【キャンプ概要】
王冠プライズ合格に向けた、ありがたきエッセンスを頂戴できます!
担当講師は此処の若きエース、今季の甲信越予選でも全日本行きを決めたMassakey先生
ワタクシが参加したのは「第3回キャンプ」で、初日が10名(定員)、2日目が8名という班構成でした
なお、本キャンプは常設レッスンとは違って「特講」扱いになっているため、通常はオプションとなっているビデオ撮影&ミーティングが最初からセットになっております
ちなみに、
此処ん家の講習は一部のデモや廃刊となったジャーナル等が好んで多用する「複雑怪奇」・「超難解」・「特定の者向け」といった情報発信は行わず、相当ハイレベルの内容であっても誰しもが理解できる言葉等々で提供頂けるのがありがたいところかと思います(本来、それがアタリマエなんですけどね)
【やったコト&頂いたアドバイス】
◇やったコト
初日で2名の方がお帰りになるという話だったのでロングとショートを1日で凝縮(通常は1日単位毎でミッチリ)、2日目は「左太郎」でコブ
内容については、
ワタクシにとっては「とぉ~っても」貴重な糧なので、アドバイスへの対応策を含めて此処での公開は控え 『 ひみちゅ扱い 』 とさせて頂きます!。
◇滑りへのアドバイス
その多くは「左右均等のターンを刻むため」のもの、以前のワタクシに比べたら指摘点も少なくなりました(嬉
- 全体を通じて -
・舵取り時、切り替え時とも「胸が起きる」時があるので、そこは 『 最大限 』 注意!!
・足首のブロッキングが緩むシーンが「時々」見受けられる
・上体の構えには「懐の深さ」が必須、ただし、背筋をピンと張ると実現できない
・スキーが身体の後ろから出てくる感覚が、これもまた必須(コブ滑りは除く)
・切り替えでは膝と顔が近づく感覚を可及的速やかに構築すること
- ロングターン -
・右足外脚時のターン(左ターン)で上体を引っ張るため右ターンで身体が「開く」のを注意
⇒これがターンの切り替えで左腕が上がる、強いては「1テンポ遅れる」原因かなと推測
⇒反面、右腕の巻き込み癖は指摘されなくなりました(常設レッスンでのアドバイスが効いた?)
ー ショートターン -
・ワタクシのは「カービングショート」のため(内足のエッジが立ちすぎ)、急斜面の対応が厳しい
・緩中斜面での板さばきはそれで良いが、切り替えで「もう1エッセンス」加えると更にGood
⇒ショートはストックワーク&内足の操作と併せて「実は」2通りのパターンがある
⇒多くの滑り手はナショデモの滑りを追いかけ過ぎている(「形」を追い求めてしまっている)
ー コブ滑り -
・制動のための脚伸展より「別のエッセンス」の方に重きを置くよう
・ストックワークを含めて基本的な動作は習得しているように感じるので、後は 『 固雪 』 対応
⇒これまで指摘されていた「突いたストック置き去り現象」については言及なし
⇒PIS-LAB等オフトレでの練習が身についた(かも)
【総括】
このキャンプには毎年参加しておりますが、
やはり今年も「目からウロコ」でした
とりわけ!、全日本を舞台に戦っているMassakey先生が「ご自身の練習の中で気づいた点」、あるいは「長野県所属のNo.1ナショデモから授かったアドバイス」を我々参加者にも惜しみなく提供頂けるので、同じスキー操作をするにしても 『 ほほー、そういったアプローチもあったのですね!! 』 と、毎度斬新な気持ちになれますし、「新たな気づき」をもららせてくれる、、、、それが、このステップアップキャンプを受講する醍醐味だとワタクシは思っています
正直、今季 『 も 』 お受検に臨まねばならない相方の御守がなければ、全ての回に参加したいところです(来季はかなうかな??)
【Kightキャンプ最終日に合流】
今回の行程は相方も同行しておりましたが、彼女はKightキャンプに参加しておりました。
ただ、ワタクシもこのキャンプ参加者と同じ宿に泊まらせてもらっていた関係上、また、3日目を自主練にあてて完全スルーするのは「些かマズイ」ので合流させて頂いた次第です。(最終日の講習はAMが「左太郎」でのコブ、PMが「通称:開きモン」でした)
コブ滑りでは皆さんのお手本になるような滑りを示すこともなく「我が道」を突き進みましたが、開きモン(プルボ、プルパラ展開、横滑り展開、シュテム)では、先に資格持ちとなった者としての「お手本的滑り」を提供することができたのではないかなと思います。(参考までに、以下に動画と演技ポイントをお届けします)
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-プルークボーゲン-
「滑走性が高い滑り」が求められているようですが、基本的には昔の検定種目にあった 『 捻り要素の 』 とか 『 トップ&テール 』 とかと同じものであり、スキーの真ん中に乗って回旋操作を行っていくものです
この種目での注意点は、舵取り・切り替えといった運動局面の中において「重心の位置を両脚のセンターに維持し続けること」と、スタートからフィニッシュで「スキーのプルーク形状をキープし続けること」です
演技上のポイントは、切り替えでは 『 必ず両脚を伸展させてニュートラルに戻ること 』 ただそれだけ
⇒外脚のみ伸展させると「腰から上の部分が外傾」してしまいます
⇒外脚を伸展させながら回旋させるのは基本中の基本なので演技ポイントに値しません
なお、滑走中に足首のブロッキング(特に内脚)が緩むと切り替えでプルーク形状が崩れ双方の脚が寄ってしまいますので注意してください。
万が一、このブロッキングが上手くできない方は 『 腿を思い切り絞り続けて 』 演技すれば、「余計な動きが制約されるため」とりあえず失敗しません
【ワタクシの滑り】
腿の絞り込みまでは行っておりませんが、この演技で「押さえるべきところ」はキッチリ押さえているかと思います、特に、片斜面で滑っているにも関わらず左右均等なターン弧を描けてたところは上手くいったように思います
-シュテムターン-
この種目での注意点は、脚を開き出すタイミングを「迷わないこと」です
普段の滑りで「こちら側は乗れないな」いう感触を持っている方は、開き出しを「探りながら」やっているように思っています
演技上のポイントは、あくまでも 『 パラレルターンの運動リズムを踏襲し 』 & 『 切り替えがたまたま開きだしだった 』 という構成で滑ることです
そのためには上下動を活用して、舵取りと切り替えという運動局面の差を明確に区分することが必要かと思います
⇒板の反発力に助けてもらう部分が大きいです
⇒開き出しは「ニュートラルに戻った際には完了している」ことが大事です
【ワタクシの滑り】
上記で述べていることをそのまま反映できていると思いますが、ワタクシの中でも「パラレルターンで滑っている」という認識しかありません、脚の開き出しは舵取りで曲がっていた脚を伸ばしていけば自動的に行われるものと整理しています(そのため、開き出しの形状も、その時のスピードと斜度によって常に変化する感じです)
ただ、引き寄せのタイミングが遅い演技を求められる場合は、各々の運動局面における動きは意識的に行うようにしています
-横滑りの展開-
この種目での注意点は、失敗しやすい小回り部分について「横滑りをしている時間帯を多くとる」ことと、「切り替えは必ずパラレル操作で行う」ことです
演技上のポイントは、切り替えで落差をとるために 『 抜重を伴う重心移動を慌てない 』 ただそれだけ
⇒重心移動を急激に行うと「その場ピボット」になってしまいます
⇒当然、大回りと小回りでは動く早さは異なります
なお、バッジテスト1級や準指検定ではセーフ判定となる「横滑り時の切れ上がり(※)」は、正指検定の場合 『 1発でアウト! 』 だそうです
※これが出ると横滑りではなく「ターン」と判定されます
※脚の回旋や上体のブロッキング不足からくるローテーションによって切れ上がってしまいます
また、スキーを操る位置も「板の前後左右ともに中央」であることが必要です、とりわけ小回り時に 『 腰の位置が回転内側にシフトしてしまう 』 とエッジが立ちすぎてフォールラインに向かって落ちていくことが難しくなってしまうので注意が必要です
【ワタクシの滑り】
小回りでのハンドワークに特徴があるように感じとれますが、これは「コブ滑りのような内腕のブロッキングを使うまでも無い」と判断しているため、横方向にセットさせる格好で演技しました(要すれば、身体がローテーションしなければ良い訳です)
-滑走プルークからパラレルの展開-
この種目での注意点は、ターンの質変化を「急激にやらないこと」です
演技上のポイントは、スタンス幅の変化を 『 切り替え時(ニュートラル)』 にやること、これに尽きます
⇒プルークから一気にパラレルにすると「発展していく」流れを伝えられません
⇒滑走中にスタンス変化をもたせるのは案外難しく、演技もしにくいと思います
⇒パラレル操作になっていくにつれ、ターンスペースを縦目にしていくと演技しやすいです
【ワタクシの滑り】
6ターン構成としましたので、最初のプルボ2ターンは身体(両脚)の中央ではなく、内脚寄りにポジショニングしています(左右の角付け角も異なっているのが見て取れるかと)、よってスタンス変化も3段階になる訳ですが、全体の流れの中で「プルークからパラレルまで自然に変化させた」という雰囲気が伝わるよう丁寧に滑ったつもりです
なお、ターンスペースの変化はさせませんでしたが、バランスやスピード保持という観点から申せば「棘の道」的な演技方法なので余りお勧めしません
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反面、
先生から出されるオーダーに対してその場で応えられる「引き出しの数」がまだ多くない相方は、この開きモンでちょっと悩んでいたご様子。
それは、前回の神立でワタクシが出した「OK」に対してリセットをかけてしまったような状況、悪く申せば、ここまで積み上げてきたものが崩れ去るかのごとく☆いわゆる 『 元の木阿弥 』 ってヤツでした。←相方は周囲のヒトや言葉に惑わされやすいタイプ
それなので、講習終了後の小一時間は「神立レッスンのおさらい」と「開きモンでダメ出しを喰らう原因の解説」に明け暮れましたが、例によって、ワタクシに対して「機嫌を悪くする」いうか 『 ブンむくれて 』 おりましたっけ、ウチの相方さんはサ。(怒りや憤りを向ける方向がたぶん違うぞ!>笑)
【食事で挑戦してくる宿:北栄館】
Kight先生ご指定のお宿さんがコチラなのですが、とにかく食事に特徴があり、その品数の多さは正に 『 挑戦的 』 (笑。
テーブルセットされている状態でも「わぁ、凄い豪華~☆」いう数なんですが、そこから2~3品追加で出てきます☆で、そのどれもが 『 美味い 』 ときてるので、完食した日には「も、腹パンパン」。←当然、お米も野菜も美味い、何でも女将さんが食事にこだわってるんだとか
ワタクシ、
今季の研修会で投宿した鹿沢国民休暇村の食事を「ヤバイ」と称しましたが、此処ん家の食事も確実にヤバイと思います!。
これで宿泊代はリーズナブルなので、ナンボ家族とその親族で経営してるいうても 『 利益率 』 が心配になってきます☆とはいえ、リピーターに愛され続けて長いこと経営してるんで、そこには「何らかの深いノウハウ」があるのかも知れませんけどね。(素人が知ってはいけない世界?)
決して高級料理ではありませんが 『 お袋さんが作る暖かい家庭料理をこれでもか! 』 と提供してくれるのが、ここ「北栄館」さんなのでありまする~。
※菅平(泊まったことのない大松エリアを除く)の中でも「5本の指」に入ると思います
※毎年「テククラ・コラボキャンプ」を開催している、YousaさんやSattolさんらも投宿してました
⇒もちろん挨拶したし、お二人ともワシん事覚えていてくれました(嬉
⇒Yousaさんにいたっては「滑り見てましたよ」とのお声がけも(爆汗;
※お風呂は「3人入ればギューギュー」なため、ピーク時間をずらす必要ありです
⇒20時過ぎれば独り占め、お湯は熱めなれど超快適!!
⇒シャンプー、コンディショナー、ボディソープの「3点セット」完備
⇒浴室は掃除が行き届いていて綺麗&お湯も常時循環させててエエ感じ
じゃ、今日はこんなトコで
またお会いしましょ☆しーはいるっっっ!!
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