下剋上受験-両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した!/桜井信一

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両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した!のタイトルに惹かれ一気に読んでしまいました。

全国統一小学生テストを小学5年生の6月に受けたことをキッカケに

塾に通わずに 最難関中学の1つ「桜蔭学園」を目指す実話です。


本文では「中卒」である自分を謙遜されていますが

「中学受験」をとらえる感覚は 非常に「共感」できます。


特に「中学受験」を通して 成長していく娘の変化は 

「中学受験」を通してでしか得る事のできない「財産」と言えるのではないでしょうか?


人生なにごとも順風満帆に進むわけではありませんが

壁にぶつかるたびに その壁を親子で乗り越える様子は 思わず涙があふれそうになります。


もちろん、すべての家庭に真似のできる話ではありませんが

中学受験に携わる先生方・保護者の皆様に是非手にとっていただきたい1冊です。



もし もう一度最初から始めるならば 中学受験塾に通わせるだろう

私は決して 親塾で正解だったと思っているのではなく、むしろ中学受験塾の凄さに驚いている。

もう一度チャンスがあれば、今度こそ中学受験塾に行かせ

毎晩の復習を今回以上に必死になって 一緒に取り組むと思う。(エピローグより)