小学生の個別指導での話です。

国語の漢字は、書き間違えたものを辞書を使って調べさせるのですが

探し方が悪かったのかどうしても目的の言葉が出てきません。


その生徒は、助けてもらいたいのかしきりに頭をかいたり、泣きそうな顔をしたりしています。

私も手を貸してあげたいという気持ちをこらえるのが大変です。


子供たちは、どうすれば まわりの大人たちが助けてくれるか本能的に知っています。

もしもそんな姿を見れば、親なら我が子を思うが故に手助けしてしまうでしょう。

もちろん、本当に助けを必要とする時もあるでしょうが

自分で乗り越えなければならない問題まで助けてしまったらどうでしょう?


次から子供たちはもっと早くから助けてもらおうとするのではないでしょうか?

果たしてそれは、本当にその子の為になっているのでしょうか?

知らず知らずに「優しいけれど冷たい人」になっていませんか?

誰かが「厳しいけれど暖かい人」にならなければならないのです


親子で学習指導していると

どうしても感情的になってしまうことや口出ししてしまうことがあるでしょう。

根気よく、辛抱強く、励ましながら、見守る誰かが子供たちには必要なのです。

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