いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。 -47ページ目

ウィマンメーク宮殿とアナンタサマコム

今日からタイ北部のチェンマイに向うことにした。
チェンマイ行きのバスは6時発。


それまで時間があるので、王宮のチケットと一緒についてきた、
ウィマンメーク宮殿に行ってみることにした。


宮殿の近くには動物園もあるので、
もし早く観終わって、時間が余っても観どころには困らない。


例によって、バスで途中まで行ってから歩くことにした。
今日は空模様がよろしくない。
一雨来そうだなと思っていると、案の定、
バスを降りたとたん、空からポツポツ。ナイスタイミング。
雨は半端なく激しく、雷のおまけ付きだった。


幸い、折り畳み式の傘を持ってきていたので、
ずぶ濡れにはならなかったものの、
小さな1つの傘に二人で入っているので、歩き辛いこと山の如し。
さらに私のサンダルは底がすり減りすぎており、
雨に濡れた道の上ではつるつる滑ってしょうがない。
少しでも気を抜くと、こけてしまうので冷や冷やだ。
あまりにも雨が激しいので、途中で雨宿りをしようと、
守衛かなにかの詰め所のようなところで立ち止まるも、
今度は無常にも、車に水溜りの水を跳ね上げられた。


今まで天気にだけは恵まれていたが、ここに来てさんざんな目にあった。


雨に辟易しつつも、なんとか到着。


宮殿前の食堂でランチを食べていると、次第に雨は止んできた。


omrice
食堂は良心的な価格でおいしかった。水が無料。
オムレツのせご飯。オムライスではない。スープつき35バーツ(約105円)


chahan
中華風味付けのチャーハン。スープつき40バーツ(約120円)


宮殿に入るには王宮と同じく、ドレスコードがあった。
これはどうやら王室がらみの建物に適用されるらしい。
短パンだった私は即注意され、受付でズボンを借りることに。
200バーツのデポジットを払って受け取ったのはカーキ色のコットンパンツ。
それを履くと、まるで昭和にタイムスリップしたかのような格好になった。


さらに、宮殿は鞄などの持ち込みが禁止だった。
撮影も禁止なので、カメラとともに貴重品以外の全ての荷物を
ロッカーに入れることとなった。


セキュリティが厳重で入り口ではボディチェックまでされた。


ようやく宮殿内に入ると、宮殿内は土足厳禁。さらに履物を脱ぐことになった。


この宮殿はラーマ5世が住んでいたそうで、
様々な立派な調度品が当時の優雅な生活を物語っていた。
ため息まじりに、ひととおり見終わった頃。中庭に滝を発見。
そばまで行ってみると、滝の前で記念撮影をしている人が。
???カメラは持ち込み禁止ではなかったか?


訝しく思いつつも出口へ向う。入り口は相変わらずの人ごみだった。
たくさん並んでいる人を眺めながら、ふと気付いた。
さっきまで実施されていたボディチェックが行われていない。
みんな少しも止められず、テクテク歩いていく。いいのか?


空港並みに厳重そうに見えた入り口も意外に適当だった。


外に出てトイレに向う。
入り口に大きく掲げられたサインのお陰でトイレはすぐに見つかった。
しかしこのマーク。なんかヘンだ。
男が短パンを履いている。しかも手を腰に当てて「どうだ!」と自信満々。
女の方もスカート丈が短い。


こんな格好で行ったら、間違いなく宮殿で止められるよ。。。


それはまるで、短いズボンやスカートをはけない宮殿を
挑発でもしているかのようだった。


tanpan
トイレの案内。男はこれ見よがしに短パン


ウィマンメーク宮殿一帯は1つの巨大な敷地になっており、
他にも象の博物館や、時計の博物館、
シルクや金細工の博物館などの建物が点在していた。
宮殿のチケットさえあれば無料で入れ、なかなか見応えがあった。
大抵のところはやはり、館内に荷物持ち込み禁止で、
その度にいちいちロッカーを使わないといけないので面倒だったが、
手ぶらで観ることが出来るので、かえってラクだった。



baby
ある博物館では立ち入り禁止区域の中で赤ちゃんをあやしている光景に遭遇。
館内は係員女性の家族団欒の場に。携帯電話も使い放題、女性の声が館内にこだまする。

寛容な職場だなぁ


極めつけはアナンタサマコム(旧国会議事堂)で行われていた展覧会。
特別展で別途料金1人150バーツ(約450円)必要だったが、
さまざまな王室の宝が展示されており、かなりの見応えがあった。
全身が金やダイヤモンドでできた麒麟の置物や、きらびやかな小物類。
どれもピカピカに輝いており、目が眩む。


anantahall
アナンタサマコム。
内装も仏教様式とヨーロッパ様式が融合しており、美しい


中でも特にすごかったのが、高さ約7メートル、横幅約5メートル程の巨大な木彫。
お釈迦様の修行の図?を描いているらしいその巨大壁画は象や鹿などの動物。
人間や仏様の表情。植物や岩などの自然。などが細部にいたるまで、
実に細かく表現されており、ただただ感心するばかりだった。


アナンタサマコムも入場するにはドレスコードがあった。
また例のように、ズボンか何かを貸してくれるのだろうと思っていたのだが、
ここは有料で40バーツ(約120円)払って買わなければならないという。
ユリの方はズボンをはいていたので、必要なのは私の分だけ。
だが、今回は女性はスカートでなければダメだという。


1着ならまだしも、2着も買うのはなぁ。
考えた挙句。ユリのズボンを私が履く事にして、スカートだけを購入する事にした。
係りの人にそう言うと、
はじめ冗談かと思ったようだが、笑いながらもオーケーしてくれた。
さすがはマイペンライの国、寛大だ。


受付のすぐ横にあるカーテンの奥で着替えていると、
傍にいたタイ人の客も私たちの行動を滑稽に思ったらしく、
笑っていた。


結局、1時間ほどで観終わると思っていたのが、
気がつけば4時間ほども経過していた。
王宮のチケットに付いてきたから行ったものの、
予想外に楽しむ事ができて二人とも大満足だった。
王宮に行ったら、ウィマンメーク宮殿に行かないと損だなぁ。


そんな事を思いながら、帰りのバスを待っていると、全然こない。
さんざん待ってやっと来た!と思ったら今度は乗車拒否。
結局トゥクトゥクで帰ることになった(yo)

予約リベンジ

二日前は土曜日で無常にもCLOSEDだった、
航空会社のオフィスへ再び向かう。


バスマップは昨日、無くしてしまった。
王宮に向うバスの車内で忘れてきたらしい。
でも、もう一冊買うのもバカらしい。


今回は宿から72番のバスでBTSのPhaya Thai駅まで行き、
航空会社のオフィスのあるSala Daeng駅まで向かうことにした。
バスは一度乗ったことのある路線なので、マップがなくとも問題なし。


二日間さんざんバスに乗ったので、
もうバンコクの交通機関は乗りこなしたも同然だ!
と、自信満々でバスに乗り込んだが、
本来降りるべきところの2つほど前で降りてしまった。
全然、乗りこなしてなかった。


BTSはバンコクの市内の中心部あたりを走っている高架型の電車で、
バスに比べると少々料金が高いが、渋滞の影響をまったく受けずに、
冷房の効いた車両で快適に移動することができる。


kiosuk
BTSの駅にはあきこというキオスク?が。
各種あきこグッズが売られていた。あきこ?


BTSを乗り継いで、航空会社のオフィスに到着。
さっそく、エジプト行きの便を予約してもらおうとするが、
1ヶ月後のフライトはほとんど満席。取れても1席のみ。
という状況だった。


タイの滞在期間は30日しかない。困った。
飛行機に乗れるのだろうかと心配していると、
「今は別にトップシーズンじゃないから大丈夫。
一週間後にまた電話してみてください。確認してみるから。」
みたいな事を英語で言われた。


電話?英語で?これは危機だ。
以前ベトナムでの通話で会話が聞き取れないので思わず
「アイドントアンダースタンド」と言ったら、
それっきり会話が無くなってしまったという記憶がよぎる。


心配だ。。。


まぁ。
でも最終的には、また直接オフィスまで行けばいいんだし。
マイペンライ!(yo)



thaijojo
航空会社の入っているCPタワーの本屋で発見!スティールボールランのタイ語版!

残念ながらジョジョは全然売ってなかった。

タイ版は日本より半分位の厚さでやや横長。45バーツ(約135円)



batman

バットマンの映画が公開中?出演者の名前もタイ語になってる


nihonkanban
日本語の看板が立ち並ぶ通りがある。BTSサラデェン駅近く



gunshot
とあるビルではタイ軍の射撃場が。

でもこの人、タイ人ぽくないですね

タイ王宮とワットポー

午後。宿の近くのバス停から73番のバスに乗り、
タイの王宮まで行った。


王宮へ入るにはドレスコードがある。
短パン、ハーフパンツなど足を見せるのはダメで、
タンクトップやノースリーブもダメ。
暑さが堪えるがしかたない。


入り口の建物には長蛇の列ができていた。
チケット売り場かな?と思ったが、
そこはドレスコードを満たしていない人たちのための貸し服所だった。


私たちは出発する前から対策をしていたので、
問題なく服装チェックを通過することができた。
普段ビーチサンダルの私もこの日は靴下を履き、靴を履いていた。
しかし、周りをみてみると、ビーチサンダルの人が目立つ。
足元はてっきり靴じゃないとダメだと思っていたら、
こちらはサンダルでも良いようだった。


建物には履物を脱いで入らなければいけないところもあるので、
サンダルの方がかえって便利だった。
せっかく暑い思いをして履いてきたのに。。


入場券は1人250バーツ(約750円)とさすがに王宮だけあって割高。
今、停まっている宿の1泊分に相当する。


王宮の入場券と一緒に、
コイン博物館とウィマンメーク宮殿の入場券も付いてきた。


中にあるワットプラケオは、
装飾がきらびやかであちこちが輝いていた。
さすが王宮寺院。派手だ。


watphrakaeo
ワットプラケオ内の仏塔


okyubutu
太陽に照らされた寺院内は神々しい


本堂を取り囲む回廊には巨大な壁画が続いていた。
インドのラーマーヤナのタイ版の物語、ラーマキエン物語を描いたものらしい。
内容は良くわからないが、目を見張るのは人物の身に着けている装飾品が、
金で描かれていることだ。太陽の光に反射すると、
そこだけ浮かび上がって綺麗に輝いていた。


本堂にはエメラルド仏が祀られている。
この仏はタイの本尊仏で、暑季、雨季、乾季の年3回毎に、
王様自らの手によって衣替えされるらしい。
今は雨季の衣装を纏っておられる、おしゃれな仏様だ。
他の衣装はコイン博物館の中で見る事ができた。


emerald
エメラルド仏は思ったよりも小さかった。
実際はエメラルドではなく翡翠らしい。
堂内は撮影禁止なので、みんな外からパシャパシャしてた


寺院の他の王宮内の建物はヨーロッパの建築様式と、
タイの建築様式が見事に融合していた。
石像などの彫刻は中国風のものもあり髭の様子が、
映画『パイレーツオブカリビアン』に出てくるタコの船長のようだった。


王宮をひととおり見終わり、コイン博物館もおとずれたが、

ウィマンメーク宮殿の場所が分からなかった。

せっかく券があるので観ておきたい。

どこにあるのだろうと、入り口でもらったパンフレットを探す。

てっきり、王宮内にあるのかと思ったら、

なんとここから大分離れた動物園の近くにあった。

宿には近かったが、とても行く気にはなれない。

幸い、チケットは7日間有効なので、またの機会にしよう。


王宮を後にすると、すぐ近くにあるというワットポーに向った。
この寺には巨大な寝ている釈迦像があるという。
王宮のすぐ隣なので、すぐに行けるかと思いきや、
王宮がだだっ広いので随分歩く事になった。


ワットポー内もこれまた広く、寝釈迦像にはなかなか辿り着けなかった。
途中、違う堂に入ったりしながら、ようやく辿り着いた堂では入場券がいるらしく、
せっかく並んだのに入り口で止められてしまった。


watpubutu
ここかなと思って入った堂には黄金の仏像が祀られていた


jinmenken
寺院内にあった人面猫?の像



ユリを待たせて、チケット売り場で二人分のチケットを買いに行く。
料金は1人50バーツ(約150円)。が、料金を払ってもチケットをくれない。
チケットは?と聞くと、先に渡されたレシートを指差された。
なんと、ここではレシートがチケットになっていた。
見ると50バーツ×2と表示してある。


再び堂に戻り、入り口でチケットを見せた。
が、入り口のおっさんは私の出したレシートをチラッと、
横目で見ただけで通してくれた。内容を確認しようともしない。
白い紙が見えた。よしっオッケー。みたいな感じである。
もし、1人分だけしか払っていなかったとしても、通れたかもしれない。
ひょっとしたら、どっかのスーパーのレシートをチラッと取り出すだけで、
よしっオッケー。となったかもしれない。
チェックする側が適当だと、なんとなく払い甲斐がないなぁ。という気にさせられる。
もうちょっとしっかり確認して欲しいものだ。


寝釈迦像は本当に巨大だった。
お釈迦様の背後には小さな鉢が並んでおり、
訪れる人々がそこに1枚づつコインを入れながら拝む光景が印象的だった。


bignehan
超巨大。寝釈迦像


ワットポーを後にして帰りのバスを待っていると、私たちは珍しく喧嘩した。
この日は別々のバス停から別々に帰った。(yo)


バンコク路線バスで迷走

私たちの航空チケットはオープンなので、
今日はバスに乗って予約をしに行った。


昨日、苦労して本屋で手に入れたバスルートマップ片手にバス停まで歩く。
15番のバスに乗りたいのだが、なかなかバス停が見つからない。


宿から40分ほど歩いただろうか。
やっと辿り着いたと思ったら、こんどはバスがなかなか来ない。
20分ほど待ってようやく来た。


タイ人2、3人と一緒に乗り込む。
バスは完全には止まらず、しかもエンジンをふかせてあせらせるので、
みんな小走りで乗り込まなければならなかった。


座席に座ると、細長い缶をじゃらじゃらいわせながら、
女性の車掌さんがお金を回収に来た。
1人7バーツ(約21円)。


乗ったバスにはエアコンが付いてない。
そのため窓が全開なので排気ガスがすごい。
運転手はぐんぐんとばす。
ギアを変える度に車体はガクンと揺れるわ、
左折する時には縁石に乗っかるわで運転がすごく荒い。


バス停で乗りたい人は、斜め下に手を出して合図をするのだが、
結構人がいっぱい待ってるバス停で4、5人小走りで合図してたのに、
運転手は無視して通過。。。
スゴイ!!どうやらバスを停めるのは運転手の気分?らしい。
置いてかれてた人たちもみんな苦笑いしてた。


降りる時もドアの前に立って、すぐに降りれるようにスタンバイ。
私たちの目的の停留所に30分ほどで到着。小走りで降りる。
なんだかバスに乗っただけで、ぐったりと疲れてしまった。
やっとのことで辿り着いた航空会社のオフィスに行くと、
なんと!「closed」の札が。。。
そういえば、今日は土曜日。ショック!


tendon
航空会社の入っているビルの中には和食を食べられるお店が!
その名も「SIBUYA」。99バーツ(約300円)の天丼。お味は、、、微妙


saradamen
同じく「SIBUYA」のサラダ麺99バーツ。
店内の壁紙には渋谷の街の写真が使われている(109とか渋谷駅とか)。まさに渋谷


kanfoopanda
せっかく遠くまで来たので、近くの巨大ショッピングモールの中へ。
入り口に置いてあった映画『カンフーパンダ』のディスプレイ。なんとなく微笑ましい。
さすがに土曜日とあって、店内はすごい人で混雑していた。
大型ショッピングモールが並ぶ外のスリウォン通りも大渋滞


ganesha
ショッピングモールの前にヒンドゥー教のお堂が


帰りは別の路線のバスに乗って宿まで帰ろうとしたのだが、
途中からバスマップとは違う道を進みはじめた。
親切なタイの女学生に教えてもらったから良かったものの、
まさかルート変更するなんて!それはさすがにルール違反だ。
タイのバスに乗るのは難しい。


その後も何度かバスを利用したが、
初めて乗ったこのときのバスの運転手がいちばん運転が荒かったようだ。
私が1人でバスを利用した時は、お昼後で車掌さんが運転手の隣の席で爆睡中だった。
私がお金を払えなくて困っていたら、ミラー越しに運転手が
「お金はいらんから、おりろ。おりろ。」と笑顔とジェスチャーで言ってくれた。
やさしく運転も丁寧な人だった。
それにしても仕事中に居眠りするなんて、なんて大らかな国なんだろう。(yu)

sukiyaki
夜は宿の近くの食堂で。タイ風スキヤキ?30バーツ(約90円)


pattaiyatai
パッタイの亜種か?味は、、う~ん。30バーツ


zobeer
ラベルがかわいい。象ビール。45バーツ(約135円)

バンコク詐欺ツアー?

タイには1ヶ月間いるつもりだ。
タイの次は一気にエジプトへ向かう。
そのためには飛行機の予約をしなければならない。
エジプトへのフライトはロイヤルヨルダン航空だ。
調べてみるとロイヤルヨルダン航空のオフィスは、
宿からは相当離れた距離にある、CPタワーというところにあるらしい。


今日はそのCPタワーに向かうことにした。
途中、観光案内所にも寄って旅の情報を仕入れたい。


地図を見ながら道をテクテク歩いていると、
同じように道を歩いていたおじさんに話しかけられた。
「やぁ。どこから来たの?日本?コンニチワ。君、中田に似てるねぇ。
サッカー選手の。私もサッカー好きなんだよ」
とおじさんは英語でやけにフレンドリーに、
「どこへ行くの?TAT?その後は?CPタワー?ほぉー」
と行き先を尋ねてくる。
そして、「OK。なんか書くもの持ってる?」と言い、
紙とペンを渡すと急に何やら書きはじめた。
「入場料無料のオススメの観光スポットがあるから教えてあげよう。
TATに行ってからいくといい」
そういっておじさんが書いたのは、
1、TAT TOURIST INFOMATION
2、STANDING BUDHA 45M
3、BLACK BUDAH
4、LUCKY BUDAH
5、444段の階段がある山
書き終わるとおじさんは、
「トゥクトゥクは外国人にはボッタクるからなぁ。
でもTHAI EXPORT CENTERに行けば、トゥクトゥクのドライバーが
ガソリンクーポンを貰えることになってるから、
そこに寄ってから行くと20バーツで乗れるよ」と言った。


THAI EXPORT CENTERとはなんだ?と聞くと、宝石を売っているところらしい。
「新婚なんだからそこで指輪を買えばいいじゃない」
とおじさんは笑いながら言った。


まぁ行く行かないかは別にして情報だけは貰っておこう。
なんて思っていると、おじさんは通りすがりのトゥクトゥクを呼び止めて、
さっき書いた紙を見せ、ここに連れて行ってやってくれ的なことをタイ語で、
ドライバーに話し、流されるまま私たちはそのトゥクトゥクに乗ってしまった。
オススメの観光地を教えてくれて、
その上トゥクトゥクまで拾ってくれるなんて、親切なおじさんもいたモンだ。
その時はそう思っていた。


トゥクトゥクはまず予定通り、TATに連れて行ってくれた。
しかしTATはイメージとは大分違うところだった。
私たちが思い描いていたTATは、
タイやバンコクに関するパンフレットや地図がたくさん置いてあり、
気軽に自由に持ち帰れるようなところだったのだが、
実際のTATはオフィス内にいる人にどんな情報が欲しいのか聞くという形のものだった。
バスのマップが欲しかったので尋ねると、置いてないといわれ、
じゃあバンコクの地図は?というと一部100バーツ(約300円)だという。高いのでやめた。


釈然としないまま、トゥクトゥクに戻る。
運転手は次にBLACK BUDHAに向かった。
予定とは違うがTATからはこっちの方が近いらしい。


BLACK BUDHAがある寺院の境内に入ると、どうやら今は瞑想中らしく、
寺院内には入れない。入り口で座って待てと寺の人?に言われた。


入り口には先客がいた。
シンガポールから来たというその男は、
いつ中に入れるんだろうと言った様子でこちらを見つつ、
「どっから来たの?」と尋ねてきた。
「日本?おぉ~。私は日本には、商談のため何度も行ったことがあるよ。
私の仕事は車のバイヤーでシンガポールで店をやってるんだ。
トヨタの工場も見学に行ったことがあるし、日本にも友達がいるよ。」
やけに親しげなその男は続けて、
「エクスポートセンターには行った?私はそこで宝石を買って、
今日この後行く、オーストラリアで売ろうと思っているんだ。
オーストラリアでは2倍で売れるんだよ。
なぜなら、今は特別セールをやっていて、ツーリストに対しては、
宝石は免税で売ってくれるんだ。普通に買うと195%の税金がかかるのが、
1銭もかからないんだよ。日本で買うと宝石は高いだろう?
それは税金がかかっているからだよ。私の知ってる友達は毎年このセールを目当てに、
タイで宝石を買って日本のミキモトやマキジュエリーで倍の値段で売って喜んでいるよ。」
そして、自分の買った宝石の領収証を見せながら、
「1つのパスポートで1セット買える事になっている。
今日が最終日だから絶対買った方がいいよ。」と続けた。


私たちがそれはすごい!ぼろ儲けではないか!と鼻息を荒くしながら聞いていると、
どこからともなく白人がやってきた。


その白人もブラックブッダを観に来たのか椅子に座った。
ふと、シンガポールの男がその白人にエクスポートセンターの事を尋ねた。
すると、なんとそのオランダ人の男も宝石を買ったのだという。
しかも毎年やってきて今年で6回目になるらしい。


そんなに有名なフェアが行われているだなんて知らなかった。
誰でもぼろ儲けできるじゃないか。


その後、オランダ人の男はまだ開かない寺院にイライラしたのか、
話終えるとちょっとブラブラしてきますと、いずこかへと消えていった。
 
しばらくすると、また人がやってきた。
今度はロサンゼルス在住のおっさんで、カンボジアから来たという。
ロサンゼルスに住んでいる割には英語がなまっているどう見てもタイ人のこのおっさんは、
「旅行で来たんだけど、食べ物も宿代も移動もタダでこれたよ。」と語り出し、
なぜだと聞くと、「宝石を買ったからさ。タイで宝石を買って他の国で売れば、
2倍になるんだよ」と自分の買った宝石の領収証を見せながら笑った。
そして、やはり話終わると何処かへ消えていった。


???怪しい。こうもタイミング良く偶然会った人物が皆、
宝石を買っているなんてことはありえるのだろうか?
しかもはじめのシンガポール人はともかく、
他の二人はなぜか宝石のことを話し終わると唐突に去っていく。


不審に思っていると、トゥクトゥクのドライバーが
あまりにも遅いと、痺れを切らしたのか、迎えに来た。
結局、ブラックブッダは見る事ができなかった。


去り際にもシンガポールの男は「絶対今日行くべきだ!」としつこく念を押してきた。


そのまま、トゥクトゥクの親父はエクスポートセンターに向かった。
車が停まりここだと言われた店を見ると、ただの宝石店だった。
ここがエクスポートセンターか?と聞くと、そうだという。
エクスポートセンターというので、
私たちはビッグサイトのような展示場や
大型のショッピングモールのようなところを想像していたので、拍子抜けした。
と同時にこれで確定した!と思った。


トゥクトゥクで走っている最中。私たちはブラックブッダでの一件を
詐欺ではないかと怪しんでいたのである。


店に入ると2階に案内され、日本語で宝石を薦めれらた。
しつこくからんで来るのかと思ったが、
貧乏だから買えないというと、店員はあっさり引き下がった。


ガソリンクーポンを貰えたのか、
トゥクトゥクに戻るとドライバーはごきげんだった。


ドライバーは次にSTANDING BUDHAに向かった。
スタンディングブッダはワットイントラヴィハンという寺院内にあった。
かなりデカイ。45メートルあるらしい。
でもこの仏像。なぜか幅が薄く、横から見るとぺちゃんこだった。


kyodaibutu
巨大なスタンディングブッダ


ここにきて、ようやく観光らしくなってきた。
続けて、LUCKY BUDAHに向かう。


tokutoku
このトゥクトゥクで走り回った


ラッキーブッダの寺院は閉まっていた。
どうしたものか寺院の周りをうろうろしていると、
女の人が話しかけてきた。そしてまた宝石の話をしようとしたが、
私たちが既に店に行ったというと、ダメだと思ったのか話を逸らした。


その寺院には他にも同じように宝石を薦められている旅行者がいた。
すごく有名な手口のようである。


トゥクトゥクに戻ると、さすがに疲れてきた。
私たちはバスのマップが欲しかったので、本屋に寄ってくれといったが、
なぜかドライバーは首をひねり、今度は別のところにあるTATに向かった。


このTATでもマップは手に入らず、
ついでにチェンマイ行きの鉄道の予約をしようとしたが、
パッケージでないと受け付けてくれなかった。


またもやなにもせずTATから出てくると、
もういい加減疲れたので、これで終わりにしたいとドライバーに告げた。


すると、ドライバーは
「もう一辺、宝石店に寄ってくれ。そしたらもう一枚ガソリンクーポンが貰えるから。
五分見るだけでいい。買わなくていいから。俺を助けてくれ」と言ってきた。
「その後に本屋に寄るから」と。


しょうがないので、ドライバーの言うとおりに、また別の宝石屋に行き、
買う気もないのに店員の話に耳を傾け、頃合をみて店を出た。


ドライバーに貰った?と聞くと、うれしそうに頷いていた。


トゥクトゥクはその後、カオサン通りに入り、ある店の前で停まった。
路上のワゴンで本を売っている店だった。確かに本屋ではあるが。。。
もっとちゃんとした本屋はないのか?本屋を探すのはそんなに苦労するのか?
と思いながらも、バスマップがないか店の親父に尋ねたが案の定なかった。


がっかりしながら、もう帰ろう。とトゥクトゥクを探すが見当たらない。
通りを往復してもついにドライバーは見つからなかった。逃げやがった。
しかし、料金20バーツはまだ払っていない。
ガソリンクーポン2枚ゲットしたからそんなはした金いらん!ということなのか?

まぁ、結局タダでいろいろまわれたしなぁ。
お腹が空いていたので、とりあえずマクドナルドに入り、
今日の出来事について話し合った。
はじめに話しかけてきた親父がすべて仕組んだことなのだろうか?


donaldkap
ドナルドもサワディーカップ


それとも宝石屋の差し金は各観光スポットにあらかじめ配置されているのだろうか?
気に入らないのは、明らかにタイ人ではない欧米人もグルになっているということだ。
オランダの男はこのバイトで日銭を稼いでいるのだろうか?


帰りに、やはりバスマップだけはゲットしたいと探し回り、ようやく本屋を発見。
69バーツでめでたく購入することが出来た。


あとになって、タイ語と英語表記のそのバスマップは、
コンビニでも売っていることがわかった。そしてなんと宿泊中の宿にも。。。
灯台下暗しとはこのことか。(yo)



yatai
夜は宿近くのラーメン屋台で。バンコクナンバーワン?らしい


ramen
鶏がらで具沢山。40バーツ(約120円)