いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。 -27ページ目

アゼム宮殿とビール


hamamachi


久しぶりに町を観光。


とりあえず、まだ訪れていなかったアゼム宮殿へと向かった。
2時にはクローズドになるので、朝から出かける。
観光スポットのくせに、この時間設定は早すぎる。


石畳の町を歩いていると、
遠くの方からおじさんが声を掛けてきた。


「コリア?チャイナ?」と笑顔で聞いてくるおじさんに、
「ジャパニーズ」と答える。


おじさんは「オー、ジャパニーズ、ウェルカム」と言って、手を振ってくれた。


せっかくなら、日本人という選択肢も作って欲しい。


そういえば、「タイランド?」と聞いてくる人もいたなぁ。
思わず聞き返してしまったが、タイ人が観光客としてやってくるのだろうか。

今まで一度も見たことがないけど。


アゼム宮殿へと続く道は、昔の建物が良く残っていて、
なかなか風情があった。


表通りと違い、人通りも少ないので歩くのも楽だ。


宮殿は細い路地の一角にひっそりとたたずんでいた。
中はさすが、かつてこの地を治めていた人物の住まいだけあり、
豪華な装飾が施されており、なかなか見ごたえがあった。


特に内装がすばらしく、細かい模様がそこらじゅうを埋め尽くしていた。
調子に乗ってパシャパシャ写真を撮っていると、
いつの間にかそばにいた係りの人に「ノー」と叱られた。
庭は撮ってもいいらしいが、部屋内はダメらしい。


写真を撮らないように見張るためなのかどうか、
おじさんはその後、ずっと私たちについてまわって案内してくれた。
そして、最後に庭に咲いていた花をもぎり、ユリ渡してニコリと笑った。



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アゼム宮殿の中庭


宮殿を一通り堪能すると、水車を観にいった。
ハマには水車がいくつもあり、一番大きなものはアル・モハンメディーエというらしい。


どれほど大きな水車なのだろうと期待して行ったが、思ったほど大きくはなかった。
おまけに、オロンテス川の水はほとんど流れておらず、
水車の隣のレストランは、ラマダン中のためか営業していない。
せっかくの名所もなんだか残念なことになっていた。


今でも現役で活躍しているという水車だが、本当に回ることはあるのだろうか。
それとも夏季休業中なのか。


結構遠くまで歩いたわりに大したことなかったので、しょんぼり歩いていたのだが、
しかし、思わぬところでハッピーになることがあった。


ずっと探していた酒屋をついに発見した!


すぐさま店内に入り、ビールはないかと尋ねると、
そこには様々な種類のビールが売られていた。


歓喜しながら物色する。


シリア産のビールを探したが、シリアでは作っていないのか、
どこにも見当たらない。すべて輸入もののようだった。
トルコのエフェスビールもあった。


どれにしようか迷いながら、4本ほど購入した。
アルコールが10%のビールも試してみることにした。


おかげさまで、帰り道はウキウキ気分になった。(yo)



pandabeer
ヨルダン産のパンダビール。かわいい顔してストロング。なんかどこかのマークに似てますが。。
アルコール10%のビール初体験の感想は「ビールはやっぱり5%がいい。」

ゴーストタウン



gohosttown


日没後、大体7時前から8時30分くらいの間、
町には人がほとんどいなくなる。


夕暮れまで買い物客で賑わっていた店も、
まるで場末の商店街のように一斉にシャッターが下ろされ、
昼間、あんなに車でごった返していた通りも、
この時間帯になると嘘のようにがらんとしてしまう。


ほんとうに、みんなどこかへ消えてしまったのではないかと思うくらい、
誰もいない。


なんだか不気味だ。


しかし、その静寂も決して長くはない。


8時頃から、アザーンが響きはじめると、徐々に活気を取り戻し、
9時頃になると、町は再び元の賑わいで一杯になる。


町がゴーストタウンと化している間、
おそらく、それぞれの家庭では、
その日はじめてのごちそうを楽しんでいるのだろう。


日常の中のほんの束の間の出来事だが、
日本とは異なる生活習慣にはやはり驚かされる。(yo)



aribaba1
ラマダン中の人々を横目に6時30分頃にアリババレストランで食事。
チキンとフライドポテト。マヨネーズは酸っぱい



aribaba2
ひき肉とラザニアのようなものをタヒーナで和えたもの。
ホブス、サラダ付きでどちらも100ポンド(約240円)。

ところで、ラマダン中レストランの人は味見とかしているのだろうか

ハマロール

ハマには、ハマ名物の通称ハマロールというお菓子がある。


以前、同じホテルに泊まっていた日本人と一緒に、
夜の町を徘徊している時、
それは是非食べてみたいということになって、
あるお菓子屋に入った事があった。


ユリがお菓子屋の親父に「ハマロールありますか?」と聞くと、
「これだ。」と教えてくれたので、1キロ150ポンドで購入し、
ホテルに帰り、他の日本人と一緒にみんなで食べた。


みんなは、「これがハマロールか、思っていたのと違うなぁ」と言いつつ、
パシャパシャ写真とか撮ったりしていた。
実は私もちょっと疑っていたのだが、お店の人が言うのだから、
やっぱり、ハマロールで間違いないんだろうなぁ。と思っていた。


だがしかし、後で何気にガイドブックを見ていると、
そのお菓子が写真付きで紹介されているのを発見し、愕然とする。


それは、ハマロールなんかではなく、ワルバートというお菓子だった。


あらためて、ネットで確認してみると、
ワルバートとは見た目が明らかに違う代物だった。


そして今日、本物のハマロールを見つけて、
買って食べてみたところ、白くてモチモチしており、
甘さ控えめでおいしかった。


甘すぎてちょっとしつこいワルバートとは、やはり全然違う。


あの親父いいかげんなこと言いやがって。


あの時のみなさんすみません。
これが本当のハマロールです。(yo)



hamaroll
ハマ名物ハマロール。

30ポンド(約72円)本名はハラートジェブンというらしい

ハマにて ビザ延長


daitoryo
シリアでは大統領の肖像をいたるところで目にする


エントリービザでシリアに滞在できるのは、15日間。


それより、長く滞在しようと思うと、
各地のイミグレーションオフィスで延長手続きをしなければいけない。


そろそろ私たちにもタイムリミットが近づいてきた。


当初は長く滞在するつもりはなかったのだが、
トルコからやってきた人の話を聞いていると、
思っていたよりも物価が高くなっていた。
そこで急遽、トルコ滞在の期間を大幅に短縮し、
シリアとヨルダンにあてることにしたのである。


ホテルからイミグレーションオフィスまでは、歩いて30分ほどの距離。
緩やかな坂を上り、モスクを過ぎたあたりにPASSPORT OFFICEと書かれた建物があった。


右側の一番奥の部屋に案内され、
ビザの延長をしたいと言うと、職員はまず、
「後どれくらいハマにいるんだ?」と聞いてきた。
「分からないけど、3、4日くらいです。」と答えると、
「アレッポでも出来るから、そっちでやれば?」と言う。
「いや、でも後4日ほどで有効期限が切れるんですが」と言っても、
「4日後、アレッポでやればいいじゃないか。簡単にできるよ。」と、
なぜか、ハマでの申請を頑なに拒まれた。


そんなに面倒くさいのか?


なおも食い下がり、
「ハマでどうしても延長しないといけないのです。」と言っても、
「今日はダメだ。明日は休みだから2日後来い。」とまったく埒が明かない。
「なんで、今日はダメなのだ?」と聞くと、
「ホテルのペーパーが必要だ」と言ってきた。
(アラブ発音のため、ベイバー、ベイバーというので何のことやら理解するのに、5分くらいかかる。)


ペーパー?なんだそれは?所在確認用だろうか?


「住所確認用なら名刺がある。」と、ホテルの名刺を見せても、それではダメらしい。
「これをホテルの人に見せて、書いてもらって来い。」
と、アラビア語で何やら書いた紙を渡された。
「これを持ってきたら今日でもできるのか?」と聞くと、オッケーということだった。


まったく、それならそうと早く言えばいいものを。


再び歩いてホテルまで戻った。


ホテルに戻り、さっそくフロントで紙を見せると、やっぱりそれは、
私たちが、このホテルにいつからいつまで泊まっているのかを証明するための書類だった。


メモ用紙にアラビア語で書いてもらった。


ちゃんとした書式があるのかと思ったが、なんでもいいようである。
サインもいらないようなので、アラビア語で書いてあればいいのかもしれない。


ちょっと疲れたのでしばらく休憩し、再びオフィスへ向かう。


また歩いて行くのが億劫なので、今度はバスを利用することにした。
1人6ポンド(約14円)だった。はじめてお釣りに1ポンド硬貨を受け取った。


再びのオフィス。職員にペーパーを見せると、ようやく手続きに応じてくれた。


後は待つだけだなと、椅子に座っていると、
「ちょっと来い」と呼ばれた。


なんだ?と思っていると、「これとこれをコピーしてこい。」という。


えっ?セルフサービス?


だが、ここは素直に従うしかない。
「どこでコピーできるのですか?」と聞くと、建物の端の部屋を指さされた。


指示された部屋に行き、「コピーして来いと言われました」と言うと、
「ダメだ」という返事が返ってきた。


どうやら故障しているらしい。


困っていると、「前に商店があるからそこでやれ。」と言う。


結局、1枚5ポンド(約12円)自腹で計7枚コピーする羽目になった。


コピー屋には同じように指示されたらしい人たちが、
次々にコピーをしにやってきていた。そういうシステムなのだろうか。


しかし、大きいオフィスなのにコピー機が一台しかないのはどうかと思う。


オフィスに戻ってコピーをしてきた書類を渡す。
すると、さらに「これも。2枚。」と追加された。


嫌がらせですか。


そういうのは最初に言って欲しい。
「これで最後か?」と念を押して再びコピー屋に駆け込んだ。


戻ると、職員はさらに「これも。」と言いかけたが、
「嘘、嘘。冗談だよーん。」と笑った。


コノヤロー。


その後も別の部署へ名前を入力しに行かされたり、
署長のような人のところにサインをもらいに行かされたりと、
さんざんこき使われることとなった。


確かに面倒くさい手続きだった。
まさか、自分たちも働かされることになるとは。


きっと、ダマスカスやアレッポだと全部やってくれるのに違いない。


歩き方の情報とは違い、ハマでのビザ代は1人35ポンド(約84円)+コピー代。
写真は4枚必要だった。(yo)

チキンカレー


ningyotachi


昨日の夕食用に買った、
チキンの丸焼き270ポンド(約648円)が残っていたので、
スーパーでスパイスを調達し、今日はチキンカレーに挑戦。



chikinoyaji
チキン屋のおっちゃんはNECのテレビを指差すと、

ジャパングーと言って親指を突き出した


相変わらずキッチンでこそこそ作っていると、
ホテルの従業員がやってきた。


冷蔵庫に何かを入れた後、
「なんか、おいしそうなもの作ってますね」と、
彼は鍋を覗いて言った。


そして去り際、あっそうそうといった風に振り返って、
「外に匂いが漏れるので、料理するときはドアを閉めてください。」
と、扉を叩きながら合図した。


そういえば世間はラマダン中だった。
気をつけないと。


ちょっと味が薄かったけど、
やはり、肉があるのとないのとでは、
全然スープの味が違う。


ご飯は残念ながら焦がしてしまった。


この間はうまく炊けたと喜んでいたのだが、
やっぱりタイミングが難しい。(yo)



kare
やや味が薄かったがカレーと言えばカレーと言えなくもないです