いってみよう! 夫婦で GO!GO! 世界一周。 -23ページ目

ラマダン明け 私は下痢


ramdanake


気づけばもう10月、日本ではいつの間にか首相が交代していた。
そういえば、確か去年の今頃も同じような事になっていたような。


そろそろ肌寒くなってきた頃、シリアではラマダンが終わった。


ラマダンが終わった。


今日からは日中でも、はばかることなく飲食が出来る。


そして、街は束の間の休息に入った。
いつもは忙しそうにしている店も、
今日は一斉にシャッターが閉まり、まるで正月のような静けさがある。


しかし、一方でレストランやみやげ物屋、メインストリートの店などは、
観光客や地元の人相手にいつも以上の賑わいをみせていた。


普段はそれほどでもない紅茶問屋の前には、
この日ばかりはトルコの観光客が土産にするのか、
かなりの客が群がっており、通行が困難な状態だった。


アロウダホテルもトルコ人の団体で一杯。
レセプションにはトルコ語で「満室」の張り紙がしてあった。



manshitu


昨日に引き続き、街はラマダン明けに一斉に休みをとるという、
トルコ人の一団で溢れかえっていた。


それにしても、道行く人はほんとうにみんな楽しそうである。
いつにもまして、「ウェルカム」と声をかけられる。


昨日までは日中ご法度だったソフトクリームも、
今日からは、大人も子供も食べ歩き放題。


歩きタバコもし放題。


シャワルマ屋も大変繁盛していた。


そんな中、なぜか私はお腹を壊す。


街中が食事制限が無くなった喜びで溢れているというのに、
腹痛で、何も食べたくなくなった。(yo)


ラマダンの終わりに

ちょうど1ヶ月続いたラマダンもいよいよ今日で終わる。
明日から4日間の連休ということで、街はいつにもまして活気づいていた。


いつもはタクシーや地元の人の車で一杯の道路も、
今日は旅行用と思われる小型のワゴンで埋め尽くされている。


トルコからの観光客もさっそくやってきたようで、
街中には、スカーフを被っていない女性の姿も目立つ。
今までスカーフを被り、髪や肌を露出させてない女性や、
頭からつま先まで全身真っ黒の女性ばかり目にしていたので、
急に人種が入れ替わったようなこの光景は、やけに新鮮。


路上の洋服屋にもたくさんの人だかりができている。
みんな新しい服で、ラマダンが明けたことを祝うのだという。


街中が浮かれた陽気に溢れているというのに、
しかし、私たちには一つの不安があった。


銀行って空いているのだろうか?


イランのおじさんに聞いてみると、「クローズド」だということだった。


「ATMは?」というと、「わからない。」という返事が返ってきた。


やばい。


このままでは、ホテル代が払えなくて、警察に突き出されることになるかもしれない。


ほとんど手持ちのシリアポンドがなくなっていたので、
急いでATMに向かった。


活気づく人ごみをかき分け、たどりついたATMは無常にも


「OUT OF SERVICE」。


3台も並んでいるのにすべて利用不可だった。


連休を前にして人々が押し寄せたためだろうか。


これはひょっとすると、ひょっとするかもしれない。


だがしかし、さすがに高級ホテルは大丈夫だろう。
少し考えて、シェラトンホテルに向かった。


回転ドアをくぐり、ショッピングアーケード内へと急ぐ。


幸いにもATMは生きていた。


でも、良く見ると張り紙が。嫌な予感がする。


慎重に書かれた英文を読んでみると、、、


「只今メンテナンス中のため、外国のクレジットカードは使えません」


オーマイガッ。


一応カードを入れて試してみたが、やっぱり使えない。


「なんで使えないのだ。」
フロントに行って聞いてみたが、代わりに外にあるさっきのATMを教えられた。
だからそこは「OUT OF SERVICE」なんだってば。


ああ、一体どこでお金をゲットできるのだろう。


ここでふと、郵便局の隣にもあったのを思い出した。


一縷の望みをかけて、郵便局へ急ぐ。
カードを挿入すると、問題なく現金が出てきた。


良かったぁ。


随分と歩かされたが、とりあえずこれで一安心。
でも、明日からは使えなくなるかもしれない。
念のため、すこし大めに引き出しておいた。(yo)


後日、日が変わってATMの前を通ると普通に使えるようだった。
何もそんなに焦る必要はなかったわけでした。。


misterchicken
昨日のスパイスポイ捨て事件の後、ごちそうになって気になっていた
ミスターチキンを夕食に。シリアのケンタッキー。

ホブス、ポテトつきで1セット175ポンド(約420円)



aboam
アンマール(左)とアブーディ(右)の似顔絵
そろそろアレッポを去る日が近づいてきた。明日から休みのようなので、
今までお世話になったサーメルたちのところへ別れの挨拶に行く。ユリが二人の似顔絵を描いて渡した。
二人はすごく喜んでくれたが、サーメル曰く、「アブーディはあんまり似てないね。」
サーメルにはたくさん写真をあげた。自分の似顔絵がないので気にするかなと思ったが、
「俺には、写真があるからいいもんね。」とやっぱりちょっと拗ねていた。



harab
アラビア語で「ハラブ」、日本語で「歯愛」
漢字を書くとすごく喜ばれたので、私はアレッポのアラビア語名であるハラブを
漢字とアラビア語をミックスさせて、毛筆した。歯医者にちなんで、歯愛(ハラブ)。
意味を教えるとアブーディとアンマールはオオーと喜んでいたが、
サーメルは、「フーン」といった様子でいまいち良く分かっていなかった。残念。

ない!


nikuya

josei

いつにもまして市場は買い物客で大賑わい


lumen
アラビア語で「ルメーン」というこのフルーツはすっぱくておいしい。
無数の種のまわりに果実がついていて、種ごと食べる



omochauri
路上のおもちゃ売り。
中国製の口から舌が飛び出す人形は、なかなか人気で人が群がっていた


アロウダホテルは、値段のわりになかなか設備も良く、
それだけで十分満足していたのだが、なんと掃除もきちんとしてくれた。


掃除をしてくれるホテルなんて、おそらくタイ以来ではないだろうか。


あの中東一と名高いハマのリアドホテルでさえ、
10日ほど泊まった中でも、ただの一度も部屋の掃除はしてくれなかった。


外出先から帰って来て、
いつの間にか部屋がきれいになっていた時はびっくりして、
思わず「スゲー」と叫んでしまった。


昨日もやっぱり掃除をしてくれ、
乱れていたベッドはきちんと整えられ、ゴミも捨てられて、
散らかり放題だった部屋はすっかりきれいになっていた。


と、ここまでは良かったのだが、今日。
明日終わるラマダンを前にかなりの賑わいを見せるスークから帰ると、
夜ご飯はスークで調達した野菜を使って自炊することにした。
そのままヨウヘイはネットカフェに行ったのでその間に作りはじめる。


野菜を茹でて最後に味付けしよう。
ハマで買ったスパイスなどの調味料を探すが、、、、、



ない。



確かに昨日まで棚の上に置いてたんやけど。


もしかして!!


あの袋のなかにはスパイスだけではなく、日本から持ってきた醤油やふりかけ、
インスタントの味噌汁、ティーパックなど大事なものが詰め込まれてたのに。


まさかと思い色んな場所を探すがやっぱり見当たらない。


レセプションに駆け込みホテルのおじさんに言っても英語ができないので全く通じない。


一緒に来て!!と部屋まで連れて行くとおじさんはトイレットペーパーを持ってきた。



・・・・・・。



手振り身振りで何とか伝えると、「あーあー」と言って、おじさんは一言。



「それは捨てたよ。」



がーん。ショック。



仕方ないので、今日の分の調味料だけ買いにスーパーへ走った。


ネットカフェから帰ってきたヨウヘイに、捨てられてしまった事を伝えると、
かなりのショックを受けたようで、すぐにレセプションに飛んでいった。


なかなか帰ってこないので見に行ったら、ホテルのおじさんとお客さんが、
2人でラマダン明けの食事を食べようとしているとこに、お邪魔したようだった。


もうヨウヘイも英語が通じないと思ったらしく、
「あの袋はどこにもっていったんや。捨てたんか?」と日本語になっていた。


おじさんたちは食事をはじめるのを止めて、
「まぁまぁ、落ち着け。これでも飲め」とコーラを出してくれチキンも渡そうとする。
ラマダンで1日中、飲食我慢してたのに、先に私たちに勧めるなんて。
なんて優しいんだろうか、、、。


ヨウヘイは「食べ物でごまかそうとするな!」と喚きながら、
頑として、受け取ろうとしなかったが。


そして話し合いの結果、スパイス代を払ってもらうということでまとまった。
「もうこの話は終わり!」ということで、
せっかく勧めて貰っているチキンを受け取り、二人でありがたく頂いた。


お客さんのおじさんはちょっとだけ英語ができるので、
その人に通訳してもらいながらアラビア語を教えてもらったり、日本語を教えてあげたりした。
「アイラブユーは日本語でどういうの?」と聞かれてたので、「あいしてるよ。」と教えてあげると、
二人とも「あいしてるよ!」と凄い自然な日本語で何度も言うので、爆笑してしまった。


調味料や日本食が捨てられたのはめっちゃっショックやったけど、
おかげで楽しい時間が過ごせたのでした。(yuri)

中国製


syawalma
とあるサンドイッチ屋でシャワルマを買うと珍しく、キレイに盛り付けされていた



昨日買った中国製のコイル2号だが、
2回ほど湯を沸かすと、、、、



いきなり壊れました。



ふざけんな!中国製!



熱さでプラスチック部分が溶けてしまい、さらには漏電する始末。
お湯を沸かしている間、金属部分や水に手が触れようものなら、
瞬間。ビリビリっときて、下手すりゃ感電死である。


プラスチックとコイルの間にやや隙間が出来ていたのが、
気になっていたが、まさかそれが原因だろうか。



koil2b
プラスチック部分が溶け、非常に危険な状態のコイル2号



昨日、買った店に取り替えてもらおうと押しかけた。


ラマダン終了直後のためか、店の扉は閉まっていた。
しばらく待っても開く気配がなかったので、交換してもらうのは諦めて、
開いていた隣の店で新たに購入することにした。


店には40ポンドのさらに安いものが置いてあった。
店の親父はやはり50ポンドの方がグッドだと言っていたが、
どうせまたすぐ壊れるかもしれないので、40ポンドのものを試してみることにした。



店から出ると、さっきまで閉まっていた昨日の店の扉が開いていた。
すかさず店内に駆け込み、
「昨日、買ったこのコイル。2回使って、このざまですよ」と、
無残な姿を見せながらいうと、親父は別に驚いた風でもなく、
アラビア語で使い方のレクチャーをはじめた。


どうやら、長い時間付けっぱなしにしておくと、壊れるようである。
そうは言っても、以前ベトナムで買った初代コイル1号は、
長時間繋げてても全然壊れず、ラーメンを作っても、ご飯を炊いても平気だったというのに。


しかしここで「そうですか。壊れやすいのですか。」と納得するわけには行かない。


はじめは何を言っているか良く分かっていなかった親父も、
私の必死のジェスチャーが功を奏したのか、
ついに壊れたコイルを新品と交換してもらうことに成功した。


帰ってさっそく、今度は40ポンドの安い方、コイル3号を使ってみた。
はじめは順調だったが、またしばらく使っていると。。。



急にビリッときた。



またもや漏電している!



こんな危険な製品を作るなんて。なんなんだ一体。


ボッタクられて5ドルで買ったベトナムのコイル1号は、5ヶ月も持ったのに対し、
1ドルほどの中国製コイルはわずか1日で使用不可。


今にして思えば、ベトナム製コイルは十分5ドル以上の働きをしてくれたのだった。(yo)



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やや割安なコイル3号もすぐに使用不可になってしまった。
私が思うにこの中国製のものたちは電流が高すぎるのではないだろうか。500ワットと書いてある。
ベトナムの1号と比べると一瞬にしてお湯が沸くのだが、一度に大量のエネルギーを放出する分、壊れ易いのかもしれない。
後日もっとワット数の低いものはないかと店の親父に聞いたが、ないようだった。
日本でもこのタイプのコイルは売っているそうだが、値段はなんと3000円。
やはりデリケートな商品らしい。3000円も払ってすぐに壊れられたりしたら悲しすぎる。
修理代も同じく3000円ということだった。

こうなると、そこまでして使うメリットはあるのか?と疑わしくなってくる。

雨上がりのおっさん


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アルメニア人地区の教会


雨だ。


昨日を境に急に空模様が怪しくなった。
降ったりやんだりを繰り返している。


先日、長らく愛用していたベトナム製のコイルヒーターが、
ついにご臨終されたので、新しいものを買いに街へと繰り出す。



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ベトナムで買ったコイル1号は焦がしてしまって無残な姿に



アラビア語で「サファーマ」というらしい。


3軒ほどまわって、ようやく売っている店にたどり着いた。


中国製の立派なコイルヒーター、その名も「COFFE HEATER」は、
一つ50ポンド(約120円)だった。


ベトナムでは約5ドルで買った。やはりボッタクられていたのか。



koil2
街の電気屋で購入したコイル2号。中国製の500ワット。
プラスチック部分とヒーター部分にできているわずかな隙間が気になるが。。。。



無事用事も済ませ、街を散策する。アレッポ駅まで行ってみた。
駅前はかなりの賑わいを見せているのかと思いきや、
店もあまりなく、ひっそりと物寂しげな雰囲気が漂っていた。


がっかりして、早々に駅を立ち去り、公園を通ってホテルまで帰った。



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公園のまわりの柵にはなぜかハイジが!



公園というものは、大抵子づれの家族や恋人たちやジョギングする人たちのものと、
相場が決まっているようなものだが、ここアレッポの公園はおっさんたちのものだった。


歩いているのもおっさんばかりだし、
数あるベンチに腰掛けているのも、やはりおっさんだった。


あっちのベンチにも、おっさん。
こっちのベンチにも、おっさん。
おっさん。おっさん。おっさん。どこを見てもおっさんばかり。


たまに家族づれやカップルなどもいるが、おっさんたちに比べれば、その数はマイノリティである。


ベンチには一人で座っているおっさんもいるが、大抵は友達同士で仲良く腰掛けている。
おしゃべりしながら、楽しそうに過ごしている。
お互いの手を握りながら見詰め合っているのを見ると、さすがにぎょっとするが、
シリアのおっさんたちにとっては、スキンシップなんて当たり前のことなのだった。


夜、サーメルのところに行くと、マーヘルがやってきた。
マーヘルは私の顔を見るなり、
「木曜日。ビール飲むって言ってたのに。どうしてこなかったんだ!」と言い放った。
「いやいや。私はちゃんと8時にここに来たよ。」と言うと、
どうやらマーヘルは自分の家で待っていたらしい。


私はなんども「8時にここにくる。」と伝えたつもりだったのだが、
ぜんぜん話が通じていなかったのだった。


アラビア語しかしゃべれないマーヘルでも、結構話が出来るものだと思っていたが、
やはり、言葉の壁はそう薄くはないようである。(yo)