SKI日誌2018-WS第13弾:我が家的直前特講in木島平!(2/17-18) | 滑り屋本舗 ☆ 雪がある限りはSKIに行こか~♪

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Skiは「おバカ」、機械モンは「おタク」、文書表現能力は「ナッシング」のワタクシが
日々の出来事をユル~く綴ってます。
参考になるようなネタは皆無なので、『アホやね~♪』とか『ぷぷぷぷっ!』 と笑い
飛ばしながら読んでちょーだいませ。

相方のお受検対策、その最終仕上げを行うため木島平に行ってきました!。

実はウチの相方、木曜日に菅平SSのSakkulayレッスンを受けていたのですが、どうにも調子を崩すいいますか、頭ん中がグチャグチャになってしまったようで「プルークボーゲンが判らなくなった」と宣う始末。
まあ、今回の木島平行きは当初から最終仕上げのつもりだったので、ワタクシからしてみれば項目が1つ増えただけですが「迷える子羊ちゃん」を救うため、はい☆何とかしてきました!!。

【初日】
「雪ゴン降りの極寒」いう状況の下、レッスン開始!。

これは11時の状況☆余りにも降るので避難ちう

プルークボーゲンで悩んでいるということは「全ての滑りにおいて影響している可能性が大きい」と判断したため、先ずは、この滑りの構造からリビルド。
また、この機会をとらえて「上下動(ストレッチング操作)の正しい使い方」をレクチャーしました。

-やったコト-
全ての滑りに共通する操作ポイントについてリビルドしました

・胸を張るように構えてはいけない、腰を張るように構えてもいけない
 ⇒前傾角が浅い構え(ポジション)だと舵取りで沈み込む際「尻を落とす動き」となる=『 後傾 』
 ⇒前傾角を取っても意識が背骨部分に集中すると「尻を突き出す動き」になりがち=『 後傾 』
 ⇒重要なのは「傾けた背骨をその角度をキープしつつ上下動させる」こと
  (ピンポイントの荷重ではなく「面荷重」)
 ⇒その際、身体のどこを「支点」とするのか?、その時ブーツの中では何が起きているのか?


・足首のブロッキングを忘れることがあってはいけない
 ⇒ターン切り替え時にはスキーが身体の前に位置するため「大概は」緩んでしまう
 ⇒荷重時には外足側は何とかキープし続けるものの、内足側は簡単に緩んでしまう
 ⇒ブロッキングが出来ている時と出来ていない時の「滑りの違い」を体感する(重さや安定感)
 ⇒上記2つのシチュエーションで、双方のスキーが「どのように動くか」も確認する
 ⇒エッジングの感覚も検証する(面でとらえる感覚が構築されるか?)


-与えたカンフル剤(詳細は「企業秘密」)-
 ・コブ滑りを除き、「猫背で」滑ること
 ・足首ブロッキングの簡単なやり方(別パターンも伝授、パターンは都合3つある)

これら要素を踏まえ、この日はプルークファーレンやプルークボーゲンという基本的な滑りのリビルドを集中的に行いました。(降雪による視界不良で滑走距離も稼げなかったし)
終盤ではパラレルターンの基本的な滑りまで発展させ、本日練習してきた事、それからワタクシが伝えた事がプルークボーゲンからパラレルターンまで脈々と繋がっていることを学習・刷り込んでもらって終了。(も、この時点で相方の滑りは変わりました)


これらの練習における大きなポイントは、
『 脚の長さを変えるための正しい操作を身につけることが出来る 』 これに尽きます!。


ストレッチング操作にしろベンディング操作にしろ、スキーにおいて舵取りと切り替えを行う際には、脚の長さは必然的に変わりますが、比較的多く見られる失敗例の代表として「腿が寝てしまう」とか、「切り替えで重心を前に移動させようとして上体を突っ込んでしまう」というものがあります。

そして、こうした問題を抱えている滑り手の多くに共通している原因が 『 胸や腰を張りながらの前後運動 』『 足首のブロッキング未完 』 のようにワタクシは感じております。
 ⇒指導者等が「SKIの動きは前後運動」と口酸っぱくいうのも1つの要因かもね
 ⇒「脛の角度を大きく変えてはダメ」いうのが呪縛になっているのかも知れませんね
 ⇒胸や腰を張った前傾姿勢で前後運動をやったらどうなるか鏡の前でやってみて下さい
 ⇒ブーツを履いてSKIの上で上下動した時「足裏感覚」がどう変化するか試してみて下さい
 ⇒同じく、上記の状態で脛の角度がどれほど変わってしまうのか確認してみて下さい


ワタクシは「猫背」と「足首のブロッキング」が上手くいけば、上記で述べた失敗は起こりにくい、、、というより「制約を受けた中での動き」となるので間違えようが無いと考えております。(あくまでもワタクシの持論)
ちなみに、例えスタート前に足首をグッと入れることが出来たとしても、いざ漕ぎ出して滑り出した瞬間「いとも簡単に」緩みますので、お試しあれ!(笑。

【2日目】
本番で使われる検定コートを巡り、それぞれの種目をさらいながら、ここでも「カンフル剤の重要性」をアドバイス。
レクチャーは、それぞれの種目における「修正ポイントとそれへの対処方法」それから、「演技ポイント(ジャッジの着眼点)」に重きを置き、さらには見栄えのする演技の終え方(フィニッシュターンのやり方)なども伝授しました。

※動画を全部貼るとページを喰うのでURLだけ☆いちお、お受験全種目分あります(コブ滑りは撮影せず)
https://youtu.be/VkrT6w05ra4
https://youtu.be/h3fd7G8CDfM
https://youtu.be/GswuhfHQyBs
https://youtu.be/I1m09llciQY
https://youtu.be/GcB44BVCT0s
https://youtu.be/eHe6Zmuu3IU
https://youtu.be/ac42pFobVY8

また、ちょうど良いタイミングで10名ほどの団体さんがプルークボーゲンの練習に勤しんでいたので、相方には「構え方と足首のブロッキング」に着目してもらいながらコレを見学。
各自がスタートする際に、ワタクシが 『 こういう滑りになるよ 』 と予測したとおりの結果をもたらせてくれたので、カンフル剤の効果を確認・再学習する絶好の試験台(※)になったように思います。
※引率講師のうち1名はアウト、講習生でOKかなと感じたのは2名のみ(大甘な判定があると良いね>爆)

前日に比べたら「マシ」な天気



【総括】
今回、お受検の前週にも関わらず「お悩みモード」に突入していた相方ですが、ワタクシが投入した 『 カンフル剤 』 が功を奏したのか良い方向に収束できたようです。

相方から「もっと早くにカンフル剤もらえれば他のキャンプでも自信を持って臨めたんに!」と叱られましたが、ま、ワタクシ自身、このカンフル剤の「実際の働かせ方と効果」を確証できたのはステップアップキャンプ参加後だったので、そこはお許し下され-いうことで(笑。

それでも、ギリギリ間に合ったかなとは思いますし、実際、この2日間で相方の滑りは大きく・良い方向に変わりましたので、後は、このカンフル剤の効果を本番で発揮してくれれば「合格」という結果が付いてくるように思います。

ここまでを振り返ると、師匠であるワタクシとしても、相方の滑りに対してOKを出す際に「確たる自信も無く&漫然とした程度のもの」しか出していなかったように感じております☆つまりは「目が出来きっていなかった」そのように思っている次第です。

今回相方に伝えたカンフル剤は「全ての滑りに繋がる特効剤」でもあり、「全ての滑りにおける根幹部分」でもあるようにワタクシはとらえているので、実際に自分が滑る場合でも、また、ヒトの滑りを見させてもらう場合でも 『 ソレが出来ていれば失敗するリスクを避けられる 』 『 ソレが出来ていれば先ず大丈夫 』 いう判断基準になってくれたように思います。


【今回のお宿】
今回投宿したのは、第6ロマンスリフトを降りてすぐのところにある「オーベルジュ・グルーピー」さん、ランチで 『 まんぷくハンバーグ 』 を提供している店、あるいは店前に巨大オコジョのぬいぐるみを置いている店といえば、「ああ、アソコね」と判るはず。

お部屋も広く・綺麗、お風呂も大小つの「家族風呂対応(貸し切れる)」、乾燥室の機能も十二分とスキー宿として必要な要素をキッチリ押さえておりました。

圧巻だったのは「美味い」「凄い」と評判の食事。
夕食にしても朝飯にしても「う、うわあぁぁぁぁぁ!!」と驚きの声が上がること間違いなし(笑。
※ワタクシの言葉にすると陳腐なものと化してしまうので、画像から雰囲気を味わって下さい

豪華な夕食の始まり~♡


ここからは朝食~♪




まあ、宿泊代は木島平の中でも「飛び抜けて」いると思いますが、 『 肩肘張らずに美味いモンを食いまくる 』 こと、それも 『 あたり一面は白銀の世界という非日常を満喫しながら 』 というシチュエーション下においては(周辺は原生林のため四季折々の味わいがあると思います)、多くの宿泊者が納得・満足すると思います。


【オマケ】
お宿も最高&特講も気持ちよく終わり「さ、風呂につかって帰りますか!」と意気込んだまでは良かったのですが、かまくらと化した愛車に乗り込んでエンジンキーを捻ったところ「ウンともスンともいわない」R32クン☆電圧計を見れば、なんとまあ 『 4.5V 』 (大汗;。

はい!、痛恨のバッテリー上がりでっす!!(ぐほっ。

早速保険会社のロードサービスにコール入れるも 『 日曜のため現着まで60~90分かかります 』 とのつれないお返事。
その時、ぼーぜんと立ち尽くしていたワタクシらを見かけたのか、この日の勤務を終えて帰路につき始めたスキー場スタッフさんから「ブースターかけて上げましょうか?」との 『 天の声 』 (めっちゃ嬉しかったよぅ)。

だがしかし!、
軽自動車に搭載されたバッテリーからのブースト程度では目覚めないウチのR32、そこで彼は「ピステン格納庫にチャージしたばかりのバッテリーがある」とソレを持ち出してくれ(感謝の言葉もありませぬ)、一縷の望みをかけてセルを回すワタクシ。

やはりダメでーす(涙。
車載状態、即ち、オルタネータの補助を受けた状況下ではなくバッテリー単体状態のため、ブースターケーブル接続状態で11.8V・セルを回して10.8Vと、エンジンの初爆が起こる規定電圧に達しません。彼は更に「急速充電器あるので使いますか?」とお声がけしてくれたのですが、これ以上迷惑をかけることも出来ないのでロードサービスを選択☆見知らぬワタクシ達のためにここまで尽力してくれたことに深々と頭を下げさせて頂きました。

最初のコールからちょうど90分、ロードサーズスさんのブースト処理によって1発で目覚めてくれたR32クン。(専用ツールを使ったけど、どんだけ大パワーなんじゃろ?)その後はエンジン回転数を可能な限り落とさず&トイレ休憩やコンビニ買い出しでもエンジンかけっ放しで自宅に直行したのでありまする。

思えば、駐車場に車を留めた際、ドア警告ブザーが鳴ったのですが(ライト点けっぱのままドアオープンすると鳴るアレな)、完全消灯してドアを閉めると鳴らなかったので「そのまま」としましたが、どうやら、ドアロック機構にトラブルが発生していたらしく(※)トリガーが入ったままだったようです。
※荷物を積むためリヤハッチゲートのロックをエンジンキーで解錠したところ、キーを回す角度が異常に大きかった
※エンジン再始動後も、この部分だけはエンジンキー無線でコントロール出来ず(多分ここが犯人)
※この部分を機械的に施錠したまま自宅駐車場に一晩置いたところ、バッテリー上がりは再発せず(犯人確定)


(解説)
シリンダー部分の固定ねじが緩み通常どおりにロックできない→ECUは施錠信号を受信するもどこかのドアが閉まっていないと判断→ドアロックアクチュエータを作動させる信号を送り続けた→バッテリー昇天

という構図だと思います。
事実、ロードサービスを受ける前のブースト作業中、全てのドアロックアクチュエータから断続的な音が「カチャカチャ」発生しておりました(笑。

エンジンは再始動し、ある程度の充電も済みましたが1度昇天したバッテリーは完全復活しないので、速攻で新しいバッテリーを注文したのはいうまでもありません!!!。



じゃ、今日はこんなトコで
またお会いしましょ☆しーはいるっっ!!



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