SKI日誌2018-WS第14弾:相方の「本番!!」前編(2/22-25) | 滑り屋本舗 ☆ 雪がある限りはSKIに行こか~♪

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Skiは「おバカ」、機械モンは「おタク」、文書表現能力は「ナッシング」のワタクシが
日々の出来事をユル~く綴ってます。
参考になるようなネタは皆無なので、『アホやね~♪』とか『ぷぷぷぷっ!』 と笑い
飛ばしながら読んでちょーだいませ。

この週末、相方のお受検が行われましたので、師匠として&サポーターとして同行して参りました。

この地は佐渡で初放鳥した「トキ」の1羽が訪れた稀有な場所







◇2/22(本番前日)
今回も前日入りし、検定コートを確認しながらの最終調整。
とりわけ、入念に下調べと滑走を重ねたのは不整地小回りが行われる「検定コートD」でしたね~。

滑走レーンが5つ構築されていたので、相方のリズムが合わない4番目と5番目(スタート位置から見て左から順に)以外についてをグルグルバター!。

悩みに悩み抜いた相方ですが、どうやら「1番目を行こう」と決めたようです。
-1番目-
 幅約3m、ターンスペース4m程度のバンクラインで「1番人気」
 5&6ターン目でトラップ(削り込まれた崖で「ガクン」となる)があるもののリズム取りは一番楽
 1番人気だったためリフト営業時頃には 『 ホレホレのエグエグ 』 と化しました
 (このワタクシでさえ降りるのに一苦労する「難癖コブ」に豹変)

-2番目-
 高齢お受検生向けの、いわゆる「エスケープ・ゾーン」

-3番目-
 コース中央あたりからレーンが無くなる感じのため演技するのが難しそう

-4番目-
 最後の5ターン分、ピッチがいきなり速くなる「嫌らしい」設定

-5番目-
 ピッチは速いもののリズムは最後まで一定、ただし結構深め
 2番人気だったため、ここも 『 ホレホレのエグエグ 』 と化してました

こ~んな感じでしたが、何れのレーンも受検生&コーチ・サポーターに滑りまくられたため、朝一の段階に比べれると難易度が「どーん」とアップ。(プライズの検定コート並み)

転倒者やコースアウトも続出するようになってしまったため、皆さんから 『 潰してほしいよね~ 』 いう声が次々上がっておりましたし、実際問題、ワタクシも「このままじゃ検定会にならない」と感じましたね。。。。

本日の昼ご飯処
ワンプレートランチ:平日限定~♡
お夕飯:バイキングじゃないとこんなに豪華








◇2/23検定会初日

翌朝のご飯まで豪華
良い天気、まるで検定日和??


午前9時から村長さんを迎えての開校式後、10時から理論検定。
ワタクシはホテルの部屋で待機しておりましたが、戻ってきた受検生は一様にしてお顔真っ青☆相方も合否判定基準となる「正解率60%を取れた自信が全く無い」と嘆いておりました……。(試験問題を見ましたが、確かに難しく「時間をかけて広く勉強していない者」にはヤバそうな感じ)

今回の挨拶は「スキーを知ってる人からの」って感じでした
昼飯はコチラを部屋で!、見た目に反して味は良かった





実技検定は13時から。
6班構成(一班あたり45名、第5・第6班は44名)によるローテーション方式で各検定コートを巡ります!。



-第1種目:滑走プルークからパラレルへの展開(Bコート)-

28番スタート
この種目は、名前に「ターン」という言葉が使われておりません。つまり、ジャッジが見るところはソコではないことを物語っております。
具体的な演技要素としては、スキーの形状変化とスタンスの変化を見せること、これに尽きます。

相方は22日の現地確認で打ち立てた「7回転」パターンの戦略(※)どおりに滑ってくれましたが、基礎パラレルに発展させた部分で脚の完全同調を明確に表現できず(内脚外エッジ操作の不足)、その後に続く密脚パラレルにイキナリ展開したように見て取れたので、ワタクシ的には「79」でしたけれどもジャッジは 『 80 』 を出してくれたと思います
※前日に6回転パターンで試走したところ、ゴール手前で演技が終わってしまうことから7回転パターン、それも、1回転目は「ど真ん中にポジショニングするプルーク」で行くよう戦略を変更しました(現地を確認に来た検定員らも7回転で滑っておりました)
※最初の1~2回転を「ど真ん中プルーク」で演技するのは、どうやら各地で行われた養成講習会で受講生に伝達されていたようです
※そのため、最初の回転から内脚側にポジショニングした受検生に対しては一様に「×」を付けたと講評で言うてました


この種目、「何となくリズムを変えた」「発展段階が急激過ぎ」「舵取りと切り替えの運動要素が無く腿が寝たまま」いうんが多いのは相変わらず、いいますか 『 不変 』 なので見ていて楽しいですね
なお、どうやらこの種目は「プルパラ展開」と呼称されているようです(確かに、正式名称だと長いからね>笑)





-第2種目:総合滑走(Cコート)-

23番スタート
厳しくない斜面、いうよりユルユルの斜面だったので「多めに漕いでリズム変化はコート中央、フィニッシュも真ん中に座っている主任検定員にアピールするように!」と指示したのですが、 『 リズム変化は左端&そこから最後のシメを検定員から遠ざかるように演技 』 してくれましたので(指示無視)、ワタクシ的には 『 79 』 でした

要因としては、10m程上げられていたゴールラインを見落とし「多めに漕げ」と指示したワタクシの采配ミスに尽きると思いますが、全体の滑走スピードを高めに維持できていただけに勿体ないことをしました
また、22日の段階でリズム変化をショートからミドルに変更させたのも(※)、相方にとっては「いつもどおり」では無かったのかも知れません
※ハンドワークを活用しないショートだったため「ストック使ってね」とアドバイスしたところ、 『 タコ踊り 』 となってしまったので封印
※ミドルターンのハンドワークは見られる感じだった(縦のスペースを余分に使うけど仕方ナシ)






-第3種目:横滑りの展開(Aコート)-

17番スタート
この種目も、名前に「ターン」という言葉が使われておりません。そればかりか、『 ターンした瞬間に×判定を喰らう 』 危険性を秘めている、ややこしさがあります。

相方ですが、『 ここから小回りに切り替えてねフラッグ 』 から下の演技は良かったですが、大回りの部分で「横滑りしてまっせ」いう感じがいつもより弱かった点が気になりました
とはいえ、ワタクシは基礎系種目に対しては完璧を求め過ぎるタイプなので 『 80 』 でも良いかも

この種目、「パラレル操作での切り替えが出来ない受検生」「小回りがターンになってしまう受検生」が未だに多く見受けられました
とはいえ、昨年の第3会場における教訓を踏まえてか、全体の底上げは確実に進んだように感じます
※バッヂ1級や準指検定では若干ターンしても目を瞑ってくれます
※要すれば「そこまでの完成度は求められていない」いうことです








検定会終了後、
明日行われる不整地小回り検定コートにおいて、受検生のみによる 『 インスペクションと称するデラがけ 』 が行われました。

皆さん、そらモウ必死!!


何れのレーンも「浅い楽ちんコブ」となり、とりわけ1番人気だった第1レーンもバンク壁の先端と落ち込み部分が相当スムーズとなったので、皆さん一安心した様子でしたよ~♪。(スタート順が早いと逆に演技しにくいレベル、ま、どーせ掘れるだろうケドね)

夕飯は「いつもの」バイキング☆2日目には飽きました



今回ココまで☆後編につづくっっっっ!!(爆



じゃ、今日はこんなトコで
またお会いしましょ☆しーはいるっっっ!!



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