中学受験をするメリット

◆高校受験を回避できる

愛知県は公立志向の強い県と言われています

たしかに旧帝大や難関私立大学への進学実績は公立高校の実績も素晴らしいものがあります

しかし現在の愛知県の公立高校入試制度においては

当日点だけでなく内申点(通知表の9科目の合計)も大きく影響しますので

まずその高校に入れるかどうか、いや受験する資格を持てるだけでも高いハードルです

 

弊社情報分析部による資料を見ると、公立上位校で求められる内申点は

44:旭丘 明和

43:一宮 

42:向陽 菊里

41:千種 瑞陵 

となっており、ほぼ9科を「5」で揃えることが必要な世界です

 

主要5教科がオール5だとして 5×5=25

残る副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)が3とすると 3×4=12

9科合計=37となり 公立上位の進学校は受験することすらできません

 

学力だけでなく副教科もまんべんなくこなし

合わせて中学校生活を「上手に」過ごす術(すべ)も求められるのです

 

◆受けたい学校を受験できる

その点、私立中学入試は日程さえ異なればどこでも受験することができます

※もちろん男子は女子中は受験できませんので悪しからず

 

◆6年間かけて大学受験に向けたカリキュラムが組まれている

公立中学→公立高校は中高の連携が取れているわけではないので

高校に入ってから大学入試の準備が始まります

高校によっては入学当初は中学内容の復習から始まるので

大学入試にかける時間はますます短くなることは明らかです

 

一方、大学入試科目を見ると

高校1年生が履修する数Ⅰ・数Aもそれ自体がもうすでに入試科目なのです

高校1年生から大学入試は始まっているのです

高校入試のように中3になってから準備しよう!では遅いのです

 

その点、多くの私立中学では中学内容を前倒しし、

中学3年の一定時期には高校内容の学習が始まります

前倒しで生まれた時間を高校3年時は目指す大学入試に向けて活用できることも大きなメリットです

 

◆系列大学への推薦枠や指定校推薦で大学進学も可能

私立中学の多くは系列大学をもっており「高校次」の評定平均で基準を満たしていれば

系列大学へ推薦によって進学することができます

また、地元大学だけでなく、関東・関西の大学とも連携し、指定校推薦による大学進学も可能です

 

◆6年間を通じて育まれる仲間との「絆」「人脈」

同じ学び舎で6年過ごすわけですから強い絆が生まれることも容易に想像できます

その絆は卒業後も人脈となり、社会に出てからも財産になります

また、各分野で活躍するOB・OGがいることも強みですね

 

 

中学受験をするデメリット

◆小学校のカリキュラムだけでは合格は厳しい世界

小学校で良く出来ると言われていても「上には上」がいる世界

出題される問題はどの中学も一定レベル以上の問題が出題されるので

「丸腰」で臨んでは歯が立たない世界といえます

なぜ中学受験するのか?←ドラマ「下剋上受験」原作者より

 

井の中の蛙のほうが幸せなこともあるかもしれません

 

◆代償を支払わねばならない

欲しいものを手に入れるにはそれに見合った代償を支払わねばなりません

合格をお金で買う事はできませんので支払う事の出来る代償は「労力と時間」です

 

先日TV番組では、開成中学・桜蔭中学に合格した子たちがどれくらい勉強していたかを報じていました

その調査によると、平日は4~5時間、休日は9~10時間勉強していたそうです

 

それだけの代償を払ってでも行きたい「理由」がなければなりませんが

間際に「にわか受験」を思い立つとどうしても払う代償としての時間が不足しますので

受験すると決まっていなくても早くから準備をしたほうが有利です

 

◆中学受験は親の受験でもある

12才の子供だけに任せっきりにして終わりではありません

中学受験は親の受験と言われるように、確かな情報収集や塾との連携を取れていることが必要です

特にママ友間での情報に振り回され、我が子を見失わないようにご注意下さい

また保護者様に学習指導をして下さいとはお願いしておりませんのでご安心下さい

 

 

メリット>デメリットであるならば やらない理由はありません

メリット<デメリットであるならば やる必要はありません

 

 

詰め込み教育や価値観の押し付け、過保護や過干渉の中学受験には反対ですが

個人的には 中学受験は良いものだと思っています

※私自身は中学受験をしていないのですが・・・

 

時には12才の子にとって残酷と思えるような結果や試練を神様は与えます

その意味を自分なりに分析し、自分の内なる声にしたがって新しい進路に1歩踏み出せば

必ずや次の6年後の戦いにその経験が活きると信じています

 

時には中学を途中で辞めてしまうこともあるかもしれません

それでもいいじゃないですか、その子の価値が下がるわけではありません

 

失敗・挫折があるとすれば それは途中でやめることだ 

成功するコツは、成功するまでやめないこと

これからの人生が実りあるものになることを心より祈っています

 

2月26日(火)より新年度がスタートします!

2019年度 私立中学受験部 結果速報

 

 

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お電話によるお問い合わせは 0567(96)0405 担:村井まで

 

東大理Ⅰ類 現役合格 愛西市 伊藤君

「この塾に通っていなかったら、今の僕はなかった」

 

 

中学受験部 過去記事より

やる気にさせるヒミツ

算数好きの子供になるために・・・

質問ノートのススメ

合格に求められるもの

なぜ中学受験するのか?←ドラマ「下剋上受験」原作者より

先輩からのメッセージ~中学受験部→愛知淑徳中学・高校→京都大学

 

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かわいい子には旅をさせよ

今日は2月14日。私の人生が変わった日