーク家具とひとくちに言っても、物は様々。
元のクオリティ、そしてどのような年月を重ねてきたかが
アンティーク家具のクオリティを決めるのです。
本質を見抜き、一点づつに最適なメンテナンスを施す。
お客様と、家具の声に注意深く耳を傾けながら。
それをきちんと行っていることが、
アンティーク家具を扱う店としての信頼の証であり、
お客様の不安に対する答えであるとパンカーダは考えます。
パンカーダのことを皆様によく知っていただくために、特別企画を設けました。
「パンカーダ・クオリティ ~選ぶ眼・信頼のメンテナンス~」
クオリティの高いアンティークをご紹介し続けるパンカーダならではの、
品物を選ぶ眼、そして信頼のメンテナンスを実例を挙げてご紹介してゆきます。
数あるアンティーク家具のお店のなかで、
パンカーダが選ばれる理由をおわかりいただけることでしょう。
どうぞ以下からご覧ください。
by N
どこにもないけど存在する図書館
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5月の特別企画 「アンティークと本」
パンカーダ・ライブラリー開設にともない、
本にまつわるお話をご紹介しています。
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バベルの図書館ってご存知ですか?
それは、アルゼンチン出身の作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』に
収載された短編小説のタイトル。
そしてそれに登場する架空の図書館のことでもあります。
ホルヘ・ルイス・ボルヘスは1899年にブエノスアイレスに生まれました。
父はイタリア系ユダヤ人の弁護士。祖母はイングランド出身でした。
幻想的な短編集で知られ、そのなかでもバベルの図書館は特に有名。
原題: La biblioteca de Babel 。
少し長くなりますが、以下、要約を記載してみます。
お時間とお気持ちに余裕のある方だけおつきあいください。
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その宇宙(他の者たちがいうところの図書館)は、
真ん中に大きな換気孔があり、
きわめて低い手すりで囲まれた不定数の、おそらく無限数の
六角形の回廊でなり立っている。
どの六角形からも、それこそ際限なく、上の階と下の階が眺められる。
回廊の配置は変化がない。
一辺につき本棚が五段で、計二十段。それが二辺をのぞいたすべてを埋めている。
高さは各階のそれであり、通常の図書館のものをわずかに超えている。
棚のない辺のひとつが狭いホールに通じ、
このホールは最初の回廊やすべての回廊に通じている。
ホールの左右にふたつの小部屋がある。ひとつは立って眠るため、
もうひとつは排泄のためのものである。
螺旋階段が設置されており、それを使って上下の閲覧室に行くことができる。
明かりはランプという名の果実がもたらしている。
司書たちはそこに住み、そこで生涯を終える。死体は換気孔に投げ捨てられる。
彼らのほかに、「捜索係」や「翻訳者」なども存在する。
この物語はその図書館の中で一生を過ごした老司書の述懐という形式で述べられている。
この図書館の本には次のような特徴がある。
全て同じ大きさの本であり、一冊410ページで構成される。
さらにどの本も1ページに40行、1行に80文字という構成である。
また本の大半は意味のない文字の羅列である。
又、題名が内容と一致しないことが殆どである。
全ての本は22文字のアルファベット(小文字)と文字の区切り(空白)、
コンマ、ピリオドの25文字しか使われていない。
同じ本は二冊とない。
それゆえ司書たちはこの図書館は、この25文字で表現可能な
全ての組合せを納めていると考えている。
これまでに書かれたすべての本の翻訳、これから書かれるすべての本の翻訳、
それらの本の落丁・乱丁・誤訳版、および不完全な版を指摘した解説書、
解説書の偽書、解説書の偽書一覧目録(これにも偽書あり)等のすべてを含む。
つまり本作『バベルの図書館』自体がバベルの図書館に所蔵されている。
序章でボルヘスはこの作品自体、既に書かれていたものであるとしている。
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・・・なんとも不思議な図書館。
既に図書館の図面すら起こせないような難解な構造。
ひょっとしたら三次元の世界で生きている私たちには、
考えることさえ無理なのかもしれません。
この完璧な本の無限宇宙には、1脚の椅子さえ追加することを許されませんが、
バベルの図書館へは想像の世界でしか行くことを許されない凡庸な私たちは
せめて座り心地の良い椅子で、ボルヘスを読んでみるのはいかがでしょうか。
おすすめの椅子
、沢山ご用意しております。
by N
大英図書館 ・ブリティッシュ・ライブラリー
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5月の特別企画 「アンティークと本」
パンカーダ・ライブラリー開設にともない、
本にまつわるお話をご紹介しています。
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大英図書館(British Library)、ご存知ですよね。
いかにも歴史が古そうな印象をお持ちの方が
多いのではないかと思いますが、
実は図書館のみとしての設立は1973年。
ロンドン北部、セント・パンクラス駅の隣の
モダンで巨大な建造物が現在の大英図書館です。
1973年以前、国の図書館としての機能は、
大英博物館の一部である大英博物館図書館など、
いくつかの国営図書館が担っていました。
特に有名なのが、かのパンテオンにインスパイアされたという、
直径140フィートの美しいドームが圧倒的な存在感をもつ大英博物館図書室。
1857年に完成されたドーム空間は、レーニンやマルクス、
コナン・ドイルなど多くの著名人が利用してきました。
日本人としては、江戸幕府の遣欧使節団に随行した福澤諭吉が訪れ、
近代的図書館の制度を紹介しています。
明治以降は、ロンドン滞在時代の南方熊楠が働き、
留学中の夏目漱石が通ったことがよく知られています。
日本の近代文学そのものへはもちろん、
日本の図書館の在り方に大きな影響を与えた場所。
ドームの図書室は、改修を経て現在でも大英博物館と同様に、
全ての人が無料で入館することが可能。
大英図書館、大英博物館図書室。
どちらもロンドンに滞在する機会があれば、
是非脚を運んでみてはいかがでしょうか。
各オフィシャルサイトは以下からご覧ください。
大英図書館オフィシャルサイト
http://www.bl.uk/
大英博物館図書室の歴史について
http://www.britishmuseum.org/about_us/the_museums_story/reading_room.aspx
by N
シャーロック・ホームズだけではないコナン・ドイル
1859年5月22日、スコットランド・エディンバラで
アーサー・コナン・ドイルは生まれました。
ちょうど今日から155年前。
コナン・ドイルといえばまず頭に浮かぶのは「シャーロック・ホームズ」の
シリーズものですが、他にもたくさんの名作を残しています。
シリーズものとしては
「チャレンジャー教授シリーズ」
「ジェラール准将シリーズ」
・・・などがあげられます。
そのなかでもチャレンジャー教授が初登場する
「失われた世界 The Lost World 」。ご存知ですよね?
1912年に刊行されたこの本はあまりにも有名で、
ジャングルのなかの台地に取り残された恐竜たちを発見する、というお話。
何度も映画化、テレビドラマ化されており、
マイケル・クライトンの「ジュラシック・パーク」のモデルでもあります。
コナン・ドイルにとっては、どちかかというと
シャーロック・ホームズは、たまたま生んでみたけれども
それほど長く続ける気はなく、周囲の期待と希望にあわせて
どんどん大きくなってしまったキャラクターであるとか。
医師であり、また天文学者でもあったコナン・ドイルが
描いたさまざまな世界。
後年は心霊主義に傾倒し、死は終わりではなく、
新しい世界に行くこと、とも考えていたとか。
亡くなる数日前には、こんな言葉を残しているそうです。
「読者は私がたくさんの冒険をしたとお思いだろう。
だが、何より偉大で輝かしい冒険がこれから私を待っている。」
・・・「失われた世界」をじっくり読み返したくなりました。
by N
五差路の目印・モンレーヴ・キャトル
モンレーヴ・キャトルは久が原駅そば
五差路に面したとところにあるパン屋さん。
お向かいにあるビストロ・キャトルとともに
ライラック通りをちょっとおしゃれな雰囲気に感じさせてくれます。
フランスの田舎にあるような可愛らしいインテリア。
バケットの充実ぶりに、ここのパンが地域の方々の食卓に
しっかりとけこんでいることを確信。
お惣菜パンよりも、バケット、そして甘い可愛いパンが
充実しているという印象の品ぞろえでした。
これからの季節は是非アイスティーとともに、
軽いブランチにお勧めです。
パンカーダ田園調布においでの際に、
足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
モンレーヴ・キャトル
03-5748-0118
by N
アンティークのブックケースについて知って頂きたいいくつかのこと
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5月の特別企画 「アンティークと本」
パンカーダ・ライブラリー開設にともない、
本にまつわるお話をご紹介しています。
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アンティークのブックケースをお求めになるときに、
知っていただきたいことがございます。
パンカーダにある多くのブックケースは19世紀の英国のもの。
その頃、本はまだまだ高価で、気軽に購入するものではありませんでした。
その大切な本を収納するために、多くのブックケースにはガラス扉がついています。
そして、ガラス扉には、鍵。
基本的に扉を開けるときに鍵を差し、
また閉めると施錠して、鍵は女官や執事などが保管していたといいます。
そのため、取っ手も無く、扉には鍵穴だけの
すっきりとした意匠のものが多くございます。
パンカーダは、アンティーク家具が持つ文化や伝統も
お楽しみいただくために、まずこのままの状態でご紹介をしております。
100年を超えた古い鍵箱は、内部のバネも年代物。
正直、頻繁な施錠はおすすめができません。
用途として施錠がご入用な場合は、新しい鍵箱とお取替えしたり
やはり、つまみや取っ手があったほうが開閉しやすいという方には
そのものごとに、アンティーク・コンシェルジェや修復士が
一番合う金具をお見立ていたします。
古い鍵は、軽く引っかけて取っ手代わりに。
無くさないように、キータッセルをつけておくと
インテリア・アクセサリーとしてもお楽しみいただけます。
新しいオーナーの方のために、古い家具をオリジナルのスペックで
これからまた100年使っていただくために。
当店ならではの細かい対応をさせていただきます。
パンカーダのブックケース・コレクションはこちら からどうぞ。
by N
ロッキングチェア(Rocking Chair)の歴史
ゆらゆら揺れる、ロッキング・チェア。
一言でロッカー(rocker)とも呼ばれます。
この楽しい椅子には、どんな歴史があるのでしょうか?
ロッキングチェアの発想は、もともと
クレイドル(揺り籠)にあったといわれています。
赤ちゃんを寝かしつける動きが、大人にも心地よいことに気づき、
18世紀初頭には普通のオークの椅子を改造して
弓状の脚を履かせたりするようなものがつくられました。
例えばこれは1630年頃に作られたオークの椅子。
その約80年後の18世紀初頭に、このような脚がつけられたといわれています。
このような椅子はやがて発展し、始めからロッキングチェアとして
設計されるようになっていきました。
プロトタイプはやはり英国のウィンザーチェア。
こちらは1740年頃に英国でつくられたロッカー。
ガーデン・チェアとして作られ、濃いグリーンもしくは
黒の塗料で塗られることが多かったようです。
英国で生まれたロッキング・チェアは
新大陸アメリカでも大層な人気となり、
ポーチやガーデンでロッキングチェアに座ることは、
ひとつの幸せの象徴でもありました。
堅木ばかりではなく、柳で作られたウィッカー・ロッカー(Wicker Rocker)も、
軽く、座り心地の良さで人気でした。
こちらは1850年頃のアメリカのもの。
故ジョン・F・ケネディ大統領も、たいそうロッキング・チェアを愛し、
自分用のみならず、友人にも贈ったほどだったといわれています。
気候の良い時期はガーデンで、寒い時期には暖炉の前で。
ダイニングやデスク用チェアとは異なり、
あくまでも嗜好品としての要素が強いロッキング・チェア。
手に入れることが、そのまま心の贅沢を反映するような、そんな椅子です。
こころの贅沢をひとつ、いかがでしょうか。
by N
貴重な本をたのしむための工夫 ”ミューディース・セレクト・ライブラリー”
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パンカーダ5月の特別企画 「アンティークと本」
パンカーダ・ライブラリー開設にともない、
アンティークと本にまつわるお話をご紹介しています。
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英国、ヴィクトリア時代。
実は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけての識字率は
英国は日本に遠く及ばなかったといわれています。
下層階級の識字率はわずか10%程度。
本が読めることがすでに、中流階級以上ということ。
そんな人々にとっても、「本を買う」ことはたいそうな出費で、
自分だけの本を持つことは決断が必要な贅沢でした。
そんななか、人々が利用していたのが「貸本屋」。
小説一冊が数ペンスで借りられるシステムがうけて、
19世紀末では英国国内で貸本屋は数千を数えたと言われます。
有名なのはロンドンの貸本屋、ミューディース(Mudie's )。
チャールズ・エドワード・ミューディー(Charles Edward Mudie)が1842年に、
まずロンドン大学の学生に本を貸し始めました。
成功をおさめた彼は1852年にニューオックスフォードストリート移転・拡大し
Mudie's Select Libraryとして大英博物館そばに店舗を持ちます。
その後、古本も扱うようになり、バーミンガムやマンチェスターなど、
多都市に展開していたミューディースですが、1930年代には
公共の図書館や、もっと廉価な同業がでてきたことによって廃業となりました。
時代の一時期、英国では「ミューディース」は貸本の代名詞だったのです。
by N
ウィリアム・モリスのこだわり ケルムスコット・プレス
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5月の特別企画 「アンティークと本」
パンカーダ・ライブラリー開設にともない、
本にまつわるお話をご紹介しています。
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アーツ&クラフツ運動の提唱者、ウィリアム・モリス。
家具や壁紙、ファブリックなどをデザインした彼は、
1891年に本の印刷工房を始めます。
もともと詩人、小説家でもあった彼が、壁紙などの印刷技術を応用して、
美しい本を作ろうとしたのは、ある意味自然な流れといえるかもしれません。
ケルムスコット(Kelmscott)とはオックスフォード近郊の地名。
実際にケルムスコット・プレスがあったのは
ロンドンのハマースミス、テムズ河沿いでしたが、
ケルムスコットにモリスが別荘を持っていたことから、
彼がハマースミスで暮らした家をケルムスコット・ハウスとよび、
その近くで開いた印刷工房をケルムスコット・プレスと名付けた・・・
そんな流れだったようです。
中世の写本装飾やルネサンスの書物を参考とし、
見開きの状態での紙面構成、手漉紙の使用,
モリス自身による二つの字体と644のイニシャル、
およびオーナメントの考案などで、
この上ない美しい書物に仕上げられています。
モリス自身の詩や小説、シェイクスピアの詩集、
トーマス・モアのユートピアなどが納められた53部65巻の書物を出版しました。
そのなかでも最高傑作である『チョーサー著作集(The Chaucer)』は、
学生時代からの友人、エドワード・バーン=ジョーンズ
(Sir Edward Coley Burne-Jones, 1833-1898)が挿し絵を担当し、
モリスが亡くなる数週間前に完成されました。
紙刷りは425部(一説には450)、ヴェラム刷リ(羊皮紙)は13-14部。
現在では「世界三大美書」とよばれる、それはそれは美しい書物。
モリスの美意識が凝縮された小宇宙は、これからも愛書家によって手厚く、
熱情をもって後世へ伝えられていくことでしょう。
いつかこの目で見ることが出来ることを祈りつつ・・・。
by N
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パンカーダ・ライブラリーはこちら
からどうぞ。
母の日。感謝の気持ちをアンティークにこめて。
昨日、東京はかなり風が強く吹きました。
みなさま、大丈夫でしたでしょうか?
今日、そして明日はなかなか良いお天気のようです。
パンカーダ自由が丘の前を行き過ぎる人たちもちょっと楽しそう。
明日は母の日。
おかあさまへの感謝の気持ち、もうなにかプランはたてられましたか?
まだお悩みの方に
1点物のアンティーク、ご紹介いたします。
きれいなフォルムのバスケット。
ドライフラワーを盛って差し上げてみては。
小さなフランスのソルトいれ。
凝った細工と古びた味わいが珠玉のひと品。
ジュエリーを集めていらっしゃるおかあさまへ。
コーナーに置く、ジュエリーテーブルはいかがでしょう。
下の開き扉と、天板下のスペースと、2か所に置ける珍しいお品物。
100年前のマホガニーが、良い艶を帯びて。
今まで歩んできた日々と、これからの日々。
どちらも大切で、素敵なものでありますように。
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サイト未掲載です。
詳しくはお問い合わせください。
パンカーダ自由が丘
TEL:03-5701-7380 (11-19時 水曜定休)
MAIL:meguro-pancada@vivid.ocn.ne.jp




























































